阪神春季キャンプ( 2日、沖縄・宜野座村)大砲育成への第一歩だ。金本知憲監督(47)が、 1軍キャンプに抜てきした高卒 3年目の横田慎太郎外野手(20)を“初指導”した。 1時間にわたって身ぶり手ぶりの密着アドバイス。目指させる｢ 3割40発｣への道のりは簡単ではないが、根気よく育て上げていく。自身の神髄を、惜しみなく叩き込む。横田を“超変革”させる。金本監督が20歳の若虎の育成計画に本格的に着手した。初めて屋外で行った午後のフリー打撃。75スイングでサク越え11も、ミスショットが目立った。ティー打撃をしているところへ歩み寄り、初指導を開始。バットを持ち、 3球の見本も。午後 2時30分からの特打では、まずロングティーに密着。フリー打撃に入ると横からiPadで撮影させ、映像を見せながらアドバイス。計 1時間に及ぶ熱い英才教育だった。世代交代と生え抜き大砲の育成。両方をかなえうる素材を、丹精込めて本物にする。鉄人監督の目が鋭くなった。
矢野燿大作戦兼バッテリーコーチ(47)が、ドラフト 2位・坂本誠志郎捕手(24＝明治大學)ら捕手陣にキャッチング指導を行った。競争心を高めながら基礎を徹底させて、正妻候補を鍛えあげる。全体練習終了後の個別メニュー。矢野作戦兼バッテリーコーチが岡崎、梅野、坂本にメスを入れた。南国らしからぬ冷たい風が吹く午後 3時半。カーブマシンの元に正妻候補たちを集めた。ポーンと弾かれた白球をひたすら受ける。単に受けるだけではなく、 1球 1球に意味を持たせた。いい音を立てたい、際どい球をストライクにとってもらえるように…。その気持ちが先走って、基礎を忘れてもらっては困る。体全体で捕球することでスローイングなど次の動作に移りやすい。ミスも減る。これが矢野コーチの教えだ。正妻不在はチームの克服課題。基礎を徹底的に叩き込み、育てあげる。矢野コーチの熱血教室はまだまだ続く。
藤浪晋太郎投手(21)が志願して、 2日連続で投内連係に参加。悪送球にファンブルと改めて課題が浮き彫りとなったが、午後には居残りでバント処理練習に取り組んだ。その真剣さに、鳥谷敬内野手(34)と福留孝介外野手(38)が飛び入り参加して、アドバイスを送った。居残りでバント処理のスローイング練習を行っていると、鳥谷＆福留が、救いの手を差し伸べてくれた。日も沈みかけ、静けさに包まれていた宜野座ドーム。白球をつかみ、振り向いて 2塁へ投げる練習を繰り返していた藤浪に、声がかけられた。帰ろうとしてカバンを背負っていた鳥谷、福留だ。鳥谷はグラブを出したり、ターンをする動作を実演。身ぶり手ぶりでコツを授けた。濃密な約10分間。藤浪がまた一段、階段を登った。周囲の力も借り、乗り越える。充実のキャンプを、 1歩ずつ進める。
マウロ・ゴメス内野手(31)が 2日、今キャンプ初の屋外フリー打撃を行い、35スイングでサク越え14発と快音を響かせた。入団３年目で、初めてキャンプ初日から参加しているＧ砲は、体を絞った効果もあってここ 2年とは一変といっていいハイペースの仕上がりぶり。視察に訪れた各球団スコアラーも警戒心を強めた。両翼98メートル、中堅 122メートルの宜野座村球場が小さく見える。屋外の初練習は、ゴメスのアーチショーで幕を開けた。雨が上がり、午後から今キャンプ初の屋外練習に。フリー打撃の最初に登場した。35スイングで 5連発を含む計14本のサク越えで、スタンドのファンから拍手を浴びた。昨季は打率 0.271、17本塁打、72打点とすべての面で成績を下げた。オフは母国・ドミニカ共和国で“超変革”に挑んだ。ランニングやダッシュで瞬発力を鍛え、体を絞った。昨秋の 125キロから 9キロ絞り、 116キロで沖縄入り。｢去年は重くてしんどいと思ったけど、 1年前に比べて動きが軽い｣と満足げだ。首位を走りながら失速し、 3位に泣いた昨季は思いだしたくもない。別人のように引き締まったゴメスが、Ｖへの原動力となる。
