阪神１０勝で首位タイ！メッセンジャー２勝！福留左太もも押さえ途中交代…藤川が抹消最短24日に復帰

　14日阪神甲子園球場で阪神－ＤｅＮＡ 5回戦が行われ、劇団四季のミュージカル｢キャッツ｣大阪公演にグロールタイガー役で出演する、飯田洋輔氏が始球式を行った。ミュージカル｢キャッツ｣大阪公演は、 7月16日(土)に初日を迎え、11月30日(水)まで行われる。チケットは 4月23日(土)午前10時より一般発売が開始される。
　阪神が 8回にもゴメスの 2ランで追加点を奪った。メッセンジャーは 8回 1失点で 2勝目。ＤｅＮＡ今永は 3敗目を喫した。金本阪神が今季10勝目だ。先発メッセンジャーが 8回 1失点と踏ん張り、売り出し中の 2年目江越が決勝打を放つなど理想の展開。雨天中止を挟んで 2連勝。金本知憲監督(48)は｢ 1つのカードで貯金『２つ』は大きいですね｣と笑顔。広島と並んで同率首位となったが｢まったく順位は気にしていない｣と話した。
　もはや当たり前と思えるほど簡単にヒットを打ってしまう。それが、このルーキーのすごさだ。ドラ 1位対決も、虎の勝利。 1回、高山俊外野手(22＝明治大學)がＤｅＮＡ・今永昇太投手(22＝駒澤大學)から遊撃内野安打。連続試合安打を10に伸ばした。 5回まで被安打 2と好投していた同期の左腕から、 2試合連続 6度目のマルチ安打。これが勝ち越しの口火となり、金本監督も目を細めた。ちょうど 1カ月前の 3月14日。横浜で行われたセ・リーグのファンミーティングで各球団のドラ 1が一堂に会した。｢久しぶり｣。控え室では今永、ヤクルト・原樹理投手(22＝東洋大學)、巨人・桜井俊貴投手(22＝立命舘大學)らと談笑。聖地・甲子園で、早くも実現したプロ初対決。今永の投球も見事だったが、その上をいき、勝利に直結させた。17試合ではや25安打。シーズン 210安打ペースは虎新人最多 135安打(1998年・坪井智哉)を大きく上回る。もちろんプロの世界は、そんなに簡単ではない。しかしこの男なら－。大きな期待をせずにはいられない。
　マット・ヘイグ内野手(30)が先制犠飛を放った。 2回一死 3塁からＤｅＮＡ今永のチェンジアップをセンターへ大飛球。
　福留孝介外野手(38)が負傷交代した。 4回の 2打席目に左前打を放ったが、 1塁ベースに到達したところで左太ももを押さえるしぐさを見せた。代走横田慎太郎外野手(20)が送られてベンチから引き揚げた福留は詳細を明かすことなくロッカー室に向かった。“４番”横田がダメ押しのタイムリー。ベンチでたまったウップンをバットで晴らした。 4回に途中交代した福留の代走で途中出場。高山、鳥谷、江越の 3連打で、 2－ 1の 6回一死 2、 3塁の好機で打順が回ってくると、Ｄ 1位・今永昇太投手(22＝駒澤大學)の直球を流し打ち。打球は左前で跳ねた。甲子園初安打＆適時打が貴重な追加点となった。 8日の広島戦(甲子園)にスタメン落ち。結果を求めるあまり、当てにいく打撃が目立っていた。中堅の定位置を江越に奪われ、ベンチ生活。悔しさもあったが、冷静にグラウンドを見つめることで収穫もあった。高卒 3年目の若虎へ、助言していた金本監督は手放しで喜んだ。｢またチャンスが来たら絶対結果を出したいです｣と横田。その目は飢えた虎の鋭い眼光を放っていた。
　 2割ちょっとの打率でもこの男にはとっておきの飛び道具がある。 8回二死 2塁で飛び出したマウロ・ゴメス内野手(31)のダメ押し 2ラン。ＤｅＮＡ・ペトリックのカーブに泳がされながらも、左翼席まで運んだ。 4月 3日のＤｅＮＡ戦(横浜)以来となる今季 5本目のサク越えでトップ独走の19打点。驚異のシーズン 159打点ペースだ。これでアベレージが上がってきたら、恐ろしいことになる！？ 2回には激走をみせた。先頭打者で打席に入るも右中間へ平凡なフライ。しかし、全力疾走を怠らなかった。右翼・乙坂がぽろりとやるスキに 3塁へ滑り込んだ。これぞ超変革。ヘイグの中犠飛で先制のホームを踏んだ。快勝の中でひとつ心配事は、福留が左太もも裏の張りを訴え、途中交代したこと。 4番打者は 1～ 2試合、スタメンを外れる可能性がある。その場合の代役はもちろんＧ砲だ。もともとが指定席。福留の軽傷を願いつつ、虎には頼れる助っ人大砲がいる。
　見慣れない光景にも、動じない。ランディ・メッセンジャー投手(34)が“奇襲”を蹴散らした。凡打の山を築き、何度もこぶしでグラブを叩いた。左打者をズラリと 8人並べてきた打線を、気迫で抑え込んだ。 5番・ロペス以外、投手の今永も含めた先発全員が左打者。ラミレス監督の“秘策”も剛腕助っ人は気に留めなかった。昨季の対左被打率は 0.215。右は同 0.245でどちらかと言えば得意。序盤から最速 153キロの直球で押し込み凡打の山を築いた。スタンドへ駆けつけてくれたベネッサ夫人や、 4人の子供に感謝。家族とともに、連勝街道を進む。
　藤川球児投手(35)が14日、出場選手登録を抹消された。香田投手コーチは｢一番考えられるのは最短でしょうね｣と説明。最短10日の抹消期間であれば、24日広島戦(マツダスタジアム)での再登録が可能になる。記事をまとめてみました。

