11日沖縄・宜野座村野球場で阪神紅白戦が行われ、金本知憲新監督(47)の阪神が今キャンプ初の紅白戦。藤浪晋太郎投手(21)が最速 156キロをマークし 2回を 1安打無失点に抑えた。
春季キャンプ(11日、沖縄・宜野座村)で藤浪晋太郎投手が、沖縄・宜野座キャンプで行われたチームの紅白戦初戦に白組の先発として登板。 6割程度の仕上がりで 156キロの剛速球を投じた。右肩炎症によるオフのノースロー調整もあったが、プロ 4年目で最も早い実戦登板。初の開幕投手へ、盤石の一歩目を踏み出した。久々に打者と向かい合った若きエースが、またギアを上げた。結局、予定していた 2回を、北條に許した左前打のみの 1安打無失点に封じた。球数は29球。球場の表示では、実に 8球が 150キロ超えだった。 3月25日の開幕・中日戦について、藤浪はいつも通り受け流した。衝撃の紅白戦 156キロも、まだまだ序章だ。周囲を驚かせ続ける男が先頭に立ち、虎をグイグイと引っ張る。
春季キャンプ(11日、沖縄・宜野座村)で2016年初実戦で“金本イズム”全開だ! 阪神が11日、宜野座キャンプ初の紅白戦を行い、高卒 4年目の北條史也内野手(21)が同期の藤浪撃ちを含む 2安打を放てば、大卒 3年目の陽川(ようかわ)尚将内野手(24)は特大弾。金本知憲監督が心血を注いで指導してきた若虎が徹底して強振。超変革の予感を漂わせた。強烈な光を放ったのは、紅組の「 2番・遊撃」で先発した北條だ。 1回。初球に 156キロを出した藤浪に対し、 2球目。 152キロを力強く引っ張った打球は、鋭く 3遊間を破っていった。宜野座のスタンドを埋めた 1万1000人のファンも新たな息吹を感じたはずだ。“ポスト鳥谷”を指揮官は打てる素材と認め、第 2クールでは鳥谷同様に、外角球を逆方向へ強く打つスイングも伝授。特打もつきっきりで見守ってきた。「毎日ヘトヘトになるまで追い込んでやっていかないといけない」と燃える21歳。すると今度はプロ 3年目の和製大砲候補が快音だ。白組の「 6番・ 1塁」陽川が 2回二死、ローテ入りを狙う岩貞の 144キロを一閃した。強い逆風を切り裂き、左翼へ2016年チーム 1号。これには金本監督も納得顔だ。金本監督のハードルは高い。千里の道も一歩から。根本から変える。地道に階段を上がった先に、確かな変革が見えてくる。
春季キャンプで福留孝介外野手(38)が、快音を連発させた。ランチ特打で、87スイング中31本のサク越え。紅白戦には出場しなかったが、約 1時間もマシン打撃を行うなど、着実に実戦モードに近づいている。心地よさそうに快音を響かせた。昨年は虎最多となる 140試合に出場。打率 0.281、20本塁打、76打点とチーム内3冠の活躍をみせた。打線の中心にどっしり構えるベテランの姿が早くも待ち遠しい。
春季キャンプでドラフト 2位・坂本誠志郎捕手(22=明治大學)が 1軍の実戦デビューとなる紅白戦(宜野座)で白組の「 9番・DH」でスタメン出場を飾った。 1打席目にプロ初安打となるタイムリーをマーク。成長著しいルーキーは、守備だけではなくバットでもアピールした。宜野座の青空の下で守備自慢の男がバットで魅せた。充実の表情で汗をぬぐった22歳の見せ場は 1点先制してなおも 2回二死 1、 2塁だ。先発・岩貞に対して、カウント 3- 1から食らい付いた。打球は鮮やかに 3遊間を抜けた。 2走・横田が一気に本塁に生還し、プロ初打点もついた。金本監督の今季初実戦で猛アピールに成功した。鶴岡、梅野らとの正捕手争いに勝ち抜くため。成長著しいルーキーは守りの面だけではなく、打力も磨きをかけていく。
