昨日は、18日掲載予定分まで掲載させて頂きました。本日( 3/24)は23日掲載予定分まで掲載させて頂きます。
本日分は、追って掲載をさせて頂きますので宜しくお願い致します。
18日ナゴヤドームでオープン戦：中日－阪神が行われ、阪神は 1回、効果的な攻撃で 2点を先制した。阪神は、 3月25日の開幕戦(京セラドーム)で、中日と対戦する。
“鉄人記録”のさらなる更新へ、準備完了だ。｢ 3番・遊撃｣で出場した鳥谷敬内野手(34)が、オープン戦出場 7試合目(チームは12試合)にして初めてフルイニング出場だ。昨季は打率 0.281、 6本塁打、42打点と不本意な数字だった。だからキャンプから飛ばした。成長著しい北條に｢遊撃｣のポジションを譲るつもりはサラサラない。
西岡剛内野手(31)が、開幕 2塁へ着々。 1回先頭で、浜田の 136キロ直球を左前へ痛烈に弾き返した。残り 3試合となったオープン戦に集中していく。
横田慎太郎外野手(20)がオープン戦首位打者に躍り出た。 2戦連続で 2番中堅先発し、浜田達、小川の左投手 2人から 3安打。 3戦連続複数安打を記録し、打率を 4割 3分 2厘まではね上げた。オープン戦19安打も12球団最多。現在 2冠王と勢いが止まらない。プロ 3年目横田慎太郎外野手が、中日戦に｢ 2番・中堅｣で出場し、 3安打猛打賞。犠飛による 1打点も挙げ、打率は 0.432まで上昇。オープン戦通算打率で、ついに12球団トップに立った。試合前までオープン戦打率 0.400ジャストで、西武・坂田の 0.419に次いで 2位だったが、オープン戦首位打者に立った。売り出し中の横田慎太郎外野手が｢ 2番・中堅｣でフル出場し、 3安打 1打点とまたも活躍。通算44打数19安打で打率を 0.432に伸ばし、ついにオープン戦打率首位に立った。走者を進める巧打も披露し、開幕スタメン奪取へ向けて評価はうなぎ上り。起用法はいかに？ 金本監督もうれしい悲鳴だ。前日17日のヤクルト戦(神宮)を休ませた鳥谷、西岡、福留がスタメンに戻った中での 2戦連続 2番起用。結果で応えた若虎は、虎将にとってうれしい悩みの種だ。オープン戦も残り 3試合。開幕スタメンへ、スパートをかける。
ドラフト 1位の高山俊外野手(22＝明治大學)がオープン戦のスタメン試合で10戦連続安打をマークした。 2点を追う 6回一死 1、 3塁。福の初球直球を強振すると、痛烈なライナーのピッチャー返し。そのまま中前まで抜けていく適時打になった。開幕前哨戦でも縮こまることはない。高山が堂々と結果を出した。 6回の第 3打席。竜のドラフト 4位左腕・福敬登投手(23＝ＪＲ九州)の初球を狙った。 2回二死 1塁の左翼守備で杉山が放った左翼線 2塁打のクッションボールの処理を誤って生還させたが、しっかりシーズンへつなげるつもりだ。
先発の秋山拓巳投手(24)がアピールに失敗した。 1回こそ、わずか 6球でフライアウト 3つに片づけたが、 2回に中日打線につかまった。一死後、平田に甘いカットボールをとらえられ、左翼にアーチを浴びた。直後の藤井に右中間 3塁打を許したほか、痛打を繰り返して 2失点。 3回も連打されて、さらに 2点を失った。先発ローテーション入りを狙う秋山は、 4回 8安打 4失点でアピールできなかった。 1回は完璧だったが、 2回以降は精彩を欠きうなだれた。香田コーチによれば、榎田はロングリリーフもできる中継ぎ要員を継続させるという。先発 6番手は秋山か、15日のウエスタン・中日戦(鳴尾浜)で 4回 6失点(自責 5)だった島本か、それとも翌16日の中日戦で 3回 1失点の岩貞か…。 6番手の出番は31日のヤクルト戦(神宮)で、それまでに 1度は追試が可能。頭の痛い日が続きそうだ。