　＜阪神 5－ 2ＤｅＮＡ、 5回戦＞◇14日◇阪神甲子園球場
　劇団四季のミュージカル｢キャッツ｣大阪公演にグロールタイガー役で出演する、飯田洋輔氏が始球式を行った。
　マウンドから見事なストライク投球を披露。｢憧れのマウンドでした。キャッツのいるチームは優勝する『招き猫伝説』というものがありますので、今年はいけると思います｣とタイガースにエールを送った。
　ミュージカル｢キャッツ｣大阪公演は、 7月16日(土)に初日を迎え、11月30日(水)まで行われる。チケットは 4月23日(土)午前10時より一般発売が開始される。

　始球式を行った劇団四季の｢キャッツ｣でグロールタイガー役を務める飯田洋輔さん＝阪神甲子園球場

　阪神は敵失から 2回一死 3塁の好機をつくり、ヘイグの中犠飛で 1点を先制した。メッセンジャーは 3回を無失点の立ち上がり。
　ＤｅＮＡは 5回に無死 1、 3塁から重盗を仕掛けて同点に追いついた。阪神は 6回に一死から 4連打で 2点を勝ち越した。
　阪神が 8回にもゴメスの 2ランで追加点を奪った。メッセンジャーは 8回 1失点で 2勝目。ＤｅＮＡ今永は 3敗目を喫した。

　 8回裏阪神二死 2塁、金本知憲監督は左越え 2点本塁打を放ったマウロ・ゴメス内野手を迎える

　金本阪神が今季10勝目だ。先発メッセンジャーが 8回 1失点と踏ん張り、売り出し中の 2年目江越が決勝打を放つなど理想の展開。
　雨天中止を挟んで 2連勝。金本知憲監督は｢カード勝ち越しは常に目標なので。今回は 2つになりましたけど、勝つと負けるのと大きな違いなので。 1つのカードで貯金『２つ』は大きいですね｣と笑顔。広島と並んで同率首位となったが｢まったく順位は気にしていない｣と話した。

