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Channel: 阪神ファンの障碍(害)者アスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記
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藤浪「19勝します」金本監督“指令”に闘志!高橋聡、金本監督を男に!バーネット緊急調査!

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 藤浪晋太郎投手(21)が 9日、「金本指令」に応じる19勝の誓いだ。毎日放送ラジオの「MBSベースボールパーク みんなでホームイン!」に生出演。金本知憲監督(47)の伝言メッセージが流れると、背筋を伸ばして聞き入った。19勝以上はセ・リーグでは2003年井川慶(20勝)が最後。右腕では1999年の巨人上原浩治(20勝)以来出ておらず、阪神では1979年小林繁(22勝)以来、36年間も未到の領域。だがここでゲストの藪恵壹氏(47)が「今季の藤浪は14勝 7敗ですが、先発したチームの勝敗は19勝 9敗です」とフォロー。藤浪も力強くうなずいた。今季の 199回&防御率2.86を上回れば、ノルマ達成が見えてくる。肉体も金本式トレーニングで改造中で、投球を進化させる自信もある。監督には19勝のご褒美も聞いておいた方がよさそうだ。金本監督もできると信じたからこその“指令”。高いハードルを飛び越え、 4年目を迎える藤浪が虎の大黒柱になる。
 今季まで阪神に所属し、違法賭博を一部認めた呉昇桓(オ・スンファン)投手(33)が10日、検察から在宅起訴されると韓国メディアが報じた。これを受け、阪神の球団幹部は残留交渉を断念することを明らかにした。代役守護神の新外国人獲得に動き出す中、来季 4年目の藤浪晋太郎投手が10完投を目標に掲げた。呉昇桓不在という非常事態を迎えても、ブレない言葉がなんとも頼もしい。初めから救援陣をあてにしては、甘えが生まれる。真っさらなマウンドに立つ背番号「19」が、ゲームセットまでスポットライトを独占してみせる。
 大和外野手(28)が10日、MBSラジオ「みんなでホームイン!」に出演。来年 2月の沖縄・宜野座キャンプに外野用グラブを持参しない考えを明かした。広い芝生で輝いた守備を、黒土の上でも輝かせる。覚悟を持って、大和が主戦場を移す。
 アニキを男に! 中日からFA移籍した高橋聡文投手(32)が、日刊スポーツの取材に応じ「 1年目が勝負」と、危機感をにじませた。FA交渉中に電話口から聞こえた金本知憲監督の言葉に感動。新天地で一から競争に加わる覚悟を決めた。自ら厳しい環境に身を投じた左腕は、指揮官を胴上げすると誓った。金本監督自ら熱望して移籍が実現した。「期待外れ」では済まされない。ブルペンの中心で金本阪神を支える。
 高宮和也投手(34)が 9日、課題の右打者克服を誓った。移籍 3年目の今季は自己最多の52試合に登板。だが左へのワンポイントが大半で35回 2/3にとどまり、大幅アップかと思われた契約は倍増の3000万円でサインとなった。
 阪神と来季残留交渉中で不法賭博問題に揺れる呉昇桓投手が 9日、ソウル中央地検に召喚され、被疑者として 5時間近く、取り調べを受けたと母国韓国メディアが一斉に報じた。海外のカジノで暴力団関係者から巨額の金を借りた疑いがあり、聯合ニュースは呉昇桓が疑惑の一部を認めたと伝えた。起訴されれば阪神は交渉を打ち切る方針を示し、極めて厳しい情勢になってきた。報道によれば、午前 7時ごろに呉昇桓が弁護士とともにソウル中央地検に出頭し、 5時間近く取り調べを受けたという。数億ウォン(数千万円)のチップを借りたが、実際の賭博の回数と金額は多くないと主張しているという。複数の韓国メディアは検察が在宅起訴するか検討すると伝えており、その事実が確認された時点で呉昇桓との交渉を打ち切り、新外国人投手の獲得に向かう。双方とも交渉再開、合意の可能性を探っているが、徐々に決別へと傾いている。潔白が証明されれば、契約合意に向け交渉を再び進める方針を示した。ただ、時間的な制約がネックになる。検察は同じ容疑で韓国・サムスンを放出された林昌勇投手(39=元ヤクルト)と合わせて近日中に処罰するか方向性を定めるとも報じられた。
 新外国人ストッパーの獲得を検討している阪神が前ヤクルトのトニー・バーネット投手(32)の緊急調査に乗り出すことが 9日、分かった。呉昇桓が不法賭博容疑で取り調べを受け、交渉継続が困難な状況に陥っている。代役として今季、ヤクルトをリーグ優勝に導いた守護神の動向を探る。前日 8日に球団で会議を開き、米大リーグに在籍する投手を中心に前広島のヒース、前オリックスのマエストリら外国人投手をリストアップしたばかり。バーネットは大リーグ志向が強いとされるが、候補として急浮上してきた。
 国際サッカー連盟(FIFA)会長賞を日本人で初めて受賞した現役最年長のスポーツライター、賀川浩氏が阪神について綴る特別コラム「90歳と阪神」。第 2回は甲子園について。高校野球のメッカ、甲子園球場が代表格だが、昭和初期には欧州にも匹敵するスポーツセンターが存在した-。
記事をまとめてみました。

