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Channel: 阪神ファンの障碍(害)者アスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記
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高山、9回ダメ押し2点打!岩貞が今季初白星!毎回の12K圧巻7回0封で今季初勝利!福原が燃えた!

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  2日横浜スタジアムでDeNA-阪神 2回戦が行われ、阪神が 9回高山の 2点 2塁打などで 3点追加し逃げ切った。先発岩貞が 7回 4安打無失点で 1勝目。DeNAは今季初の 0封負け。
 金本知憲監督(47)が愛弟子の適時打に感心した。 2点リードの 9回一死 1、 2塁。 3番手福地と対戦したのはルーキーD 1位・高山俊外野手(22=明治大學)だ。カウント 3- 1から外角直球を打ちに行って、左翼越えの 2点適時 2塁打をマークした。ミスショットを許されない局面で完璧に仕留めるあたりも、並みのルーキーではない。チームは 2連敗で食い止め、再び貯金「1」とした。 2- 0の 9回一死 1、 2塁。DeNAは 2年目の25歳左腕・福地をぶつけてきた。福地は昨季、13試合に登板。キレのある速球が武器である一方で15回 2/3で与四球「12」と制球面に課題があった。ボールカウントは 3- 1。高山は 140キロの外角直球を左中間に弾き返し、 2人を生還させる 2塁打を放った。リードを 4点に広げた一打に誰よりも驚いたのが金本監督だった。とにかく助かった。 2点リードのままなら、 3月31日のヤクルト戦(神宮)で 3回61球を投げさせたマテオを本来ならば 2日間休養させる予定だったが、リードは 2点。守護神はブルペンで投球練習を行っていた。金本監督は「全然違う。そこが大きいね。めちゃくちゃ大きい」とセーフティーリードに持ち込んだ高山を持ち上げた。高山は 1番ながら早くも今季 5打点目。打点を挙げた 4試合負けなしだ。不敗神話に高山は力を込めた。 3日は金本監督の48歳の誕生日。強心臓を生かし、高山はアクセルをドンドン踏む。最高の前祝いとなった。
  2番・横田慎太郎外野手(20)が実にしぶい。20歳、 1メートル86の体には似合わず、安打をコツコツと量産させている。抜群の身体能力で大砲候補として入団したが、俊足をいかそうと、とにかく必死。相手守備陣に冷や汗をかかせるのが楽しくて仕方がない。常に全力疾走全力プレーの背番号「24」は目を細めて、帰りのバスへと乗り込んだ。
 鳥谷敬内野手(34)が26打席ぶりの安打となる、先制の 2点タイムリーを放った。 6回二死満塁で、DeNA先発久保康の外角直球を中前へはじき返した。直前の打席まで25打席連続ノーヒット、打率も 1割を切るなど大不振だったが、是が非でも先制点が欲しい場面で、キャプテンが見事な働きをみせた。意地のひと振りだ。 6回二死 1、 3塁から目の前で 5番・ゴメスが3ボールから最後は敬遠の四球。DeNAが選択した満塁策に、クールな男が燃えた。自己ワーストの打撃不振に陥っていた鳥谷が千金の先制 2点打を放った。カウント 2- 2から 5球目。直球 143キロをとらえた。低く鋭い打球が 2遊間を抜ける。先制の 2点打に黄色く染まった左翼席は大歓声。背番号「1」はりりしい表情のまま久々の感触を味わった。 5回には倉本の 3遊間を襲ったライナーを好捕。美技で先発岩貞を盛り立てた。26打席ぶりの快音から巻き返していく。
 西岡剛内野手(31)が開幕 7戦目でようやくの今季初打点で、チーム唯一の得点をもたらした。 4回二死 1、 2塁でDeNA井納からしぶとく 1、 2塁間を破った。 2塁走者福留の本塁生還を見届けると、突き上げるようなガッツポーズで喜びを爆発させた。バッテリー以外は開幕から固定された先発メンバー。唯一、打点を挙げられていなかったのが 7番西岡だった。 2塁守備では 3回先頭戸柱のゴロをはじく失策で冷や汗をかいた。 1点リードの 8回二死 2塁では荒波の 2遊間のライナーに横っ跳び。捕球していればファインプレーだったがこれもつかめず、内野安打としていた。 7番に座る西岡が存在感を増した時、阪神打線は手が付けられなくなる。
 先発した岩貞祐太投手(22)が、 7回 4安打無失点12奪三振と好投した。 4回に連続安打と四球で一死満塁とするも、宮崎を 140キロ直球で二飛。続くルーキー戸柱も 3球続けて直球勝負で空振り三振に取り、ピンチをしのいだ。 7回 4安打無失点と好投し今季初勝利を挙げた。 4回には一死満塁のピンチを招いたが、後続を断ちゼロを並べた。プロ 3年目の岩貞祐太投手が自己最多の12三振を奪う 7回 4安打無失点の力投で、今季初勝利。チームの連敗を「2」で止めて、勝ち取った先発 6番手の座を守った。金本知憲監督は納得顔。勝てなかったこの 3試合の嫌な流れを断ち切り、貯金を「1」とした。 0- 0の 4回二死満塁。追い込まれていた岩貞が攻めた。D 4位・戸柱恭孝捕手(25=NTT西日本)に 2ストライクから外角へ 3球勝負。 133キロ直球で空振り三振に斬った。連打と四球で招いた一死満塁では宮崎に初球から 3連続ボール。追い込まれて開き直り、ドラフト同期の梅野のサインに思い切って腕を振った。 1ストライク後、 2飛。先制点を与えず粘った。スライダーを効果的に使い、プロ初の 2桁三振となる毎回の12三振を奪った。昨季のシーズン11奪三振を 1試合で超えた。昨年 8月 6日広島戦以来の 1軍登板で見事に結果を残し、「先発6番手」争いに終止符を打った。岩貞は 1勝で満足できるはずがない。さらなる高みを目指す。
 百戦錬磨の福原忍投手(39)が燃えていた。18年目の円熟右腕が燃える理由があった。 2- 0の 8回に登板。先頭の代打山下幸をカーブで 2ゴロ、続く代打松本もカーブで詰まらせて 1ゴロに。最後は、白崎に高めのボール球を振らせて 2ゴロに。リズムよくわずか 9球で 3人を料理したことで、 9回の追加点を呼びこんだ。金本監督から投手キャプテンに指名された右腕は今季 4試合に登板し、 3ホールド目。失点はなく、防御率は0.00だ。福原は「チームに勝ちがついてよかったよ」と胸を張った。いつでも投げる準備と覚悟はできている。マテオにつなぐセットアッパーの地位を、まだまだ若手に譲るつもりはない。
 高宮和也投手(34)が完封リレーを締めた。最終回のマウンドを託された左腕は、荒波を 2ゴロ、ロペスを 3ゴロに仕留めると、 4番・筒香は中飛に打ち取り、 3人でピシャリ。 2度の登板機会でいずれも失点していた左腕にとっても、今後に向けて弾みのつくマウンドとなった。
記事をまとめてみました。

