17日神宮球場でオープン戦：ヤクルト－阪神が行われ、ドラフト 1位の高山俊外野手(22＝明治大學)が慣れ親しんだ神宮での凱旋(がいせん)試合で快打を放った。開幕投手が決まっているエース右腕からの一撃だが、冷静に振り返った。すでに開幕スタメンが決定的。左翼守備もそつなくこなし、攻守で存在感を示した。ドラフト 1位・高山俊外野手がヤクルト戦(神宮)に｢ 1番・左翼｣で先発出場し、金本知憲監督(47)の長打指令に応えた。 1回、先発小川が投じたプレーボール初球を左越えに運ぶ 2塁打。先制点を演出した。明治大學時代にプレーした思い出の神宮で期待される長打力も披露した。 1回、初球。外角高め 136キロを一閃した打球は左翼手の頭上を越えていった。これまでも外野手を越える長打はあったが、背走する“まさに頭の上”を越えるアニキ認定の長打はほとんどなかった。22歳にとっても感慨深い一打のはずだ。明治大學時代、この大学野球の聖地で輝いた。通算打率 0.324。東京六大学ではリーグ新記録となる通算 131安打を放った。プロとして、“神宮の安打製造機”とはまた違う力強い長打をカッ飛ばした。開幕スタメンへ一直線のルーキーが、“凱旋打”からまた力強く、前へ進んだ。
プロ 3年目の横田慎太郎外野手(20)がオープン戦の首位打者争いに懸命だ。ヤクルトのエース小川から 1回に遊撃内野安打、 5回に 2塁内野安打と、俊足を生かした 2安打をマーク。打率は 4割ジャストとなった。この日は初めて｢ 2番中堅｣でスタメン出場。攻撃形打線を望む金本監督の開幕ラインアップに加わる可能性は大きくなった。まずは 1回。先頭のＤ 1位・高山俊外野手が初球を捉えて 2塁打を放てば、続く横田も小川の投じた 1球目、 137キロに反応した。 2塁ベース付近へゴロを打ち返すと、全力疾走で一気に加速。内野安打を奪い、ヘイグの先制タイムリーをお膳立てした。代名詞となりつつある全力プレーは、鹿児島実業高校時代から。恩師の宮下正一監督(43)は｢猪突猛進タイプで、常に全力。野球のことしか考えていないような子だった｣と振り返る。 5回にはヘイグへの 2球目に 2盗成功。警戒される中、オープン戦トップの 5盗塁目に成功した。開幕まで残り 4試合。横田はトップスピードで駆け抜ける。
主力が休養したため｢ 5番・右翼｣で先発出場した緒方凌介外野手(25)が、燕のエース・小川撃ちで開幕 1軍入りをアピールした。
新助っ人のマット・ヘイグ内野手(30)が、待望のオープン戦初タイムリー。｢ 3番・ 3塁｣で出場すると、 1回だ。高山、横田の連打で作った無死 1、 3塁で、小川の 2球目、内角 136キロを引っ張り、 3塁線を破る適時 2塁打だ。好投手相手に納得の一打。ただ…。 4回に平凡な中村の 3ゴロを 1塁へ悪送球。 5回無死 1塁での川端の 3ゴロも併殺がとれず( 2塁封殺のみ)と、課題の守備にはまだまだ不安を残した。
岩田稔投手(32)が新球のチェンジアップを封印し、ヤクルト打線を抑え込んだ。シーズン初登板となる30日のヤクルト戦(神宮)と同じ相手、舞台で 6回 6安打無失点の粘投だ。 1回は三者凡退。 2回、 3回と連打で得点圏に走者を背負ったが、踏ん張った。｢状況によってゴロを打たせたり、併殺が取れた｣。昨年トリプルスリーを達成した山田には 1回、カットボールで、 3回にはシュートで空振り三振。 5回一死 1塁では外角低めのシュートで遊ゴロ併殺に仕留めた。約 2週間後に向けた予行演習は完璧だ。