ラジオ番組でトークを繰り広げる藤浪
 ラジオ番組でトークを繰り広げる藤浪晋太郎投手。右は藪恵壹氏=大阪市北区毎日放送

 藤浪晋太郎投手が 9日、「金本指令」に応じる19勝の誓いだ。毎日放送ラジオの「MBSベースボールパーク みんなでホームイン!」に生出演。金本知憲監督の伝言メッセージが流れると、背筋を伸ばして聞き入った。
 金本監督:(来年のノルマは)19。背番号じゃないぞ。分かるよな。19勝しなさい。お前ならできる。経験も積んだと思う。来年は 4年目。大黒柱になってください。期待しています!
 声の出演だけでもNOと言えないド迫力。だが藤浪も「プレッシャーかかりますね」と苦笑いしながら、まったくひるまなかった。
 藤浪:監督に数字で言われるのは初めてです。でもそれだけ期待していただいているということ。勝ち数は運や巡り合わせもありますが、それぐらい勝てるように努力して頑張りたい。


録音出演で厳命した金本知憲監督
 「19勝しなさい」。金本知憲監督は録音出演で厳命した

 19勝以上はセ・リーグでは2003年井川慶(20勝)が最後。右腕では1999年の巨人上原浩治(20勝)以来出ておらず、阪神では1979年小林繁(22勝)以来、36年間も未到の領域。だがここでゲストの藪恵壹氏が「今季の藤浪は14勝 7敗ですが、先発したチームの勝敗は19勝 9敗です」とフォロー。藤浪も力強くうなずいた。
 藤浪:長いイニングを少ない点で抑えると勝つ要素が増える。(重視する)イニングを伸ばして、防御率を良くすれば、自然と19という数字に近づくと思う。
 今季の 199回&防御率2.86を上回れば、ノルマ達成が見えてくる。肉体も金本式トレーニングで改造中で、投球を進化させる自信もある。監督には19勝のご褒美も聞いておいた方がよさそうだ。


ラジオに生出演した藤浪晋太郎投手
 ラジオに生出演した藤浪晋太郎投手。指揮官の期待に応える覚悟を決めた=大阪市北区毎日放送

 藤浪晋太郎投手が 9日、大阪市内でMBSラジオ「MBSベースボールパーク みんなでホームイン!」に生出演。番組内で録音出演した金本知憲監督から「19勝しなさい」と指令を受けた。新指揮官から具体的な数字を言われたのは初めてという若きエースは「勝つための努力はしたい」と、自身の背番号と同じ勝ち星へ意欲をみせた。
 当然といわんばかりの口調だった。ラジオ番組に出演中の藤浪の耳に、金本監督の厳しいノルマを告げる声が届いた。視聴者プレゼントのキーワード「19」を発表した直後。右腕の背番号にかけたもの、と誰もが思ったが、指揮官の真意は違った。
 「(藤浪の)背番号じゃないよ。19勝しなさい。経験も積んだ。大黒柱になってください。期待しています」


