藤浪スライド先発鷹狩り気合！新外国人サターホワイト、生涯虎宣言！虎・上本、中堅テストへ！

●16日阪神甲子園球場で行なう予定だった日本生命セパ交流戦：阪神－オリックスが雨天のため、午後 6時10分に中止が正式決定した。金本知憲監督(48)は、｢(ここのところ)勝ちゲームの投手が投げているからね｣と前向きだった。オリックス戦は 2試合とも先発が 5回で降板したこともあり、リリーフの高橋や藤川が週頭から連投。17日からは強敵のソフトバンク 3連戦が控えていることもあり、いい休養日ととらえていた。
●阪神は16日のオリックス戦が雨天中止となったことに伴い、先発ローテを再編する。先発予定だった藤浪は17日のソフトバンク戦(甲子園)にスライド。18日の同 2戦目(同)はメッセンジャー、19日の 3戦目は岩崎が有力だ。岩貞は20、21日のいずれかに振り替えられる見込みだ。
●藤浪晋太郎投手(22)は先発予定だった16日オリックス戦(甲子園)が雨天中止となり、17日ソフトバンク戦(甲子園)にスライド先発する。昨季は 6月10日にヤフオクドームで対戦し、 7回 4失点の白星でタカ軍団の連勝を｢６｣で止めた。阪神は16日、雨のためオリックス戦(甲子園)が中止となった。17日からはパ首位のソフトバンクと本拠地で激突。ここまでセの 5球団に負け越していない最強軍団に対し、金本知憲監督は気合十分。藤浪晋太郎投手をスライド登板させ、初戦必勝の構えだ。セ・リーグとして、やられっぱなしではいられない。５球団をなぎ倒してきたソフトバンクを、最後に虎が止める！　オリックス戦が雨天中止となり、帰路についた金本監督は、打倒・鷹へ熱い決意を口にした。 2年連続日本一の最強軍団は、今季もパ・リーグを独走。交流戦もセ首位の広島と 1勝 1敗 1分だった以外、巨人とＤｅＮＡに 3連勝、中日、ヤクルトには 2勝 1敗と圧倒してきた。残された最後のとりでが阪神。借金｢４｣と苦しい交流戦だが、だからこそ思い切りぶつかるだけ。必勝を期し、大事な初戦には藤浪をスライドで先発させる。スライド登板はプロ入り後、 2度目。前回の2014年 5月27日のロッテ戦(甲子園)では、勝ち投手になっている。金本監督も思いは同じ。強いチームに勝つことが、猛虎にとって何よりの力となる。厳しい戦いとなることは確実。だからこそ、虎浮上のキッカケとなりうる 3連戦だ。
●高山俊外野手(23)は先輩との対決が実現ならなかった。予定されていたオリックス戦は雨天のため中止となった。オリックスの先発予定だった山崎福也投手(23)は高山の母校である日本大学第三高等学校と明治大学の 1つ上の先輩だ。
●新外国人のコーディ・サターホワイト投手(29＝エンゼルス３Ａソルトレーク)が16日、西宮市内で入団会見を行った。無数のフラッシュを浴びた右腕は阪神の印象について｢とても伝統のあるチーム。すばらしいファンのサポートがあることは知っている｣と笑顔。｢日本シリーズに出られるように頑張りたい｣と意気込みを語った。2008年にドラフト 2巡目で入団したのも米大リーグ、デトロイト・タイガースとあって｢最後もタイガースで野球を終えたい｣と早くも生涯虎宣言。タテジマがよく似合う“救世主”の背番号は｢７５｣に決まった。くり色のひげ。米俳優ヒース・レジャーにちょっと似ているワイルドな肉食系は、いきなり阪神に骨を埋める覚悟を口にした。これまで多くの助っ人が来日したが、入団会見でこんな発言をするのは異例のことだ。妻子ある29歳。それだけに覚悟を決めて海を渡ってきた。嶌村球団本部副本部長は｢日本で活躍しようという気持ちが強い。そこへの期待感もあります｣。メジャーに一度も昇格できなかったからこそ、このチャンスにかけている。日本で成功することにも価値を見いだしている。それは日本人が米大リーグで活躍する姿を見て、日本をリスペクトしているからだ。今季も96マイル( 約154キロ)の直球を投げ、得意のスプリットを駆使する男は、今まさにアブラが乗っている。日本に来た理由には、ある“野望”を成し遂げたいという強い思いもあった。17日から鳴尾浜で汗を流し、申請中のビザがおりるのを待つ。
●16日広島東洋カープ由宇練習場でウエスタンリーグ・阪神－広島が行なわれ、上本博紀内野手(29)が16日、ウエスタン・広島戦(由宇)に｢ 1番・2塁｣で先発し、 3打数 3安打 1打点と大暴れ。掛布雅之 2軍監督(61)は 1軍の外野手が手薄なため、上本の中堅再挑戦プランをぶち上げた。早ければ17日の同・オリックス戦(舞洲)で外野守備につく。試合は 8－ 0で大勝した。上本に改めて外野挑戦プランが浮上した。この日は｢ 1番・ 2塁｣で出場して 3打数 3安打、 1打点。守備でも二度の併殺を完成させるなど、降格の原因となった腰痛を感じさせないキビキビとした動きを見せた。17日のウエスタン・オリックス戦(舞洲)で中堅につく可能性が浮上。新たな選択肢で、 1軍の力となる。記事をまとめてみました。