ネルソン・ぺレス外野手(28)が 2日、沖縄・宜野座キャンプに合流し、豪快な打撃を披露した。フリー打撃では怪力をアピール。 3連発で右翼をオーバーフェンスさせるなど、76スイングで13本の柵越えをマークした。伊藤隼太外野(26)手が右肩痛で帰阪したのにともなって前日 1日に緊急招集されていた。在籍 2年目の助っ人に注目が集まる。ハングリーさにあふれたドミニカンが、虎視眈々と牙を研ぐ。
新外国人マット・ヘイグ内野手(30＝ブルージェイズ)が 2日、宜野座キャンプで来日初の屋外フリー打撃に臨み、50スイング中、 4本の柵越えだった。
阪神春季キャンプ( 2日、高知・安芸)で掛布雅之 2軍監督(60)が、ドラフト 1位・高山俊外野手(22＝明治大學)にチーム史上初のトリプルスリー(打率 3割、30本塁打、30盗塁)の達成を期待した。右手首骨折の手術を受け、一部別メニュー調整が続くが、 3日にも屋外での打撃練習を再開する可能性も浮上した。大器の可能性に胸が高鳴った。掛布 2軍監督が高山に“トリプルスリー指令”だ。連日の指導は期待の表れだ。室内でのマシン打撃中、バットを握る際に伸ばしていた両手の人さし指を握らせた。明治大學時代、年々盗塁数を増やしてきた22歳は｢足は遅いほうじゃないので、生かせるものは生かしたい｣と自信ありで、この日のベースランニングでも俊敏性を発揮。さらに右手首骨折の手術後、最長となる約80メートルのキャッチボールも行った。金の卵の実戦出場の時期について｢20日が一つのメドと思っている｣と指揮官は明言した。20日に予定されている西武との練習試合(安芸)。“英才教育”の結果を披露する。
阪神電鉄は、阪神甲子園球場の内野席部分に｢ボックスシート｣と｢ブリーズペアシート｣の 2種類のシートを新設することを発表した。新シート設置に伴い、甲子園の座席数は 3月 5日以降、現在の 4万7541席から33席減の 4万7508席に変更される。記事をまとめてみました。
金本知憲監督(右)は横田慎太郎外野手(左)を密着指導する。“割れ”ができていない欠点を指摘した＝沖縄・宜野座キャンプ
阪神春季キャンプ大砲育成への第一歩だ。金本知憲監督が、 1軍キャンプに抜てきした高卒 3年目の横田慎太郎外野手(20)を“初指導”した。 1時間にわたって身ぶり手ぶりの密着アドバイス。目指させる｢ 3割40発｣への道のりは簡単ではないが、根気よく育て上げていく。
自身の神髄を、惜しみなく叩き込む。横田を“超変革”させる。金本監督が20歳の若虎の育成計画に本格的に着手した。
｢難しいね。時間かかるわ、彼は｣
真っ先に口をついた言葉は本音だろう。ただ、それは高い目標と期待の大きさの裏返し。昨秋の 2軍練習で初めて見て、｢ 3年かかって 3割10本にするより 5、 6年かけて 3割40本の選手にしたい｣とほれた逸材。｢長い目で、大きな心で接していく｣と続けた。
金本知憲監督(左)は自らバットを構えて横田慎太郎外野手(右)を指導する＝沖縄・宜野座キャンプ
初めて屋外で行った午後のフリー打撃。75スイングでサク越え11も、ミスショットが目立った。ティー打撃をしているところへ歩み寄り、初指導を開始。バットを持ち、 3球の見本も。午後 2時30分からの特打では、まずロングティーに密着。フリー打撃に入ると横からiPadで撮影させ、映像を見せながらアドバイス。計 1時間に及ぶ熱い英才教育だった。
｢テークバック、ステップまでの問題がある。ステップで、弓を引く感じが、まったく出ていない。“割れて”ない｣