MBSラジオに出演した藤浪晋太郎投手
 MBSラジオに出演した藤浪晋太郎投手。右は藪氏=大阪市北区毎日放送

 事前に収録されたものとはいえ、金本監督から具体的な数字を言われるのはこれが初めてだったという。生番組内でのサプライズ発表に「背番号と思ったので…」と思わず苦笑したが、すぐさま高い壁の向こうを見据えた。
 「(勝ち星は)運の要素も強いが、失点が少なく、イニングも伸ばせれば、自然と近づくと思います。そのあとに19勝がついてくればいい。そのへんが自分の努力すべきことです」
 今季は14勝 7敗、投球回は 199、防御率2.40という好成績を残したが、シーズン終了後に「右肩関節の炎症」と診断され、年内はノースロー調整だが、「今は、筋肉を大きくする時期。ガツガツ、トレーニングしています。キャンプには余裕で間に合うと思います」と力強い。強い向上心を持って進める来季への準備が、さらなる上積みを可能にする。
 「それだけ期待していただいている。勝つための努力はしたい」
 金本監督もできると信じたからこその“指令”。高いハードルを飛び越え、 4年目を迎える藤浪が虎の大黒柱になる。


MBSラジオに出演した藪氏、藤浪投手ら
 MBSラジオに出演した(前列左から)藪恵壹氏、藤浪晋太郎投手、(後列左から)近藤亨アナ、かみじょうたけし、市川いずみアナ=大阪市北区毎日放送

★自主トレ未定
 藤浪の今後の自主トレは流動的だ。「(広島の)前田さんともできないですし…。鳴尾浜も施設もあって、食事もとれますし、(他にも)探していいとこがあれば。未定ですね」。今年 1月に東京都内で合同自主トレを行った前田はポスティングを利用して、米大リーグ挑戦。炎症と診断された右肩の回復状態も見極めながら、“居場所”を探していく。
◆データBOX◆
 阪神投手でシーズン19勝以上は、2003年の井川慶(20勝)が最後。また右腕に限ると、1979年の小林繁(22勝)までさかのぼる。球団記録は、1964年にバッキーがマークした29勝。


 今季まで阪神に所属し、違法賭博を一部認めた呉昇桓投手が10日、検察から在宅起訴されると韓国メディアが報じた。これを受け、阪神の球団幹部は残留交渉を断念することを明らかにした。代役守護神の新外国人獲得に動き出す中、来季 4年目の藤浪晋太郎投手が10完投を目標に掲げた。
 安心してください、最後まで投げます! 絶対的守護神だった呉昇桓の来季残留が消滅。チームの根幹を揺るがす事態を救う筆頭候補はこの男だ。 1人で投げきる-。今季リーグトップの 7完投( 4完封)を記録し、高い完投能力を備える藤浪がほえた。
 「毎回、そのくらいの気持ちでやっていきたいと思います。(完投を)増やしたいし、(今季を)超えることができる数字でもある。頑張って投げたいですね」
 右腕が来季10完投を達成すれば、セ・リーグでは2005年に11完投の黒田(広島)、10完投の三浦(横浜)以来、11年ぶりとなる。


来季10完投を視界にとらえた藤浪晋太郎投手
 来季10完投を視界にとらえた藤浪晋太郎投手。絶対的守護神が抜けたのなら、最後まで自分が投げればいい

 「 2桁完投っていうのは、いろいろな投球の幅があればできないことはない。現実的でない数字ではない。自分自身、できる数字だと思います」と射程圏にとらえた。
 シーズン終了後に「右肩関節の炎症」と診断され、ノースロー調整を続ける中でもしっかりとパワーアップを図っている。上半身へのこだわりは「背中のうしろの筋肉」に重点的に意識を置く。その狙いは「けがしないためと、パフォーマンスを上げるため」。飛躍へつながると確信している。
 もちろん下半身も同時に強化中で、プロ入り 3年目のオフを迎えて「(筋トレの)やれるメニューも増えてきました。がっつりって感じでやっています」と“けがの功名”+経験をいかしている。
 呉昇桓不在という非常事態を迎えても、ブレない言葉がなんとも頼もしい。初めから救援陣をあてにしては、甘えが生まれる。真っさらなマウンドに立つ背番号「19」が、ゲームセットまでスポットライトを独占してみせる。


