8日阪神甲子園球場で阪神-ヤクルト 8回戦が行われ、タレントの春香クリスティーン(24)が始球式を務めた。マウンド上から投球するも、ホーム手前でバウンド。本塁上をゴロで通過した。
ヤクルトは初回、山田の12号 2ランで幸先よく先制。対する阪神は、 2回二死 1、 3塁の好機も無得点に終わる。ヤクルトは、 7回に山田の適時 2塁打でダメ押し。原樹理投手(22=東洋大學)が 7回途中 1失点で 2勝目を挙げた。阪神は打線があと一歩及ばず 2連敗。能見が 1回、山田に先制 2ランを浴び、終盤には救援陣がダメ押しを許した。しかし、金本監督が敗因に強調したのは、 6回まで 2安打と沈黙した打線だった。これで 4戦連続 6安打以下。この日も公式戦初対戦となったヤクルト先発のD 1位・原樹理投手の前に凡打を重ねた。 6回まで82球で 2安打。 3番・鳥谷、 4番・福留がともに 3タコ。 7回途中に高山の適時打でようやく 1点を奪って降板させたが、時すでに遅し。将は苦々しく振り返った。相手が崩れてくれないと打てない。ここ 2カードで先発から奪った得点は 2、 7、 0、 2、 5、 1。スタメン野手を見渡すと高山、板山のルーキー2人に原口、北條と昨年は 1軍にいなかった若い顔ぶれが半分。だが、彼らこそ“超変革”の原動力だ。だからこそ、指揮官はハッパをかけた。もっと血眼になって、 1球に執着してほしい。好投手を攻略しようと、必死になってほしい。若い選手が日々成長を見せつけてこそ、新生タイガース。この悔しさは、次の勝利への糧にする。
阪神がヤクルトと戦っている甲子園の上空から魚が落ちてきた。
2点を追う阪神の 6回裏の攻撃中、2死走者なしでゴメスへの 2球目を終えたところで、左翼バレンティンがおびえたようなしぐさをみせて、プレーの中断を求めた。関係者によれば、飛んでいた鳥が吐いた魚の死骸だという。約30センチの大きさで、ボールボーイにちりとりで“収容”されていた。とんだハプニングに見舞われたが、猛打のツバメが白星を吐き出すことはなかった。甲子園に異物落下! 阪神はヤクルトに 1- 5で敗れ、 3カードぶりの負け越し。打線は燕のドラフト 1位・原樹理投手に 1点に抑えられ、 6回の攻撃中には上空を飛んでいた鳥が外野に魚の死骸を落とし、清掃のために試合が中断されるアクシデントも。順位こそ 4位から“落下”しなかったが、虎党は肩を落とす結果となった。突然のタイム要求に遊撃から大引が、 1塁から畠山が駆け寄った。なんだ、この白くて細長いものは-。誰も手に取ろうとしない。のぞき込み、後ずさり。公式戦初対戦だった原樹理の前に 6回まで散発 2安打という貧打ぶりに、誰かが腹を立てて投げ込んだのか? いやいや、それにしてはスタンドから遠すぎる。何が起きたのか? 4万5369人が詰めかけた甲子園は騒然となった。バックネット裏へ運ばれ、球団関係者が確認した。死骸はかなり消化されており、鳥が吐き出したものと推測。スタンドのファンの話を総合すると“犯人”はカラスだという。大引は「過去にもありました。(北海道日本ハム時代の) 3年前、西武ドームでハトとカラスがけんかをしたことがあって…」と苦笑い。川端は「蛇かと思いましたよ」と目を丸くした。 3分間の中断後、ゴメスは右飛に倒れた。G砲は言い訳しなかったが…。無得点に終わった直後の 7回には、 2番手・高橋が山田に適時打を浴びて 1失点。 9回には高宮が 2失点と傷口を広げてしまった。相手先発の原樹理は、昨秋のドラフト会議で阪神が 1位で高山俊外野手(23=明治大學)を引いたため、外れ 1位で入団。