29日神宮球場でヤクルト-阪神 1回戦が行われ、阪神は 3連勝。先発の藤浪が今季初勝利をマークした。敗れたヤクルトは2007年以来、 9年ぶりの開幕 4連敗となった。
ドラフト 1位高山俊外野手(22=明治大學)が最終打席に安打を放ち、開幕から 4試合連続安打とした。高山は明治大學野球部時代に、東京六大学リーグの最多安打記録を48年ぶりに更新した“ホームグラウンド”で、安打製造機ぶりをみせつけた。スタンドはポカーンとしていたが、電光掲示板には「H」マークが灯っていた。D 1位・高山俊外野手が東京六大学の舞台である神宮に凱旋。最終打席でヒットを放って虎の新たな歴史を作った。これでルーキーによる開幕からの連続試合安打記録を「4」に更新。2001年の沖原佳典(43=前東北楽天ゴールデンイーグルス・コーチ、亜細亜大学卒)を抜き、球団新記録だ。昨秋に東京六大学の最多安打記録( 131安打)を塗り替えた場所も神宮。打率 0.263とはいえ、毎試合安打が出ていることについてはキッパリ。虎のドライチはさらなる高みを目指す。
売り出し中の 2番・横田慎太郎外野手(20)は 5打数無安打。25日の開幕戦以来のノーヒットに終わった。それでもベテランの館山に対し、最初の 3打席はすべて初球打ちと、ファーストストライクを逃さない積極的な姿勢は貫いた。
梅野隆太郎捕手(24)が先制の 2点タイムリーを放った。 2回一死満塁の場面。 1ボールからヤクルト館山の 145キロ直球を右翼前に落とした。先発藤浪を思いやった。若きエースを強力アシストしたのは、 3つ年上の“女房”だ。梅野が今季初登板の藤浪をバットで勇気づけ、初勝利をプレゼントした。金本監督もチームにとっても開幕戦から 4試合連続となる先制点をもたらした打撃をほめたたえたが、梅野は自身の話題よりも藤浪の粘りの投球をねぎらい続けた。藤浪を攻守で支えたのは事実。正捕手奪取へ、梅ちゃんの逆襲が始まった。
マウロ・ゴメス内野手(31)が 2号 3ランを放った。 1点リードの 5回一死 1、 2塁。ヤクルト館山の初球フォークを左翼席に運んだ。神宮の夜空に白球が舞い上がる。長距離砲らしい力強い放物線がカクテル光線に映えた。 1点差に迫られた直後の 5回一死 1、 2塁。ゴメスがひと振りで試合を決めた。館山の初球フォークを振り抜いた。 2号 3ラン。 7回には中犠飛を放ち、計 4打点だ。リーグトップに浮上する今季 7打点目。昨季は 7打点までに17試合を要したことを考えれば、 4試合目での到達は頼もしい限りだ。虎党の大声援に応えながら、頼もしい言葉を続けた。これぞ助っ人。 5番・ゴメスのパワーが、打線の強い軸となる。
今季初登板の藤浪晋太郎投手(21)は 149球の熱投で昨季覇者ヤクルトを 2失点に抑えこんだ。 9回二死でマウンドを降りて完投こそ逃したが、チームを 3連勝に導いた。最後まで投げきろうとした若きエースの心意気に感謝!ナインや首脳陣にねぎらわれ、ヒーローインタビューへ。虎党が熱狂する中、口を開けば悔しさがつのった。昨季終盤の右肩炎症からの調整遅れも自覚していた。開幕前最後の調整登板(23日)も 3回 1安打無失点ながら 3四死球と不調だった。中盤からは緩急も駆使し 8回まで 127球。 9回に臨んだが…。 2四球と畠山の中前打で 4点差に迫られ、無念の降板。マテオの救援を仰いだ。思わず顔をしかめたシーンが、完投できなかった悔しさを表していた。唇をかんだ藤浪だったが、昨季覇者のヤクルトを 2点に抑えた。孝行息子に導かれ、チームは開幕戦黒星のち 3連勝だ。今季の目標を堂々と宣言した。Vしか見ていない藤浪が、 4年目を力強く踏み出した。