18日鳴尾浜球場でウエスタン・リーグ：阪神－オリックスが行われ、掛布雅之 2軍監督(60)が公式戦初勝利のウイニングボールをファンにプレゼントした。捕手小豆畑から勝利球を渡された掛布 2軍監督はボールを見つめてニンマリ。その場でサインを書き込むと、スタンドに投げ込んだ。まさかの勝利球を手にした50代男性はうれしそうだった。虎の背番号｢３１｣を背負っての白星は1988年 7月12日以来。 1軍の開幕投手に決まっているランディ・メッセンジャー投手(34)が 7回無失点に封じての勝利とあって、｢汚い勝ち方｣と苦笑いしたが、これからも若虎率いて勝ちまくってや！掛布 2軍監督が公式戦初星。首を長くしていた周囲の大喜びとは対照的に、自虐的に試合を振り返った。2013年から 2年間の育成＆打撃コーディネーターを経て、 2軍監督に就任。28年ぶりに背番号｢３１｣を復活させるにあたり、前任の古屋英夫現 2軍チーフ兼守備走塁コーチ(60)のスタッフ残留を希望した。同級生で同じ千葉出身。(掛布 2軍監督＝千葉県千葉市出身、(習志野市立習志野高校出身)、古屋 2軍チーフコーチ＝千葉県富津市出身、木更津中央高校(現木更津総合高校)－亜細亜大學出身)｢ぼくは広報担当みたいなもの｣と笑うのも信頼の証しだ。これからもミスタータイガースは若手の育成に全力を注ぐ。記事をまとめて見ました。
1回、タイムリーを放った福留孝介外野手＝ナゴヤドーム
＜オープン戦：中日 4－ 6阪神＞◇18日◇ナゴヤドーム
阪神は 1回、効果的な攻撃で 2点を先制した。
中日先発・浜田達に対し、 1番・西岡が左前打で出塁すると、横田が追い込まれながら右翼へ 2塁打を放ち、 2、 3塁。続く鳥谷が初球をたたくと、中犠飛となり、あっさり 1点を先制した。
さらに、 4番に入った福留が中前適時打を放ち、この回 2点を奪った。阪神は、 3月25日の開幕戦(京セラドーム)で、中日と対戦する。
鳥谷敬内野手がフル出場。鉄人キャプテンがいよいよ本番モードに入ってきた＝ナゴヤドーム
“鉄人記録”のさらなる更新へ、準備完了だ。｢ 3番・遊撃｣で出場した鳥谷敬内野手が、オープン戦出場 7試合目(チームは12試合)にして初めてフルイニング出場だ。
｢普通です。予定通りです｣
開幕まで 1週間となり、本番モード。当然といわんばかりの表情をみせた。バットでも魅せた。 1回無死 2、 3塁では先制の中犠飛。 6回先頭では左腕・福の直球を中前へはじき返し、高山のタイムリーで生還。中日との“開幕前哨戦”の勝利に貢献した。
2012年シーズンから積み重ねた連続フルイニング出場は 575試合。｢できるかぎり継続していきたい｣と言い続ける。もちろん、結果を出してこその記録であることは、わかっている。
昨季は打率 0.281、 6本塁打、42打点と不本意な数字だった。だからキャンプから飛ばした。成長著しい北條に｢遊撃｣のポジションを譲るつもりはサラサラない。
1回、安打を放った西岡剛内野手＝ナゴヤドーム
西岡剛内野手が、開幕 2塁へ着々。 1回先頭で、浜田の 136キロ直球を左前へ痛烈に弾き返した。
先制への流れを作ったリードオフマンは、 5回の 3打席目を終え、 3打数 1安打でベンチに下がった。
｢(開幕は)いつでも大丈夫｣と強調すると、｢しっかり結果を出していきたい。俺の中ではもう開幕しているみたいなものだから｣と、残り 3試合となったオープン戦に集中していく。
横田慎太郎外野手がオープン戦首位打者に躍り出た。
2戦連続で 2番中堅先発し、浜田達、小川の左投手 2人から 3安打。 3戦連続複数安打を記録し、打率を 4割 3分 2厘まではね上げた。首位打者にも｢全然気にしていません｣と浮かれる様子は一切ないが、オープン戦19安打も12球団最多。現在 2冠王と勢いが止まらない。
1回表阪神無死 1塁、右翼線に安打を放ち 2塁に向かう横田慎太郎外野手＝ナゴヤドーム
プロ 3年目横田慎太郎外野手が、中日戦に｢ 2番・中堅｣で出場し、 3安打猛打賞。犠飛による 1打点も挙げ、打率は 0.432まで上昇。オープン戦通算打率で、ついに12球団トップに立った。
横田は 1回無死 1塁で、中日の先発左腕・浜田達の 6球目、緩い変化球に食らいつき右へ 2塁打を放った。 4番・福留の中前打で、チーム 2点目のホームを踏んだ。
3回、安打を放った横田慎太郎外野手＝ナゴヤドーム
