● 2日◇ナゴヤドームで中日-阪神が行われ、阪神は 2回に西岡の右前適時打と中日小熊の暴投で 2点を先取した。中日はその裏、福田の 3号 2ランで追いついた。阪神は 1点差を継投で守り切った。連敗は「2」でストップ。能見が 5勝目。中日はチャンスであと 1本を出せず、 4位に転落した。連敗を「2」で止めた金本知憲監督(48)はホッと一息ついた。 6回 2失点の能見に加え、マテオ、藤川、ドリスの 0封救援トリオをたたえた。ただし攻撃陣は、 9安打と 7四死球で塁上を賑わせたが、 3併殺&11残塁で 3点だけ。いずれも満塁の好機で併殺に倒れた西岡や北條について、気迫の空回りを心配していた。
●阪神は 3- 2で中日に辛勝し、連敗を「2」で止めた。とはいえ、 9安打を放って 8四死球をもらいながら、たったの 3得点。 3併殺、11残塁の拙攻に、金本知憲監督(48)も「どこかで打破していかないと」と打線の奮起を求めた。最後まで薄氷を踏み続けた。長い 3時間34分だった。 9安打 8四死球でわずか 3得点。11残塁。もらった好機を次々とつぶした。勝ったからよし、ではない。危険なニオイが、そこにあった。金本監督が複雑な表情を浮かべた。就任当初から気持ちの大切さを訴えてきた。打線が停滞するときは「『俺が、俺が』でいってほしい」と主導権を握る選手を求めていた。実際、西岡や北條が目の色を変えた。だが、それでもチームの“水”は変わらない。彼らの気合が、今度は空回りし始めたのでは、と思わざるを得なかった。 1試合 3併殺でよく勝てたものだ。 2- 2の 3回無死満塁。鳥谷が右前に運び、ゴメスが歩き、福留も右前打と理想的なつなぎで中日先発・小熊をKO寸前にしていたが、西岡が天を仰いだ。カウント 2- 1から外角低めのシュートを引っかけて、投ゴロ。最悪の「 1- 2- 3」だった。チーム打率 0.241は12球団ワースト。もちろん首脳陣も手をこまねいているわけではない。試合前には片岡打撃コーチがタイミングの取り方で悩む鳥谷を指導し、梅野には目線がブレぬようノーステップ打法を試させた。笛吹けど踊れぬ現実…。誰もがなんとかしなきゃと思っているが、できない。その環境が、得点圏打率 0.394とチームで最も勝負強い西岡らの打撃を狂わせているのだとしたら…。だから、金本監督は繰り返した。まだ借金は「7」ある。 3日には吉見が立ちはだかる。打席に入れば、選手がやるしかない。“凡戦”の勝利から得たものを証明する。それしか、ない。
●能見篤史投手(37)が 6回を投げ 6安打 2失点 9奪三振で、勝ち投手の権利を持って降板した。阪神は 2点をリードした 2回、一死 1塁で能見が福田に 3号 2点本塁打を浴び同点に追いつかれる。 5回、阪神は中日先発の小熊の 3連続四球で一死満塁として伊藤隼の内野安打で勝ち越した。鬼門で今季 5勝目の権利を持って 2番手・マテオにマウンド譲った。
●西岡剛内野手(31)が先制タイムリーを放った。 2回。先頭福留が中越え 2塁打で無死 2塁のチャ
ンスを作ると、続く西岡が中日小熊のシュートを右翼前に運んだ。
●伊藤隼太外野手(27)は地元で執念の勝ち越し打を決めた。同点の 5回一死満塁、 2ボール 2スト
ライク。高めフォークに食らいつき、投手小熊のグラブをはじく適時内野安打を記録した。記事をまとめてみました。
<中日 2- 3阪神>◇ 2日◇ナゴヤドーム
阪神は 2回に西岡の右前適時打と中日小熊の暴投で 2点を先取した。中日はその裏、福田の 3号 2ランで追いついた。
阪神は 5回、 3連続四球から伊藤隼の内野安打で 1点勝ち越し。約 2カ月ぶりに復帰した中日の小熊は制球に苦しみ 5回途中KO。
阪神は 1点差を継投で守り切った。連敗は「2」でストップ。能見が 5勝目。中日はチャンスであと 1本を出せず、 4位に転落した。