一発が出たら、たちまち同点…。最後は冷や汗ものだったが、そこは守護神だ。 6- 2となった 9回。なお二死 1、 3塁で藤浪の後を受け、緊急登板したマルコス・マテオ投手(31)が、 2戦連続の 2セーブ目だ。頼もしく話したが、これまでの 2試合の登板に比べて、ボールは抜けていた。雄平には四球を与えて満塁。今浪にも粘られて、フルカウントに。虎党も固唾をのんで見守ったが、最後は 141キロのスライダーで遊ゴロ。打者 2人、アウト 1つをとるのに15球を要したが、それでも抑えるのだから、さすがだ。最後の 1アウトをとるまではわからない。その重責を背負い、これからもヒゲの守護神がゲームを締めていく。記事をまとめてみました。
<ヤクルト 2- 6阪神 1回戦>◇29日◇神宮球場
阪神は、 2回一死満塁から梅野の右前打で 2点を先制。ヤクルトは 2点を追う 3回二死 1、 3塁と好機の場面で山田が凡退した。
阪神は 1点リードの 5回一死 1、 2塁からゴメスの 2号 3ランで追加点を挙げた。ヤクルト先発の館山は 5回 5失点で降板した。
阪神は 3連勝。先発の藤浪が今季初勝利をマークした。敗れたヤクルトは2007年以来、 9年ぶりの開幕 4連敗となった。
【佐野慈紀のピッカリ診断】
藤浪は今季初登板ということで力みもあっただろう。序盤は制球に苦しんだ。 4回まで打者18人と対戦して10人に初球ボールと、自分の有利なカウントに持ち込めなかったことが、完投できなかった一因だ。
直球の威力、変化球のキレ、制球とも 7、 8割の出来だったが、ここぞというときの投球は大したもの。 7回一死 1、 2塁で山田、畠山を高めのボール球で続けて打ちとった場面は見事だった。今季は調子が悪くても悪いなりに勝つ投球ができる。そう感じさせる投球内容だった。
ただ、梅野の外角中心のリードが気になった。ヤクルト打線が好調なら狙い打ちされていたかもしれない。昨季、藤浪の登板時にマスクをかぶった鶴岡は内外角、高低をうまく投げ分けさせ、相手に配球を読まれないための工夫をしていた。梅野には、リード面でさらなるレベルアップを求めたい。(サンケイスポーツ専属評論家)
8回表阪神一死、高山俊外野手は 3塁内野安打を放った=神宮球場
ドラフト 1位高山俊外野手が最終打席に安打を放ち、開幕から 4試合連続安打とした。
第 1打席から 3ゴロ、 2ゴロ、空振り三振、遊ゴロで迎えた 8回の第 5打席。ヤクルト・オンドルセクの内角低め直球に合わせると、打球は 3塁線に大きく弾んだ。 3塁手川端が送球を諦め、内野安打となった。
高山は「結果的にヒットになって良かった」と笑顔。明治大學野球部時代に、東京六大学リーグの最多安打記録を48年ぶりに更新した“ホームグラウンド”で、安打製造機ぶりをみせつけた。
8回、高山俊外野手は 3塁内野安打を放った。全力疾走で 4戦連続安打をもぎ取った=神宮球場
スタンドはポカーンとしていたが、電光掲示板には「H」マークが灯っていた。D 1位・高山俊外野手が東京六大学の舞台である神宮に凱旋。最終打席でヒットを放って虎の新たな歴史を作った。
「どうですかね。結果的によかったです」
4打数無安打で迎えた 6- 1の 8回一死で 5打席目が回ってきた。ヤクルトの 4番手・オンドルセクの変化球を振り抜くと、バウンドした打球は 3塁線にコロコロ…。 3塁手・川端が捕球をあきらめたが、フェアゾーンに残った。前日28日に金本監督が横田と比べて「プレーはもっと泥んこになってやっていかないと」と話していたが、泥臭い安打で応えた。
8回、内野安打を放った高山俊外野手=神宮球場