マット・ヘイグ内野手(30=前ブルージェイズ)が、キャンプ初の紅白戦に白組の「 5番・ 3塁」で先発出場し、マルチ安打を記録した。守備も軽快にこなし、打席の立つ位置も日本流にアレンジして対応。左右へと打ち分ける広角打法をアピールして昨季3A最多安打の片りんを見せつけた。 3回一死 2、 3塁で迎えた第 2打席では、秋山の外角よりの変化球を逆らわずに右前へ運ぶ 2点タイムリー。 6回一死からは歳内の直球を左前へ。きれいに広角に打ち分けた。浮上した課題に対してヘイグは、きっちりと対策を施していた。これまでよりも 5センチ、ホームベースから離れた位置に立った。日本流に適応して早速結果を出した。外国人の評価については先送りしてきた金本監督も「ミートがうまそうやね」とうなずいた。ヘイグは手応え十分。これから本領を発揮する。
掛布雅之 2軍監督(60)が11日、練習試合韓国・ハンファ戦(安芸)の初陣を白星で飾った。この日、 2軍キャンプでは異例の2800人が詰めかけた。 3塁コーチとの間でサイン伝達の確認を行うなど、新監督にとってはベンチワークを学ぶ機会になった。先発した田面巧二郎投手(25)以下、 5投手が完封リレーを見せれば、評価急上昇中のドラフト 6位・板山祐太郎外野手が 3安打を放った。阪神 2軍はこのキャンプで残り 3試合の対外試合を予定している。
ドラフト 6位の板山祐太郎外野手(21=亜細亜大學)が11日、練習試合の韓国・ハンファ戦で実戦デビューし、いきなり猛打賞をマークした。 3回一死走者なし。初打席は内角球を引っ張って 1、 2塁間を破るゴロで右前に運んだ。 5回は先頭で打席へ。巧みなバットコントロールを披露し、 3塁強襲の内野安打を放った。仕上げは 7回だ。無死 1、 2塁で右腕の直球を完璧にとらえた。鋭いゴロで瞬く前に中前に運び、プロ初適時打のおまけ付きだ。指揮官も高評価。沖縄・宜野座での 1軍キャンプ参戦も現実味を帯びてきた。記事をまとめてみました。
<阪神紅白戦>◇11日◇沖縄・宜野座村野球場
金本知憲新監督の阪神が今キャンプ初の紅白戦。藤浪晋太郎投手が最速 156キロをマークし 2回を 1安打無失点に抑えた。
白組の先発で登板した藤浪晋太郎投手=沖縄・宜野座村野球場
春季キャンプで藤浪晋太郎投手が、沖縄・宜野座キャンプで行われたチームの紅白戦初戦に白組の先発として登板。 6割程度の仕上がりで 156キロの剛速球を投じた。右肩炎症によるオフのノースロー調整もあったが、プロ 4年目で最も早い実戦登板。初の開幕投手へ、盤石の一歩目を踏み出した。
宜野座をどよめきが支配した。藤浪が初実戦で 156キロだ。スコアボードの球速表示を見た全員がシーサーのように口を開け、思わず、おおっ! と声を上げた。久々に打者と向かい合った若きエースが、またギアを上げた。
北條史也内野手への初球は宜野座村野球場のスピードガンで 156キロを計測した
「球速はこの時期なので、どうでもいいです。 150(キロ)は出ていたかもしれないですけど、今はそこじゃないので。初実戦で、打者が立った感じをつかみたかった」
肩の状態を聞かれると「仕上がりは 6割前後です。もっと質のいいボールを投げたい」。まだまだ本調子に遠くてもこの球速だ。先頭の上本を 144キロの超高速フォークで 3球三振に斬り、迎えた北條への初球だ。外角低めのボール球でこの日最速の「 156キロ」をマークした。金本監督も「対戦する打者がかわいそうやね。実戦もほとんどしてないのに」と打者陣に情けをかけるほどだった。
紅白戦に先発した藤浪晋太郎投手。 6割程度しか仕上がっていないというのに 150キロを連発=沖縄・宜野座村野球場
結局、予定していた 2回を、北條に許した左前打のみの 1安打無失点に封じた。球数は29球。球場の表示では、実に 8球が 150キロ超えだった。右肩炎症を経て、昨年10月10日のクライマックスシリーズ(CS)巨人戦(東京D)以来、 124日ぶりの実戦を何ごともなかったように投げ終えた。巨人・樽見スコアラーは「セ・リーグでNo.1、 2の投手。メッセンジャーと同じで、よくて 2、 3点勝負になる。肩を痛めたという情報はあったけど、変わっていない。彼に関しては何もコメントはない。すごい投手と認めているから」と賛辞も尽きた感じだ。