　 1回に遊撃内野安打を放ち、10試合連続安打とした高山俊外野手＝阪神甲子園球場

　もはや当たり前と思えるほど簡単にヒットを打ってしまう。それが、このルーキーのすごさだ。ドラ 1位対決も、虎の勝利。 1回、高山俊外野手がＤｅＮＡ・今永昇太投手から遊撃内野安打。連続試合安打を10に伸ばした。
　｢それはいいことなんじゃないですか｣
　さらりと話したが、阪神新人の連続試合安打が 2桁に乗るのは2001年の赤星憲広(12試合)以来、15年ぶり。何よりも頼もしかったのが、 1－ 1の 6回一死からスライダーをとらえた右前打だ。｢(それまでの) 2打席は真っすぐに差し込まれていたんで。何とか出塁しようと思って、タイミングをとってバットを出しました｣。
　 5回まで被安打 2と好投していた同期の左腕から、 2試合連続 6度目のマルチ安打。これが勝ち越しの口火となり、金本監督も｢本当に塁に出るのが当たり前みたいになってきて。そのくらい期待は大きいんですが、その通り、応えてくれますね｣と目を細めた。

　 6回、安打を放った高山俊外野手＝阪神甲子園球場

　高山と今永は2014年11月19日、明治神宮大会決勝で激突した。 2打数 1安打も、 0－ 3で敗戦。悔しさを味わって以来の“再戦”だった。
　｢大学の頃から真っすぐが強かったので、そういうイメージで打席に立ちました｣
　ちょうど 1カ月前の 3月14日。横浜で行われたセ・リーグのファンミーティングで各球団のドラ 1が一堂に会した。｢久しぶり｣。控え室では今永、ヤクルト・原樹理投手、巨人・桜井俊貴投手らと談笑。同時に｢みんな気になります。打たなきゃいけない投手。負けたくない気持ちはありますし、同級生同士、プロ野球界を盛り上げていけたらと思います｣－。
　聖地・甲子園で、早くも実現したプロ初対決。今永の投球も見事だったが、その上をいき、勝利に直結させた。
　17試合ではや25安打。シーズン 210安打ペースは虎新人最多 135安打(1998年・坪井智哉)を大きく上回る。もちろんプロの世界は、そんなに簡単ではない。しかしこの男なら－。大きな期待をせずにはいられない。
◆データＢＯＸ◆
◎…高山が10戦連続安打をマーク。阪神の新人としては2001年赤星憲広の12試合以来、15年ぶりの 2桁連続試合安打。セ・リーグの新人最長は1952年佐藤孝夫(国鉄)の24試合。
◎…高山は17試合で25安打。 143試合では 210安打ペース。阪神の新人最多安打は1998年の坪井智哉の 135安打(打率 0.327)。

　マット・ヘイグ内野手が先制犠飛を放った。
　 2回一死 3塁からＤｅＮＡ今永のチェンジアップをセンターへ大飛球。｢ここ数試合バッティングの状態がよくなかったし、結果も出ていなかったから、ボールにバットの芯をぶつけることを意識していたんだ。打席で考えていたことはそれだけだよ｣と振り返った。

　 4回裏阪神一死、福留孝介外野手は左前安打を放ち 1塁上で左太もも裏を押さえる＝阪神甲子園球場

　福留孝介外野手が負傷交代した。
　 4回の 2打席目に左前打を放ったが、 1塁ベースに到達したところで左太ももを押さえるしぐさを見せた。
　代走横田慎太郎外野手(20)が送られてベンチから引き揚げた福留は、報道陣の問いかけにも詳細を明かすことなくロッカー室に向かった。