3回先頭で迎えた第 2打席では、またも緩い変化球に崩されず、中前に運び 2打席連続安打。 2盗には失敗し、得点には絡めなかったが、打率は 0.429まで跳ね上がった。
その後、第 3打席は投ゴロに終わったが、 7回無死 1塁の第 4打席では、投手強襲の内野安打を放ち、打率 0.432とした。 9回無死 1、 3塁では、左犠飛を放ち打点 1も挙げた。
試合前までオープン戦打率 0.400ジャストで、西武・坂田の 0.419に次いで 2位だったが、オープン戦首位打者に立った。
攻撃的 2番だ。 1回、横田慎太郎外野手が 2塁打。走者を進め、先制点のおぜん立てをした＝ナゴヤドーム
売り出し中の横田慎太郎外野手が｢ 2番・中堅｣でフル出場し、 3安打 1打点とまたも活躍。通算44打数19安打で打率を 0.432に伸ばし、ついにオープン戦打率首位に立った。走者を進める巧打も披露し、開幕スタメン奪取へ向けて評価はうなぎ上り。起用法はいかに？ 金本監督もうれしい悲鳴だ。
開幕スタメンへ確実に前進した。 2試合連続の 2番起用で、横田が大暴れ。 3安打猛打ショーでオープン戦首位打者に浮上。指揮官を悩ませる猛アピールが止まらない。
｢ 2番でしたけど、打順に関係なく結果だけを考えて打席に入った。去年に比べてボール球
を振らなくなったことが、結果につながっているのかなと思う｣
1回、 2塁打を放った横田慎太郎外野手＝ナゴヤドーム
最初の快音は 1回。先頭の西岡の左前打に続いた。先発・浜田達のスライダーを一閃。右翼線 2塁打で 2、 3塁として先制点を演出すると、 3回先頭でも再びスライダーをとらえ鋭い中前打。 7回無死 1塁の第 4打席で 3番手・小川のグラブをはじく内野安打を放つと、 9回には 6点目をもたらす左犠飛。開幕戦の相手から勝利を奪う原動力となった。
16日のロッテ戦(ＱＶＣマリン)以来 2度目の 3安打で、44打数19安打の打率 0.432とし、首位に躍り出た。 1位を守りきれば、虎では2005年の赤星憲広以来のオープン戦首位打者。金本監督は｢あいつ面白いね。打順を上げたら、その気になって打ちよる。あした 4番にしたらホームラン打つんじゃないか(笑)｣と表情を緩めた。
前日17日のヤクルト戦(神宮)を休ませた鳥谷、西岡、福留がスタメンに戻った中での 2戦連続 2番起用。結果で応えた若虎は、虎将にとってうれしい悩みの種だ。
1回、福留のタイムリーで生還した横田に声をかける金本知憲監督＝ナゴヤドーム
｢まだ西岡－鳥谷(の 1、 2番)というのもあるし、わからないね。最後の最後まで、いい意味で悩ませてほしいね｣
指揮官が期待をかければ、他球団は警戒を強めた。オープン戦で唯一対戦のない広島の玉山スコアラーが｢開幕スタメンは十分あるんじゃないですか｣と話せば、中日・佐藤スコアラーは｢申し訳ないですが…｣とノーコメント。開幕戦の相手で“沈黙”は、それだけ本気ということだ。
最高気温18.3度と陽気に包まれた名古屋で、厚手のアンダーシャツしか用意がない“ミス”はあったが、北條の長袖シャツを借り、腕まくりで熱いプレーを連発した。
｢打率とかは気にしないで、一日一日を大事にするだけ。あしたも結果を出すことだけを考えてやりたい｣
オープン戦も残り 3試合。開幕スタメンへ、スパートをかける。
開幕スタメン間違いなしのルーキー高山俊外野手は 6回にタイムリー。結果を出し続けている＝ナゴヤドーム
ドラフト 1位の高山俊外野手がオープン戦のスタメン試合で10戦連続安打をマークした。
2点を追う 6回一死 1、 3塁。福の初球直球を強振すると、痛烈なライナーのピッチャー返し。そのまま中前まで抜けていく適時打になった。
｢『ストレートを張っていけ』と言われた。待っていたというか、そのタイミングで振りました｣と気を引き締めていた。開幕スタメンは決定的な状況だ。
中日対阪神 6回表阪神一死 1、 3塁、高山俊外野手は中前適時打を放った＝ナゴヤドーム
