●11日=日本時間12日リオデジャネイロ・パラリンピック第 5日車いすテニス女子シングルス 2 回戦が行われ、金メダル候補の世界ランク 2位上地結衣選手(22=エイベックス)が、順当に 2大会連続の準々決勝進出を決めた。
●11日=日本時間12日車いすテニス男子シングルス 2回戦が行われ、 3連覇を目指す世界ランク 6 位の国枝慎吾選手(32=ユニクロ)が、初戦で快勝した。地元ブラジルで同18位のダニエル・ ロドリゲスに 6- 2、 6- 1で圧勝した。序盤はフォアのミスもあったが、第 2セットは17ポイ ントを連取するなど圧倒的な強さを見せつけ、 4大会連続で「ベスト16」進出を果たした。
●11日=日本時間12日が陸上男子1500メートル予選(視覚障害T11)行われ、メダルが期待され た5000メートルで 6位に終わった和田伸也選手(39=賀茂川パートナーズ)が、自己ベストを更新 して決勝進出を果たした。
●11日=日本時間12日車いすバスケットボール男子1次リーグA組が行われ、 1次リーグ敗退が 決まった日本が、 4戦目でようやく初勝利を挙げた。カナダの高さを堅守で封じて前半を35-24 とリード。後半も積極的に攻めて76-45で大勝した。前日、オランダに敗れて決勝トーナメント 進出を逃し、開幕前の目標だった過去最高の 6位以内は達成できなくなったが、チームの士気は 下がっていなかった。この日が誕生日だった石川丈則選手(41)は「やってきたことは間違いないの で、カナダ戦も同じことをやり続けようと臨みました」と明かした。最終戦は世界王者のオースト ラリアが相手になる。及川晋平監督(45)は決意を語った。
●12日=日本時間13日競泳女子 100メートルバタフライ(運動機能障害S10)が行われ、日本記 録保持者の池愛里選手(18=東京成徳大高校)は、 1分13秒81で日本新記録を更新したが、 1組 5 着で予選敗退した。決勝進出は逃したが、満足そうだった。 記事をまとめてみました。
☆<リオデジャネイロ・パラリンピック第 5日:車いすテニス>◇11日=日本時間12日 ◇女子シングルス 2回戦◇五輪テニスセンター
金メダル候補の世界ランク 2位上地結衣選手(22=エイベックス)が、順当に 2大会連続の準々 決勝進出を決めた。
初対戦となる同28位マカレナ・カブリジャナ選手(チリ)を寄せ付けず、 6- 1、 6- 1で圧勝 した。「初対戦の相手なので情報量が少なくてポイントごとに考えながら、自分のテニスに近づけ ていった。(準々決勝以降は)自分は挑戦者だと思って 1試合 1試合戦っていきたい」と、快勝にも 気を引き締めていた。
女子シングルス 2回戦 マカレナ・カブリジャナ選手に勝利し、歓声に応える上地結衣選手=五輪テニスセンター
☆<リオデジャネイロ・パラリンピック第 5日:車いすテニス◇11日=日本時間12日 ◇男子シングルス 2回戦◇五輪テニスセンター
3連覇を目指す世界ランク 6位の国枝慎吾選手が、初戦で快勝した。 地元ブラジルで同18位のダニエル・ロドリゲスに 6- 2、 6- 1で圧勝した。序盤はフォアの ミスもあったが、第 2セットは17ポイントを連取するなど圧倒的な強さを見せつけ、 4大会連続 で「ベスト16」進出を果たした。
4月に右ひじの手術を受けて、本来の調子ではなかった。 6月にも痛みが再発してウィンブル ドンを欠場していたが、パラリンピックにしっかりと照準を合わせてきた。「相当緊張した中であ のスコアでまとめられたのはよかった。今回は自分はチャレンジャー。挑戦者だと自分に言い聞 かせながらやっていきたい」と話した。
男子シングルス 2回戦 サーブを打ち込む国枝慎吾選手=五輪テニスセンター
男子単 2回戦で大会 3連覇を目指す国枝慎吾選手は初戦を突破。 4月に手術を受けた右肘の状 態に「問題なくできた」と不安を感じさせず、正確なショットで地元ブラジルのロドリゲスを攻略 した。「内容的にまだ30~40点の出来だが、しっかりスコアで突き放せたのは良かった」と笑顔で 汗を拭った。
フォアハンドでリターンする国枝慎吾選手=五輪テニスセンター
☆<リオデジャネイロ・パラリンピック第 5日:陸上>◇11日=日本時間12日 ◇男子1500メートル予選(視覚障害T11)
メダルが期待された5000メートルで 6位に終わった和田伸也選手が、自己ベストを更新して決 勝進出を果たした。
スタートから 3番手につけて快調にピッチを刻み、追い上げてきた中国選手を振り切って想定 通り 3番目にフィニッシュした。タイムも 4分16秒12の日本記録を樹立。これまでの自身が持つ 4 分18秒71を 4年ぶりに更新した。「序盤から予定通り体が動いていて、終盤までおして行けたのが 勝因。日本記録を更新できてよかった」と満足そうだった。
男子1500メートル(視覚障害T11)予選 ゴールする和田伸也選手(左端)
☆<リオデジャネイロ・パラリンピック第 5日:車いすバスケットボール>◇11日=日本時間12日 ◇男子1次リーグA組
1次リーグ敗退が決まった日本が、 4戦目でようやく初勝利を挙げた。
カナダの高さを堅守で封じて前半を35-24とリード。後半も積極的に攻めて76-45で大勝した。 前日、オランダに敗れて決勝トーナメント進出を逃し、開幕前の目標だった過去最高の 6位以内 は達成できなくなったが、チームの士気は下がっていなかった。この日が誕生日だった石川丈則 選手は「やってきたことは間違いないので、カナダ戦も同じことをやり続けようと臨みました」 と明かした。
最終戦は世界王者のオーストラリアが相手になる。及川晋平監督は「自分たちがずっとやっ てきた理想的なバスケットをイメージしてプレーしてくれた。最後も全力で戦います」と決意を語 った。
車いすバスケットボール シュートを阻む千脇選手(左)と鳥海選手(右)
★<リオデジャネイロ・パラリンピック第 5日:競泳>◇12日=日本時間13日 ◇女子 100メートルバタフライ(運動機能障害S10)
日本記録保持者の池愛里選手は、 1分13秒81で日本新記録を更新したが、 1組 5着で予選敗退した。
今大会 4種目目は最も得意とする種目だった。18歳の誕生日のレースで積極的に前半から飛ば し、自身の持つ従来の日本記録 1分14秒29を大幅に更新した。「素直にうれしいです。今日は誕生 日だったので自己記録を目指して頑張りました。誕生日に憧れの舞台に立ってレースができるの はすごい幸せです」と、決勝進出は逃したが、満足そうだった。
健常者のオリンピック大会と同様に、各選手が頑張っています!メダルがどの位取れるのかにも 期待は掛かりますね。ガンバレ!日本!勝利を掴め!