17日鳴尾浜球場でウエスタン・リーグ：阪神－中日が行われ、掛布雅之 2軍監督(60)率いる阪神 2軍が開幕 3連敗を喫した。先発の田面(たなぼ)巧二郎投手(25)が 5回 5失点。打線も中日先発小熊の前に沈黙。 6回に江越大賀外野手(23)の適時 2塁打で 1点を返すも、反撃はここまで。 3連敗で開幕ダッシュとはならなかった。掛布雅之 2軍監督は 5回には自らマウンドまで足を運び、育成契約の先発・田面巧二郎投手にゲキ。公式戦初勝利はまたもお預けとなった。ミスタータイガースの思いに燃えた右腕は古本を遊ゴロ併殺。任せられた 5回を投げ抜いた。社会人 4年目の田面は2014年のオフに育成契約になった。 150キロに迫るいい球を持っているのに足踏みしたまま。指揮官がそう感じるからこそ 2月 1日のキャンプ初日のシート打撃一番手、人生初采配の同11日の韓国ハンファとの練習試合(安芸)の開幕投手を託した。掛布 2軍監督は成長した部分に目を向けた。中日先発・小熊を打ち崩せず、 6回無死 2塁で江越の左翼線 2塁打で 1点かえすのがやっと。 1－ 5で敗れ、開幕カードまさかの 3連敗となった。ファン待望の公式戦初勝利はまたもお預けとなったが、焦りは微塵もない。大きな大きな実りの日を求めて、タクトをふるっていく。記事をまとめて見ました。
＜オープン戦：ヤクルト 1－ 1阪神＝ 9回規定により引き分け＞◇17日◇神宮球場
ドラフト 1位の高山俊外野手が慣れ親しんだ神宮での凱旋(がいせん)試合で快打を放った。
｢ 1番左翼｣でスタメン出場。 1回、先頭で打席に入ると、いきなりヤクルト先発小川が投じた初球の外角高め直球を強振し、左翼鵜久森の頭上を越える 2塁打になった。
開幕投手が決まっているエース右腕からの一撃だが、冷静に｢向こうは開幕に合わせていますし、参考にならない。経験として球を見られたことは良かった｣と振り返った。
明治大學での 4年間、主戦場としてプレーし、東京６大学の最多安打記録( 131安打)を樹立した舞台だ。｢初めてのところと違う。ある程度は頭に入っていました｣。すでに開幕スタメンが決定的。左翼守備もそつなくこなし、攻守で存在感を示した。
1回、先頭打者で打席に向かう高山俊外野手＝17日、神宮球場
ドラフト 1位・高山俊外野手がヤクルト戦(神宮)に｢ 1番・左翼｣で先発出場し、金本知憲監督の長打指令に応えた。 1回、先発小川が投じたプレーボール初球を左越えに運ぶ 2塁打。先制点を演出した。明治大學時代にプレーした思い出の神宮で期待される長打力も披露した。
監督指令にプレーボール 1球目で応えた。思い出の神宮で、オープン戦初の 1番に起用された高山が、燕の開幕投手・小川をとらえた。 1回、初球。外角高め 136キロを一閃した打球は左翼手の頭上を越えていった。
｢打順のことは考えていません。僕のやることは変わらないので、どこでも一緒。初球？ それも今までと一緒です｣
1回、打席に入った高山俊外野手。ファンが神宮の申し子に声援を送った＝17日、神宮球場
相手エースに臆することなく、しっかり反応。横田、ヘイグが続き、 3連打。わずか 4球、電光石火の先制劇の口火となった。
その数分前の 3塁ベンチ前での円陣。輪の中心で、右手を上げるしぐさをする金本監督の姿があった。
｢きょうはちょっと、長打いこうか｣
これまでも外野手を越える長打はあったが、背走する“まさに頭の上”を越えるアニキ認定の長打はほとんどなかった。｢指示ではなしに、景気づけにね。オープン戦に入ってホームランゼロだし。誰か(外野手の頭を)越えてくれよ、って。(そうしたら)いきなり越してくれたから。オープン戦初の“頭越え”やね｣と即座に期待に応えた高山を称えた。