2016.04.02 試合結果

 <DeNA 0- 5阪神、 2回戦>◇ 2日◇横浜スタジアム
  3回までともに 2安打で無得点。DeNAは 1回二死 1、 3塁の先制機で筒香が盗塁失敗。阪神は 3回二死 2塁で横田が凡退した。
 阪神は 6回二死 1、 3塁でゴメスが敬遠され満塁。続く鳥谷の中前適時打で 2点先制。先発岩貞が 6回まで 4安打10奪三振無失点。
 阪神が 9回高山の 2点 2塁打などで 3点追加し逃げ切った。先発岩貞が 7回 4安打無失点で 1勝目。DeNAは今季初の 0封負け。


選手交代を告げる金本知憲監督
  9回、選手交代を告げる金本知憲監督=横浜スタジアム

 金本知憲監督(47)が愛弟子の適時打に感心した。
  2点リードの 9回一死 1、 2塁。 3番手福地と対戦したのはルーキーD 1位・高山俊外野手だ。カウント 3- 1から外角直球を打ちに行って、左翼越えの 2点適時 2塁打をマークした。
 勝利を決定づける一撃だったが、指揮官は苦笑いで「たいしたもんや、高山も。あそこでコントロールが悪い投手を打ちに行くんだからね(笑い)。内心、待ってほしかったけどね(笑い)。あそこで『待て』(のサイン)はないしね。あれでホントに。あれで勝利を確信した」と振り返った。