　＜日本生命セパ交流戦：阪神－オリックス＝雨天中止＞◇16日◇阪神甲子園球場
　16日の阪神－オリックス戦(甲子園)は雨天のため、午後 6時10分に中止が正式決定した。
　球団は開催に向けて前夜の試合終了後から内野にシートをかぶせ、午後 7時開始も視野にギリギリまで開催を模索したが、天候が回復することはなかった。だが金本知憲監督は、｢(ここのところ)勝ちゲームの投手が投げているからね｣と前向きだった。オリックス戦は 2試合とも先発が 5回で降板したこともあり、リリーフの高橋や藤川が週頭から連投。17日からは強敵のソフトバンク 3連戦が控えていることもあり、いい休養日ととらえていた。


　バットを持ちながら打撃練習を見る金本知憲監督＝阪神甲子園球場新室内練習場

　阪神は16日のオリックス戦が雨天中止となったことに伴い、先発ローテを再編する。この日、先発予定だった藤浪は17日のソフトバンク戦(甲子園)にスライド。18日の同 2戦目(同)はメッセンジャー、19日の 3戦目は岩崎が有力だ。当初17日に先発予定だった岩貞は20、21日のいずれかに振り替えられるオリックス戦(同)の見込みだ。


　練習中に笑顔を見せる藤浪晋太郎投手＝阪神甲子園球場新室内練習場

　藤浪晋太郎投手は先発予定だった16日オリックス戦(甲子園)が雨天中止となり、17日ソフトバンク戦(甲子園)にスライド先発する。昨季は 6月10日にヤフオクドームで対戦し、 7回 4失点の白星でタカ軍団の連勝を｢６｣で止めた。
　｢去年は状態が悪くない中でしっかり打たれた。考えながら大胆かつ繊細に、バランスよく投げられたらなと思います｣と冷静に気合を入れた。


　藤浪晋太郎投手は17日、ソフトバンクとの初戦にスライド登板する＝阪神甲子園球場新室内練習場

　セ・リーグ最後のとりでだ！　阪神は16日、雨のためオリックス戦(甲子園)が中止となった。17日からはパ首位のソフトバンクと本拠地で激突。ここまでセの 5球団に負け越していない最強軍団に対し、金本知憲監督は｢(勝ち越す)ラストチャンス｣と気合十分。藤浪晋太郎投手をスライド登板させ、初戦必勝の構えだ。
　セ・リーグとして、やられっぱなしではいられない。５球団をなぎ倒してきたソフトバンクを、最後に虎が止める！　オリックス戦が雨天中止となり、帰路についた金本監督は、打倒・鷹へ熱い決意を口にした。
　｢セ・リーグはどこも(ソフトバンクに)勝ち越してないでしょ。最後のチャレンジやね｣
　強い相手こそ、燃える。それが現役時代から一貫している、鉄人金本の反骨心だ。


　金本知憲監督は初戦で鷹の勢いを止めたい考えだ

　 2年連続日本一の最強軍団は、今季もパ・リーグを独走。交流戦もセ首位の広島と 1勝 1敗 1分だった以外、巨人とＤｅＮＡに 3連勝、中日、ヤクルトには 2勝 1敗と圧倒してきた。残された最後のとりでが阪神。借金｢４｣と苦しい交流戦だが、だからこそ思い切りぶつかるだけ。必勝を期し、大事な初戦には藤浪をスライドで先発させる。
　｢調子がよかったり悪かったりだけど、本来の晋太郎のボールを投げれば、そんなに打たれることはないと思う｣
　若きエースは 9日のロッテ戦(ＱＶＣ)で3回 1/3を 4失点。右手親指に打球が直撃して降板し、病院に直行していた。幸いなことに打撲と軽傷。この日も予定通り、中 6日で登板予定だった。本人も｢手は大丈夫です。(雨で)流れたのはしかたがない。しっかり切り替えて、自分のやるべきことをやるだけ。うまくバランスよく投げたいです｣と力を込めた。