これでルーキーによる開幕からの連続試合安打記録を「4」に更新。2001年の沖原佳典を抜き、球団新記録だ。昨秋に東京六大学の最多安打記録( 131安打)を塗り替えた場所も神宮。申し子ぶりをみせつけたが、「どこの球場も同じです。自分は一生懸命プレーするだけです」と謙虚に話す。
昨秋のドラフト会議ではヤクルト・真中監督が外れのクジを当たりと勘違いしてガッツポーズ。一度はツバメ伝統の赤のストライプのユニホームを想像した。そんな“因縁”があっての開幕直前のファンミーティング(14日)。同じリーグのライバルである真中監督から「個人的に高山君にはがんばってもらいたい」と異例のエールを受け取っていた。開幕からの活躍に燕の指揮官は逃した獲物の大きさを実感したに違いない。
打率 0.263とはいえ、毎試合安打が出ていることについては「気分がいいですね。少しでも勝ちに貢献できるようにやっていきたい」とキッパリ。虎のドライチはさらなる高みを目指す。
◆データBOX◆
阪神・高山が 4試合連続安打を記録し、阪神のドラフト制度(1966年)以降の新人で開幕スタメン出場した選手の連続試合安打の記録を更新した。従来の記録は2001年に沖原佳典が記録した 3試合連続( 3月30日から 4月 1日の巨人戦=東京D)。
売り出し中の 2番・横田慎太郎外野手は 5打数無安打。25日の開幕戦以来のノーヒットに終わった。それでもベテランの館山に対し、最初の 3打席はすべて初球打ちと、ファーストストライクを逃さない積極的な姿勢は貫いた。「あしたも試合があるので、しっかりやります」。結果が出ても出なくても、とにかく全力プレー。ガムシャラに戦っていく。
2回表阪神一死満塁、梅野隆太郎捕手は先制の 2点適時打を放った=神宮球場
梅野隆太郎捕手が先制の 2点タイムリーを放った。 2回一死満塁の場面。 1ボールからヤクルト館山の 145キロ直球を右翼前に落とした。
梅野は「満塁でしたし、ストライクゾーンに来たら思い切っていくつもりでした。初球のスライダーを見送れたことで、より思いきれるカウントを作れたことが、このいい結果につながったと思います」とコメント。「晋太郎にとっては今日が開幕戦ですし、なんとか援護したいと思っていたので、点が取れてよかったです」と、先発藤浪を思いやった。
2回、右前に先制の 2点適時打を放った梅野隆太郎捕手=神宮球場
若きエースを強力アシストしたのは、 3つ年上の“女房”だ。梅野が今季初登板の藤浪をバットで勇気づけ、初勝利をプレゼントした。
「ストライクゾーンにきたら思い切って行くつもりでした。(藤浪)晋太郎にとってきょうが開幕戦ですし、なんとか援護したいと思っていた」
2回一死満塁。館山の 145キロの直球を右前へはじき返した。詰まってはいたが、執念で運ぶタイムリー。右翼手・雄平の 3塁への悪送球もあり、 3走・福留に続き、 2走・鳥谷も生還した(記録は 2点打)。
金本監督も「大きい、大きい」と、チームにとっても開幕戦から 4試合連続となる先制点をもたらした打撃をほめたたえたが、梅野は自身の話題よりも藤浪の粘りの投球をねぎらい続けた。
梅野隆太郎捕手は 2回に先制の 2点タイムリーを放った。藤浪を強力援護した=神宮球場
「終盤はうまく緩急を使えていたし、オープン戦での悪いところを修正できていたと思う。直球もよかったと思います」
25日の中日との開幕戦のスタメンマスクは岡崎に譲った。 2戦目は出場機会さえもなく金本虎の初勝利をベンチで見届けた。 3戦目で初めてスタメンマスクをかぶってチームは勝ったが、先発の藤川( 5回 4失点)に勝ち星をプレゼントできず、素直に喜べなかった。