阪神先発能見篤史投手=ナゴヤドーム
連敗を「2」で止めた金本知憲監督はホッと一息ついた。
「能見は見ていて気持ちが良かった。よく後ろの 3人もね。今日はピッチャーの勝利かな」と、 6回 2失点の能見に加え、マテオ、藤川、ドリスの 0封救援トリオをたたえた。
ただし攻撃陣は、 9安打と 7四死球で塁上を賑わせたが、 3併殺&11残塁で 3点だけ。いずれも満塁の好機で併殺に倒れた西岡や北條について、「これも焦りなのかな。何とかしたい気持ちが強すぎて自分の打撃、状況判断を見失っている印象を受ける」と気迫の空回りを心配していた。
勝つには勝ったが…。選手を出迎える金本監督の表情もなんだか晴れ晴れとしない=ナゴヤドーム
全然、勝った気がしない! 阪神は 3- 2で中日に辛勝し、連敗を「2」で止めた。とはいえ、 9安打を放って 8四死球をもらいながら、たったの 3得点。 3併殺、11残塁の拙攻に、金本知憲監督も「どこかで打破していかないと」と打線の奮起を求めた。 7月反攻へ、そろそろスカッと打って~。
最後まで薄氷を踏み続けた。長い 3時間34分だった。 9安打 8四死球でわずか 3得点。11残塁。もらった好機を次々とつぶした。勝ったからよし、ではない。危険なニオイが、そこにあった。
「本来、チャンスでの仕事というか、集中力を出せる選手ですよね。(西岡)剛とか北條とかにしても。チャンスで『何か1点でも』と期待できる選手。これも焦りかな…」
金本監督が複雑な表情を浮かべた。就任当初から気持ちの大切さを訴えてきた。打線が停滞するときは「『俺が、俺が』でいってほしい」と主導権を握る選手を求めていた。実際、西岡や北條が目の色を変えた。だが、それでもチームの“水”は変わらない。彼らの気合が、今度は空回りし始めたのでは、と思わざるを得なかった。
3回無死満塁の絶好機で西岡剛内野手は最悪の投ゴロ併殺打に倒れた=ナゴヤドーム
「なんとかしたいという気持ちが強すぎて自分の打撃を見失っているという印象を受けるんだよね。こういうチーム状態がそういう打撃をさせているような印象ですが」
1試合 3併殺でよく勝てたものだ。 2- 2の 3回無死満塁。鳥谷が右前に運び、ゴメスが歩き、福留も右前打と理想的なつなぎで中日先発・小熊をKO寸前にしていたが、西岡が天を仰いだ。
カウント 2- 1から外角低めのシュートを引っかけて、投ゴロ。最悪の「 1- 2- 3」だった。
さらに 5回には一死満塁から伊藤隼の適時内野安打で 1点を奪ったが、続く北條が 2ゴロ併殺。これもボール球だった。 8回一死 1塁では鳥谷が投ゴロ併殺に倒れるなど、竜の網に次々とかかった。 2回から 7回まですべて得点圏に進んだが、まるでヘドロがへばりついているような空気だった。
「もちろん、打ち気で入ってもらわないと困るんだけど、打ち気だけど冷静さというかね。見極める冷静さ、状況をね」
5回一死満塁で併殺打に倒れた北條史也内野手はうなだれてベンチに戻る=ナゴヤドーム
チーム打率 0.241は12球団ワースト。もちろん首脳陣も手をこまねいているわけではない。試合前には片岡打撃コーチがタイミングの取り方で悩む鳥谷を指導し、梅野には目線がブレぬようノーステップ打法を試させた。笛吹けど踊れぬ現実…。誰もがなんとかしなきゃと思っているが、できない。その環境が、得点圏打率 0.394とチームで最も勝負強い西岡らの打撃を狂わせているのだとしたら…。だから、金本監督は繰り返した。
「なんとかしよう、なんとかしようと、自分の状況判断を見失っている状態だから。ただ、いつまでもそんなことを言ってられない。どこかでやっぱり打破していかないと」
まだ借金は「7」ある。 3日には吉見が立ちはだかる。打席に入れば、選手がやるしかない。“凡戦”の勝利から得たものを証明する。それしか、ない。