　キャッチボールをする藤浪晋太郎投手＝阪神甲子園球場新室内練習場

　スライド登板はプロ入り後、 2度目。前回の2014年 5月27日のロッテ戦(甲子園)では、勝ち投手になっている。
　｢ホークスは打線がいいので。去年も(自分が)悪くない状態で当たって打たれました。大胆かつ繊細に。考えすぎずに投げたいです｣
　昨季は 6月10日にヤフオクドームで登板し、 4勝目も 7回 4失点。2014年の日本シリーズ第 3戦では 6回途中 3失点で黒星を喫した。今季ここまで 4勝 3敗、防御率3.27と波に乗り切れていないが、鷹を相手に本来の力を発揮する。
　金本監督も思いは同じ。強いチームに勝つことが、猛虎にとって何よりの力となる。｢(勝てば勢いが)出ると思うけどね。なかなか難敵ですけど｣。厳しい戦いとなることは確実。だからこそ、虎浮上のキッカケとなりうる 3連戦だ。

　高山俊外野手は先輩との対決が実現ならなかった。
　予定されていたオリックス戦は雨天のため中止となった。オリックスの先発予定だった山崎福也投手は高山の母校である日本大学第三高等学校と明治大学の 1つ上の先輩だ。｢対戦できなくて残念ですね。天気には勝てないですね。お互い長くやっていればどこかで対戦できたら｣と対戦を待ち望んだ。


　入団発表に臨むコーディ・サターホワイト投手＝西宮市内の阪神球団事務所

　新外国人のコーディ・サターホワイト投手が16日、西宮市内で入団会見を行った。
　無数のフラッシュを浴びた右腕は阪神の印象について｢とても伝統のあるチーム。すばらしいファンのサポートがあることは知っている｣と笑顔。｢とにかくチームの勝利に貢献したい。日本シリーズに出られるように頑張りたい｣と意気込みを語った。
　サターホワイトは 193センチの長身から最速 150キロを繰り出す速球派右腕。元守護神のジェフ・ウィリアムス駐米スカウトらの推薦もあり獲得に至った。今季は米大リーグ３Ａで主にリリーフとして18試合に登板し、 3勝 1敗、防御率1.80。マテオやドリスと救援の助っ人 2枠を競わせる方針。背番号は｢７５｣に決まった。


　入団したてだけど猛虎党！？　コーディ・サターホワイト投手は球団エンブレムの前でポーズを決める＝西宮市内の阪神球団事務所

　猛虎魂の持ち主や！　阪神の新外国人、コーディ・サターホワイト投手が16日、西宮市内の球団事務所で入団会見を行った。2008年にドラフト 2巡目で入団したのも米大リーグ、デトロイト・タイガースとあって｢最後もタイガースで野球を終えたい｣と早くも生涯虎宣言。タテジマがよく似合う“救世主”の背番号は｢７５｣に決まった。
　うれしいことを言ってくれるじゃないか。穏やかな笑顔の裏に、サターホワイトは猛虎魂を宿していた。フラッシュを浴びながら、生涯タイガース宣言をブチあげた。
　｢とても興奮している。日本は、本当に野球を好きな人がたくさんいるんだというのを実感した。自分の野球人生はタイガースで始まったので、最後もタイガースで野球を終えられるように頑張っていきたい｣


　サターホワイト(右)はワイルドなひげが目をひく。左は嶌村球団本部副部長＝西宮市内の阪神球団事務所

　くり色のひげ。米俳優ヒース・レジャーにちょっと似ているワイルドな肉食系は、いきなり阪神に骨を埋める覚悟を口にした。これまで多くの助っ人が来日したが、入団会見でこんな発言をするのは異例のことだ。
　縁を感じる。プロ第一歩も虎だった。ミシシッピ大学から2008年にドラフト 2巡目で海の向こうのタイガースに入団。2009年には｢トッププロスペクト(超有望株選手)｣入りした。故障もあって2013年にメッツに移籍し、今季はエンゼルス３Ａで18試合で 3勝 1敗、防御率1.80。この成績でもメジャー昇格できなかった。そんな時、日本の虎から｢HELP(助けて)｣のメッセージを受け取った。