3月25日の開幕・中日戦について、藤浪は「そんなにすごくこだわりはない。そこへ向けてキャンプ、オープン戦と調整していくわけですけど、それ以上に大事なものもある。優勝に比べたらちっぽけなこと」といつも通り受け流した。衝撃の紅白戦 156キロも、まだまだ序章だ。周囲を驚かせ続ける男が先頭に立ち、虎をグイグイと引っ張る。
1回、藤浪晋太郎投手の直球を左前にはじき返した北條史也内野手。速球に振り負けない金本イズムを実践した=沖縄・宜野座村野球場
春季キャンプで2016年初実戦で“金本イズム”全開だ! 阪神が11日、宜野座キャンプ初の紅白戦を行い、高卒 4年目の北條史也内野手が同期の藤浪撃ちを含む 2安打を放てば、大卒 3年目の陽川尚将内野手は特大弾。金本知憲監督が心血を注いで指導してきた若虎が徹底して強振。超変革の予感を漂わせた。
宜野座のスタンドを埋めた 1万1000人のファンも新たな息吹を感じたはずだ。今キャンプ初の紅白戦。若虎 2人が必死に出した答えに金本監督は小さくうなずいた。
「とにかくストレートに振り負けない。まずはそういうことが大事だから。一番、基本だから」
強烈な光を放ったのは、紅組の「 2番・遊撃」で先発した北條だ。 1回。初球に 156キロを出した藤浪に対し、 2球目。 152キロを力強く引っ張った打球は、鋭く 3遊間を破っていった。
2回、左翼に本塁打を放った陽川尚将内野手。追い込まれてからも、しっかりスイングした=沖縄・宜野座村野球場
「(藤浪の球に)ビックリしたけど、同級生なんで打ってやろうと。真っすぐを狙ってポイントを前にイメージしました」
強く振る。速球に負けない。就任以来、指揮官が唱えてきた金本イズムが藤浪撃ちという形で表われた。 3回にも岩崎から中前適時打を放ち、マルチ安打だ。
“ポスト鳥谷”を指揮官は打てる素材と認め、第 2クールでは鳥谷同様に、外角球を逆方向へ強く打つスイングも伝授。特打もつきっきりで見守ってきた。「毎日ヘトヘトになるまで追い込んでやっていかないといけない」と燃える21歳。すると今度はプロ 3年目の和製大砲候補が快音だ。
白組の「 6番・ 1塁」陽川が 2回二死、ローテ入りを狙う岩貞の 144キロを一閃した。強い逆風を切り裂き、左翼へ2016年チーム 1号。これには金本監督も納得顔だ。
紅白戦、 3回、タイムリーを放った北條史也内野手=沖縄・宜野座村野球場
「追い込まれた(カウント 1- 2)後でしょ? そういう場面でストレートに振り負けないというね」。陽川に対しては軸回転を意識させ、腰をしっかり回すよう指導してきた。テークバックでも、腕を引いてタイミングをとる方法を助言し、試合中のベンチ前で直接指導。「だいぶテークバックがさまになってきた」と目を細めた。
陽川も「追い込まれて何とかしなければと。うまく体が反応してくれた。実戦でしっかり結果にこだわっていきたい」と意気込んだ。 2人とも、即レギュラーを与えられるという立場ではない。しかし、とにかく速球派に圧倒された昨年までの“虚弱体質”はそこにはない。伸び悩んでいた若手が、目をギラギラさせている。
ネット裏の巨人・樽見スコアラーは「陽川は金本効果が出ているのかな。緒方も北條も岡崎も。言い方は悪いけど、当落選上の選手が目立ってきた。若手もいいアピールをしている」と明らかな変化を感じ取っていた。
金本監督のハードルは高い。「(陽川は)まだまだ発展途上。まだ 1軍レベルの土俵には上がっていないと思う」と話したが「ひとつひとつの階段」と付け加えた。千里の道も一歩から。根本から変える。地道に階段を上がった先に、確かな変革が見えてくる。