山田スタジアムのラジオ番組に出演した大和
 どっちが大和!? 大和に似ていると言われるお笑い芸人、山田スタジアム(左)のラジオ番組に出演した大和(右)。二塁一本で勝負

 大和外野手が10日、MBSラジオ「みんなでホームイン!」に出演。来年 2月の沖縄・宜野座キャンプに外野用グラブを持参しない考えを明かした。
 「金本監督が就任した 1週間後くらいに監督室へ呼ばれて『どっちにするんだ?』と聞かれた。『 2塁にします』と言いました。(持参するグラブは)内野用だけです」
 退路を断つ。2014年には外野手部門でゴールデングラブ賞に輝いたが“二兎を追う”よりも内野一本で勝負したい。秋季キャンプから継続して力強さを追い求めている打撃と、もともと定評のある内野守備に磨きをかける。
 次に目指すのは、菊池(広島)が 3年連続で獲得している 2塁での金色のグラブだ。「イメージもついているし誰もが認める選手。(自分も) 2塁で獲りたい。自主トレでも外野守備はしません」と力強く語った。
 広い芝生で輝いた守備を、黒土の上でも輝かせる。覚悟を持って、大和が主戦場を移す。

 アニキを男に! 中日からFA移籍した高橋聡文投手が、日刊スポーツの取材に応じ「 1年目が勝負」と、危機感をにじませた。FA交渉中に電話口から聞こえた金本知憲監督の言葉に感動。新天地で一から競争に加わる覚悟を決めた。自ら厳しい環境に身を投じた左腕は、指揮官を胴上げすると誓った。
 高橋の言葉から危機感が漂う。ライバルチームに請われて 3年契約という好待遇でFA移籍。無数のフラッシュを浴びた入団会見から 1週間が経過した。「ユニフォームを着てようやく実感が沸いた」と言うが、その表情に笑顔はない。
 「正直、 1年、 1年です。もちろん、来年が勝負だと思う。結果です。結果が必要になる」
 球界屈指の人気球団であるが故の厳しい目もある。移籍 1年目で仕事をしなければ、居場所がなくなる。それほどの思いで移籍を決断した。
 金本監督に吸い寄せられた。タテジマを着ると決意したのはわずか 3分間の電話。先月14日の交渉中に高野球団本部長が金本監督の電話番号をコールした。「体はどうなんだ?」。「一緒に頑張ろうや!」。親身になって語り掛ける言葉が、悩んでいた高橋の背中を押した。


笑顔を見せる高橋聡投手
 「山崎武司チャリティーゴルフコンペ」に参加し笑顔を見せる高橋聡投手

 「体のことも心配してくれていて、すべての言葉がうれしかった。やっぱり男気(おとこぎ)がある。そんな感じですよね。間違ったことは嫌いというか、筋を通すというか。そんな方だと思う。期待に応えたいという思いはやっぱりあります」
 注目度は増している。ストッパー呉昇桓の去就は不透明。守護神退団となった場合、 4年ぶり古巣復帰の藤川、経験がある福原らが抑え候補に挙がる。歳内、松田らイキのいい若手投手もいる。だが、状況次第では経験豊富な左腕に大役が回ってきても不思議ではない。高橋はその話題を自ら遮った。
 「正直、抑えがどうこう言う前に、開幕 1軍に入らないといけない。今はそんなこと言えないですよ。どこでも言われたところでとしか言えない。それまでにやることもたくさんある」
 金本監督自ら熱望して移籍が実現した。「期待外れ」では済まされない。ブルペンの中心で金本阪神を支える。

 高宮和也投手が 9日、課題の右打者克服を誓った。
 移籍 3年目の今季は自己最多の52試合に登板。だが左へのワンポイントが大半で35回 2/3にとどまり、大幅アップかと思われた契約は倍増の3000万円でサインとなった。「右も抑えてしっかり 1イニングいける投手になってほしいと言われました」。今季は筒香や川端を無安打に抑えるなど、対左が被打率 2割 3分 7厘 0本塁打に対し、右は山田に特大弾を浴びるなど 3割 1分 5厘 2本塁打と打ち込まれた。「シーズン中、使い始めたカーブで手応えをつかみかけています」。武器を磨いて変身する。