開幕前哨戦でも縮こまることはない。高山が堂々と結果を出した。 6回の第 3打席。竜のドラフト 4位左腕・福敬登投手の初球を狙った。
｢『直球を張っていけ』といわれていたのでそのタイミングで振っていきました。 1本出ていることはいいことだと思います｣
鋭いライナーで中前に運び、 2試合ぶりの打点。 3月25日の開幕中日戦(京セラ)での勝利を確信してしまうほどの逆転白星につなげた。オープン戦で先発出場するとこれで全10試合連続安打。巨人の野球賭博問題に続き、阪神を含む円陣をめぐる金銭授受問題で球界が揺れる中、フレッシュなルーキーが暗雲を吹き飛ばした。
｢オープン戦ですし、ヒットの数はバロメーターにはなっていないですが、出ないよりは出た方がいいですね｣
2回二死 1塁の左翼守備で杉山が放った左翼線 2塁打のクッションボールの処理を誤って生還させたが、｢ナゴヤドームの特徴も勉強できました｣とし、しっかりシーズンへつなげるつもりだ。
3回裏中日二死 1、 3塁、藤井に左前適時打を許して 4失点となり汗をぬぐう秋山拓巳投手＝ナゴヤドーム
先発の秋山拓巳投手がアピールに失敗した。
1回こそ、わずか 6球でフライアウト 3つに片づけたが、 2回に中日打線につかまった。一死後、平田に甘いカットボールをとらえられ、左翼にアーチを浴びた。直後の藤井に右中間 3塁打を許したほか、痛打を繰り返して 2失点。 3回も連打されて、さらに 2点を失った。この日は 4回 4失点。｢立ち上がりに真っすぐで差し込んでいていいかなと思いながら信用せず、 2回は慎重にいった。しんどい投球になった。立ち上がりみたいに、シンプルに行けば良かったかな｣と振り返った。島本らと先発 6番手を争っているが、好印象を与えられず。香田投手コーチは｢競争の中というだけ。ダメということはない。まだまだ、競争の中｣と説明するように、頭 1つ抜け出せなかった。
2回を終え、渋い表情でベンチへ戻る秋山拓巳投手＝ナゴヤドーム
先発ローテーション入りを狙う秋山は、 4回 8安打 4失点でアピールできなかった。 1回は完璧だったが、 2回以降は精彩を欠き｢立ち上がりみたいに、シンプルにいければよかった。いつもの悪い癖が出た｣とうなだれた。
岩崎や岩貞の調整が遅れている中、先発 6番手の最有力候補だったが、チャンスをつかみきれなかった。香田投手コーチは｢まだまだ競争の中にいる。駄目という評価ではない｣と次回以降に期待した。
開幕まであと 1週間になっても、完売にならない…。先発ローテのイス、まだあります－。
｢ちょっと 6番手争いから後退…といったら表現はおかしいけど、そこも競争になっているからね。香田コーチがどういう判断を下すか、誰を選んでくるのか｣
金本監督の歯切れが悪いのは当然だ。12日の教育リーグ、ソフトバンク戦(鳴尾浜)で 4回 2安打 1失点と好投した秋山を中 5日でテストさせたが、 4回 8安打 4失点。 2回一死で平田に左翼席にほうり込まれ、続く藤井に右中間 3塁打を許すなど制御がきかない…。
秋山は｢藤井さんに打たれたのを引きずってしまいました。いつもの悪い癖が出たのかな…。最初からちょっとしんどい投球でした｣と猛省。香田投手コーチは｢秋山の悪いところが出た。(次回登板は)競争の中でね…｣とした上で｢ダメだという評価ではない｣と“追試”を示唆した。
香田コーチによれば、榎田はロングリリーフもできる中継ぎ要員を継続させるという。先発 6番手は秋山か、15日のウエスタン・中日戦(鳴尾浜)で 4回 6失点(自責 5)だった島本か、それとも翌16日の中日戦で 3回 1失点の岩貞か…。 6番手の出番は31日のヤクルト戦(神宮)で、それまでに 1度は追試が可能。頭の痛い日が続きそうだ。
記念すべき初勝利。ウイニングボールを受け取った掛布 2軍監督は笑顔で選手をねぎらった＝鳴尾浜球場
＜ウエスタン・リーグ：阪神 5－ 0オリックス＞◇18日◇鳴尾浜球場
掛布雅之 2軍監督が公式戦初勝利のウイニングボールをファンにプレゼントした。