因縁の対決で打てない猛虎打線に、聖地のカラスが“爆弾投下”で助太刀しようとしたのか。とにかく前代未聞のアクシデントのなか、 5位・ヤクルト相手に連敗。 3カードぶりの負け越しで再び貯金「1」に後退と、踏んだり蹴ったりとなった。ゴールデンウイーク最終日のこの日は、女性阪神ファンのための「TORACO DAY」。さらに母の日でもあり、スタンドには多くのママさんファンが声援を送った。だが、 7回に高山の適時打で 1点をかえすのが精いっぱいだった。10日からは引き続き甲子園で巨人 2連戦。酒のサカナになる話は、もうこれっきりにしてほしい。
北條史也内野手(21)がプロ初の猛打賞をマークした。 2回二死 1塁でヤクルト先発原樹のスライダーをとらえ、左前に運んだ。コンパクトな打撃は安定し、 7回にも一死 1塁で再び左前へ。得点に絡む安打になった。そして、 9回はオンドルセクの内角直球を引っ張って左翼線にライナーで 2塁打を放った。 4月 3日DeNA戦(横浜)でプロ初安打&初本塁打を記録していた。 1軍戦士として、すっかりなじんできた。痛烈な打球を左翼線へ運んだ。敗戦目前の 9回。追撃及ばず連敗も、プロ初の猛打賞でチャンスを量産した北條に、虎党は拍手を惜しまなかった。 9回一死 1塁、オンドルセクの 146キロ直球をとらえ、 2、 3塁と好機を拡大。後続が倒れて無得点に終わったが、最後まで食らいついた。 2回二死 1塁では 3遊間へ。 7回は一死 1塁から左前打し、D 1位・高山俊外野手の適時打をおぜん立てした。八戸学院光星高校 2年時の2011年。夏の甲子園準々決勝で対戦したのが当時、東洋大学附属姫路高校のエースで、この日の先発・原樹理だった。自身は 3打数 1安打で、チームは 2- 1で勝利。プロでの初顔合わせで、再び 3打数 2安打を浴びせた。燕のドラ 1にチームが苦戦するなか、聖地での再戦で気を吐いた。西岡が左太もも裏痛で離脱して 2塁が空き、固定できていない 3塁は陽川、今成と日替わり。チャンスが巡ってきた 5月は 5試合にスタメン出場し、18打数 7安打の打率 0.389、 1打点と存在感を増している。試合後、すぐに次の戦いを見すえて、気持ちを切り替えた。敗戦のなかにも、北條の成長は一条の光だった。
D 1位・高山俊外野手が、意地のタイムリー。 3点を追う 7回二死 1、 3塁で右前へ。 4月24日の広島戦(マツダ)の 5回に 2ランを放って以来、12試合45打席ぶりに打点を挙げた。
能見篤史投手(36)が 6回 5安打 2失点、 5四球で降板した。立ち上がりの 1回に一死から川端に中前打を許すと、続く山田に左翼席に 2ランを浴びた。 9回にマウンドを託された高宮和也投手(34)が痛い追加点。川端、山田の連続左前打などで無死 2、 3塁のピンチを背負うと、坂口の中犠飛でリードを広げられた。
8日ナゴヤ球場でウエスタンリーグ・中日‐阪神が行われ、マット・ヘイグ内野手(30)が岩瀬から中前打を放つなど、 4打数 2安打。 9試合連続安打中。前日 7日はエリカ夫人と名古屋市内で食事に出かけて、リフレッシュ。
左太もも裏痛で 4月24日に出場選手登録を抹消された西岡剛内野手(31)が 8日、鳴尾浜でベースランニング。10日のウエスタン・オリックス戦(鳴尾浜)に向けて前向きな姿勢をみせた。
今季初降格の江越大賀外野手(23)が 8日、鳴尾浜の 2軍練習に合流。全体メニュー後に居残りフリー打撃を行うなどバットを振り込んだ。金本監督は「精神的にまいっているから、リフレッシュだね」と降格理由を明かした。10日からのウエスタン・オリックス戦(鳴尾浜)に出場する見込みだ。記事をまとめてみました。