右足(左打者の場合)を踏み込んだ瞬間、弓を引くようにグッとバットがトップに入る。この張り詰めた状態が“割れ”だ。指を離せば矢が勢いよく飛んでいく感覚。指揮官も現役時代、この感覚を素振りから強く意識して、練習を重ねた。
金本知憲監督(中)は濱中治コーチ(左)と横田慎太郎外野手(右)の打撃フォームを動画撮影して、改善点を指摘する＝沖縄・宜野座キャンプ
｢(今は)振るところにボールが来ないと打てない。そこを直せば、ちゃんと軸回転で回れているから｣
ロングティーで改善できても、フリー打撃で苦戦した横田は｢割れがないと言われました。(テークバックが)上に上がっていたので、横にと。真剣に取り組んでいかなければいけないです｣と表情を引き締めた。それでも特打は 186スイングでサク越え22。 1日計33発は、潜在能力の高さの表れだ。
｢迷うのは当たり前。迷路に入ってパニくるのもＯＫ。そこから生還したときには本当に自分のものになるから。誰もが通る道よ。ちょっとしたキッカケで、パッと覚醒するときもあるから｣。世代交代と生え抜き大砲の育成。両方をかなえうる素材を、丹精込めて本物にする。鉄人監督の目が鋭くなった。
◆横田 慎太郎(よこた・しんたろう)：外野手。1995(平成 7)年 6月 9日生まれ、20歳。鹿児島県出身。鹿児島実業高校では 1年秋から 4番を任され、通算29本塁打も甲子園出場はなし。2014年Ｄ 2位で阪神入団。公式戦で 1軍出場はなく、昨季は 2軍で 103試合に出場し、打率 0.213、 9本塁打、36打点。父・真之(まさし)さんは元ロッテなどで外野手。 1メートル86、86キロ。左投げ左打ち。年俸 720万円。背番号｢２４｣。
矢野燿大コーチ(後方)は坂本誠志郎捕手(手前)に捕球の指導をする。基礎を徹底させた＝沖縄・宜野座キャンプ
矢野燿大作戦兼バッテリーコーチが、ドラフト 2位・坂本誠志郎捕手ら捕手陣にキャッチング指導を行った。競争心を高めながら基礎を徹底させて、正妻候補を鍛えあげる。
ドーム周辺に鈴なりになった虎党から声援が飛ぶ。それがまた矢野道場の激しさを増した。全体練習終了後の個別メニュー。矢野作戦兼バッテリーコーチが岡崎、梅野、坂本にメスを入れた。
矢野燿大コーチは梅野隆太郎捕手の捕球にも厳しい視線を注ぐ。鍛えて正妻を育てあげたい＝沖縄・宜野座キャンプ
｢人それぞれ特徴はあるが、基本的なところは同じ。ボールは手で取るものだけど、極端にいうと足で捕る、体の軸で捕るという意識をもってもらいたい。(キャッチングは)基本中の基本｣
南国らしからぬ冷たい風が吹く午後 3時半。カーブマシンの元に正妻候補たちを集めた。ポーンと弾かれた白球をひたすら受ける。単に受けるだけではなく、 1球 1球に意味を持たせた。
｢投手相手だと『いい音を出さないと』とかプレッシャーもある。マシン(の球を受けるの)は簡単なことだけど、その中でもより簡単にしないために(カーブマシンを使っている)｣
ブルペンで打席に立ち投球を確認する矢野燿大コーチ。捕手は梅野隆太郎捕手＝沖縄・宜野座キャンプ
いい音を立てたい、際どい球をストライクにとってもらえるように…。その気持ちが先走って、基礎を忘れてもらっては困る。体全体で捕球することでスローイングなど次の動作に移りやすい。ミスも減る。これが矢野コーチの教えだ。
午後 4時前には打撃練習を終えた梅野が加わった。前日、同じ内容を消化してメニュー表に名前はなかったが、矢野コーチは｢キャッチングやって終われ｣と指示。マニュアルにとらわれない柔軟な指導方針がみえた。
坂本は［イメージしやすかったです。 1球 1球に声をかけてくれました。自分の考えと実際の動きがまだマッチしないので、早く合わせられるように数を捕っていきたいです｣と納得の表情。