紅白戦、投球する鶴直人投手=沖縄・宜野座村野球場
★ 2ストライクから粘る“三振禁止令”も浸透
金本イズムは、 2ストライクからの打撃にも表れた。 2ストライクに追い込まれても、粘る打者が続出した。紅組は 2回の上本が 9球、 4回の岡崎が 9球、白組も 1回の荒木が11球など、とにかく追い込まれてからファウルなどで粘った。
紅白戦前に特に指示は出していなかったというが「当然のことだから。ベンチからも言っていたよ。『三振ダメよ』と」と金本監督。第 2クール最終日に行われたシート打撃では一死 2、 3塁に設定して「追い込まれるまでは自分のスイングをしていい。追い込まれたら絶対に三振しない。ポップフライを上げない」というテーマを持たせていた。打席でも簡単に諦めない執念を浸透させていく。
ランチ特打でサク越えを連発させた福留孝介外野手。スタンドから拍手も起きた=沖縄・宜野座村野球場
春季キャンプで福留孝介外野手が、快音を連発させた。ランチ特打で、87スイング中31本のサク越え。紅白戦には出場しなかったが、約 1時間もマシン打撃を行うなど、着実に実戦モードに近づいている。
心地よさそうに快音を響かせた。福留がランチ特打で、87スイングで31本とサク越えを量産。開幕モードが加速する裏で、頼れる勝負師もじっくりと牙を研いでいる。
「まだまだですよ。まだ今は、じっくりやっています」
本人はいたって平常心だが、ファンの期待は上昇する一方だ。沖縄の突き抜ける青空に、白球が舞うたび、拍手が起こった。 3スイングに 1本のペースで、アーチを重ねた。どのタイミングで実戦に出場するかは未定だが、準備にぬかりはない。
メーングラウンドで、熱い紅白戦が行われている中、ドームにはマシンを相手に打ち込む背番号「8」の姿があった。午後 2時ごろから約 1時間。ひたすらカーブマシンと向き合った。マイペースを貫きながらも、入念に戦う体を築き上げている。
昨年は虎最多となる 140試合に出場。打率 0.281、20本塁打、76打点とチーム内3冠の活躍をみせた。打線の中心にどっしり構えるベテランの姿が早くも待ち遠しい。
5回、鶴が投げたワンバウンド投球をうまく捕球した坂本誠志郎捕手。守っても無失点だった=沖縄・宜野座村野球場
春季キャンプでドラフト 2位・坂本誠志郎捕手が 1軍の実戦デビューとなる紅白戦(宜野座)で白組の「 9番・DH」でスタメン出場を飾った。 1打席目にプロ初安打となるタイムリーをマーク。成長著しいルーキーは、守備だけではなくバットでもアピールした。
宜野座の青空の下で守備自慢の男がバットで魅せた。坂本が 1打席目でプロ初安打&初タイムリー。立ち見が出るほどの盛り上がりをみせた観客席から温かい拍手がわき起こった。
「良い球がきたら 1球目からいこうと思っていたけど、ファーストストライクを見逃してしまった。カウントが悪かったのでどんどん打ちにいこうと思っていました」
2回、タイムリーを放った坂本誠志郎捕手。打てる捕手として猛アピール=沖縄・宜野座村野球場
充実の表情で汗をぬぐった22歳の見せ場は 1点先制してなおも 2回二死 1、 2塁だ。先発・岩貞に対して、カウント 3- 1から食らい付いた。打球は鮮やかに 3遊間を抜けた。 2走・横田が一気に本塁に生還し、プロ初打点もついた。金本監督の今季初実戦で猛アピールに成功した。
「実戦の方が(練習よりも)入っていきやすかった。積極的にいって初めてわかることもあるので、今後も積極的にやっていきたいです」
守備では 4回からマスクをかぶった。岩崎と 1回と鶴 2回のバッテリーを組み、 3回無失点。ストライクゾーンを広く使ったリードでゼロで切り抜けた。
「これからもいろんな投手と試していきたいです」。今キャンプではV戦士の矢野作戦兼バッテリコーチから英才教育を受ける逸材。鶴岡、梅野らとの正捕手争いに勝ち抜くため。成長著しいルーキーは守りの面だけではなく、打力も磨きをかけていく。