1回表阪神無死、いきなり 2塁打を放ち激走する高山俊外野手＝17日、神宮球場
22歳にとっても感慨深い一打のはずだ。｢楽しみだった？ いや、特にはないです｣と受け流したが、明治大學時代、この大学野球の聖地で輝いた。通算打率 0.324。東京六大学ではリーグ新記録となる通算 131安打を放った。
そんな学生時代の“最後の神宮”は、昨年10月26日。右手首には分厚いギプス…。手術直後、最終戦の法政大學戦に駆けつけたのだ。しかし試合終了に間に合わず、勝てば優勝だったチームも敗戦。結局Ｖを逃した。プレーできない悔しさを味わってから 5カ月後。プロとして、“神宮の安打製造機”とはまた違う力強い長打をカッ飛ばした。
｢(小川さんは)開幕に合わせているのであまり参考になりませんが、ボールを見られたことは勉強としてよかった。(見逃し三振 2つに)手が出なかったのはまだまだです｣。謙虚に話したが、打率は 0.343。開幕スタメンへ一直線のルーキーが、“凱旋打”からまた力強く、前へ進んだ。
5回表阪神一死、 2塁内野安打を放った横田慎太郎外野手＝17日、神宮球場
プロ 3年目の横田慎太郎外野手がオープン戦の首位打者争いに懸命だ。
ヤクルトのエース小川から 1回に遊撃内野安打、 5回に 2塁内野安打と、俊足を生かした 2安打をマーク。打率は 4割ジャストとなった。
｢足で稼いでいるところはあると思います。盗塁もできているし、そこはいいと思っています｣
この日は初めて｢ 2番中堅｣でスタメン出場。攻撃形打線を望む金本監督の開幕ラインアップに加わる可能性は大きくなった。
1回、内野安打を放った横田外野手＝17日、神宮球場
開幕スタメンに突き進むプロ 3年目の横田慎太郎外野手がヤクルト戦(神宮)に｢ 2番・中堅｣で先発し、内野安打 2本を放って打率をオープン戦 2位の 4割ジャストまで上昇させた。金本知憲監督は 2番での起用について｢ありえると思うよ｣と明言。俊足で併殺知らずのニュー 2番が誕生しそうだ。
勢いが止まらない。 2月の練習試合を含めても初の 2番起用に、期待の若虎が結果で応えた。主力の休養日に横田が輝いた。
｢基本的に初球から打つつもりでした。 2番については特に意識はありません。普通です｣
まずは 1回。先頭のＤ 1位・高山俊外野手が初球を捉えて 2塁打を放てば、続く横田も小川の投じた 1球目、 137キロに反応した。 2塁ベース付近へゴロを打ち返すと、全力疾走で一気に加速。内野安打を奪い、ヘイグの先制タイムリーをお膳立てした。
1回、ヤクルト・小川から遊撃へ内野安打を放った横田慎太郎外野手。とにかく速い＝17日、神宮球場
5回一死でもＨランプを灯した。叩きつけた打球が、高くバウンド。全力疾走すると 2塁手・山田がチャージも白球はグラブに収まらず、送球できなかった。オープン戦打率は 0.400まで上がり、セ・リーグトップ、12球団 2位まで上昇した。
金本監督は｢シーズンで打って欲しいね。(内野安打が)いい意味で特長になって、長い目で見ると、もっと大きく育って欲しいけどね。いまはそれで、結果が出ているから、全然(問題ない)｣と納得顔。この日 2本放った内野安打はオープン戦の16安打中 7本と半分近くを占める。 2番起用が併殺の可能性が低い脚力が理由であることを｢そうそう｣と認めた指揮官は｢ありえると思うよ。ちょこちょこは｣と 2番構想を明らかにした。
走る横田慎太郎外野手は 1回、セーフ＝17日、神宮球場
