●30日阪神甲子園球場で阪神-DeNA13回戦が行われ、DeNAは 1回に筒香の適時内野安打で先制。 2回にも 1点を加えた。阪神は 3回までDeNA先発久保康友(35)の前に無安打。DeNAは先発の久保康友が、 109球で完封し、 4勝目を挙げた。阪神は散発の 3安打に抑えられ、 2塁を踏めなかった。阪神が、かつてチームメートだったDeNA久保康に完封負けを喫した。球を低めに集める投球術に翻弄(ほんろう)されて、散発 3安打で得点を奪えなかった。片岡篤史打撃コーチ(47)は 4回の攻撃前に、円陣を組んで指示を出したが実らず。今季最多タイの借金「7」に戻った。金本知憲監督(48)は 3安打 0完封負けにおかんむりだった。変化球で 3球三振を喫した原口や江越らに苦言を呈した。首位広島との「11ゲーム差」は変わらず借金は最多タイの「7」。最短 3日にも自力優勝が消えるが「そんなもん(消えても)すぐ復活するやろ」と懸命に鼓舞した。先発岩崎が 6回 3失点と、それなりにゲームを作っただけに、打線の沈黙が大きすぎた形になった。
●北條史也内野手(21)がマルチ安打と気を吐いた。打線はDeNA久保康友に 5回までパーフェクト投球をされた。迎えた 6回。先頭で打席に立つと外角フォークを 3遊間に運んだ。ボテボテの打球だったが、 1塁にヘッドスライディング。気迫で内野安打にした。 8回には再び久保康友から右前へ運んだ。 3打数 2安打。打線が散発 3安打と沈黙しただけに、そのうち 2本を放った北條の活躍が目立った。黒土にまみれても、何が何でも、北條は扉をこじ開けたかった。 0- 3だった 8回一死。カウント 2- 2から外角 145キロ直球に必死でバットのヘッドを合わせて、鮮やかに右前打。 9試合連続スタメン出場で、今季 8度目のマルチ安打。その 8戦はチームは 1勝 7敗。劣勢でも力を発揮し、容易に屈しない。若虎の中、頭一つ抜け出した。このままズルズルといくワケにはいかない。気概を見せた背番号「2」が、少しずつその背中で虎を引っ張りはじめた。
● 4打数無安打に終わったマウロ・ゴメス内野手(31)は、久保康の投球に「コントロールがよかった」と脱帽。交流戦では10打席連続無安打( 7三振)と低迷したが、リーグ戦再開を機に復調気配。
●先発登板した岩崎優投手(24)は、 6回 3失点で降板した。 1回に先頭の桑原に安打を許すと、二死 3塁の場面で打者は筒香。打ち取ったかに見えた打球だったが、 3塁ボテボテのゴロで内野安打となり 1失点。 3回は無失点に抑えたが、 4回に打撃好調の宮崎にソロ本塁打を浴び、さらに失点を重ねた。結局、 6回まで投げ、 7安打 5奪三振 3失点。 6回に打席が回った所で代打を送られ交代した。ベンチで額の汗をぬぐって、ガックリと肩を落とした。岩崎が甲子園でまた黒星を喫した。先発予定だった前日 6月29日の同カードが雨で流れ、プロ初のスライド登板。 1回二死 3塁のピンチを背負うと、 4番・筒香をスライダーでつまらせたが…。 3塁線への内野安打で先制を許した。 2回一死 2、 3塁とされ、投手・久保康に前進守備の上を越える右前適時打。 4回には先頭の宮崎に左中間へソロをたたき込まれて、小刻みに失点を重ねた。未勝利に終わった 6月は 4試合中 3試合でクオリティ・スタート( 6回以上、自責点 3以下)を達成。トンネルを抜けた先に連勝街道が待っているはずだ。
●コリジョン(衝突)ルールの運用基準の見直しが検討されていることを受け、30日、阪神の谷本修常務取締役(51)は「早く対応していただけるのはありがたいこと」と賛成の立場を示した。は 5月11日の巨人戦でコリジョンルールが適用されて判定が覆り、意見書を提出した経緯もあり、高代延博ヘッドコーチ(62)は「なぜシーズン中にとは思うけど、改革でなく改善してほしい」と要望。矢野燿大作戦兼バッテリーコーチ(47)も「ルールは簡単な方がいい。変更は早くしてほしい」と話した。楽天の梨田昌孝監督(62)は一定の理解を示しつつもシーズン中の見直しに「中途半端な説明だと混乱する」と懸念した。記事をまとめてみました。
<阪神 0- 3DeNA、13回戦>◇30日◇阪神甲子園球場
DeNAは 1回に筒香の適時内野安打で先制。 2回にも 1点を加えた。阪神は 3回までDeNA先発久保康友の前に無安打。
DeNAは 4回に宮崎の 7号ソロで 1点を追加した。阪神先発の岩崎は 6回 3失点で降板した。
DeNAは先発の久保康友が、 109球で完封し、 4勝目を挙げた。阪神は散発の 3安打に抑えられ、 2塁を踏めなかった。
8回裏阪神二死 1塁、金本知憲監督は代打江越大賀(中央)が 3球で空振り三振に倒れ、腕組みしながら沈痛な表情で交代を告げに出る。左端は片岡篤史コーチ=阪神甲子園球場
