16日夜に行われた世界野球｢プレミア１２｣の準々決勝、日本代表対プエルトリコ(ＴＢＳ系)の平均視聴率は18.6％(関東地区、ビデオリサーチ調べ)だったことが、17日わかった。
侍ジャパンの小久保裕紀監督(44)が17日、台湾・桃園球場での練習で打撃投手を務めた。19日の準決勝、韓国戦(東京ドーム)に向け、同監督は｢(先発の)大谷がゲームをつくってくれるのが(勝つための)条件になってくると思うが、その後の投手をどこでどうつなぐかもポイント｣と話した。
19日の韓国との準決勝で先発する侍ジャパンの大谷翔平投手(21＝北海道日本ハム)が17日、台湾・桃園球場で調整した。狭い東京ドームでの一戦については、チーム勝利だけを見据えた。
阪神は17日、高知・安芸での 1軍秋季キャンプを打ち上げた。一足先にキャンプ地を離れている金本知憲監督(47)が、来春のキャンプで若手を積極的に 1軍宜野座組に呼びたい考えを持っていることが判明。練習試合で超異例の“ビジターＮＯ”を打ち出していることも明らかになった。変革へのプロローグが終わった。わずか17日間、されど17日間。雨のため室内練習場での打ち上げとなったが、コーチ陣やスタッフとハイタッチを交わす江越、中谷、北條ら若虎の充実した顔つきが、実りの秋の証だった。あいさつの徹底や“運動会”の実施など、金本監督は次々と斬新なアイデアを披露してきた。チルドレンの上積みが楽しみで仕方ない。若虎の鍛錬に、聖域はない。
藤浪晋太郎投手(21)が17日、高知・安芸市営球場で秋季キャンプを打ち上げた。藤浪晋太郎投手(21)が、右肩の炎症で１度もブルペン入りしないままキャンプを打ち上げた。ウエートトレーニングに励み、金本監督から直接指導もあって 1.5キロの増量に成功。今オフのノルマとしている体重95キロまであと 1.5キロとし、“２０勝ボディー”へ実りの秋となった。ウエートトレーニング中心の17日間。 3日には金本監督からスクワットのやり方などを直接教わり、12日には広島市内のジム｢アスリート｣代表の平岡洋二氏からトレーニングに関する講義も受けた。安芸では、岩崎ら他の先発候補が紅白戦などでアピールしたが、焦りはない。来季に向け、マイペース調整を強調。理想の肉体を手に入れ、 4年目の戦いに臨む。
来季のセットアッパー候補、歳内宏明投手(22)が高知・安芸キャンプ最後の紅白戦で猛アピールだ。紅組の 2番手として 4回から登板し、 2回 1安打無失点。キレのある直球で 3三振を奪った。金本知憲監督の｢拡大クローザー構想｣でも注目を集める若き右腕。来季の｢勝利の方程式｣入りへ、実りの秋となった。期待の背番号｢２６｣が二重丸の投球でキャンプのラスト登板を締めくくった。 3つの三振はすべてストレートで奪ったもの。球速は 140キロ前後だが、コース、キレは申し分なし。伸びのある直球は、やはり歳内の最大の武器だ。着実にステップアップしている実感がある。来季こそは殻を破る。期待たっぷりの秋だ。
阪神 1軍秋季キャンプ(17日、安芸タイガース球場) 高代延博ヘッドコーチ(61)は安芸キャンプＭＶＰに“ポスト鳥谷”と期待される来季 4年目の北條史也内野手(21)を挙げた。
阪神秋季 2軍キャンプが17日、鳴尾浜で全日程を終了した。掛布雅之 2軍監督(60)はキャンプＭＶＰに 9年目清水誉捕手(31)を指名。｢横田たち(若手)がやるのは当たり前。力が分かっている中堅だけど、清水はバッティングをよくしようと貪欲に取り組んでいた。去年開幕で能見と組んでめった打ちされて、(今季 1軍 0の)悔しさもあると思う。はい上がってもらいたいし、その気持ちを感じた｣と評価した。記事をまとめてみました。
16日夜に行われた世界野球｢プレミア１２｣の準々決勝、日本代表対プエルトリコ(ＴＢＳ系)の平均視聴率は18.6％(関東地区、ビデオリサーチ調べ)だったことが、17日わかった。