「自分は打撃力を生かしていきたい」と言い続けるが、正捕手の座をつかむためにはリード面のレベルアップが不可欠。投手から信頼される捕手にならなければ…という思いだ。岡崎との正捕手争いについても「自分がどうこういうよりも投手のためにがんばっていくだけ」と繰り返す。藤浪を攻守で支えたのは事実。正捕手奪取へ、梅ちゃんの逆襲が始まった。
5回表阪神、マウロ・ゴメス内野手は 3点本塁打を放った=神宮球場
マウロ・ゴメス内野手が 2号 3ランを放った。 1点リードの 5回一死 1、 2塁。ヤクルト館山の初球フォークを左翼席に運んだ。
ゴメスは「浮いたフォークをしっかりととらえられたね。いつも『打てるボールが来たら、いいスイングで打ち返す』ということを意識しているんだけれども、それができた打席だったね」と自画自賛だった。
またまた出ました。 5回、マウロ・ゴメス内野手が 2号 3ラン。今季も頼りになります=神宮球場
神宮の夜空に白球が舞い上がる。長距離砲らしい力強い放物線がカクテル光線に映えた。 1点差に迫られた直後の 5回一死 1、 2塁。ゴメスがひと振りで試合を決めた。
「いい形で前に走者がたまっていたから、甘い球が来たら積極的にいこうと思ったんだ」
館山の初球フォークを振り抜いた。 2号 3ラン。 7回には中犠飛を放ち、計 4打点だ。リーグトップに浮上する今季 7打点目。「まだ 139試合も残っている。全力でプレーするだけだよ」と謙虚に話したが、昨季は 7打点までに17試合を要したことを考えれば、 4試合目での到達は頼もしい限りだ。
“伏線”はあった。26日の中日戦(京セラD)で 1号 3ランを放ったが、開幕 3試合で計 2安打。強引に引っ張る打撃が目立った。そこで、この日のフリー打撃では徹底的に右方向を意識。肩の開きを抑え、コンパクトに逆方向へ。それでも 3本ほど右中間席にほうり込んだ。
生還したマウロ・ゴメス内野手、福留孝介外野手、マット・ヘイグ内野手の 3人を藤浪晋太郎投手(右)がハイタッチで出迎えた=神宮球場
強引に振らなくても飛ぶ感覚-。「 3塁、遊撃へのゴロが多かったからセンター方向へ打つ意識で調整した。見事に結果が出たね」と片岡打撃コーチ。 2回無死 1塁では外角球を右前に運んで先制のおぜん立て。この一打が 4打点につながったといってもいい。
精神面の成長もある。27日の中日戦で、きわどい変化球に 2打席連続見逃し三振。一瞬、顔をこわばらせて文句を言いたげだったが…。グッとこらえてベンチへ。球団関係者も「あっと思ったけど。我慢して切り替えていたね」と目を細めた。
一発長打の脅威-。金本監督は、昨季17本塁打に終わったG砲に対し、今季は自身の最多40超えの“41発指令”を出している。「接戦は一発で決まるケースが多い」が持論。「だからホームランを打てる外国人は怖いんよ」。そんな指揮官の思いに応えるような、千金弾だった。
「どんな試合でも一生懸命プレーするだけ。チームの勝利に貢献できるよう心がけているよ」
虎党の大声援に応えながら、頼もしい言葉を続けた。これぞ助っ人。 5番・ゴメスのパワーが、打線の強い軸となる。
◆データBOX◆
◎…ゴメスが 1試合で 4打点を記録。2014年 4月20日の同戦(甲子園)で 5打点を記録して以来の量産だった。
◎…阪神がヤクルト・館山に黒星を付けたのは、2011年10月 5日(京セラD)以来。この後、 7連敗していた。通算では 7勝17敗。
5回表阪神一死 1、 2塁、ゴメスの 3点本塁打に両手を突き上げ喜ぶ藤浪晋太郎投手=神宮球場
ちょっと悔しい? いや、よくがんばった。今季初登板の藤浪晋太郎投手は 149球の熱投で昨季覇者ヤクルトを 2失点に抑えこんだ。 9回二死でマウンドを降りて完投こそ逃したが、チームを 3連勝に導いた。最後まで投げきろうとした若きエースの心意気に感謝!