正妻不在はチームの克服課題。基礎を徹底的に叩き込み、育てあげる。矢野コーチの熱血教室はまだまだ続く。
★正妻争い横一線
阪神の正捕手はしばらく固定できていない。2010年に城島健司が 144試合に出場したあとは、藤井(現企画担当)が務めていた。昨季の先発出場数は鶴岡57、藤井50、梅野35、小宮山 1。矢野作戦兼バッテリーコーチは正捕手争いについて｢横一線｣を強調しており、キャンプとオープン戦を通じてその座を争うことになる。
藤浪晋太郎投手(左)は鳥谷敬内野手(右)と福留孝介外野手(中)からフィールディングのアドバイスを受ける＝沖縄・宜野座キャンプ
藤浪晋太郎投手が志願して、 2日連続で投内連係に参加。悪送球にファンブルと改めて課題が浮き彫りとなったが、午後には居残りでバント処理練習に取り組んだ。その真剣さに、鳥谷敬内野手と福留孝介外野手が飛び入り参加して、アドバイスを送った。
思わず先輩たちが足を止めた。徹底的に課題と向き合った藤浪に、豪華レッスンの“ごほうび”が待っていた。居残りでバント処理のスローイング練習を行っていると、鳥谷＆福留が、救いの手を差し伸べてくれた。
｢投げることよりもまず、しっかりとボールに対して『引くのではなく入る』ということをアドバイスしていただきました。すごくいい感覚でできました｣
藤浪晋太郎投手が午前中の練習ではポロリに暴投。やはり苦手＝沖縄・宜野座キャンプ
日も沈みかけ、静けさに包まれていた宜野座ドーム。白球をつかみ、振り向いて 2塁へ投げる練習を繰り返していた藤浪に、声がかけられた。帰ろうとしてカバンを背負っていた鳥谷、福留だ。鳥谷はグラブを出したり、ターンをする動作を実演。身ぶり手ぶりでコツを授けた。濃密な約10分間。藤浪がまた一段、階段を登った。
居残り練習の伏線は午前中にあった。昨季、投手ではリーグ 2位タイの 4失策とあって、志願して 2日連続で投内連係に参加。だが、バント処理で悪送球。そのやり直しでもワンバウンド送球した。早く投げなくては…という焦りから、その後はボールが手につかず、“お手玉”する場面も。終了後には香田投手コーチ、平田チーフ兼守備走塁コーチ、久慈内野守備走塁コーチと約 3分の面談が行われていた。
特守を受ける藤浪晋太郎投手＝沖縄・宜野座キャンプ
期待しているからこそ周囲も口酸っぱい。香田コーチは｢たとえば20勝するなら、足りないことは何なのか。隙のない投手になってほしい。(連日の投内連係も)彼からの要望だった。
そういう意識の高さも持っているわけだからね｣。指導した鳥谷は｢投げ方を教えてもらったんだよ｣、福留も｢何も教えてない｣とけむに巻いた。もっと勝つ投手となるため、課題克服に必死になる。
｢フィールディングは反復練習。キャンプってそういうもの。自分の課題や習得したいことを反復練習できるのも、この時期だけだと思う｣
周囲の力も借り、乗り越える。充実のキャンプを、 1歩ずつ進める。
特守を受ける藤浪晋太郎投手＝沖縄・宜野座キャンプ
★ 3日にブルペン
藤浪は 3日に、今キャンプ初のブルペン投球を行う予定だ。先乗り自主トレ中だった 1月30日以来となるが｢アクシデントがなければ入ろうと思います。( 4日までの)第 1クールは 1度になると思いますが、次のクールからは 2度、 3度入っていきたい｣とペースを上げていくことを示唆した。
昨年とは違う！ マウロ・ゴメス内野手は引き締まった体で快音を響かせる。視察したスコアラーも警戒心を強めた＝沖縄・宜野座キャンプ
｢００７｣をビビらせた！ マウロ・ゴメス内野手が 2日、今キャンプ初の屋外フリー打撃を行い、35スイングでサク越え14発と快音を響かせた。入団３年目で、初めてキャンプ初日から参加しているＧ砲は、体を絞った効果もあってここ 2年とは一変といっていいハイペースの仕上がりぶり。視察に訪れた各球団スコアラーも警戒心を強めた。
