虎・和田監督は巨人を警戒｢つきかけた火をもう一度消さないと｣…最強トリオでＧの火消すぞ！

　虎投最強トリオでＧ叩き！
　阪神・和田豊監督(49)が27日、28日からの巨人戦(東京ドーム)に向け、敵地での試合を前に｢つきかけた火をもう一回消しにかからないといけない｣と決意表明して表情を引き締めだ。ゴールデンウイークの 9連戦中に 6試合が組まれている巨人に警戒感を示した。能見、岩田、メッセンジャーの 3本柱を 2度ぶつけて重量打線を眠らせたままにする。
　浅井良外野手(32)がウエスタン・ソフトバンク戦（甲子園）で、 4年ぶりに捕手を務めた。右翼手で先発出場し、 8回から 2イニング、久保田ら 3投手とバッテリーを組んだ。
　榎田大樹投手(25)が27日、28日の巨人戦(東京ドーム）からの 9連戦で“臨時守護神”を務める可能性のあることがわかった。山口高志投手コーチ(61)が、藤川球児投手(31)の連投回避策として｢(榎田起用は)ないことはないでしょう｣と示唆。左腕も守護神としての意気込みを語った。記事をまとめてみました。

　和田豊監督が今季初めての東京ドームでの巨人戦へ向けて抱負を語った。 9連戦の頭となる大事なカードについて｢より一層、 1点に対しての重みを感じて戦っていくことになる｣と接戦になることを覚悟。試練の 9連戦を迎えることについては｢20試合くらいで、慣れが出てくる。明日から第 1戦という気持ちでやらないと。日々新たという気持ちでやりたい｣と初心に帰る必要性を説いた。
　和田豊監督が、28日からの 9連戦中に 6試合が組まれている巨人に警戒感を示した。巨人は26日の試合で15得点と打線が爆発。敵地での試合を前に27日｢つきかけた火をもう一度、消しにかからないといけない｣と表情を引き締めた。
　この日は 2軍のソフトバンク戦が甲子園で行われた。指揮官は｢ 9連戦ということで何が起こるか分からない。個々の選手がどれくらいの状態か見ておかないと｣と視察。精力的に動き、遠征先の東京へ向かった。

　点火された導火線。大爆発の前に消火しなければいけない－。
　甲子園室内練習場での指名練習後、和田監督は強力打線の怖さを知るからこそ、出はなをくじいて、勢いを断つことの重要性を説いた。
　｢きのう(26日)ジャイアンツは15点取ってね、点火したかどうかはわからないけど、向こうにとっても次の試合、あしたの試合が大事になってくると思う｣
　26日のＤｅＮＡ戦(鹿児島)で15安打15得点と大勝したライバル。なかでも 1番・長野は 3安打 2打点、 3番・坂本は 2安打 5打点、 4番・阿部は 2安打 3打点と大当たりした。
　「うちもそうなんだけど、 1試合(だけなら)ポーンとそういう試合があるんだけど、それが続くようになってくると本物に近づいてくる。逆に言うと、つきかかった火をもう一回消しにかからないといけない｣
　和田監督は、能見、岩田、メッセンジャーの 3本柱で“種火”をつぶしにかかる。相手も杉内、内海、沢村。伝統の一戦にむけて気合十分。僅差の投手戦になることは予想できる。