プエルトリコ戦は侍ジャパンのエース前田健太が 7回を 4安打無失点 7奪三振と見事なピッチング。打線も、右太ももの張りで欠場した“おかわり”こと中村剛也の代わりに 4番に入った筒香が 3安打。 9－ 3と快勝した。
平均視聴率は15日のベネズエラ戦で20％の大台に乗った。依然として好調をキープしている。準決勝は韓国戦で、19日夜に東京ドームで行われる。宿命のライバルとの対決だけに、かなりの数字が期待される。
打撃投手を務めた小久保裕紀監督は、嶋基宏捕手の大飛球を声を張り上げ見つめる＝台湾・桃園球場
侍ジャパンの小久保裕紀監督が17日、台湾・桃園球場での練習で打撃投手を務めた。
嶋、炭谷、中村悠を相手に約90球。｢このくらいは投げられるよ｣と話せば、炭谷も｢びっくりしましたけど、打ちやすかったですね｣と笑顔をみせた。
19日の準決勝、韓国戦(東京ドーム)に向け、同監督は｢(先発の)大谷がゲームをつくってくれるのが(勝つための)条件になってくると思うが、その後の投手をどこでどうつなぐかもポイント｣と話した。
練習中、菅野智之投手(手前)と談笑する大谷翔平投手＝台湾・桃園球場
19日の韓国との準決勝で先発する侍ジャパンの大谷翔平投手が17日、台湾・桃園球場で調整した。
ブルペン投球やランニングなど約 1時間半のメニューで備えた。開幕戦と同じ顔合わせとなったが｢せっかくここまで来たので、なんとかいい投球が出来るように頑張りたい｣と平常心を強調。狭い東京ドームでの一戦については｢どちらも条件は同じ。打たれても 1回、 1回、切っていけば問題ない。必ずゼロとは思っていない。味方の攻撃よりも１点でも少ない失点でいけば勝てる｣とチーム勝利だけを見据えた。
若手は沖縄でビシバシ鍛える。金本知憲監督の春季キャンプ改革プランが明らかになった＝高知・営安芸タイガース球場
阪神 1軍秋季キャンプ(17日、安芸タイガース球場)春も若虎ビシバシ！ 阪神は17日、高知・安芸での 1軍秋季キャンプを打ち上げた。一足先にキャンプ地を離れている金本知憲監督が、来春のキャンプで若手を積極的に 1軍宜野座組に呼びたい考えを持っていることが判明。練習試合で超異例の“ビジターＮＯ”を打ち出していることも明らかになった。
変革へのプロローグが終わった。わずか17日間、されど17日間。雨のため室内練習場での打ち上げとなったが、コーチ陣やスタッフとハイタッチを交わす江越、中谷、北條ら若虎の充実した顔つきが、実りの秋の証だった。
｢雨は多かったけど、選手はよく走ったし、明るく、厳しく…。いいキャンプを送れたんじゃないか。監督も明るいし、選手はやりやすかったと思う｣
春季キャンプを行う沖縄・宜野座。ビジターでの練習試合をやめ、ひたすらここで研鑽を積む
所用のため13日を最後に安芸から離れた金本監督に代わって、高代ヘッドコーチが総括。土佐から届く日々のうれしい報告に、指揮官は次なる青写真を描いていたことが分かった。
｢若い選手が多いから、できるだけ技術練習に費やしたい。実戦よりは基礎的なものをね。(若手は)できるだけ連れていきたい。ある程度、計算できる選手は安芸に置いていくかもしれない｣
来春のキャンプは 1軍が沖縄・宜野座、 2軍は高知・安芸で行われる見通し。調整を任せることができるベテランをあえて 2軍スタートさせ、今秋に兆しをみせた若虎たちに沖縄行きの航空券を手渡す。まさに“逆転キャンプ”で、再び鍛え上げるというわけだ。
｢たくさん振る。たくさんトレーニングする。キャンプなんだから｣
一本締めをする上本博紀内野手。17日間にわたるキャンプを打ち上げた＝高知・営安芸タイガース球場
さらなる改革プランも秘めていた。毎年、 2月中旬から始まる他球団との練習試合を“ビジターＮＯ”にしようというのだ。高代ヘッドが｢監督の考えではあるが、ヨソにいくのはやめようということ。(宜野座に)来てくれたらやるけど。試合に行って、帰ってというのは移動時間を考えるともったいない｣と力を込めた。