勝利投手の能見篤史(右)を笑顔でねぎらう金本知憲監督=ナゴヤドーム
能見篤史投手が 6回を投げ 6安打 2失点 9奪三振で、勝ち投手の権利を持って降板した。
阪神は 2点をリードした 2回、一死 1塁で能見が福田に 3号 2点本塁打を浴び同点に追いつかれる。
5回、阪神は中日先発の小熊の 3連続四球で一死満塁として伊藤隼の内野安打で勝ち越した。
先発の能見篤史投手=ナゴヤドーム
能見はナゴヤドームでは 4月15日に先発して 2回 6失点。鬼門で今季 5勝目の権利を持って 2番手・マテオにマウンド譲った。
能見は「今日は最初から飛ばして、いけるところまでいこうと思って投げました。ゲームは作れたので、あとはチームが勝つようにベンチで応援します」とコメントした。
阪神は打線がチャンスを生かし切れなかったが、何とか競り勝った。 8四死球を得ながら、 3点止まり。金本監督は「何とかしたい気持ちで自分の打撃を見失っている。打ち気でも冷静さを(持って)ね」と課題を挙げた。
2回に先制打を放った西岡が 3回無死満塁では投ゴロ併殺打。 5回も一死満塁で北條が 2ゴロ併殺打に倒れた。貧打解消とは言えない状況。西岡は「壁の前で立ち止まっているのか、ぶつかってひびを入れて、ぶち破っていくのか。僕は後の方を考えている」と前を向いた。
能見は「今日は最初から飛ばして、いけるところまでいこうと思って投げました。ゲームは作れたので、あとはチームが勝つようにベンチで応援します」とコメントした。
2回表阪神無死 2塁、右翼線へ先制適時打を放った西岡剛内野手=ナゴヤドーム
西岡剛内野手が先制タイムリーを放った。
2回。先頭福留が中越え 2塁打で無死 2塁のチャンスを作ると、続く西岡が中日小熊のシュートを右翼前に運んだ。西岡は広報を通じて「勝ちたい一心です」とコメントした。
5回表阪神一死満塁、投手小熊を強襲する勝ち越し適時打を放った伊藤隼太外野手=ナゴヤドーム
伊藤隼太外野手は地元で執念の勝ち越し打を決めた。
同点の 5回一死満塁、 2ボール 2ストライク。高めフォークに食らいつき、投手小熊のグラブをはじく適時内野安打を記録した。「ボールに気持ちが乗り移ったのかな、と。捕られたらと思って必死に走りました」と照れ笑い。
2連続打点をマークしたが、「自分にはそんな(考える)余裕はない。 1打席 1打席集中してやるだけです」と最後は表情を引き締めた。
●金本監督のここで一本嘆き節VTR
★ 4月20日・ヤクルト戦(甲子園): 8安打しながらもソロ本塁打の 1得点のみで敗戦。 2、 3回のいずれも一死 3塁を逸し、「やっぱり得点圏にいったときのバッティングよね。これは去年とあまり変わっていないかな」と嘆いた。
★ 5月25日・ヤクルト戦(神宮):最大 4点のビハインドから 8回に同点に追いついたが、なお一死 1、 3塁の勝ち越し機に福留、ゴメスが連続三振。 9回にサヨナラ負けし、「まあ、あと一本かね。 8回の。その前もチャンスはあったけどね」と悔しがった。
◆データBOX◆
◎…阪神は11残塁で、今季19度目の 2桁残塁。今季ワーストは「14」で 3月31日のヤクルト戦(神宮)と 5月20日の広島戦(甲子園)で記録。総残塁数は 571(78試合)でリーグワースト「3位」。
点数こそ互いに入らなかったが、阪神は投手の使い方が良かったようだ。これからも、全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって前進だ! ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
2016年 公式戦 日程と結果(07月)
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