試合は 1軍の開幕投手に決まっているメッセンジャーが 7回 1安打無失点と好投。 1点リードの 3回には 4番 3塁で先発した陽川が、 3号 2ランを放つなど打線も11安打 5得点と奮起した。
捕手小豆畑から勝利球を渡された掛布 2軍監督はボールを見つめてニンマリ。その場でサインを書き込むと、スタンドに投げ込んだ。まさかの勝利球を手にした50代男性は｢ビックリした。掛布監督にはどんどん下から生え抜き選手を 1軍に送り出してほしい｣と、うれしそうだった。
掛布雅之 2軍監督がスタンドに投げ込んだウイニングボール＝鳴尾浜球場
阪神は18日、ウエスタン・リーグのオリックス戦(鳴尾浜)に 5－ 0で勝利。掛布 2軍監督は開幕 4戦目で初勝利を挙げた。
虎の背番号｢３１｣を背負っての白星は1988年 7月12日以来。 1軍の開幕投手に決まっているランディ・メッセンジャー投手が 7回無失点に封じての勝利とあって、｢汚い勝ち方｣と苦笑いしたが、これからも若虎率いて勝ちまくってや！
ついにこのときがやってきた。掛布 2軍監督が公式戦初星。首を長くしていた周囲の大喜びとは対照的に、自虐的に試合を振り返った。
勝因は 1軍開幕投手のランディ・メッセンジャー投手。 2軍相手に貫禄をみせた＝鳴尾浜球場
｢メッセ、メッセ、メッセ。メッセで勝つといっただろう。汚い勝ちと書いといてよ｣
いつもの笑顔だ。ウエスタン開幕 3連敗でも、｢ファームは育成の場｣という信念を曲げなかった。 1軍で開幕投手を務めるメッセンジャーが調整登板して 7回無失点のおぜん立てがあったとはいえ、エンドランや盗塁などの積極采配で若虎が躍動した。 1回、中谷が先制打。 3回には陽川(ようかわ)が 3号 2ランを放ち、 5回にも陽川の適時打などで 2点追加。江越も 2安打を放ち、 5得点で快勝だ。
｢勝ったということは素直にうれしい。江越のバッティングの状態にいい兆しが見えている。陽川も 4番の仕事をするよね｣
3回、 2点本塁打を放ち、掛布雅之 2軍監督に迎えられる陽川尚将内野手＝鳴尾浜球場
引退後、解説者として古巣を見つめる中で、寂しさを禁じ得なかった。生え抜きの 4番が不在。自身は満員の甲子園で打てばヒーロー、負ければ戦犯のプレッシャーの中で過ごしてきた。ワラにもすがる思いで毎試合新しいストッキングを履いて験を担いでいた時期もある。 3度の本塁打王、1985年には日本一に導いた。後継者の育成が使命だと自覚している。
｢やっぱり日本人の選手が 4番を打ってほしいというのがあるんですよね｣
故・中村勝広元ゼネラルマネジャーへの恩返しもある。坂井オーナーに｢カケにユニホームを。あれだけの人材。タイガースに関わりを持たせたい｣と直談判してくれた。昨秋の急逝前には｢左打者を見てほしい。横田を一人前に育ててほしい｣と“遺言”をもらった。
選手・掛布雅之の最後の試合は1988年10月10日。 4番で 3打数無安打、試合は敗戦だった＝阪神甲子園球場
2013年から 2年間の育成＆打撃コーディネーターを経て、 2軍監督に就任。28年ぶりに背番号｢３１｣を復活させるにあたり、前任の古屋英夫現 2軍チーフ兼守備走塁コーチ(60)のスタッフ残留を希望した。同級生で同じ千葉出身。｢ぼくは広報担当みたいなもの｣と笑うのも信頼の証しだ。
現役最後の1988年はけがに泣き、67試合の出場にとどまった。 7月12日の広島戦(甲子園、○ 4－ 2)の後は 2軍暮らしで、10月10日のダブルヘッダー 2試合目、ヤクルト戦(同、● 2－ 8)が引退試合。虎のユニホームで勝利するのは27年 8カ月ぶりだったが、感慨は一瞬だった。
ウイニングボールはサインを書き入れ、スタンドに投げ込んだ。｢ファンの方がもらった方がいい｣。 1勝は始まりに過ぎない。指導方針は野球を教えてくれた亡き父・泰治さんと同じ｢褒めて伸ばす｣。これからもミスタータイガースは若手の育成に全力を注ぐ。
★掛布党53歳ゲット
掛布 2軍監督の公式戦初勝利のお宝ウイニングボールをゲットしたのは大阪・池田市の会社員の男性(53)だ。｢ボールがはねかえって転がってきました。家に飾ります｣と大興奮。熱烈な掛布党で現役時代のミスタータイガースも甲子園で応援してきたという。｢たくさんの若手を育てて、 1軍を優勝に導いてください｣とエールを送っていた。