<阪神 1- 5ヤクルト、 8回戦>◇ 8日◇阪神甲子園球場
タレントの春香クリスティーンが始球式を務めた。
マウンド上から投球するも、ホーム手前でバウンド。本塁上をゴロで通過した。「初めてだったんですけど、こんなに遠いもんなんだなと投げてみて思いました」と苦笑い。満員のスタンドに「圧倒されましたね。声援もすごかったですし」と驚きの表情を浮かべていた。
始球式を行う春香クリスティーン=阪神甲子園球場
ヤクルトは初回、山田の12号 2ランで幸先よく先制。対する阪神は、 2回二死 1、 3塁の好機も無得点に終わる。
ヤクルトは 4回に二死満塁の好機をつくるも、無得点に終わる。阪神はヤクルト先発原樹理の前に 6回まで無得点。
ヤクルトは、 7回に山田の適時 2塁打でダメ押し。原樹が 7回途中 1失点で 2勝目を挙げた。阪神は打線があと一歩及ばず 2連敗。
金本知憲監督(左)は 7回、板山祐太郎外野手の見逃し三振に天を仰ぐ。右は矢野作戦兼バッテリーコーチ=阪神甲子園球場
能見が 1回、山田に先制 2ランを浴び、終盤には救援陣がダメ押しを許した。しかし、金本監督が敗因に強調したのは、 6回まで 2安打と沈黙した打線だった。
「打たないと、景気づかない。打って走ってやらないと、のっていけない部分が正直ある」
これで 4戦連続 6安打以下。この日も公式戦初対戦となったヤクルト先発のD 1位・原樹理投手の前に凡打を重ねた。 6回まで82球で 2安打。 3番・鳥谷、 4番・福留がともに 3タコ。 7回途中に高山の適時打でようやく 1点を奪って降板させたが、時すでに遅し。将は「(右打者の内の)シュート系もあった。それが気になってね。外のボールをちょっと…だったかも」と、苦々しく振り返った。
4回、厳しい表情の金本知憲監督=阪神甲子園球場
相手が崩れてくれないと打てない。ここ 2カードで先発から奪った得点は 2、 7、 0、 2、 5、 1。将は「きのう、あれだけ四球( 5)をくれて 6点。名古屋で吉見のとき( 4日・中日戦、 9- 0)以外は(この 2カード)全部 2点以内か。そこらへんだよね。のっていけないのは」と嘆く。投手陣がいくら踏ん張っても、打線が点を取らないことには勝てない。
スタメン野手を見渡すと高山、板山のルーキー 2人に原口、北條と昨年は 1軍にいなかった若い顔ぶれが半分。だが、彼らこそ“超変革”の原動力だ。だからこそ、指揮官はハッパをかけた。
4回、ベンチで厳しい表情の金本監督と矢野作戦兼バッテリーコーチ(右)=阪神甲子園球場
「若いチームだから、技量がないんだから、どの球も打とうというのは無理。若いカウントから球種かコースか高さか明確にして、打ち損じない。僕も若いときそうだった。漠然と甘い球だけ待っていたら、 1軍の投手はそこまで甘くない」
もっと血眼になって、 1球に執着してほしい。好投手を攻略しようと、必死になってほしい。若い選手が日々成長を見せつけてこそ、新生タイガース。この悔しさは、次の勝利への糧にする。
6回裏阪神攻撃中、魚の死骸を除去するボールボーイ。右はバレンティン=阪神甲子園球場
阪神がヤクルトと戦っている甲子園の上空から魚が落ちてきた。
2点を追う阪神の 6回裏の攻撃中、二死走者なしでゴメスへの 2球目を終えたところで、左翼バレンティンがおびえたようなしぐさをみせて、プレーの中断を求めた。
関係者によれば、飛んでいた鳥が吐いた魚の死骸だという。約30センチの大きさで、ボールボーイにちりとりで“収容”されていた。とんだハプニングに見舞われたが、猛打のツバメが白星を吐き出すことはなかった。