代名詞となりつつある全力プレーは、鹿児島実業高校時代から。恩師の宮下正一監督は｢猪突猛進タイプで、常に全力。野球のことしか考えていないような子だった｣と振り返る。同校は全力疾走がポリシー。驚異的な身体能力で大砲候補として入団したが、懸命に 1塁ベースを奪うスタイルこそが本来の姿だ。 1月に鹿児島に帰省した際には、宮下監督と会食。ひと回り大きくなった体で師を驚かし｢今年はやります！｣と 3年目の飛躍を誓った。
5回にはヘイグへの 2球目に 2盗成功。警戒される中、オープン戦トップの 5盗塁目に成功した。
｢疲れはとくにありません。(盗塁も)継続してやっていきたいです｣
開幕まで残り 4試合。横田はトップスピードで駆け抜ける。
★ 8人が 2番テスト
2番に誰が座るのか注目だ。この試合を含めＯＰ戦11試合で、 2番を務めたのは横田を含めて 8人。実績のある鳥谷、西岡、大和に加え、若手の緒方、北條、新人の高山(明治大學)、Ｄ 6位・板山(亜細亜大學)が日替わりテストを受けた。チームとしてここまで犠打はゼロと、簡単にバントで送らない姿勢を明確にしており、打力とともに脚力もポイントになる。
3回、三振に倒れた緒方凌介外野手＝17日、神宮球場
主力が休養したため｢ 5番・右翼｣で先発出場した緒方凌介外野手が、燕のエース・小川撃ちで開幕 1軍入りをアピールした。 3打席目となる 6回先頭でカットボールを右翼線へ運ぶ 2塁打。｢しっかり食らいついていけた。ここからは結果だと思う。打つしかないんで｣。同じ外野手＆左打ちの横田にライバル心をのぞかせた。
4回、中村の何でもないゴロを 1塁に悪送球したマット・ヘイグ内野手
新助っ人のマット・ヘイグ内野手が、待望のオープン戦初タイムリー。｢ 3番・ 3塁｣で出場すると、 1回だ。高山、横田の連打で作った無死 1、 3塁で、小川の 2球目、内角 136キロを引っ張り、 3塁線を破る適時 2塁打だ。
｢内角のボールに、うまく反応できたよ。始動を早くしようと思っていた｣
好投手相手に納得の一打。ただ…。 4回に平凡な中村の 3ゴロを 1塁へ悪送球。 5回無死 1塁での川端の 3ゴロも併殺がとれず( 2塁封殺のみ)と、課題の守備にはまだまだ不安を残した。
｢打者の足が思った以上に速く、焦ってしまった。そういうことも頭に入れていかないと｣と反省。高代ヘッドが｢足が使えていない。練習するしかない｣と厳しい口調で話せば、久慈内野守備走塁コーチも｢リズムよく投げたときはいいんだけど、送球の安定感に欠ける｣と修正が必要なことを認めた。
金本監督が改めて｢( 3番も)ありえるね｣と話すように、2016年打順の鍵を握るのは、この男。本人も｢残り 4試合、日本の野球に慣れるべく、 1日、１打席を大事にしていきたい｣と表情を引き締めた。
岩田稔投手(左)は 6回を無失点。岡崎との呼吸もバッチリだ＝17日、神宮球場
岩田稔投手が新球のチェンジアップを封印し、ヤクルト打線を抑え込んだ。シーズン初登板となる30日のヤクルト戦(神宮)と同じ相手、舞台で 6回 6安打無失点の粘投だ。
｢ちょっとムダ球も多かったし、投げミスもあったけど。きょうは球数が多く(94球)投げられたのが収穫です｣
1回は三者凡退。 2回、 3回と連打で得点圏に走者を背負ったが、踏ん張った。｢状況によってゴロを打たせたり、併殺が取れた｣。昨年トリプルスリーを達成した山田には 1回、カットボールで、 3回にはシュートで空振り三振。 5回一死 1塁では外角低めのシュートで遊ゴロ併殺に仕留めた。