高山俊外野手を出迎える金本知憲監督
 まさに千金のダメ押し 2点打を放った高山俊外野手(右)を出迎える金本知憲監督。48歳の誕生日の前祝い星となった=横浜スタジアム

 ミスショットを許されない局面で完璧に仕留めるあたりも、並みのルーキーではない。チームは 2連敗で食い止め、再び貯金「1」とした。
 トドメを刺した。D 1位・高山俊外野手が引導を渡すだけでなく、チームの懸案までも吹っ飛ばした。
 「きょうの 1本はよかったです。初球はボール球を振ってしまいましたが、ストライクゾーンだけを意識しました。(チームとして)連敗しないということが、すごくいいことだと思います」


左中間を破る2点2塁打を放った高山外野手
  9回、左中間を破る 2点 2塁打を放った高山俊外野手。不敗神話も誕生だ=横浜スタジアム

  2- 0の 9回一死 1、 2塁。DeNAは 2年目の25歳左腕・福地をぶつけてきた。福地は昨季、13試合に登板。キレのある速球が武器である一方で15回 2/3で与四球「12」と制球面に課題があった。ボールカウントは 3- 1。高山は 140キロの外角直球を左中間に弾き返し、 2人を生還させる 2塁打を放った。リードを 4点に広げた一打に誰よりも驚いたのが金本監督だった。
 「大したものや、高山は。コントロール悪い投手でも打ちにいくんやからね」
 思案した。セオリーならばサインは待て。「正直、ちょっと待ってほしかった。でも、あそこで(ベンチから新人に)『待て』はないからね」。打席のルーキーに任せると勝負を決める長打。「あれで勝利を確信した」とうなった。


二塁打を放った高山外野手
  2塁打を放った高山外野手=横浜スタジアム

 とにかく助かった。 2点リードのままなら、 3月31日のヤクルト戦(神宮)で 3回61球を投げさせたマテオを中 1日で「いっただろうね」と舞台裏を明かした。本来ならば 2日間休養させる予定だったが、リードは 2点。守護神はブルペンで投球練習を行っていた。
 金本監督は「全然違う。そこが大きいね。めちゃくちゃ大きい。そこが一番大きい。ほんと、そこ」とセーフティーリードに持ち込んだ高山を持ち上げた。高山は 1番ながら早くも今季 5打点目。打点を挙げた 4試合負けなしだ。
 不敗神話に高山は「今、初めて知りました。チャンスで打てるようにしたい」と力を込めた。
  3日は金本監督の48歳の誕生日。強心臓を生かし、高山はアクセルをドンドン踏む。最高の前祝いとなった。


右前打を放った横田慎太郎外野手
  6回に右前打を放った横田慎太郎外野手。先制の突破口を開いた=横浜スタジアム

  2番・横田慎太郎外野手が実にしぶい。20歳、 1メートル86の体には似合わず、安打をコツコツと量産させている。
 「とにかく、きょうも転がしてヒットで出られればと思っていました」
  6回の先制劇の口火を切ったのはこの男だ。一死走者なしで久保康から詰まりながらも右前に落とし、出塁。ヘイグの 3ゴロで 2塁封殺されたが、打線の流れを作った。さらに 7回二死 1塁では外角フォークをうまく拾って中前へ。今季 4度目となるマルチ安打を記録し「 2本打ててよかったです」と素直に喜んだ。
 打席では「ただ転がそうと思ってやっている」という。 2番打者でありながら、犠打は 0。それどころか、四球もない(死球は 1)。抜群の身体能力で大砲候補として入団したが、俊足をいかそうと、とにかく必死。相手守備陣に冷や汗をかかせるのが楽しくて仕方がない。常に全力疾走全力プレーの背番号「24」は目を細めて、帰りのバスへと乗り込んだ。


メッセージボードを用意したスタンドの虎党
 めったにお目にかかれない鳥谷のスランプにスタンドの虎党は「RELAX(リラックス) 自信を持って」と書いたメッセージボードを用意=横浜スタジアム