　GW 9連戦の先陣を切る能見。Ｇ打線を封じ込める

　｢本来であれば、甲子園でできない空中戦をどーんというところなんだけど、ピッチャーの関係からしたら投手戦。より一層 1点に対する重みというか、感じながら、どう 1点とるのか追求していきたい」。指揮官は、左腕エースにGW 9連戦の初戦を託した。
　この日、能見は指名練習でダッシュ、キャッチボールなどで汗を流し、午後の新幹線で東京へ向かった。過去 3度、杉内と投げ合い、チームは 2勝 1敗だが、自身に白星がついたことはない。
　｢何とか(失点を)少なく、少なくですね。(打線の)火を消せるかどうか分からないですけど、自分のできることをやります｣。杉内との投げ合いに関しても｢チームが勝つためにやるだけです｣と己の仕事に集中する。今季は 4試合に登板し、 2勝 1敗、防御率 1.80。前回の巨人戦( 6日、甲子園)では 2安打完封勝利を挙げているが、慢心はない。まして本塁打の出やすい東京ドームだ。
　両軍とも28日からの 3投手が 5月 4日からの甲子園 3連戦で再び対決する。
　｢そういう意味でもあしたの戦いはすごく、 9連戦で(巨人と) 6試合あるだけに大事なゲームになる｣。将は力を込めた。虎投手陣は25、26日の広島戦(甲子園)で 2試合連続完封。現在21イニング無失点中だ。巨人の重量打線を眠ったままにすることが、この６試合のテーマだ。首位・ヤクルトに 1ゲーム差の貯金｢ 4｣。和田虎がゴールデンウイークをＧ倒週間にする。


　浅井良外野手がウエスタン・ソフトバンク戦(甲子園)で、 4年ぶりに捕手を務めた。右翼手で先発出場し、 8回から 2イニング、久保田ら 3投手とバッテリーを組んだ。
　浅井がマスクをかぶるのは、2008年 6月 3日の交流戦・対楽天(Ｋスタ宮城、途中出場)以来。浅井は｢めっちゃ怖かったです。 4年ぶりですか？　そのときも、ちょっとかぶっただけですからね。ちゃんと捕球できないです｣と苦笑いしながらも、無難にこなした。
　ワンバウンドのフォークも体で止めるなど 8回からの 2回 0封に貢献。プロ11年目、外野手登録されて 5年目の男が“第 3の捕手”へ。
　藤井彰人(35)ら捕手に故障者が続出しており、現在、 1軍捕手は 2人体制。捕手不足は深刻で、外野手に転向するまで72試合で捕手としてプレーしていた浅井が、非常時の“第 3の捕手”に指名された。捕球トレーニングを始めており｢ワンバウンドとか難しい。感覚がなくなっていますから｣と、もしもの出番に備えてブランクを埋めようと必死だ。
　これで早めの代打起用など和田虎の攻撃のバリエーションは間違いなく増える。


　ワンバウンド投球をとめた浅井

　“第３の捕手”を務める資質は、十分あった。 1点リードの 9回二死 1塁。マウンドには久保田。 2－ 2と追い込んだあと、浅井はフォークのサインを出し、打者を空転させた。ボールはベース付近でバウンドしたが、体で止めて打者にタッチ。見事に試合を締めた。
　｢受けたことがあったのが久保田くらいだったんで。自分なりに考えてやりましたけど｣
　｢ 2番・右翼｣でスタメン出場。 8回からマスクを被った。2008年 6月 3日の楽天戦(Ｋスタ宮城)以来、実に 4年ぶりの女房役。｢やっぱりちゃんと捕れないですね｣と苦笑いを浮かべたが、捕邪飛もがっちり捕球。盗塁は許したものの、ひと通りの仕事をこなした、充実の 2イニングだった。
　この日使用したプロテクターの胸元には｢50｣の文字。死球による左ほお骨の骨折で離脱中の藤井彰人から借りた。正妻の負傷で捕手は現在、小宮山、岡崎だけ。だから前半のチャンスで 2人に代打を出せない。