新球隠しに成功した。習得中のチェンジアップを披露せずにマウンドを降りた。本番にとっておけば、大きな武器になる。｢それもあるかもしれないですね｣と目を輝かせた。
金本監督は｢ 2、 3回に球がちょっと上ずって、芯でカンカンいかれて、ちょっと心配になったけど、きっちり抑えてくれて。 6回無失点でしょ。十分、上デキじゃないですか｣と褒めたたえた。左腕は本番に向けて、マウンドの傾斜などもチェック。｢この時期に確認できてよかった。思ったより(ボールが)高めになってしまうのを感じた。チームのみんなにも伝えていきたい｣と余念がなかった。約 2週間後に向けた予行演習は完璧だ。
＜ウエスタン・リーグ：阪神 1－ 5中日＞◇17日◇鳴尾浜球場
掛布雅之 2軍監督率いる阪神 2軍が開幕 3連敗を喫した。
先発の田面巧二郎投手が 5回 5失点。打線も中日先発小熊の前に沈黙。 6回に江越大賀外野手の適時 2塁打で 1点を返すも、反撃はここまで。 3連敗で開幕ダッシュとはならなかった。
5回、マウンドに出向き、田面巧二郎投手( 116番)にゲキを飛ばした掛布雅之 2軍監督(左から 2人目)＝鳴尾浜球場
阪神 2軍はウエスタン・中日戦(鳴尾浜)に 1－ 5で敗れ、開幕 3連敗となった。掛布雅之 2軍監督は 5回には自らマウンドまで足を運び、育成契約の先発・田面巧二郎投手にゲキ。公式戦初勝利はまたもお預けとなった。
2軍の試合で、ほとんど見かけないシーンが広がった。適時打で 5点目を奪われ、なおも 5回一死 1、 2塁。ベンチで静かに戦況を見守っていた掛布 2軍監督がゆっくりとマウンドへ足を運んだ。
｢マウンドで逃げてはいけない。最後まで投げきらないとだめだよ｣
そう言って、ほほ笑みながらピンチを背負っていた田面の肩をポンとたたいた。自己最長タイの 5回に突入した右腕を指揮官自ら激励した。ミスタータイガースの思いに燃えた右腕は古本を遊ゴロ併殺。任せられた 5回を投げ抜いた。
｢ 4回(途中)のあの(ピンチ)ときに降ろしてしまうと、田面の気持ちの中で次につながらない。自分の投げたいイニングまで投げさせる。途中であきらめさせたくなかった｣
戦況を見守る掛布雅之 2軍監督＝鳴尾浜球場
社会人 4年目の田面は2014年のオフに育成契約になった。 150キロに迫るいい球を持っているのに足踏みしたまま。指揮官がそう感じるからこそ 2月 1日のキャンプ初日のシート打撃一番手、人生初采配の同11日の韓国ハンファとの練習試合(安芸)の開幕投手を託した。
ウエスタン開幕 3戦目の先発に指名した田面は 3回までわずか 1安打も、 4回にボーク、四球、 4単打などで 4失点。さらに 5回に 1点を追加され、 5回 7安打 5失点だった。掛布 2軍監督は｢ 5回まで投げきったことに意味がある。去年までの田面を考えたらナイスピッチングだよ｣と成長した部分に目を向けた。
中日先発・小熊を打ち崩せず、 6回無死 2塁で江越の左翼線 2塁打で 1点かえすのがやっと。 1－ 5で敗れ、開幕カードまさかの 3連敗となった。
｢そうは問屋が卸さない。ちょっと野球のあやというか、こういうものじゃないの｣
ファン待望の公式戦初勝利はまたもお預けとなったが、焦りは微塵もない。大きな大きな実りの日を求めて、タクトをふるっていく。
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高山、ヤクルト小川から２塁打放ち攻守で存在感！横田｢２番中堅｣で２安打、ＯＰ戦打率４割到達！
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