　 6回、プロ初の 4番で適時打を放った横田慎太郎外野手。怒涛の 4連打を締めた＝阪神甲子園球場

　雄たけびをあげた。歓声を浴びて 1塁ベースに到達すると、表情を引きしめた。“４番”横田がダメ押しのタイムリー。ベンチでたまったウップンをバットで晴らした。
　｢最近スタメンで出てなかったので、絶対に打ってやろうと思っていました。高山さん、江越さんもヒットを打ってまわってきた打席。 2人に負けたくないという気持ちでした｣
　 4回に途中交代した福留の代走で途中出場。高山、鳥谷、江越の 3連打で、 2－ 1の 6回一死 2、 3塁の好機で打順が回ってくると、Ｄ 1位・今永昇太投手(22＝駒澤大學)の直球を流し打ち。打球は左前で跳ねた。甲子園初安打＆適時打が貴重な追加点となった。
　｢何としても結果を出したかった｣
　高山との 1、 2番コンビで開幕から快進撃を続けていたが、 8日の広島戦(甲子園)にスタメン落ち。結果を求めるあまり、当てにいく打撃が目立っていた。中堅の定位置を江越に奪われ、ベンチ生活。悔しさもあったが、冷静にグラウンドを見つめることで収穫もあった。
　｢配球のこととか、守備の位置とかを見ています。全部見てます｣

　 6回、適時打を放った横田慎太郎外野手＝阪神甲子園球場

　打撃再生へ。試合前練習では浜中打撃コーチから｢腰をしっかり入れてな｣と指導を受ける。感じたことは忘れないように野球ノートにメモ。今は強く振ることを意識して打席に立つ。
　横田家にとって特別な一打となった。現役時代にロッテなどでプレーした父・真之さんの夢は息子が甲子園でプレーすること。その期待を背負って、名門・鹿児島実高へ進学したが、エースとして挑んだ 3年夏は決勝戦で敗退。憧れ続けた甲子園で初めて｢Ｈ｣マークを灯した。
　高卒 3年目の若虎へ、｢(元巨人)松井になったつもりで振れ｣と助言していた金本監督は｢本当に大きかったですよね。本当によく打ってくれました｣と手放しで喜んだ。｢またチャンスが来たら絶対結果を出したいです｣と横田。その目は飢えた虎の鋭い眼光を放っていた。
★スネ当て大切に
　横田が打撃練習で使っているピンクのスネ当ては 1年目から大切に使っている。激しいプレーで 1年に何度も新品に交換する選手が多いなかで、｢まだ壊れてないので使っていますよ｣とキッパリ。モノを大切にしているからこそ、勝利の女神がほほえんだ！？

　 2割ちょっとの打率でもこの男にはとっておきの飛び道具がある。 8回二死 2塁で飛び出したマウロ・ゴメス内野手のダメ押し 2ラン。ＤｅＮＡ・ペトリックのカーブに泳がされながらも、左翼席まで運んだ。
　｢前に体がいったけど、なんとか残して腕を伸ばして打てた。だからあそこまで飛んだと思う。打った瞬間は入るか分からなかったけどね｣
　 4月 3日のＤｅＮＡ戦(横浜)以来となる今季 5本目のサク越えでトップ独走の19打点。驚異のシーズン 159打点ペースだ。これでアベレージが上がってきたら、恐ろしいことになる！？　価値ある一発に金本監督も｢本当に大きいし、助かりました。あれで勝ちを確信できました｣と賛辞を惜しまない。

　 5号 2ランを左翼にたたき込んだマウロ・ゴメス内野手。勝利を決定づける一発だった＝阪神甲子園球場

　 2回には激走をみせた。先頭打者で打席に入るも右中間へ平凡なフライ。しかし、全力疾走を怠らなかった。右翼・乙坂がぽろりとやるスキに 3塁へ滑り込んだ。これぞ超変革。ヘイグの中犠飛で先制のホームを踏んだ。
　｢もしかしたら…と思ってね。どんな形でも点を取ることはチームにとっていいことだから｣
　快勝の中でひとつ心配事は 3回、左前打を放って出塁した福留が左太もも裏の張りを訴え、途中交代したこと。 4番打者は 1～ 2試合、スタメンを外れる可能性がある。
　その場合の代役はもちろんＧ砲だ。もともとが指定席。福留の軽傷を願いつつ、虎には頼れる助っ人大砲がいる。