阪神が、かつてチームメートだったDeNA久保康友に完封負けを喫した。
球を低めに集める投球術に翻弄(ほんろう)されて、散発 3安打で得点を奪えなかった。
片岡篤史打撃コーチは 4回の攻撃前に、円陣を組んで指示を出したが実らず。「低めを振らせようという投球で、制球は良かったけど、あそこを我慢できるかが勝負。若手より中心選手。原口、中谷、江越…。あのへんは現状の姿。あそこ(低め)を見極められるかが打者の勝負。いいところに放られて打てないじゃなく、逆方向に打ちにいくとか、高めに目付けするとか、若い選手はそこの勝負。久保の球は低めへの球とか、制球が良かったにしても振りすぎ」と振り返った。今季最多タイの借金「7」に戻った。
7回を終え選手交代を告げる金本知憲監督=阪神甲子園球場
金本知憲監督は 3安打 0完封負けにおかんむりだった。「遊ばれとったね。何て言うんだろう…、遊ばれとるだけ」。
クイックを駆使し、多彩な変化球を操るDeNA先発久保に凡打の山。「同じボールで 3球で終わるのはバッターとして恥。 1軍のバッターじゃないよね」。変化球で 3球三振を喫した原口や江越らに苦言を呈した。
首位広島との「11ゲーム差」は変わらず借金は最多タイの「7」。最短 3日にも自力優勝が消えるが「そんなもん(消えても)すぐ復活するやろ」と懸命に鼓舞した。
8回を終え、選手交代を告げた金本知憲監督は考え込む=阪神甲子園球場
阪神打線はDeNA先発・久保の前にわずか 3安打。 2塁も踏めない完敗だった。
金本知憲監督は「遊ばれとった。なんと言っていいか、遊ばれとったね」と、ため息混じりに、冷え切った打線を嘆いた。 6回までは安打すら打てず、良い当たりで安打を放ったのも福留と、北條の 2本だけ。久保の技ありの投球に、完全に抑え込まれた。
虎将は「コーチからの指示がちゃんとあったのに、打てないのは、久保が良かった以前におかしい」と、不振の打撃陣に厳しい言葉。さらに「同じボールを 3球続けて振って三振はおかしい」と、 8回に代打で出場し、 3球三振に倒れた江越に対して疑問を呈した。
先発岩崎が 6回 3失点と、それなりにゲームを作っただけに、打線の沈黙が大きすぎた形になった。
6回裏阪神無死、北條史也内野手は遊撃内野安打で出塁=阪神甲子園球場
北條史也内野手(21)がマルチ安打と気を吐いた。
打線はDeNA久保康友に 5回までパーフェクト投球をされた。迎えた 6回。先頭で打席に立つと外角フォークを 3遊間に運んだ。ボテボテの打球だったが、 1塁にヘッドスライディング。気迫で内野安打にした。「(打球を)捕られて、( 1塁に)投げられたのを見たので、自分は足が速くないのでなんとかセーフになろうと思って」と振り返った。
8回には再び久保康友から右前へ運んだ。 3打数 2安打。打線が散発 3安打と沈黙しただけに、そのうち 2本を放った北條の活躍が目立った。
6回、気迫のヘッドスライディングをみせた北條史也内野手。完全試合を阻止した=阪神甲子園球場
黒土にまみれても、何が何でも、北條は扉をこじ開けたかった。「気合を入れろ、タイガース!」というコールが右翼席から響いた打席。 1塁へ頭から飛び込んだ。 3安打零封負けの中でも、背番号「2」だけは頼もしく輝いた。
「低めを絶対に振らないという気持ちで打席に立ちました。(ヘッドスライディングは)ショートが捕っているのが見えたので。僕は足が速くないので…」
6回、内野安打を放ちヘッドスライディングの北條史也内野手=阪神甲子園球場
先発・久保康の巧みな低めの出し入れにやられ、 5回まで完全投球を許していた。 3回先頭の第 1打席ではセーフティーバントも試みた北條だったが、ファウルにしてしまい、その後空振り三振に倒れた。心して臨んだ 6回先頭の第 2打席。 2球目に食らいついて 3遊間へ運び、遊撃・倉本の送球よりわずかに早く 1塁へ倒れ込んだ。
なおも 0- 3だった 8回一死。カウント 2- 2から外角 145キロ直球に必死でバットのヘッドを合わせて、鮮やかに右前打。「追い込まれていたんですけど、開かずにいけました」と自画自賛。 9試合連続スタメン出場で、今季 8度目のマルチ安打。その 8戦はチームは 1勝 7敗。劣勢でも力を発揮し、容易に屈しない。若虎の中、頭一つ抜け出した。
8回にも快音を響かせた北條史也内野手。一人マルチ安打で気を吐いた=阪神甲子園球場
もともと反骨心でプロへ飛び込んだ。青森・光星学院高(現・八戸学院光星)の 3年春の選抜は、フェンス直撃打 3本。ノーアーチに終わり、優勝も決勝で藤浪を擁する大阪桐蔭高にさらわれた。そこから毎日、腕立て伏せ 100回と逆立ち 2分。そうして夏の 4本塁打につなげた。
