● 3日ナゴヤドームで中日 8- 3阪神15回戦が行われ、中日は 1点を追う初回、ビシエドの犠飛で同点。 3回にビシエドの左前打で勝ち越し、さらに福田の 4号満塁弾でリードを広げた。中日はナニータの 8号ソロ、ビシエドの適時打で加点し、このカード勝ち越し。吉見は 4勝目。阪神は先発岩貞の乱調が誤算、 3回 6失点で 6敗目を喫した。
●金本知憲監督(48)が最下位転落にも前を向いた。 3回に先発岩貞が致命的な満塁本塁打を福田に浴びて、敗色濃厚な展開になった。打線も反撃できず完敗。ヤクルトと入れ替わって、順位を下げた。昨年10月の監督就任時から勝利と育成の両方を追い求めてきた。この日も「北條もそこそこやってるし、高山や(岡崎)太一、原口は経験がないけど、今のベストだと思っている。北條を下げてヘイグ使う? 高山以外、誰がいる? 右投手が来て左で誰使う? 若手じゃなくベテランで誰を使う? いないわけでしょ? ということは現状がベストメンバーなんだから」と話した。 7月以降では、2001年の野村克也監督時代以来。首位広島とはワーストタイの12ゲーム差と広がり、借金「8」。金本知憲監督は「上しか見ていない」としたが、「現状のベストメンバー」と苦しい状況を口にした。鉛の空気が敗戦のベンチを支配していた。猛虎再建へ「超変革」を掲げる金本阪神が、かつて「暗黒時代」と呼ばれた虎の負の歴史を繰り返す屈辱だ。金本監督にとって就任初の最下位。 7月以降では野村政権最後の2001年まで遡るが、その視線は頂点だけを見すえる。しかし、リーグ戦再開から 2勝 6敗。首位快走する広島とは12ゲーム差に離され、さざ波のように押し寄せていたヤクルトにも抜かれた。チームには沈滞ムードが色濃く漂う。「超変革」を旗印に虎をぶっ壊してくれた金本監督が自身のFA移籍のときのように勝つ軍団に変えてくれることを願っているが…。目に見える変化が感じられない。日曜日は 8連敗で、 6月 1、 2日を最後に連勝もない。借金もワーストタイの「8」。 2位中日まで 2ゲーム差だが、超変革はいつ開花するのか-。虎が浮上のきっかけに飢えている。
●伸び悩む若虎をプレーで鼓舞すべき立場の鳥谷敬内野手(35)が、またまた攻守で精彩を欠いた。まずは 1回。 1番起用に燃えた西岡が四球を選び、すかさず 2盗。せっかくのおぜん立ても、吉見のシュートをとらえきれず投ゴロ。 3回は、無死 1塁から力のない 1ゴロ。いずれも西岡を次の塁へ進められなかった。守備でもアレッと思わせる場面があった。 4回、先頭の大島の 3遊間の低いライナーを、逆シングルで捕球しようとしたが、失敗。打球は、左翼に転がった(記録は安打)。昨年を含めてゴールデングラブ賞に 4度輝いた男だけに、寂しすぎるプレーだった。連続試合フルイニング出場( 654試合)などの“鉄人記録”を更新中だが、調子が上向く気配はなし。現役時代に「鉄人」と呼ばれた将の“我慢”は、いつまで続くのだろうか。
●マウロ・ゴメス内野手(31)が先制タイムリーを放った。先頭の西岡が出塁すると 2盗。鳥谷は投ゴロに倒れたが、一死 2塁でゴメスが 2ボールから中日吉見のスライダーを左前に運び先制した。
●岩貞祐太投手(24)が 3回を投げ 6安打 6失点で降板した。 1- 1で迎えた 3回、福田に高めに浮いたストレートを左翼席中段へ運ばれる 4号満塁本塁打を打たれ、岩貞はこの回で降板した。記事をまとめてみました。
<中日 8- 3阪神、15回戦>◇ 3日◇ナゴヤドーム
中日は 1点を追う初回、ビシエドの犠飛で同点。 3回にビシエドの左前打で勝ち越し、さらに福田の 4号満塁弾でリードを広げた。
阪神は 4回、高山の 2点適時 2塁打で 3点差に詰めた。先発岩貞は 3回でKOされた。中日吉見は 5回 3失点で降板した。
中日はナニータの 8号ソロ、ビシエドの適時打で加点し、このカード勝ち越し。吉見は 4勝目。阪神は先発岩貞の乱調が誤算、 3回 6失点で 6敗目を喫した。