今春の沖縄での練習試合は 5試合。うちビジターは名護、浦添の 2試合。初戦は 2月11日の北海道日本ハム戦(名護)だった。野手は朝、宜野座で汗を流した後、移動開始。宜野座ＩＣから許田ＩＣまでの 9.2キロ、さらにそこから一般道 8キロをバスに揺られなければいけなかった。往復で 1時間以上かかり、試合後は周辺の幹線道路は観戦したファンらの車で大渋滞。まさに移動のための試合だった。
ソフトボールでキャッチボールをする藤浪晋太郎投手＝高知・営安芸タイガース球場
｢不合理なことはやめよう、と。その分、練習に充てられる。練習量も増える｣と高代ヘッド。
オープン戦は除くものの、あえて自ら遠征する必要はない。実戦での反応をみたい場合は紅白戦でも構わない。とにかく、練習、練習！ それだけ、伸びしろのある選手が多いということを、首脳陣が肌で感じているからに他ならない。
あいさつの徹底や“運動会”の実施など、金本監督は次々と斬新なアイデアを披露してきた。チルドレンの上積みが楽しみで仕方ない。若虎の鍛錬に、聖域はない。
安芸ドームでキャッチボールする藤浪晋太郎投手
藤浪晋太郎投手が17日、高知・安芸市営球場で秋季キャンプを打ち上げた。
右肩炎症のためブルペン投球を控え、ウエートトレーニングや走り込み中心のメニューに励んだ。｢しっかりトレーニングできて良かったです｣。充実感たっぷりの表情で大阪に戻った。
室内でダッシュをする藤浪晋太郎投手(手前)。ノースローも充実のキャンプとなった＝高知・営安芸タイガース球場
阪神 1軍秋季キャンプ(17日、安芸タイガース球場)鉄人効果や！！ 藤浪晋太郎投手が、右肩の炎症で１度もブルペン入りしないままキャンプを打ち上げた。ウエートトレーニングに励み、金本監督から直接指導もあって 1.5キロの増量に成功。今オフのノルマとしている体重95キロまであと 1.5キロとし、“２０勝ボディー”へ実りの秋となった。
充実した表情は安芸の雨模様とは対照的だった。投げられなくても収穫大。藤浪が手応えたっぷりにキャンプを打ち上げた。
｢しっかりとトレーニングができました。成果はシーズン前やシーズン中になって表れてくると思います｣
ダッシュをする藤浪晋太郎投手＝高知・営安芸タイガース球場
右肩の炎症のため、侍ジャパンを辞退。キャンプ中は１度もブルペン入りしなかった。その分、己の肉体をいじめ抜いた。ウエートトレーニング中心の17日間。 3日には金本監督からスクワットのやり方などを直接教わり、12日には広島市内のジム｢アスリート｣代表の平岡洋二氏からトレーニングに関する講義も受けた。
外が暗くなるまでウエートルームに閉じこもる日々。元々太りにくい体質で、｢(肉体は)そう簡単には変わらない｣と話したが、実際は増量に成功していた。キャンプ前に92キロだった体重は93.5キロに。指揮官が掲げる“マッチョ化計画”を見事に実行した。
岩貞祐太投手の方に手を置く藤浪晋太郎投手＝高知・営安芸タイガース球場
｢オフは95キロを最低ラインにしてやっていきたい｣
入団時86キロだったが、毎年 3キロずつ増えている。今オフもノルマは 3キロ増の95キロだが、秋季キャンプだけで早くも半分をクリアした形だ。今季自己最多の14勝をマークした右腕に対し、金本監督は｢別次元のものを求めたい｣と大きな期待を寄せ、20勝指令も出ている。そんな中での増量。“２０勝ボディー”の完成に着々と近づいている。｢オフも継続してやれたらいい。(テーマは)体作りに尽きます｣。筋トレ三昧のオフを過ごすつもりだ。
｢12月は体をしっかり休めたい。(春季キャンプが始まる) 2月 1日にベストな状態に持っていく必要はないと思っている。初日からブルペンで投げなくてもいい｣
安芸では、岩崎ら他の先発候補が紅白戦などでアピールしたが、焦りはない。来季に向け、マイペース調整を強調。理想の肉体を手に入れ、 4年目の戦いに臨む。
来季のセットアッパー候補、歳内宏明投手が高知・安芸キャンプ最後の紅白戦で猛アピールだ。紅組の 2番手として 4回から登板し、 2回 1安打無失点。キレのある直球で 3三振を奪った。金本知憲監督の｢拡大クローザー構想｣でも注目を集める若き右腕。来季の｢勝利の方程式｣入りへ、実りの秋となった。
