14日明治神宮球場で東都大学野球 1、 2部入れ替え戦 1回戦:青山学院大學-中央大學が行われ、青山学院大學( 2部 1位)が、 7- 4で中央大學( 1部 6位)に逆転勝ちし、 4季ぶりの 1部復帰に王手をかけた。 2- 4で迎えた 7回、無死から 4連打して追いつくと長野勇斗外野手( 2年=三重高校)の犠飛で勝ち越し。 8回には吉沢岳志 2塁手( 3年=常総学院高校)の 2ランで勝負を決めた。中央大學は 1回に 4安打を集めて 3点を奪いながら、 2回から勢いをなくし、リリーフ陣も踏ん張れなかった。 2番吉沢岳が逆転勝利を導いた。逆転した 7回、無死 1塁からヒットエンドランを決めると、送球間に一気に 2塁を奪った。ユニホームの胸部分が破れる猛烈なヘッドスライディング。降板した岡野祐一郎投手( 4年=聖光学院高校)の「18」番ユニホームを借りてプレーを続け、 2ランも放った。
15日明治神宮球場で東都大学野球 1、 2部入れ替え戦 2回戦:青山学院大學-中央大學が行われ、中央大學が青山学院大學に雪辱し、勝負を16日の 3回戦に持ち込んだ。先発の鍬原(くわはら)拓也投手( 3年=北陸高校)が最速 147キロの速球を中心に、コーナーを突く丁寧な投球でつけいるスキを与えず、被安打 4の完封。秋田秀幸監督(61)は「鍬原に尽きる。力まないで投げてくれた」と話していた。
16日明治神宮球場で東都大学野球 1、 2部入れ替え戦 3回戦:青山学院大學-中央大學が行われ、中央大學( 1部 6位)が青山学院大學(2部1位)に連勝し、1部残留を決めた。 3回に相手の失策で先制すると、 6回に堀内寛人外野手( 2年=県岐阜商業高校の右越え適時 2塁打で追加点を奪った。投げては先発の伊藤優輔投手( 2年=小山台高校)が 8回を 3安打無失点。最後は 2回戦で完封した鍬原拓也投手が締めた。記事をまとめてみました。
ユニホ=明治神宮球場ームが破れた青山学院大學・吉沢岳志 2塁手(右)は先発の岡野祐一郎投手(左)とユニホームを交換
<東都大学野球:青山学院大學 7- 4中央大學>◇ 1、 2部入れ替え戦 1回戦◇14日◇明治神宮球場
青山学院大學が、 7- 4で中央大學に逆転勝ちし、 4季ぶりの 1部復帰に王手をかけた。 2- 4で迎えた 7回、無死から 4連打して追いつくと長野勇斗外野手の犠飛で勝ち越し。 8回には吉沢岳志 2塁手の 2ランで勝負を決めた。中央大學は 1回に 4安打を集めて 3点を奪いながら、 2回から勢いをなくし、リリーフ陣も踏ん張れなかった。
2番吉沢岳が逆転勝利を導いた。逆転した 7回、無死 1塁からヒットエンドランを決めると、送球間に一気に 2塁を奪った。ユニホームの胸部分が破れる猛烈なヘッドスライディング。降板した岡野祐一郎投手の「18」番ユニホームを借りてプレーを続け、 2ランも放った。追撃の口火を含む 3安打 3打点。吉沢岳は「神宮の本塁打は初めて。そんなキャラじゃないんで、明日は忘れて臨みます」と話していた。
力投する先発の中央大學・鍬原拓也投手=明治神宮球場
<東都大学野球:中央大學 3- 0青山学院大學>◇ 1、 2部入れ替え戦 2回戦◇15日◇明治神宮球場
中央大學が青山学院大學に雪辱し、勝負を16日の 3回戦に持ち込んだ。
先発の鍬原拓也投手が最速 147キロの速球を中心に、コーナーを突く丁寧な投球でつけいるスキを与えず、被安打 4の完封。打線も終盤、小刻みに 3点を奪い、青山学院大學を振り切った。
秋田秀幸監督は「鍬原に尽きる。力まないで投げてくれた。意地、執念を見せてくれた」と話していた。
入れ替え戦で1部残留を決め喜ぶ中央大學ナイン=明治神宮球場
<東都大学野球:中央大學 2- 0青山学院大學>◇ 1、 2部入れ替え戦 3回戦◇16日◇明治神宮球場
中央大學( 1部 6位)が青山学院大學(2部1位)に連勝し、1部残留を決めた。
3回に相手の失策で先制すると、 6回に堀内寛人外野手( 2年=県岐阜商業高校の右越え適時 2塁打で追加点を奪った。投げては先発の伊藤優輔投手( 2年=小山台高校)が 8回を 3安打無失点。最後は 2回戦で完封した鍬原拓也投手が締めた。
初戦を落とし、崖っぷちからの 2試合連続完封で降格を免れた。伊藤は「先頭打者を切ることに集中した。秋は優勝して歓喜を味わいたい」と笑顔だった。
東都大学野球 1部 2部入れ替え戦の 3回戦に先発した中央大學・伊藤優輔投手=明治神宮球場
3回戦を行い、中央大學が 4季ぶりの復帰を目指した青山学院大學を 2- 0で下して 2勝 1敗とし、 1部残留を決めた。中央大學は 3回に敵失で先制し、 6回に連続長打で加点。投げては伊藤優輔投手と鍬原拓也投手の継投で青山学院大學を完封した。
1回戦を落としたが、 2試合連続の完封勝利で 1部残留を決めた。立役者は 8回を 3安打無失点と好投した伊藤。2014年に都立小山台高校を都立高初のセンバツに導いた右腕は、春のリーグ戦は 0勝 4敗と低迷した。しかし 2段モーション気味だったフォームをリーグ戦後に修正。本来の制球力を取り戻して好投し、「この経験を生かして秋は優勝したい」と晴れやかな表情だった。
こうやって振り返ってみると、 1回戦を落とさなければここまでやらなくて良かったのだが、今回の様に青山学院大學に 1勝をあげさせて、後は知らん振りの方がやはり良かったのかも知れない。このシーズンは、虎ちゃんの母校である亜細亜大學が優勝した。中央大學は、秋には優勝したいと言っている。虎ちゃんが在学中にも入れ替え戦が行われたことが有るが、次のシーズンには良い成績が残せた。中央大學も、優勝はともかくとしてそれなりの結果が残せるように頑張ってほしいですね。