3回に 5失点し、渋い表情を見せる金本知憲監督=ナゴヤドーム
金本知憲監督(48)が最下位転落にも前を向いた。 3回に先発岩貞が致命的な満塁本塁打を福田に浴びて、敗色濃厚な展開になった。打線も反撃できず完敗。ヤクルトと入れ替わって、順位を下げた。
今季最多タイの借金「8」を背負う苦境だが「いまは上しか見ていない。 1番上しか。 3位までナンボ、 2位までナンボとか見たこともない。後半を過ぎて 1位までナンボか、そこはしっかり見ていくけどね。そこしか見てやらない」と言い切った。
昨年10月の監督就任時から勝利と育成の両方を追い求めてきた。この日も「育成優先とは一言も言ってないし、思ってもない。じゃあ誰を使うの? 北條もそこそこやってるし、高山や(岡崎)太一、原口は経験がないけど、今のベストだと思っている。北條を下げてヘイグ使う? 高山以外、誰がいる? 右投手が来て左で誰使う? 若手じゃなくベテランで誰を使う? いないわけでしょ? ということは現状がベストメンバーなんだから」と話した。
ベンチで“檄”を飛ばす阪神の金本知憲監督=ナゴヤドーム
15年ぶりの屈辱や! 阪神は中日に 3- 8で敗れ、昨年 5月12日以来となる単独最下位に転落した。 7月以降では、2001年の野村克也監督時代以来。首位広島とはワーストタイの12ゲーム差と広がり、借金「8」。金本知憲監督は「上しか見ていない」としたが、「現状のベストメンバー」と苦しい状況を口にした。
鉛の空気が敗戦のベンチを支配していた。猛虎再建へ「超変革」を掲げる金本阪神が、かつて「暗黒時代」と呼ばれた虎の負の歴史を繰り返す屈辱だ。
就任初の最下位に転落した金本知憲監督。超変革が苦しい現実を突きつけられた=ナゴヤドーム
「今、何位? 順位とかじゃない。前半戦の順位は 1日で 3位から 5位とかなる。だから順位は関係ない。今は上しか見ていないから、一番上しか。後半を過ぎて 1位とはいくら(離されている)かというね。そこはしっかりと見ている。そこしか見て、やらないから」
金本監督にとって就任初の最下位。 7月以降では野村政権最後の2001年まで遡るが、その視線は頂点だけを見すえる。しかし、リーグ戦再開から 2勝 6敗。首位快走する広島とは12ゲーム差に離され、さざ波のように押し寄せていたヤクルトにも抜かれた。
7月以降の最下位は野村監督時代の2001年以来だった
この日も同じような負けっぷりだった。 1回先頭の西岡が四球を選び、盗塁で無死 2塁の好機を作るも、鳥谷が投ゴロで進塁打すら打てない。ゴメスが先制打を放ったものの、続くチャンスを生かせなかった。 2回には送りバントを試みた岩貞が最悪の捕ゴロ併殺。畳み掛けられない貧打線に、投手陣も窮屈になる。 3回には、岩貞が福田に自身今季 3度目となる満塁被弾。序盤の 5点ビハインドが、今の打線に重くのしかかる。 6月 3日の西武戦(甲子園)の 4回を最後に、3点以上奪ったイニングはない。
1回、生還した西岡剛内野手を迎える岩貞祐太投手(右)=ナゴヤドーム
ゴメスに28戦アーチがなく、盗塁阻止に課題がある原口がスタメンマスクなら 5連敗。相変わらずのバントミス…。チームには沈滞ムードが色濃く漂う。「超変革」を旗印に虎をぶっ壊してくれた金本監督が自身のFA移籍のときのように勝つ軍団に変えてくれることを願っているが…。目に見える変化が感じられない。
勝ちながら育てる方針に変更はないのかと問われると指揮官は、「当たり前じゃん。育成優先なんて一言もいってないし、思ってもいない」と口をとがらせた。そして、こう言った。
先発の岩貞祐太投手=ナゴヤドーム
「今の戦力で育成優先っていうなら、誰使う? 北條もそこそこやっている。俺、今の(メンバーが)ベストだと思っている。誰かいる? 北條を下げてヘイグ使う? 高山の代わりに誰いる? 若手育成じゃなくて、ベテランって誰にいく? いないわけじゃん」
あくまでベストメンバーを強調したが、逆に厳しい現実がそこにある。だからこそ交流戦後、高山や中谷を強化指定として直接指導。バント特訓も「もう一回徹底してやらざるを得ない。反復練習しかない」と厳しい口調でいった。