　会見後、ユニフォームに袖を通すコーディ・サターホワイト投手＝西宮市内の阪神球団事務所

　｢そういう(リリーフ陣が不調の)チーム事情だからこそ、自分と契約してもらえたと思う。チームを助けられるような投球をしたい｣
　妻子ある29歳。それだけに覚悟を決めて海を渡ってきた。嶌村球団本部副本部長は｢日本で活躍しようという気持ちが強い。そこへの期待感もあります｣。メジャーに一度も昇格できなかったからこそ、このチャンスにかけている。日本で成功することにも価値を見いだしている。それは日本人が米大リーグで活躍する姿を見て、日本をリスペクトしているからだ。
　｢一緒にプレーした経験はないけど、自分が小さい頃から(米大リーグで)日本人がプレーしているのを見ていた。一生懸命プレーする、野球のことをわかっている選手たちという印象だ。イチロー、ヒデキ・マツイ。ヒデオ・ノモだね｣

　会見後、ユニフォームに袖を通しポーズを決めるコーディ・サターホワイト投手＝西宮市内の阪神球団事務所

　今季も96マイル( 約154キロ)の直球を投げ、得意のスプリットを駆使する男は、今まさにアブラが乗っている。日本に来た理由には、ある“野望”を成し遂げたいという強い思いもあった。
　｢名前は覚えていないけど(｢プレミア１２｣でソフトバンク・松田に)満塁弾を打たれたので、対戦する機会があれば三振を取りたい。最終的にワールドシリーズ(日本で言う日本シリーズ)に出られるようにしたいね｣
　交流戦中の 1軍マウンドはビザの関係で不可能なため、チャンスがあるなら日本シリーズ。リーグ 4位の猛虎をそこまで引っ張っていく－。本気やで。屈しない、あきらめない。それが猛虎魂や！

　島村球団副本部長(左)と握手を交わし記念撮影に応じるコーディ・サターホワイト投手(右)＝西宮市内の阪神球団事務

　サターホワイトは会見後、クラブハウス内でユニホームの採寸などを行い、金本監督とコーチ陣にもあいさつした。｢がんばってくれよ｣と声をかけたという指揮官は｢まずは(実際の投球を)見てからやね｣と期待。17日から鳴尾浜で汗を流し、申請中のビザがおりるのを待つ。
★コーディ・サターホワイト(Cody Satterwhite)：投手。1987年 1月27日生まれ、29歳。米ミシシッピ州出身。2008年Ｄ 2巡目でタイガース入団。メッツ傘下などを経て、今季はエンゼルス３Ａで18試合で 3勝 1敗、防御率1.80。３Ａ通算75試合 5勝 1敗、防御率3.71。 1メートル93、 107キロ。右投げ右打ち。年俸3200万円。背番号｢７５｣。



　ウエスタンリーグ＜阪神 8－ 0広島＞◇16日◇広島東洋カープ由宇練習場
　上本博紀内野手が16日、ウエスタン・広島戦(由宇)に｢ 1番・2塁｣で先発し、 3打数 3安打 1打点と大暴れ。掛布雅之 2軍監督は 1軍の外野手が手薄なため、上本の中堅再挑戦プランをぶち上げた。早ければ17日の同・オリックス戦(舞洲)で外野守備につく。試合は 8－ 0で大勝した。


　上本博紀内野手は 1回先頭で左前打。好調な打撃を生かすために中堅テストを行う＝広島東洋カープ由宇練習場

　上本に改めて外野挑戦プランが浮上した。この日は｢ 1番・ 2塁｣で出場して 3打数 3安打、 1打点。守備でも二度の併殺を完成させるなど、降格の原因となった腰痛を感じさせないキビキビとした動きを見せた。
　｢上本は　2塁と同時に中堅も守らせたい。あのバット(打撃)を生かさない手はない。それで彼が上( 1軍)で出場するチャンスがあればいい｣
　掛布 2軍監督が明らかにした。
　 1軍では外野手のコマ不足が深刻だ。横田が不振で２軍落ちし、代役となるべき江越は 2軍で状態が上がらない。手負いの西岡が外野に回っているのが現状だ。好調な上本が外野を守れたら、穴を埋めるピースとしては申し分ない。
　実際、昨オフに金本監督が上本の外野挑戦を指示し、秋季キャンプで練習したことがある。上本本人は｢まだわからないですね｣と多くを語らなかったが、17日のウエスタン・オリックス戦(舞洲)で中堅につく可能性が浮上。新たな選択肢で、 1軍の力となる。

　新外人選手サターホワイト投手が入ってきた！どんな投球をするのか早く見てみたいですね。全員野球でファン皆が待ち望む｢二文字｣に向かって前進だ！　ガンバレ！阪神！我らのタイガース！勝利を掴め！