めったにない珍現象。試合後、被害にあったバレンティンは「突然、上から落ちてきた。すごいニオイでした」と振り返った。比屋根も「白くてドロドロ…。ニオイがやばかった」と困惑気味に話した。
バレンティンの見守るなか、ボールボーイが回収したのは魚の死骸だった=阪神甲子園球場
甲子園に異物落下! 阪神はヤクルトに 1- 5で敗れ、 3カードぶりの負け越し。打線は燕のドラフト 1位・原樹理投手(22)に 1点に抑えられ、 6回の攻撃中には上空を飛んでいた鳥が外野に魚の死骸を落とし、清掃のために試合が中断されるアクシデントも。順位こそ 4位から“落下”しなかったが、虎党は肩を落とす結果となった。
ボトッ。左翼上空から何かが落下した。ヤクルトの左翼手・バレンティンがギョッとしてタイムを要求。 2点を追う 6回二死。ゴメスのカウント 1- 1の場面で“事件”は起きた。
これ、どこから? 落下物を中心に不思議がる燕ナイン=阪神甲子園球場
突然のタイム要求に遊撃から大引が、 1塁から畠山が駆け寄った。なんだ、この白くて細長いものは-。誰も手に取ろうとしない。のぞき込み、後ずさり。公式戦初対戦だった原樹理の前に 6回まで散発 2安打という貧打ぶりに、誰かが腹を立てて投げ込んだのか? いやいや、それにしてはスタンドから遠すぎる。何が起きたのか? 4万5369人が詰めかけた甲子園は騒然となった。
謎の物体は全長約25センチの魚の死骸だった。頭がなく、そして、ぷ~ん…くさい! ボールボーイがほうきとちりとりを持ってきて回収。バックネット裏へ運ばれ、球団関係者が確認した。死骸はかなり消化されており、鳥が吐き出したものと推測。スタンドのファンの話を総合すると“犯人”はカラスだという。
「突然、落ちてきたから何かと思った。においがすごかった」ともっとも近くにいたバレンティン。大引は「過去にもありました。(北海道日本ハム時代の) 3年前、西武ドームでハトとカラスがけんかをしたことがあって…」と苦笑い。川端は「蛇かと思いましたよ」と目を丸くした。
待たされた直後、マウロ・ゴメス内野手は右飛に倒れた=阪神甲子園球場
3分間の中断後、ゴメスは右飛に倒れた。「集中力が切れたわけじゃない」とG砲は言い訳しなかったが…。無得点に終わった直後の 7回には、 2番手・高橋が山田に適時打を浴びて 1失点。 9回には高宮が 2失点と傷口を広げてしまった。
甲子園のグラウンドを守り続けて30年近い阪神園芸・金沢健児課長は「過去に猫とか蛇の出現はありましたが、魚は記憶にないです」と証言。相手先発の原樹理は、昨秋のドラフト会議で阪神が 1位で高山俊外野手を引いたため、外れ 1位で入団。因縁の対決で打てない猛虎打線に、聖地のカラスが“爆弾投下”で助太刀しようとしたのか。とにかく前代未聞のアクシデントのなか、 5位・ヤクルト相手に連敗。 3カードぶりの負け越しで再び貯金「1」に後退と、踏んだり蹴ったりとなった。
ゴールデンウイーク最終日のこの日は、女性阪神ファンのための「TORACO DAY」。さらに母の日でもあり、スタンドには多くのママさんファンが声援を送った。だが、 7回に高山の適時打で 1点をかえすのが精いっぱいだった。
10日からは引き続き甲子園で巨人 2連戦。酒のサカナになる話は、もうこれっきりにしてほしい。
◆球場・異物アラカルト
★蛇で停電(岡山県営球場):1982年 7月 8日の広島-阪神。 7回表、広島の古沢が投球しようとした瞬間に停電。18分間の中断となった。のちに球場の照明設備に蛇が侵入したためと判明。