 鳥谷敬内野手が26打席ぶりの安打となる、先制の 2点タイムリーを放った。
  6回二死満塁で、DeNA先発久保康の外角直球を中前へはじき返した。鳥谷は「久々のヒットがいい場面で出て良かったです」と球団広報を通じてコメント。
 直前の打席まで25打席連続ノーヒット、打率も 1割を切るなど大不振だったが、是が非でも先制点が欲しい場面で、キャプテンが見事な働きをみせた。


先制2点適時打を放った鳥谷敬内野手
  6回表阪神2死満塁、中前へ先制2点適時打を放った鳥谷敬内野手=横浜スタジアム

 意地のひと振りだ。 6回二死 1、 3塁から目の前で 5番・ゴメスが3ボールから最後は敬遠の四球。DeNAが選択した満塁策に、クールな男が燃えた。自己ワーストの打撃不振に陥っていた鳥谷が千金の先制 2点打を放った。
 「チャンスだったんで、そういうこと(25打席連続無安打)は考えず、思い切っていこうと思った」
 カウント 2- 2から 5球目。直球 143キロをとらえた。低く鋭い打球が 2遊間を抜ける。先制の 2点打に黄色く染まった左翼席は大歓声。背番号「1」はりりしい表情のまま久々の感触を味わった。


ゴメスを敬遠したDeNAバッテリー
  6回、DeNAバッテリーは二死 1、 3塁で 3ボールとなり、ゴメス(右)を敬遠し、鳥谷勝負を選択=横浜スタジアム

  1球目を投げる前に久保康が 2度プレートを外していた。球界一のクイック投法の使い手が独特の間合いで幻惑してきたが「相手のサインのことだと思うし、どうとかはない」と意に介さなかった。勝負に集中し、 2点打で自己最長の“トンネル”を抜けた。
 「H」ランプを灯したのは 3月26日の中日戦(京セラD)以来 6試合26打席ぶり。2012年に記録した24打席連続無安打の自己ワーストを更新した直後に先制打。金本監督は「やっとね。やっと、鳥谷。 6番はクリーンアップが作ったチャンスでまわってくるからね。 1、 2番が作ったチャンスをクリーンアップがという風に。 6番というのがすごく重要だと思っている」と胸をなで下ろした。


ライナーを好捕した鳥谷敬内野手
  5回、倉本の 3遊間を襲ったライナーを好捕した鳥谷敬内野手=横浜スタジアム

 今年にかける思いを、新年のあいさつに込めていた。チーム関係者への年賀状に添えた直筆のメッセージに「優勝」の 2文字を何枚も書き入れた。金本新体制で迎える 1年へ気持ちを新たにすれば、開幕も仲間との絆を強めて迎えた。西宮市内の焼き肉店で行われた開幕直前の決起集会。午後 5時半頃に始まった宴は約 3時間後に中締めとなったが、鳥谷はそのまま残った。十数人で 1時間以上残り談笑し、結束を固めた。チームに乗り遅れるわけにはいかない。
 「またあした勝てるように頑張りたい」
  5回には倉本の 3遊間を襲ったライナーを好捕。美技で先発岩貞を盛り立てた。26打席ぶりの快音から巻き返していく。

◆データBOX◆
◎…阪神がDeNA・久保康友投手(35)に黒星を付けたのは久保がロッテに所属していた2006年の 5月11日(甲子園)以来10年ぶり。阪神はこれまで久保に対して12試合で 2勝 4敗、防御率2.23だった。
◎…2014年に阪神からDeNAにFA移籍した久保康に対し、阪神は 5試合対戦、打率 0.259。久保康はこの 2年間、阪神戦は 1勝 0敗、防御率2.19だった。


 西岡剛内野手が開幕 7戦目でようやくの今季初打点で、チーム唯一の得点をもたらした。 4回二死 1、 2塁でDeNA井納からしぶとく 1、 2塁間を破った。 2塁走者福留の本塁生還を見届けると、突き上げるようなガッツポーズで喜びを爆発させた。
 「開幕してからチャンスで打てないことが続いていたので、あの場面では打ちたい気持ちが強くあった。そういう気持ちが結果につながってくれたと思う「
 バッテリー以外は開幕から固定された先発メンバー。唯一、打点を挙げられていなかったのが 7番西岡だった。 2塁守備では 3回先頭戸柱のゴロをはじく失策で冷や汗をかいた。 1点リードの 8回二死 2塁では荒波の 2遊間のライナーに横っ跳び。捕球していればファインプレーだったがこれもつかめず、内野安打としていた。