　 2回表ＤｅＮＡ２死、ランディ・メッセンジャー投手は乙坂から三振を奪った＝阪神甲子園球場

　見慣れない光景にも、動じない。ランディ・メッセンジャー投手が“奇襲”を蹴散らした。凡打の山を築き、何度もこぶしでグラブを叩いた。左打者をズラリと 8人並べてきた打線を、気迫で抑え込んだ。
　｢変な感じはしたけどね。特に考えることなく取り組めてよかった。 8人も左打者を並べられたのは初めてだったね｣
　 5番・ロペス以外、投手の今永も含めた先発全員が左打者。ラミレス監督の“秘策”も剛腕助っ人は気に留めなかった。昨季の対左被打率は 0.215。右は同 0.245でどちらかと言えば得意。序盤から最速 153キロの直球で押し込み凡打の山を築いた。 1－ 0の 5回無死 1、 3塁から、 1走の 2盗失敗の間に 3走の生還を許したが、与えたのはその 1点。味方が 6回に勝ち越すと、さらに右腕に力がみなぎった。

　乙坂の打球に飛びついたランディ・メッセンジャー投手。ピッチングでも守備でも躍動した＝阪神甲子園球場

　金本監督も｢フォークがあまり決まっていないように見えたけど、そのなかでも経験というか。最後は高めの真っすぐで空振りをとったりとか。力通り投げてくれた｣とうなずく熱投だ。無四球で今季初勝利を挙げた前回 7日の巨人戦(東京Ｄ)に続いての 8回 1失点。登板が続いていたリリーフ陣も救い、 2連勝で 2勝目( 1敗)だ。
　｢子供たちは学校で、来られるか微妙だったんだけど、来てほしいと思っていたんだ｣
　スタンドへ駆けつけてくれたベネッサ夫人や、 4人の子供に感謝。家族とともに、連勝街道を進む。

　藤川球児投手＝阪神甲子園球場

　藤川球児投手が14日、出場選手登録を抹消された。
　ＤｅＮＡ戦(甲子園)前の 1軍全体練習に参加した後、｢チームのためになれるように、またしっかりトレーニングしていきたい。次の登板があるように頑張ります｣と話した。
　藤川は前回10日広島戦(甲子園)で 5回途中 7失点と崩れ、今季初黒星を喫していた。ここまで開幕から 3試合に先発して防御率6.46。
　香田投手コーチは｢一番考えられるのは最短でしょうね｣と説明。最短10日の抹消期間であれば、24日広島戦(マツダスタジアム)での再登録が可能になる。

　試合前練習で笑顔を見せる藤川球児投手＝阪神甲子園球場

　藤川球児投手が14日、出場選手登録を抹消された。今季 3試合に先発したが、 1勝 1敗、防御率6.46。再調整を経て状態の向上を図る。
　｢チームのためになるように、トレーニングをしたい。次の登板があるようにがんばるだけ｣
　この日は、甲子園での 1軍の練習に参加。金本監督は抹消理由に関して｢一番は雨(前日13日の雨天中止)でしょう。これをプラスに？　そうそう。先は長いですからね。現状、帯同する予定です｣と説明。前日に先発登板が流れていた岩田を17日の中日戦(ナゴヤＤ)へ回し、藤川に再調整の期間を与えた形。 1軍に同行して調整を続ける。
　再登録は24日の広島戦(マツダ)から可能となるが香田投手コーチは｢どこかを痛めていたわけではない。一番考えられるのは最短です｣と示唆した。

　一日雨で休んでの勝利でトップに返り咲いた！2016年シーズンこそ全員野球でファン皆が待ち望む｢二文字｣に向かって前進だ！　ガンバレ！阪神！我らのタイガース！勝利を掴め！

　2016年公式戦日程と結果(04月)

　2016年公式戦順位表

　2016年公式戦日程と結果(05月)

　2016年ファーム試合日程・結果(04月)

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