★カラスvs鳩(西武D):2013年 5月 5日の西武-北海道日本ハム。 4回裏に天井付近でカラスの攻撃にあったハトが 2塁近くに落下し、プレーが一時中断。 5回表にもカラスが 2羽目のハトを襲撃し、 3塁近くにハトが落ちた。
★イタチ乱入(阪神甲子園球場):2013年 8月31日の阪神-広島。 5回表に左中間からイタチが乱入。約 2分間、グラウンドを走り回った後、 3塁側カメラマン席付近からいずこかへ消えた。
★猫乱入(横浜スタジアム):2013年 8月16日のDeNA-広島。 2回裏に 3塁側から猫が乱入。約 1分間、グラウンドを動き回った後、 3塁側の観客席に入って消えた。
9回裏阪神一死 1塁、左翼線 2塁打を放った北條史也内野手=阪神甲子園球場
北條史也内野手がプロ初の猛打賞をマークした。
2回二死 1塁でヤクルト先発原樹のスライダーをとらえ、左前に運んだ。コンパクトな打撃は安定し、 7回にも一死 1塁で再び左前へ。得点に絡む安打になった。そして、 9回はオンドルセクの内角直球を引っ張って左翼線にライナーで 2塁打を放った。
前日 7日の同カードでも、きっちりした形で中前に運んでいた。「昨日のセンター前や今日の最後もしっかり振ったヒットだった。これはいいこと。続けられるように頑張ります」。 4月 3日DeNA戦(横浜)でプロ初安打&初本塁打を記録していた。 1軍戦士として、すっかりなじんできた。
9回、 2塁打を放った北條史也内野手=阪神甲子園球場
痛烈な打球を左翼線へ運んだ。敗戦目前の 9回。追撃及ばず連敗も、プロ初の猛打賞でチャンスを量産した北條に、虎党は拍手を惜しまなかった。
「クイックに遅れないようにという意識はしていました。最後もしっかりと振ってのヒット。いいことなので、続けられるように頑張りたい」
9回一死 1塁、オンドルセクの 146キロ直球をとらえ、 2、 3塁と好機を拡大。後続が倒れて無得点に終わったが、最後まで食らいついた。
2回二死 1塁では 3遊間へ。 7回は一死 1塁から左前打し、D 1位・高山俊外野手の適時打をおぜん立てした。
北條史也内野手は 7回に左前打。 9回にも 2塁打を放って初の猛打賞とした=阪神甲子園球場
八戸学院光星高校 2年時の2011年。夏の甲子園準々決勝で対戦したのが当時、東洋大学附属姫路高校のエースで、この日の先発・原樹理だった。自身は 3打数 1安打で、チームは 2- 1で勝利。プロでの初顔合わせで、再び 3打数 2安打を浴びせた。燕のドラ 1にチームが苦戦するなか、聖地での再戦で気を吐いた。
冷静に周囲を見られる男だ。 4月28日の巨人戦(甲子園)。 9回に 2点差を追いつき、なおもサヨナラのチャンス。身を乗り出して応援しようとすると、ベンチ前のラバーフェンスは雨でぬれていた。すぐにタオルを持ってきて、投球の合間にフキフキ…。そんな気配りができる若虎に、野球の神様もほほえむ。
2回、安打を放った北條史也内野手=阪神甲子園球場
西岡が左太もも裏痛で離脱して 2塁が空き、固定できていない 3塁は陽川、今成と日替わり。チャンスが巡ってきた 5月は 5試合にスタメン出場し、18打数 7安打の打率 0.389、 1打点と存在感を増している。
「まだまだ試合は続くので、次が大事と思う。逆方向を意識して、しっかり打てているときはいい形で振れているときなので、練習から意識してやっていきたい」
試合後、すぐに次の戦いを見すえて、気持ちを切り替えた。敗戦のなかにも、北條の成長は一条の光だった。
★川端トレ効果!