両翼98メートル、中堅 122メートルの宜野座村球場が小さく見える。屋外の初練習は、ゴメスのアーチショーで幕を開けた。
バックスクリーンの向こうには駐車場が。金本知憲監督｢あそこまで飛ばせ！｣。マウロ・ゴメス内野手｢エッ、ホンマに！？｣＝沖縄・宜野座キャンプ
｢あまり大振りせず、手元までボールを呼び込む意識でやっている。体が軽くなったことで、ボールへの反応がよくなった。飛距離が落ちたとは感じない。筋肉が落ちたわけではないからね｣
雨が上がり、午後から今キャンプ初の屋外練習に。フリー打撃の最初に登場した。35スイングで 5連発を含む計14本のサク越えで、スタンドのファンから拍手を浴びた。
度肝を抜かれたのが、他球団の｢００７陣｣だ。ヤクルトの西沢スコアラーが｢絞れてコンパクトに振れていた。去年のようなオーバースイングでなければ、本塁打も増えるだろう。要注意です。マートンがいなくなってホッとしていたんだけど｣と語れば、中日・佐藤スコアラーも｢(打点王を獲った) 1年目のようなスイングをしている｣と警戒心を強めた。
練習を終え、ファンに手を振るマウロ・ゴメス内野手＝沖縄・宜野座キャンプ
昨季は打率 0.271、17本塁打、72打点とすべての面で成績を下げた。オフは母国・ドミニカ共和国で“超変革”に挑んだ。ランニングやダッシュで瞬発力を鍛え、体を絞った。昨秋の 125キロから 9キロ絞り、 116キロで沖縄入り。｢去年は重くてしんどいと思ったけど、 1年前に比べて動きが軽い｣と満足げだ。
これには金本監督もニンマリ。｢仕上がりが早い。いいことだけどね。飛ばしすぎ注意｣とオーバーペースを心配するほど。今季も 4番を期待されているが、Ｇ砲は｢(打順は)どこでもいい｣と、こだわりはない。それよりも、チームの勝利こそ優先だ。
｢今年の目標は優勝。個人的な数字は特に意識していない。グラウンドで全力でプレーをして、チームに貢献したい｣
首位を走りながら失速し、 3位に泣いた昨季は思いだしたくもない。別人のように引き締まったゴメスが、Ｖへの原動力となる。
屋外フリー打撃に励むネルソン・ぺレス外野手＝沖縄・宜野座キャンプ
ネルソン・ぺレス外野手が 2日、沖縄・宜野座キャンプに合流し、豪快な打撃を披露した。
フリー打撃では怪力をアピール。 3連発で右翼をオーバーフェンスさせるなど、76スイングで13本の柵越えをマークした。｢自分としては持っているものをすべてキャンプ中に出せればいい｣。
伊藤隼太外野手が右肩痛で帰阪したのにともなって前日 1日に緊急招集されていた。在籍 2年目の助っ人に注目が集まる。
ネルソン・ぺレス外野手は守備練習で矢のような送球を見せる＝沖縄・宜野座キャンプ
大化けするかも！？ ネルソン・ペレス外野手が 2日、宜野座１軍キャンプに合流。右肩関節唇損傷で離脱した伊藤隼太外野手に代わって、全体練習に参加して、打撃＆守備でハッスルした。
｢中堅から左への意識を持って強く叩こうと。いい感じで打てたよ｣
フリー打撃では76スイング中サク越え13。左中間にライナーで飛び込む一発もあった。対左投手では 0発とムラがあったのはご愛きょう。中日・佐藤スコアラーは｢無駄な動きが少ない。面白い存在｣、ヤクルトの西沢スコアラーも｢上下動が少ない｣と評価。昨季途中にＢＣリーグ・石川から加入し、ウエスタン48試合で打率 0.315、14発の底力を見せつけた。
宜野座ドーム内での守備練習では矢のようなバックホームを連発し、自慢の強肩もアピール。 1軍外国人枠はゴメス、メッセンジャー、ヘイグ、マテオの予定で、現状はドリスとともに“第５の助っ人”。それだけに、 1軍に呼ばれたチャンスを生かさない手はない。