 阪神と来季残留交渉中で不法賭博問題に揺れる呉昇桓投手が 9日、ソウル中央地検に召喚され、被疑者として 5時間近く、取り調べを受けたと母国韓国メディアが一斉に報じた。海外のカジノで暴力団関係者から巨額の金を借りた疑いがあり、聯合ニュースは呉昇桓が疑惑の一部を認めたと伝えた。起訴されれば阪神は交渉を打ち切る方針を示し、極めて厳しい情勢になってきた。
  2年契約を終えて来季慰留交渉中だった呉昇桓の賭博容疑問題に揺れる阪神に再びショッキングなニュースが飛び込んできた。この日、海外での不法賭博事件の容疑者としてソウル中央地検に出頭。取り調べを受けて、容疑の一部を認めたと韓国メディアが報じた。
 報道によれば、午前 7時ごろに呉昇桓が弁護士とともにソウル中央地検に出頭し、 5時間近く取り調べを受けたという。「マカオのカジノに行ったのは事実だが、観光レベルだったし、常習賭博をしたのではない」と呉昇桓が述べたという、検察側のコメントも掲載。数億ウォン(数千万円)のチップを借りたが、実際の賭博の回数と金額は多くないと主張しているという。


韓国へ帰国する呉昇桓投手
 10月23日、韓国へ帰国する呉昇桓投手

 これを受けて阪神四藤球団社長は「(呉昇桓側から)報告はありましたけど、取り調べを受けましたということなんで。それだけですね」と、詳細は知らされていないことを明かした。その上で「うちのスタンスは基本、シロであれば問題ないというスタンス。全く法律違反していないと」と、潔白が証明されれば、契約合意に向け交渉を再び進める方針を示した。
 ただ、時間的な制約がネックになる。検察は同じ容疑で韓国・サムスンを放出された林昌勇投手と合わせて近日中に処罰するか方向性を定めるとも報じられた。一方で「 3、 4月までかかる」と予測する韓国筋もあり、有罪か、無罪か確定するまで先行きは不透明。来季戦力編成を急ぐ阪神は現実的には、期限を設け、判断する必要がある。呉昇桓側が起訴された時点で判断することはあるか、と問われた同球団社長はこう話した。
 「判断する必要はあると思います。刑が確定していないとしてもね。こちらの都合もある。リスクを負うことはできない。(新外国人投手の)調査は始めてます。いつでも動ける状態」
 複数の韓国メディアは検察が在宅起訴するか検討すると伝えており、その事実が確認された時点で呉昇桓との交渉を打ち切り、新外国人投手の獲得に向かう。双方とも交渉再開、合意の可能性を探っているが、徐々に決別へと傾いている。

 新外国人ストッパーの獲得を検討している阪神が前ヤクルトのトニー・バーネット投手の緊急調査に乗り出すことが 9日、分かった。呉昇桓が不法賭博容疑で取り調べを受け、交渉継続が困難な状況に陥っている。代役として今季、ヤクルトをリーグ優勝に導いた守護神の動向を探る。
 バーネットは 150キロ超の速球を武器に今季41セーブを挙げ、呉昇桓とセーブ王のタイトルを分け合った。今オフは大リーグ移籍を目指し、ポスティングシステムを利用したが実現せず。前日 8日、ヤクルトから自由契約となった。それでもメジャーの複数球団が関心を示しているという。
 阪神の球団首脳は「あくまでメジャーなのか、金額など条件面次第で日本でプレーする可能性があるのか、調べた方がいいということ」と説明する。前日 8日に球団で会議を開き、米大リーグに在籍する投手を中心に前広島のヒース、前オリックスのマエストリら外国人投手をリストアップしたばかり。バーネットは大リーグ志向が強いとされるが、候補として急浮上してきた。