期待の背番号｢２６｣が二重丸の投球でキャンプのラスト登板を締めくくった。この日、 1人目の打者森越を外角 139キロで見逃し三振。二死からは小豆畑を 3球で追い込み、 141キロで空振りの三振。続く 5回には一死から北條を外角 138キロで 2つ目の見逃し三振。北條のバットはピクリとも動かなかった。
｢今日はこのキャンプで一番良かった。見逃し三振を取れたのが良かったですね｣。 3つの三振はすべてストレートで奪ったもの。球速は 140キロ前後だが、コース、キレは申し分なし。伸びのある直球は、やはり歳内の最大の武器だ。
紅白戦の 4回裏白組一死、歳内宏明投手は岡崎の打球に反応しジャンプした＝高知・営安芸タイガース球場
進化した姿も見せた。香田投手コーチは｢彼にはフォーク(スプリット)もある。そこに持っていくために、スライダー、カーブでどうカウントを取るか｣と課題を挙げてきた。この日はカウントを整えるための球種として磨きをかけるスライダーを多投。投球の幅も広がりつつある。
新指揮官の思いを背中に感じる。金本監督はこれまで｢若手を使いながら呉昇桓も使うのが理想｣と発言。呉昇桓の残留を前提として、セーブ状況でも精神的に楽な展開であれば、歳内や松田を抑えとして抜てきしたいという思いを明かしている。来季は｢拡大クローザー構想｣の 1人として 9回のマウンドに立つ可能性もある。
｢今年は後半( 1軍に)いましたけど、勝ちパターンで投げることはできなかった。そこに入っていかないといけない｣。ベテラン安藤、福原の壁は厚い。だが、着実にステップアップしている実感がある。来季こそは殻を破る。期待たっぷりの秋だ。
打撃練習をする北條史也内野手＝高知・営安芸タイガース球場
阪神 1軍秋季キャンプ(17日、安芸タイガース球場) 高代延博ヘッドコーチは安芸キャンプＭＶＰに“ポスト鳥谷”と期待される来季 4年目の北條史也内野手を挙げた。
｢肩も強くなったし、プレーにちょっと余裕がでてきた。走塁も積極的だった。打撃も子供のスイングから大人のスイングになったね｣と走攻守、すべての部門での成長を認めた。
鳥谷は来季35歳シーズン。金本監督は｢まだ若い｣と奮起を促しつつ、後継者の出現を待ちわびている。｢鳥谷は(超えるには)高いハードルだけど、いつまでも差が縮まらないようではいかん｣と、さらなる奮起を求めた高代ヘッド。
北條も｢充実したキャンプを送れたと思う。ただ、鳥谷さんは実力もあるし、信頼されている選手。自分はまだまだなので、もっともっと頑張らないと｣と気合を入れ直した。
2軍秋季キャンプ打ち上げあいさつをした清水誉捕手に笑顔を見せる掛布雅之 2軍監督(右)＝鳴尾浜
阪神秋季 2軍キャンプが17日、鳴尾浜で全日程を終了した。
掛布雅之 2軍監督(60)はキャンプＭＶＰに 9年目清水誉捕手(31)を指名。｢横田たち(若手)がやるのは当たり前。力が分かっている中堅だけど、清水はバッティングをよくしようと貪欲に取り組んでいた。去年開幕で能見と組んでめった打ちされて、(今季 1軍 0の)悔しさもあると思う。はい上がってもらいたいし、その気持ちを感じた｣と評価した。
掛布 2軍監督から円陣の一本締めの音頭取りに指名された清水は、｢来年は掛布 2軍監督、金本監督のもと、全員で勝利の喜びを味わえるように頑張っていきましょう｣とあいさつ。｢今年は 1試合も出られなかった悔しさがある。10年目の来年は一番いい成績を残せるように、やってやろうという気持ちが強いです｣と、 1軍定着を誓った。
阪神も全日本に負けない様に頑張って欲しいですね。来シーズンこそ全員野球でファン皆が待ち望む｢二文字｣に向かって前進だ！
ガンバレ！阪神！我らのタイガース！勝利を掴め！
｢プレミア１２｣ 1次ラウンド順位表
準決勝トーナメント
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