｢最後までどうなるか分からない。自分の持っている力を、しっかりキャンプで出したい｣
ハングリーさにあふれたドミニカンが、虎視眈々と牙を研ぐ。
雨が上がり屋外で打撃練習をおこなったマット・ヘイグ内野手＝沖縄・宜野座キャンプ
新外国人マット・ヘイグ内野手が 2日、宜野座キャンプで来日初の屋外フリー打撃に臨み、50スイング中、 4本の柵越えだった。
まだ試運転だろう。打ち始めは慣れず、内野ゴロが目立った。次第にタイミングが合い、左翼への柵越え２連発も披露。ヒットマンの片りんを見せた。｢センター中心から右方向を意識してね。最初はうまくできなかったけど、調整して、最後はセンターから逆方向にうまく打てた｣と振り返っていた。
掛布雅之 2軍監督(左)は高山俊外野手(右)を指導する＝高知・安芸
阪神春季キャンプで布雅之 2軍監督が、ドラフト 1位・高山俊外野手にチーム史上初のトリプルスリー(打率 3割、30本塁打、30盗塁)の達成を期待した。右手首骨折の手術を受け、一部別メニュー調整が続くが、 3日にも屋外での打撃練習を再開する可能性も浮上した。
大器の可能性に胸が高鳴った。掛布 2軍監督が高山に“トリプルスリー指令”だ。
｢できる可能性がある。甲子園で30発を打つのはきついと思うが、高い目標のほうがいい。小さくまとまってほしくない｣
連日の指導は期待の表れだ。室内でのマシン打撃中、バットを握る際に伸ばしていた両手の人さし指を握らせた。
高山俊外野手(右)を指導する掛布雅之 2軍監督＝高知・安芸
｢力感が出て(相手)投手の見る目も違うと思う。本人が嫌なら戻させるが、対応できると思う｣
より力強さを求めた新フォーム。高山も｢強くスイングができる｣と納得顔だ。
さらに、ミスタータイガースは｢走るスピードもある｣と50メートル 5秒 8の快足も評価する。明治大學時代、年々盗塁数を増やしてきた22歳は｢足は遅いほうじゃないので、生かせるものは生かしたい｣と自信ありで、この日のベースランニングでも俊敏性を発揮。さらに右手首骨折の手術後、最長となる約80メートルのキャッチボールも行った。
回復は順調。 3日にも屋外で打撃練習を行う可能性が出てきた。これまで屋内ではフリー打撃、マシン打撃を行ってきたが、いよいよ安芸の青空に白球をかっ飛ばす姿が拝める。
金の卵の実戦出場の時期について｢20日が一つのメドと思っている｣と指揮官は明言した。20日に予定されている西武との練習試合(安芸)。“英才教育”の結果を披露する。
阪神電鉄は、阪神甲子園球場の内野席部分に@｢ボックスシート｣と｢ブリーズペアシート｣の 2種類のシートを新設することを発表した。
ボックスシートは 5～ 6の家族やグループ向けで、ボックス内の床は全面クッション仕様となり、寝ころんでの観戦も可能。｢ブリーズペアシート｣は座席のクッション性を高めたカウンター付の 2人掛けシートで、飲食しながらの観戦を楽しめる。新シート設置に伴い、甲子園の座席数は 3月 5日以降、現在の 4万7541席から33席減の 4万7508席に変更される。
徐々にトレーニングを進めれば良い！アニキのもとで2016年シーズンこそ全員野球でファン皆が待ち望む｢二文字｣に向かって前進だ！
ガンバレ！阪神！我らのタイガース！勝利を掴め！
※阪神タイガース公式スマホ携帯サイト
◇公式戦全試合実況速報
公式戦全試合をテキスト速報！タイガース迂遠実況で応援気分を盛り上げます。ほかにも対戦中の選手の成績が｣一目で分かる｢観戦モード｣も必見！
◇現場からお届け！トラ番LIVEニュース
主催試合時は、現場から直接ニュースを配信！ タイガース情報をどこよりもはやく、そうして細やかに。｢生｣の情報もお届けします!!