虎 1年目の2013年から平田 2軍監督(現チーフコーチ)は「足も速くない。肩もそんなに強くない…。でも試合に出ると栄えるんだ!」と目を丸くしていた。プロの体にはほど遠く、その年は70キロまで体重が落ちたときもあったが「 3年目には80キロにしたいです!」と黙々と取り組んだ。食事会場ではだれよりもゆっくり体に染み渡るように食べた。 4年目の今も、試合中の間食などで70キロ後半を維持。たのもしい成長曲線を描く。
このままズルズルといくワケにはいかない。気概を見せた背番号「2」が、少しずつその背中で虎を引っ張りはじめた。
7回、セカンドゴロに倒れたマウロ・ゴメス内野手=阪神甲子園球場
4打数無安打に終わったマウロ・ゴメス内野手(31)は、久保康の投球に「コントロールがよかった」と脱帽。交流戦では10打席連続無安打( 7三振)と低迷したが、リーグ戦再開を機に復調気配。 6月28日のDeNA戦(甲子園)では 2試合連続のマルチ安打で復調をアピールしていたが、技巧派右腕を相手に手も足も出なかった。
投球する先発の岩崎優投手=阪神甲子園球場
先発登板した岩崎優投手は、 6回 3失点で降板した。
1回に先頭の桑原に安打を許すと、二死 3塁の場面で打者は筒香。打ち取ったかに見えた打球だったが、 3塁ボテボテのゴロで内野安打となり 1失点。
続く 2回も倉本、エリアンの連打ピンチを作ると一死 1、 3塁で打席には投手の久保。踏ん張りたいところであったが、右前に適時打を浴び、 2イニング連続で失点した。
3回は無失点に抑えたが、 4回に打撃好調の宮崎にソロ本塁打を浴び、さらに失点を重ねた。結局、 6回まで投げ、 7安打 5奪三振 3失点。 6回に打席が回った所で代打を送られ交代した。
4回、DeNA・戸柱恭孝捕手の打球を弾く岩崎優投手=阪神甲子園球場
ベンチで額の汗をぬぐって、ガックリと肩を落とした。岩崎が甲子園でまた黒星を喫した。
「(スライド登板の影響はなく)普段通りでした。初回に点をとられてしまって、悔いが残ります」
先発予定だった前日 6月29日の同カードが雨で流れ、プロ初のスライド登板。 1回二死 3塁のピンチを背負うと、 4番・筒香をスライダーでつまらせたが…。 3塁線への内野安打で先制を許した。 2回一死 2、 3塁とされ、投手・久保康に前進守備の上を越える右前適時打。 4回には先頭の宮崎に左中間へソロをたたき込まれて、小刻みに失点を重ねた。
DeNA・宮崎敏郎内野手に一発を浴びた岩崎優投手。甲子園での連敗が「6」に伸びた=阪神甲子園球場
6回 7安打 3失点で降板。今季 2敗目を喫した。これで聖地での登板は 6連敗。2014年 9月 4日のDeNA戦を最後に、白星から遠ざかっている。香田投手コーチは「ファーストストライクを狙われているね。ボール球を見せるなり、ストライクをもう少し注意することが必要」と配球にさらなる改善を求めた。
未勝利に終わった 6月は 4試合中 3試合でクオリティ・スタート( 6回以上、自責点 3以下)を達成。トンネルを抜けた先に連勝街道が待っているはずだ。
コリジョン(衝突)ルールの運用基準の見直しが検討されていることを受け、30日、阪神の谷本修常務取締役は「早く対応していただけるのはありがたいこと」と賛成の立場を示した。
阪神は 5月11日の巨人戦でコリジョンルールが適用されて判定が覆り、意見書を提出した経緯もあり、高代ヘッドコーチは「なぜシーズン中にとは思うけど、改革でなく改善してほしい」と要望。矢野作戦兼バッテリーコーチも「ルールは簡単な方がいい。変更は早くしてほしい」と話した。
ヤクルトは交流戦のソフトバンク戦で、ソフトバンクの捕手が走路をふさいでいたことを審判員が認めながらも「明らかにアウトのタイミング」との理由でコリジョンルールが適用されなかったため意見書を提出した。真中監督は「分かりづらいことは早めに対応して変えた方が良いと思う」と見直しに向けた動きを評価した。
楽天の梨田監督は一定の理解を示しつつもシーズン中の見直しに「中途半端な説明だと混乱する」と懸念した。「 1週間前には(新たな基準を)言ってくれないと。キャンプからやってきて、これ(この混乱した事態)なのだから」と話した。
せっかく雨で 1日休養が有ったのにも関わらず、このざまはいったいどういうことなのでしょう…。次の試合は、ナゴヤで竜軍との一騎打ちとなっているがどうなるか。気を緩めずに、全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって前進だ! ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
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