右前先制適時打を放った西岡剛内野手
  4回表阪神二死 1、 2塁、井納から右前先制適時打を放った西岡剛内野手=横浜スタジアム

 西岡にとって横浜は因縁の舞台だ。昨年 5月22日のDeNA戦で右肘内側側副靱帯(じんたい)を損傷。 4カ月もの離脱を余儀なくされた。「もうやめたいと思ったことも何回もあった。でもここでやってることがいつか上で力になるから。だから俺はやってる。やめたら何も残らへんやろ」とつらいリハビリに明け暮れた。
 苦しい時期を乗り越えて、今季を迎える。チームのサヨナラ敗戦を受け「素直に喜べない? もちろん、チームの結果ですから。チームに勝ちがつくように活躍しないと。必死にやってます」。 7番に座る西岡が存在感を増した時、阪神打線は手が付けられなくなる。


ベンチに戻る貞祐太投手
  7回も無失点に抑えベンチに戻る貞祐太投手(中央)=横浜スタジアム

 先発した岩貞祐太投手が、 7回 4安打無失点12奪三振と好投した。
  4回に連続安打と四球で一死満塁とするも、宮崎を 140キロ直球で二飛。続くルーキー戸柱も 3球続けて直球勝負で空振り三振に取り、ピンチをしのいだ。
 その後は完全に立ち直り、 7回まで毎回奪三振。昨年 8月 6日広島戦以来の 1軍登板で見事に結果を残し、「先発6番手」争いに終止符を打った。


勝利投手となった岩貞祐太投手
 勝利投手となった貞祐太投手(中央)=横浜スタジアム

 岩貞祐太投手が 7回 4安打無失点と好投し今季初勝利を挙げた。
  4回には一死満塁のピンチを招いたが、後続を断ちゼロを並べた。
 キャンプでは左肩の違和感を訴えたが、 3月の実戦で結果を残して先発「第6の男」として昇格。期待に応えた。
 岩貞は「勝って良かった。守備もしっかり守ってくれた。初回からバタついたけど、(捕手)梅野がしっかりリードしてくれた。自分のピッチングをしてここまで来られたので、これからも色気づくことなく謙虚に投げたい」と、早くも次回登板を見据えた。


マウンド上で絶叫をあげた岩貞祐太投手
  4回二死満塁で戸柱を 3球三振に仕留めた岩貞祐太投手はマウンド上で思わず絶叫=横浜スタジアム

 プロ 3年目の岩貞祐太投手が自己最多の12三振を奪う 7回 4安打無失点の力投で、今季初勝利。チームの連敗を「2」で止めて、勝ち取った先発 6番手の座を守った。金本知憲監督は「期待通り」と納得顔。勝てなかったこの 3試合の嫌な流れを断ち切り、貯金を「1」とした。
 「ヨッシャー!!」と雄叫びをあげた。マウンドの上で渾身のガッツポーズ。 0- 0の 4回二死満塁。追い込まれていた岩貞が攻めた。D 4位・戸柱恭孝捕手に 2ストライクから外角へ 3球勝負。 133キロ直球で空振り三振に斬った。
 「絶対に抑えようと思った。腕を振ることを心掛けた」
 連打と四球で招いた一死満塁では宮崎に初球から 3連続ボール。追い込まれて開き直り、ドラフト同期の梅野のサインに思い切って腕を振った。 1ストライク後、 2飛。先制点を与えず粘った。スライダーを効果的に使い、プロ初の 2桁三振となる毎回の12三振を奪った。昨季のシーズン11奪三振を 1試合で超えた。