　 8回から捕手を務め、邪飛を処理して笑みを見せる浅井

　20日のＤｅＮＡ戦(横浜)では、 2点を追う 9回二死 2、 3塁で 3番・鳥谷が敬遠され、アニヤン・新井に代わって終盤から 4番に入っていた岡崎の 2ゴロで試合が終了していただけに、和田監督は｢ 3人目というのも必要だなと痛感している。可能性はあるので、やっぱり 1回はやっておいてもらわないと。きょうはいい機会｣と話した。
　 2軍からの昇格も検討されたが、 1軍実績のある11年目に白羽の矢がたった。浅井がマスクを被るのが可能になれば、序盤の勝負どころでも桧山、城島、関本ら“強力代打陣”を使い切ることができるのだ。
　｢外野なんで、外野で出ないとどうしようもないけど、試合に出たい。 1軍でも『行け』と言われたときには行けるようにしておく｣
　試合を終えて東京入りした背番号｢ 8｣。チームの勝利のためならマスクを被る覚悟だ。
　阪神が、敵地に乗り込んで幕を開ける 9連戦。チーム一丸で乗り切りたいが、シーズンはまだ序盤。そこで浮上したのは、球児が登板過多になった場合の榎田ストッパー構想。甲子園の指名練習を見守った山口投手コーチが明かした。
　｢(榎田のストッパー起用の可能性を問われ)作戦だからいえない。でも、ないことはないでしょう｣。この 9連戦中、藤川を酷使しないため、背番号｢13｣を“守護神”としてマウンドに送り込むプランだ。


　藤川の連投を回避させるための榎田の守護神構想が浮上した

　この日の榎田は休養日。午後の新幹線で東京に移動した 2年目左腕が決意をにじませた。
　｢いわれたところでやるだけですけど、準備をしっかりしておかないといけないと思う｣
　予行演習はバッチリだった。前日26日の広島戦(甲子園)。 0－ 0の延長10回に藤川がマウンドへ上がり、11回を任された。二死 2、 3塁のピンチを背負ったが、無失点で切り抜けた。この粘投が平野の劇的サヨナラ打を呼び込み、今季初白星も手にした。
　｢なかなか球児さんの後ろで投げることがないので…。不安でしたけど、しっかりゼロに抑えられたので、気持ちは前に進んだと思う｣
　昨年 7月 7日の中日戦(ナゴヤＤ)が教訓だ。 9回まで両軍ゼロ行進で延長10回に藤川がマウンドへ。打線が 3点を奪った後の11回を託された。だが、守護神の後ろ初体験は 2安打 1失点。プロ初セーブをマークしたがスコアボードの『1』が悔しかった。“ほろ苦い記憶”を払拭するゼロ封で“守護神”としての心の準備も整った。
　今季は11試合登板で無失点。指揮官も｢粘り強さが持ち味。本当に頼りになる｣と全幅の信頼を寄せる。だからこそ藤川の温存も計画的に練ることができる。
　いくら大事な 9連戦とはいっても守護神に無理をさせない－。長いシーズンを考えれば大きな財産になるはず。チームの勝利のため左腕がフル回転する。

　今日(28日)から東京ドームで行われるＧ－Ｔ戦 3連戦。26日現在 5位にいるＧ軍に対して、いくら火が着き始めたと言っても牙を剥くのは勿体ないような気もする。
　しかし、ここは勝負の場！と言う事で虎ちゃんも10番目の野手として乗り込んできます。
　“第 3の捕手”候補浅井、守護神構想が浮上した榎田や、その他にもまだまだ影にいる選手達も皆一丸になって頑張って欲しい。そうして、闘魂込めても勝てないＧ軍に、虎魂を見せてあげて欲しい。
　ガンバレ！阪神！我らのタイガース！

　虎ちゃんが度々書く10番目の野手とは、タイガースファンクラブ会員＆KIDS会員の事です。
十番目の野手心得。
一、いかなる時も阪神タイガースを愛し、十番目の野手としての自覚と誇りを持って行動すべし。
一、聖地・阪神甲子園球場はもとより、他の球場においても広く社会人としてのマナーを守り、他の
ファンの模範となるべし。
一、阪神タイガースの選手はもちろん、対戦チームの選手に対しても、心なき野次を飛ばすべからず。
　と言う心得も有るのです。

　特典としては、次の様になっています。
・ファンクラブ感謝デー，ファンクラブ応援デー プレゼント
・スペシャルワンコイン応援デー
・プラチナメンバーズ，ゴールドメンバーズ各シート招待
・始球式への参加
　等が有ります。詳細は、阪神タイガース公式ファンクラブのサイトでどうぞ！















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