北條史也内野手はオフにヤクルト・川端慎吾内野手、山田哲人内野手らとの合同自主トレに参加。川端は試合前の練習でも打撃投手に超スローボールを投げてもらい、引きつけて飛ばす訓練をする。それを北條も伝授してもらったという。川端は「あれ、見た目以上にしんどいんですよ。北條君には 1日 2カゴ分ぐらい打たせました。すごく一生懸命にやっていましたよ」と振り返っていた。
★2011年夏の甲子園・北條史也内野手vs原樹理投手
北條史也内野手( 2年)は八戸学院光星高校の「 5番・遊撃」、原樹理投手( 3年)は東洋大学附属姫路高校のエースとして準々決勝で対戦。北條は 2回の第 1打席は三振、 4回の第 2打席は 3ゴロに倒れたが、 1- 1で迎えた 7回の第 3打席では中前打。内野安打と暴投で三進し、遊ゴロの間に勝ち越しのホームを踏んだ。原樹理は 133球 5安打 2失点も完投負け。北條は 3打数 1安打 1得点。
7回、タイムリーを放った高山俊外野手=阪神甲子園球場
D 1位・高山俊外野手が、意地のタイムリー。 3点を追う 7回二死 1、 3塁で右前へ。 4月24日の広島戦(マツダ)の 5回に 2ランを放って以来、12試合45打席ぶりに打点を挙げた。打点を挙げれば負けない“不敗神話”は 7勝 1分けでストップ。「全然、納得はしていないですけど、あの 1本はよかった」と振り返っていた。
6回のピンチを抑えタッチを交わす原口文仁捕手(左)と能見篤史投手=阪神甲子園球場
能見篤史投手が 6回 5安打 2失点、 5四球で降板した。
立ち上がりの 1回に一死から川端に中前打を許すと、続く山田に左翼席に 2ランを浴びた。それ以降も 2回以外は得点圏に走者を進める不安定な内容だった。
9回のマウンドに上がった高宮和也投手=阪神甲子園球場
9回にマウンドを託された高宮和也投手が痛い追加点。川端、山田の連続左前打などで無死 2、 3塁のピンチを背負うと、坂口の中犠飛でリードを広げられた。防御率6.39と降下中の中継ぎ左腕について香田投手コーチは「(ヤクルトの打順が 2番川端、 3番山田の)きついところで投げてくれている。よく頑張ってくれている」と擁護した。
ウエスタンリーグ<中日 2‐ 4阪神>◇ 8日◇ナゴヤ球場
マット・ヘイグ内野手(30)が岩瀬から中前打を放つなど、 4打数 2安打。 9試合連続安打中の助っ人は「シンプルに意識することを続けている。継続してやっていきたいね」。前日 7日はエリカ夫人と名古屋市内で食事に出かけて、リフレッシュ。掛布 2軍監督も「腐らずに我慢できるところは、日本の野球に合う。“ヘイ、グー”だよ」と声を弾ませた。
7回、ヒットを放ったマット・ヘイグ内野手=ナゴヤ球場
左太もも裏痛で 4月24日に出場選手登録を抹消された西岡剛内野手が 8日、鳴尾浜でベースランニング。 1塁から 3塁まで走る動きもみせた。「(けがは)大丈夫です」。すでにフリー打撃やノックなどでは順調な回復ぶりを披露。実戦復帰について「そうなればいいね」と、10日のウエスタン・オリックス戦(鳴尾浜)に向けて前向きな姿勢をみせた。
守備練習する西岡剛内野手=阪神鳴尾浜球場
今季初降格の江越大賀外野手が 8日、鳴尾浜の 2軍練習に合流。全体メニュー後に居残りフリー打撃を行うなどバットを振り込んだ。「自分の形で打てるようにしたいです」。最近 5試合は 6打数無安打と低迷。金本監督は「精神的にまいっているから、リフレッシュだね」と降格理由を明かした。10日からのウエスタン・オリックス戦(鳴尾浜)に出場する見込みだ。
雨天では無く、「打てん」球団に陥っている現在今一度全員で行かなければどうしようも無い!更に、カラスが落とし物をして燕に掛けた呪いも効かなかったのは少々イタイですね。今一度振り返って、全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって前進だ! ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
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