阪神先発・岩貞祐太投手
 阪神先発・岩貞祐太投手=横浜スタジアム

 自己最速にあと 1キロに迫る 148キロの直球に 110キロ台のチェンジアアップが冴えた。 7回も 108球もプロ 3年目でキャリアハイ。プロ初勝利(2014年 8月17日)を挙げた思い出の横浜で今季 1勝目だ。
 キャンプ初のシート打撃で「急浮上したね」と金本監督に期待されたが、終盤左肩を痛めて先発ローテ争いから一時脱落。左肩の筋疲労だった。痛みはないが、30-40球投げると「へばる感じ」。昨年末は台湾ウインターリーグで投手部門のMVPに輝くなど、オフもフル回転。肩周りの強化からやり直した。
 「焦りはなかった。万全で勝負したかった」。最後のオープン戦だった 3月21日のオリックス戦で 5回 1失点の好投。 6番目の座に滑り込み、結果を出した。
 2014年にドラフト 1位で入団しながら、 2年間で 2勝。今年の投げ始めは原点回帰を誓って、母校の横浜商大を選んだ。グラウンドを走った後にはブルペンに立ち寄った。後輩が投げる姿をみて「毎日のように 200球ぐらい投げていた」という過去の自分を重ね合わせた。


先発の阪神・岩貞祐太投手
 先発の阪神・岩貞祐太投手=横浜スタジアム

 「昔はずっと練習していました。授業の前とか後に毎日。途中でやめたらダメという気持ちでしたね。僕は野球しかやってこなかったから…」
 左肩を痛めた際には横浜商大の佐々木正雄監督から「がんばるんじゃないぞ。踏ん張るんだぞ」と言葉をかけてもらった。打たれれば、 2軍降格と背中合わせのマウンドでまさに踏みとどまった。
  3月31日のヤクルト戦(神宮)では守護神マルコス・マテオ投手(31)が 3イニングを投げ、ドロー。前夜は終盤の投手起用が暗転して逆転サヨナラ負けした。悪い流れを払拭する「第6の男」の快投に金本監督は「勢いあって腕も振れていた。ダイナミックにね。彼らしく。期待している通りを出してくれた。次が楽しみだね」と話した。
 岩貞は「シーズンの最初に勝ったことはうれしい」と胸を張った。 1勝で満足できるはずがない。さらなる高みを目指す。


打者3人を9球で料理した福原忍投手
  8回から登板、打者 3人を 9球で料理した福原忍投手。どんどん投げますよ!!=横浜スタジアム

 百戦錬磨の福原忍投手が燃えていた。18年目の円熟右腕が燃える理由があった。
 「岩貞が頑張っていたのでね」
 今季初登板で 7回無失点の岩貞に代わって 2- 0の 8回に登板。若手の勝ち投手の権利を消してはいけない、という思いもあった。先頭の代打山下幸をカーブで 2ゴロ、続く代打松本もカーブで詰まらせて 1ゴロに。最後は、白崎に高めのボール球を振らせて 2ゴロに。リズムよくわずか 9球で 3人を料理したことで、 9回の追加点を呼びこんだ。
 チームに漂っていたモヤモヤを快投で消し去った。「きのう、ああいう形で負けていたのでね」。前日は悪夢のサヨナラ逆転負け。 9回、能見が筒香に被弾して同点に追いつかれ、歳内も踏ん張れなかった。指導者の経験が少ないコーチ陣が、継投の難しさを改めて知る一夜となった。リリーフで2014、2015年と 2年連続で最優秀中継ぎ投手のタイトルを獲得した39歳が、先発とリリーフ、野手と首脳陣との絆を再びつなぎあわせた。福原-高宮とつないで今季初の完封リレー完成だ。
 金本監督から投手キャプテンに指名された右腕は今季 4試合に登板し、 3ホールド目。失点はなく、防御率は0.00だ。
 福原は「チームに勝ちがついてよかったよ」と胸を張った。いつでも投げる準備と覚悟はできている。マテオにつなぐセットアッパーの地位を、まだまだ若手に譲るつもりはない。

 高宮和也投手が完封リレーを締めた。 9回に味方打線が 3点を奪い、 5点リードとなったことで守護神・マテオを温存。最終回のマウンドを託された左腕は、荒波を 2ゴロ、ロペスを 3ゴロに仕留めると、 4番・筒香は中飛に打ち取り、 3人でピシャリ。 2度の登板機会でいずれも失点していた左腕にとっても、今後に向けて弾みのつくマウンドとなった。


 やればできる!全員野球で頑張れば、そこに勝利が待っている!2016年シーズンこそ全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって前進だ! ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!

2016年 公式戦 日程と結果(04月)
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2016年 公式戦順位表
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2016年 ファーム試合日程・結果(04月)
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