日曜日は 8連敗で、 6月 1、 2日を最後に連勝もない。借金もワーストタイの「8」。 2位中日まで 2ゲーム差だが、超変革はいつ開花するのか-。虎が浮上のきっかけに飢えている。
3回に 1ゴロに倒れた鳥谷敬内野手=ナゴヤドーム
伸び悩む若虎をプレーで鼓舞すべき立場の鳥谷敬内野手(35)が、またまた攻守で精彩を欠いた。
まずは 1回。 1番起用に燃えた西岡が四球を選び、すかさず 2盗。せっかくのおぜん立ても、吉見のシュートをとらえきれず投ゴロ。 3回は、無死 1塁から力のない 1ゴロ。いずれも西岡を次の塁へ進められなかった。
守備でもアレッと思わせる場面があった。 4回、先頭の大島の 3遊間の低いライナーを、逆シングルで捕球しようとしたが、失敗。打球は、左翼に転がった(記録は安打)。昨年を含めてゴールデングラブ賞に 4度輝いた男だけに、寂しすぎるプレーだった。
5回、中日・荒木雅博内野手のショートゴロで好守した鳥谷敬内野手=ナゴヤドーム
金本監督は「あのショートライナーは、自分の(守備)範囲だからね」と首をかしげ、「打つ方でも(西岡を)進められなかったりね。長年やっているんだから、自分で、これは(乗り越えないと)ね。俺らも言うことは言っている。自分で打破するしかない」と語るにとどめた。
連続試合フルイニング出場( 654試合)などの“鉄人記録”を更新中だが、調子が上向く気配はなし。現役時代に「鉄人」と呼ばれた将の“我慢”は、いつまで続くのだろうか。
1回、適時打を放ったマウロ・ゴメス内野手=ナゴヤドーム
マウロ・ゴメス内野手が先制タイムリーを放った。 1回一死 2塁の場面。 2ボールから中日吉見のスライダーを左前に運んだ。
ゴメスは「インコースのボール球を我慢強く見逃せて、それでカウントが有利にすることができたので、ベース板の上を通るボールだけを狙って打ちにいったんだ」とコメントした。
1回表阪神一死 2塁、マウロ・ゴメス内野手は左前先制適時打を放った。投手吉見=ナゴヤドーム
マウロ・ゴメス内野手が先制打を放った。
1回、先頭の西岡が出塁すると 2盗。鳥谷は投ゴロに倒れたが、一死 2塁でゴメスが中日先発の吉見のスライダーを左前へ運び先制した。
ゴメスは「打ったのはスライダー。インコースのボール球を我慢強く見逃せて、それでカウントが有利にすることができたので、ベース板の上を通るボールだけを狙って打ちにいったんだ。ゴロの打球だったけど、内野手のあいだを抜ける当たりになってくれてよかったよ」とコメントした。
3回、中日・福田永将内野手に満塁本塁打を許した先発の岩貞祐太投手=ナゴヤドーム
岩貞祐太投手(24)が 3回を投げ 6安打 6失点で降板した。
1- 1で迎えた 3回、中日は無死 1、 2塁として先発の岩貞がビシエドに左前への勝ち越し適時打を浴びる。さらに無死満塁とされ、福田に高めに浮いたストレートを左翼席中段へ運ばれる 4号満塁本塁打を打たれ、岩貞はこの回で降板した。
◆データBOX◆
◎…阪神の最下位は昨年 5月19日以来。このときは18勝23敗で広島と 5位で並んでいた。単独最下
位は同 5月12日以来。15勝20敗で首位DeNAから 6ゲーム差だった。
◎… 7月以降で最下位に沈むのは、野村克也監督時代の2001年最終戦(57勝80敗 3分け)以来。
とうとう落ちるところまで落ちてしまった。しかし、これ以上下が無い!ということは、這い上がれば良いということだ!昨年も、全ての順位を味わった経験が有る。どこまで這い上がれるかは分からないが、全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって前進だ! ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
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