今季初勝利の瞬間をベンチで迎え、藤浪はフーッと大きく息をついた。悔しい。期待され、自身も期待して目指した27個目のアウトは取れなかったが、初登板から全開 149球だ。
「完投したかったので悔しいです。チームが連勝してきたので、勢いに乗っかれるようにと思っていました」
ナインや首脳陣にねぎらわれ、ヒーローインタビューへ。虎党が熱狂する中、口を開けば悔しさがつのった。
粘投 149球。完投したかった。交代を告げられた藤浪晋太郎投手は顔をしかめた=神宮球場
昨季終盤の右肩炎症からの調整遅れも自覚していた。開幕前最後の調整登板(23日)も 3回 1安打無失点ながら 3四死球と不調だった。「不安と期待と両方あって、浮足立たないように、大胆かつ慎重に行こうと思いました」と、 4年目のマウンドへ。最速 151キロの直球を軸に、援護にも押されて粘投した。
中盤からは緩急も駆使し 8回まで 127球。「もちろん、行きますと言いました」と 9回に臨んだが…。 2四球と畠山の中前打で 4点差に迫られ、無念の降板。マテオの救援を仰いだ。思わず顔をしかめたシーンが、完投できなかった悔しさを表していた。
熱投した藤浪晋太郎投手を金本監督もねぎらった=神宮球場
開幕マウンドはメッセンジャーに譲ったが、火曜日を託されたことは指揮官からの「(週の)アタマにいかせたいから。中継ぎが(月曜日と) 2連休になれば大きい」というメッセージだった。「長い回を投げてほしいということで火曜日を任されているので。あと 1人だったので投げたかった」と唇をかんだ藤浪だったが、昨季覇者のヤクルトを 2点に抑えた。
金本監督にとっても難しい判断だった。「そこ(藤浪の心意気)はやっぱり大事にしてあげたかった。中継ぎのために完投したいというね。でもさすがに… 149球? 肩が心配になってくる。気持ちより、藤浪の体優先」と胸の内を明かした。孝行息子に導かれ、チームは開幕戦黒星のち 3連勝だ。
9回二死でピンチを招き、藤浪晋太郎投手はマルコス・マテオ投手にマウンドを譲った=神宮球場
右肩の炎症で投げられないオフを過ごした分、体と向き合い続けた。四六時中、体のことを考え続け、「鳴尾浜が開いていなくてもジムへ行っていましたよ」と動き続けた。年始早々。そのジムがまだ営業を再開しておらず、白い息を吐き立ち尽くしたこともあった。時間を正確に決めて、プロテインとサプリメントを必死で摂った。体にまつわる意識も知識も、年々強くなる。復調は必然だった。
「最低15勝というところだと思っています。 3連勝でチームもすごくいい雰囲気で、いい流れで来ていると思います!」
今季の目標を堂々と宣言した。Vしか見ていない藤浪が、 4年目を力強く踏み出した。
◆データBOX◆
◎…藤浪が29日のヤクルト戦(神宮)で 149球を投げた。2015年 7月24日のDeNA戦(甲子園)で 9回完封した際の 152球に次ぐ自身 2番目の球数。
一発が出たら、たちまち同点…。最後は冷や汗ものだったが、そこは守護神だ。 6- 2となった 9回。なお二死 1、 3塁で藤浪の後を受け、緊急登板したマルコス・マテオ投手が、 2戦連続の 2セーブ目だ。
「準備はしっかりしていたんで。問題はなかったよ」
頼もしく話したが、これまでの 2試合の登板に比べて、ボールは抜けていた。雄平には四球を与えて満塁。今浪にも粘られて、フルカウントに。虎党も固唾をのんで見守ったが、最後は 141キロのスライダーで遊ゴロ。打者 2人、アウト 1つをとるのに15球を要したが、それでも抑えるのだから、さすがだ。
ヒヤヒヤさせながらもゲームセット。マルコス・マテオ投手はガッツポーズを繰り出した=神宮球場
金本監督も「きょうはちょっと(球が)抜けとったよね。本人も(試合後)ニヤッと笑っとったけどね。あのニヤッとした顔に救われたよ」と、強面(?)なストッパーの笑顔に安堵の表情だ。
「これが野球の怖さよ、最終回のね。ホンマに時間制じゃないから。時間制のスポーツにはない、怖さよ」
最後の 1アウトをとるまではわからない。その重責を背負い、これからもヒゲの守護神がゲームを締めていく。
まだ始まったばかりだが、このまま行けば夢も夢では無くなるだろう!2016年シーズンこそ全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって前進だ! ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
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高山、開幕から4試合連続ヒット!梅野、右翼前に適時打!藤浪、金本虎3連勝導いた熱投149球!
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