笑顔の坂本誠志郎捕手=沖縄・宜野座村野球場
◆捕手争いについて阪神・矢野作戦兼バッテリーコーチ
「(実戦が始まって)いろんな結果が出てくる。いい競争ができている。レベルの高い話ができるので、準備の段階だけど、よくやってくれている」
6回、左前打を放ち、マルチ安打を記録したマット・ヘイグ内野手。打席を 5センチ後ろにずらして早速日本野球に対応した=沖縄・宜野座村野球場
春季キャンプお待たせ!! マット・ヘイグ内野手が、キャンプ初の紅白戦に白組の「 5番・ 3塁」で先発出場し、マルチ安打を記録した。守備も軽快にこなし、打席の立つ位置も日本流にアレンジして対応。左右へと打ち分ける広角打法をアピールして昨季3A最多安打の片りんを見せつけた。
若虎だけじゃない。ヘイグもようやく本来の力を見せはじめた。キャンプ初の紅白戦で 2安打を放ち、満面の笑みを広げた。
「感じもよくなってきた。結果が出たのはいいことだね。きょうは右にも左にも打てたことがよかったよ」
紅白戦、 3回、安打を放ったマット・ヘイグ内野手=沖縄・宜野座村野球場
3回一死 2、 3塁で迎えた第 2打席では、秋山の外角よりの変化球を逆らわずに右前へ運ぶ 2点タイムリー。 6回一死からは歳内の直球を左前へ。きれいに広角に打ち分けた。
「僕はシート打撃のときも(調子が)悪いとか思っていなかった」
これまで 3回の実戦形式のシート打撃では、胸元の球にタイミングが合わず、他球団のスコアラーからは「インコースに対応できないのでは」という指摘もあった。
浮上した課題に対してヘイグは、きっちりと対策を施していた。これまでよりも 5センチ、ホームベースから離れた位置に立った。チーム関係者は「アメリカに比べると日本の審判は胸元を広めにストライクを取るから、投手も胸元を投げてくる…と実感したみたいですよ」。日本流に適応して早速結果を出した。
秋山拓巳投手から安打を放ったマット・ヘイグ内野手=沖縄・宜野座村野球場
外国人の評価については先送りしてきた金本監督も「ミートがうまそうやね」とうなずいた。
マートンに代わる助っ人として獲得したヘイグは昨季3Aで打率 0.338、11本塁打、 177安打(3A最多安打)、92打点でMVPを獲得した。打つ方はさほど心配ない。 3塁守備が課題だったが、 2度の守備機会は無難にこなした。平田チーフ兼守備走塁コーチは「ちゃんとステップが踏めていた。久慈コーチのおかげだよ」と胸をなで下ろした。
ヘイグは「(開幕に向けて)一日一日、調整していくだけさ」と手応え十分。これから本領を発揮する。
★愛の力アピール
昨年11月に結婚したばかりのヘイグの妻、エリカさんが 9日に沖縄入り。ヘイグは「精神的にもリラックスできているかもしれないね」とニヤリ。練習休日だった前日10日には読谷村の宿舎近くを仲良く散歩している光景が、チーム関係者や報道陣にも目撃された。調子が上向きつつあることについて「それは彼女がいるからかもしれない」と愛の力をアピールしていた。
ハンファ(韓国)との練習試合に臨んだ掛布雅之 2軍監督は初勝利にコーチ陣と握手を交わす=高知・安芸市営球場
掛布雅之 2軍監督が11日、練習試合韓国・ハンファ戦の初陣を白星で飾った。
5投手が完封リレーを演じ、 2点リードの 7回に 5安打を集中する猛攻で一挙 4点を奪い、快勝した。投打の歯車がガッチリかみ合った勝利に「うれしい、うれしい、うれしい。そりゃ勝つとうれしいよ」と連呼した。この日、 2軍キャンプでは異例の2800人が詰めかけた。「祝日もあるけど、選手も緊張して、すごくいい空気感があった」と虎党に感謝していた。 3塁コーチとの間でサイン伝達の確認を行うなど、新監督にとってはベンチワークを学ぶ機会になった。
掛布雅之 2軍監督=高知・安芸市営球場