1軍が勝てば、 2軍も勝利を挙げた！2016年シーズンこそ全員野球でファン皆が待ち望む｢二文字｣に向かって前進だ！
ガンバレ！阪神！我らのタイガース！勝利を掴め！
オープン戦日程と結果 2月
オープン戦日程と結果 3月
2016年 オープン戦・公式戦 日程と結果( 3月)
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※阪神戦を見るなら｢虎テレ TORATELE｣だ！交流戦全24試合放送します！
阪神タイガース主催試合をスマートフォンでご覧いただける公式動画配信サービスです。
阪神タイガースでは、球団公式動画配信サービス｢虎テレ｣において、従来からの阪神タイガース主催全試合に加えて、2013年度の日本生命セ・パ交流戦での阪神ビジター試合(全12試合)を配信することを決定いたしました。
この取組みは、パシフィックリーグマーケティング株式会社が運営する、インターネットライブ動画配信サービス｢パ・リーグTV｣との協力で実現したもので、スマートフォンでの有料インターネットライブ配信の他、PC・タブレット・スマートフォンでの試合後のイニングVOD配信も行います。
プレイボール(※)からヒーローインタビューまで見ることができる｢ライブ中継｣や、見たいシーンを検索することができる｢シーン検索｣、ファンのみなさんの感情が反映される｢熱狂メーター!!｣など、様々なコンテンツを搭載した新感覚の動画配信サービスです。
※実際の試合から5分程度遅れての放送となります。
決済方法は、クレジットカードのほか、各キャリア決済にも対応。テレビ中継をなかなか見ることができない方、中継を何度も見直して勝利試合の余韻に浸りたい方、野球技術の勉強をしたい方、ヒイキの選手の笑顔をたくさん見たい方、タイガースファン必見です！！
球団公式動画配信サービス｢虎テレ｣に会員登録してください。
視聴価格：月額会員 630円、 1試合視聴 210円
虎テレは、Andoroid2.3.4以降、iOS5以降に対応しております。バージョンが上記未満の方はバージョンアップを実施してください。
※らくらくスマートフォンには対応しておりません。
｢お手紙付きチケット｣デザイン
2月15日(月)よりインターネットにて、新企画の｢お手紙付きチケット｣」を数量限定で発売します。本企画は限定デザインのチケットに、手紙を付けてプレゼント(配送)できるチケットで、母の日・父の日を含む 3連戦や巨人戦(一部除く)の計18試合が対象となります。ご家族や大切な方への日頃の感謝を伝えるとっておきのプレゼントとして、ぜひご利用ください。
発売概要・問い合わせ先・発売方法等の詳細は http://www.tike-uke.com/hanshintigers/msgticket/LP/ よりご確認ください。
※ニッポン放送｢ショウアップナイター｣はここだ！
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ニッポン放送では、夕方 5時30分からの｢ショウアップスポーツ｣の中で、野球の最新情報をたっぷりお伝えしてまいります。
夕方5時30分から（土は5時50分から）、完全実況中継！
まるでスタジアムにいるかのような興奮と感動をお届けします！！
江本孟紀、若松勉、大矢明彦、田尾安志、野村弘樹、宮本和知、里崎智也、山﨑武司、石井一久、関根潤三・・・一流解説陣が連日登場！
18時少し前と19時，20時の時報の後にクイズが有ります。
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今日から明日(20日)までこれから被災地へ行きますので、明日のブログはお休みとなります。悪しからずご了承下さい。
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