甲子園駅上空から望む甲子園球場と鳴尾浜
 甲子園駅上空から望む阪神甲子園球場と鳴尾浜球場。かつては海までのすべてがスポーツ&レクリエーションゾーンだった

 国際サッカー連盟(FIFA)会長賞を日本人で初めて受賞した現役最年長のスポーツライター、賀川浩氏が阪神について綴る特別コラム「90歳と阪神」。第 2回は甲子園について。高校野球のメッカ、甲子園球場が代表格だが、昭和初期には欧州にも匹敵するスポーツセンターが存在した-。
 このころの甲子園は、阪神電鉄の甲子園駅のすぐ南側の野球場(甲子園球場)と、その南にスタンド付きのテニスメーンコート、スタンドのある水泳会場(甲子園水上競技場)が隣接し、広い道路を隔てた東側にはズラリとテニスコートが広がっていた。 100面コートと言われたこのテニスコート群の南に先述の南運動場、つまり陸上競技場があった。西側にコンクリート造りのスタンドを持ち、一周 500メートルのトラックと、その内側には芝生のフィールドがあって、サッカー、ラグビーのピッチに使われた。1929(昭和 4)年に完成した、この陸上競技とサッカー、ラグビーができる南運動場は、サッカーの東西対抗、関西学生リーグをはじめ、全国中学校蹴球選手権大会やラグビーの大会、ビッグゲームも行われた。そういえば私はニュージーランドチームのラグビーの試合をここで見たこともあり、中学校の兵庫県陸上競技大会を観戦したこともあった。この競技場の海側に阪神パークがつくられていたから、甲子園駅から南の海岸までは、スポーツ競技施設と阪神パークという遊園地も備えた大スポーツセンターであり、レクリエーションゾーンだった。


甲子園球場の南にあったテニスコート
 甲子園球場の南にあったテニスコート。常設のスタンド付きの立派な施設だった

 1940、41(昭和15、16)年頃、ぼつぼつ戦争の足音が近づいている時でも、日曜日の阪神電鉄三宮駅には白いズボンをはき、テニスラケットを抱えて甲子園に向かう人たちの姿が多く見られた。テニスはハイソサエティーのものではあったが、白いズボンとラケットは阪神という地域のステイタスを表していたかもしれない。
 甲子園南運動場のピッチは 500メートルトラックの内側だったから、東京の神宮競技場のピッチより広い感じで、芝生は長めだった。神戸には東遊園地という、よい芝生のグラウンドがあって、ここは短く刈ってあったので、私たちは中学生のころから、 2つの芝生のグラウンドの感触を知るという「ぜいたく」も味わった。中学 5年生(現在の高校 2年生)時の兵庫県大会で優勝したとき、私は 4試合で 6ゴールしたが、多くはダイレクト(ノーストップ)シュートだった。雨に濡れた深い芝生に浮いているボールはシュートしやすくて、急に上達したように思ったものだ。


テニスコート群の南にあった「南運動場」
 テニスコート群の南にあった「南運動場」。 500メートルトラックの内側のピッチでラグビーやサッカーの試合が行われた

 1970年から海外取材が増え、ヨーロッパのスポーツ施設の充実ぶりを知った。ドイツは戦争に敗れた後、平和国家としての社会政策でスポーツ施設を都市ごとに備えるようになり、その徹底ぶりに驚いたが、そのときにも昭和10年代の甲子園のスポーツ施設を思いだし、当時の阪神電鉄の関係者の気宇壮大に頭の下がる思いだった。
 大戦とその後の社会の大変動で甲子園のスポーツセンターの一部は消えたが、いまなお甲子園球場に先人とその後継者のスケールの大きさを知ることができる。
 2020年の東京オリンピックを迎える私たちにとって、かつて甲子園で見たスポーツセンターと、その施設のひとつひとつを思い起こし、歴史に学ぶこともまた大切だと思う。


 呉昇桓投手は要らないだろう。アニキのもとで来シーズンこそ全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって前進だ!
 ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!

順位表
 2015年順位表

対戦表
 2015年対戦表

クライマックスシリーズ ファイナルステージ
 クライマックスシリーズ ファイナルステージ

日本シリーズ 2015 日程
 日本シリーズ 2015 日程


「プレミア12」 1次ラウンド順位表
 「プレミア12」 1次ラウンド順位表

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