阪神 2軍は11日、高知県安芸キャンプで初の対外試合を行い、韓国ハンファに 6- 0で勝利を収めた。昨オフ就任したミスタータイガース、掛布雅之 2軍監督の初陣となった試合は、投打で若手が躍動した。
先発した田面巧二郎投手以下、 5投手が完封リレーを見せれば、評価急上昇中のドラフト 6位・板山祐太郎外野手が 3安打を放った。
阪神 2軍はこのキャンプで残り 3試合の対外試合を予定している。
ハンファとの練習試合、 5回に 3塁強襲安打を放った板山祐太郎外野手=高知・安芸市営球場
ドラフト 6位の板山祐太郎外野手が11日、練習試合の韓国・ハンファ戦で実戦デビューし、いきなり猛打賞をマークした。
3回一死走者なし。初打席は内角球を引っ張って 1、 2塁間を破るゴロで右前に運んだ。 5回は先頭で打席へ。巧みなバットコントロールを披露し、 3塁強襲の内野安打を放った。仕上げは 7回だ。無死 1、 2塁で右腕の直球を完璧にとらえた。鋭いゴロで瞬く前に中前に運び、プロ初適時打のおまけ付きだ。[まさか 3本打てるとは、思っていなかった。 3打席目のセンター前は納得いくスイングで打てました。まだまだ満足せずにね。もっと確率を上げていかないと。結果が出たのは、自分自身、ホッとしていますけど、長く継続できるようやっていきたい」。初陣を前に掛布 2軍監督には「思い切ってやれよ」と声をかけられたという。指揮官も「彼は初めてキャンプに来て、タイミングの取り方を変えて、球を長く見られるようになった。 1軍に向けて、 1つずつ階段を上っている」と高評価。沖縄・宜野座での 1軍キャンプ参戦も現実味を帯びてきた。
板山よ、大學の先輩だと思って古屋 2軍チーフ兼守備走塁コーチの胸を借りて這い上がれ!そうして、アニキのもとで2016年シーズンこそ全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって前進だ!
ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
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※阪神戦を見るなら「虎テレ TORATELE」だ!交流戦全24試合放送します!
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阪神タイガースでは、球団公式動画配信サービス「虎テレ」において、従来からの阪神タイガース主催全試合に加えて、2013年度の日本生命セ・パ交流戦での阪神ビジター試合(全12試合)を配信することを決定いたしました。
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※実際の試合から5分程度遅れての放送となります。
決済方法は、クレジットカードのほか、各キャリア決済にも対応。テレビ中継をなかなか見ることができない方、中継を何度も見直して勝利試合の余韻に浸りたい方、野球技術の勉強をしたい方、ヒイキの選手の笑顔をたくさん見たい方、タイガースファン必見です!!
球団公式動画配信サービス「虎テレ」に会員登録してください。
視聴価格:月額会員 630円、 1試合視聴 210円
虎テレは、Andoroid2.3.4以降、iOS5以降に対応しております。バージョンが上記未満の方はバージョンアップを実施してください。
※らくらくスマートフォンには対応しておりません。
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藤浪156キロ、2回無失点!金本監督驚嘆!掛布2軍監督、初陣完封勝ち!板山実戦デビューで猛打賞!
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