◇モバイル限定のコラムを配信
貴重なファームの情報や、ＯＢへのインタビュー等、ここでしか読めないコラムをさまざまな目線で配信！ コラムは随時追加予定です！
◇会員限定選手サイン色紙のプレゼント
毎月末は、選手サイン色紙などがあたる会員限定キャンペーンを実施！ このチャンスをお見逃しなく！
※阪神戦を見るなら｢虎テレ TORATELE｣だ！交流戦全24試合放送します！
阪神タイガース主催試合をスマートフォンでご覧いただける公式動画配信サービスです。
阪神タイガースでは、球団公式動画配信サービス｢虎テレ｣において、従来からの阪神タイガース主催全試合に加えて、2013年度の日本生命セ・パ交流戦での阪神ビジター試合(全12試合)を配信することを決定いたしました。
この取組みは、パシフィックリーグマーケティング株式会社が運営する、インターネットライブ動画配信サービス｢パ・リーグTV｣との協力で実現したもので、スマートフォンでの有料インターネットライブ配信の他、PC・タブレット・スマートフォンでの試合後のイニングVOD配信も行います。
プレイボール(※)からヒーローインタビューまで見ることができる｢ライブ中継｣や、見たいシーンを検索することができる｢シーン検索｣、ファンのみなさんの感情が反映される｢熱狂メーター!!｣など、様々なコンテンツを搭載した新感覚の動画配信サービスです。
※実際の試合から5分程度遅れての放送となります。
決済方法は、クレジットカードのほか、各キャリア決済にも対応。テレビ中継をなかなか見ることができない方、中継を何度も見直して勝利試合の余韻に浸りたい方、野球技術の勉強をしたい方、ヒイキの選手の笑顔をたくさん見たい方、タイガースファン必見です！！
球団公式動画配信サービス｢虎テレ｣に会員登録してください。
視聴価格：月額会員 630円、 1試合視聴 210円
虎テレは、Andoroid2.3.4以降、iOS5以降に対応しております。バージョンが上記未満の方はバージョンアップを実施してください。
※らくらくスマートフォンには対応しておりません。
｢お手紙付きチケット｣デザイン
2月15日(月)よりインターネットにて、新企画の｢お手紙付きチケット｣」を数量限定で発売します。本企画は限定デザインのチケットに、手紙を付けてプレゼント(配送)できるチケットで、母の日・父の日を含む 3連戦や巨人戦(一部除く)の計18試合が対象となります。ご家族や大切な方への日頃の感謝を伝えるとっておきのプレゼントとして、ぜひご利用ください。
発売概要・問い合わせ先・発売方法等の詳細は http://www.tike-uke.com/hanshintigers/msgticket/LP/ よりご確認ください。
※ニッポン放送｢ショウアップナイター｣はここだ！
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ニッポン放送では、夕方 5時30分からの｢ショウアップスポーツ｣の中で、野球の最新情報をたっぷりお伝えしてまいります。
夕方5時30分から（土は5時50分から）、完全実況中継！
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江本孟紀、若松勉、大矢明彦、田尾安志、野村弘樹、宮本和知、里崎智也、山﨑武司、石井一久、関根潤三・・・一流解説陣が連日登場！
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矢野Ｃ、岡崎＆梅野＆坂本に基礎叩き込む！ゴメス、スリムドカン５連発！ぺレス柵越え１３本！
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