●24日札幌ドームで北海道日本ハム－楽天24回戦が行われ、北海道日本ハム増井、楽天則本の両先発が投手戦を展開。増井は 3回まで無安打無失点 6三振、則本は 2安打無失点 5三振で中盤へ。北海道日本ハムは 4回に中田の左前適時打、陽岱鋼の左中間13号 3ランで 4点を先制。北海道日本ハムは継投策で逃げ切り、マジックを｢５｣に減らした。増井は 6回 0封で 9勝目。楽天はＣＳ進出が完全消滅した。 2位ソフトバンクも勝利したため、ゲーム差は｢１｣のままだが首位をキープ。残り 5試合で優勝マジック｢５｣という状況に栗山英樹監督(55)は｢ 1つ負けたら終わりという状況。あと 5試合勝ちきると、やっていくしかない｣と、前を向いた。
●北海道日本ハム中島卓也内野手(25)が今季60個目の犠打を成功させた。 3回一死 1塁の場面で投前へきっちりと転がして、大台に到達した。
●北海道日本ハムが中核 2人の活躍で、悲願の優勝へまた 1歩近づいた。 4回に中田翔内野手(27)が 110打点目となる先制の左前適時打を放つと、さらに二死 1、 2塁の好機で、陽岱鋼(ヨウ・ダイカン)外野手(29)が中堅席左へ13号 3ラン。栗山英樹監督(55)が｢ウチは翔とダイカンのチーム｣と言い続けてきた主軸のバットで、1961年東映時代の球団記録に並ぶ83勝目。首位をキープし、優勝マジックを 1つ減らし｢５｣とした。陽は右拳を何度も突き上げた。ベンチへ戻ると、口火を切った中田と、手のひらを振り上げる“決めポーズ”で喜びを分かち合った。打撃不振と腰痛で中田がスタメンを外れた 6月下旬、 4番に据えられたのが陽だった。代役 4番初戦の同28日の西武戦。 2安打を放って勝利に貢献したが、栗山監督と一緒になった帰りのエレベーターでは、左腕をさすり険しい表情をつくった。結果だけではなく、戦う姿勢を求められるのが 4番。陽なりに、主砲としての役割を務め上げた。ラストスパートに欠かせない 2つのピースが、はまった。ゴールテープは、もうすぐそばまで迫っている。
●北海道日本ハム中田翔内野手が 4回に放った、技ありの先制適時打が決勝点となった。一死 3塁の好機で、内角低めの 149キロ直球を左前へ運んだ。楽天のエース則本が両手を膝について悔しがるほど、厳しいコースを突かれながらもはじき返した。シーズン 110打点目で先制後に陽岱鋼の13号 3ランも飛び出し、この回一挙 4得点。ソフトバンクは西武24回戦(西武プリンスドーム)に 4－ 3で逃げ切り、踏みとどまった。大歓声が札幌ドームに沸き起こる。 4回一死 3塁、中田が則本の 149９キロの直球を捉えた。打球は左前へ。2010年の小谷野(現オリックス)を抜き、球団歴代 3位となる 110打点目は貴重な先制打。主砲の一打が、チームに勢いをもたらした。 4年前のリーグ優勝を主力として経験した数少ない一人。27歳になった今、その経験を若手に伝えている。試合を決めたのは、もう一人の｢柱｣である陽岱鋼。中田の先制打の後、二死 1、 2塁でバックスクリーン左に値千金の13号 3ランを運んだ。役者のそろい踏みで、東映時代の1961年に並ぶ球団最多のシーズン83勝目。ソフトバンクが勝ったため、優勝マジックは 1つ減って｢５｣。中田は｢うちが勝てば問題ない｣。残り｢５試合｣、主砲の顔には自信がみなぎった。
●北海道日本ハム陽岱鋼外野手が 4回、13号 3ランをバックスクリーン左へたたきこんだ。楽天則本の 137キロのスライダーをとらえた。打った瞬間に手応え十分。左手でバットを放り投げ、右手を掲げて打席から走りだした。大歓声の中でダイヤモンドを一周し、試合後は笑みがはじけた。23日に現役引退を表明した武田勝投手(38)とは2005年ドラフトで同期入団。お立ち台で｢勝さんのために優勝したい｣と、ファンに誓った。
●北海道日本ハム大谷翔平投手(22)が、状況に応じた打撃で得点を誘発した。 2試合ぶりに｢ 3番ＤＨ｣でスタメン出場。 4回無死 2塁の場面で 2ゴロに倒れたが、 2塁走者の近藤を 3塁へ進めた。 4打数無安打に終わったが、勝利に貢献してチームの優勝マジックは｢５｣となった。
●北海道日本ハム増井浩俊投手(32)が 5四球と制球に苦しみながらも 6回 2安打無失点と粘った。自身｢６連勝｣となる｢９勝目｣を挙げた。初回は先頭から 2連続四球を与えたが無失点で切り抜けると、 4回一死から茂木に左中間へ 2塁打を浴びるまで無安打投球。 6回は一死満塁のピンチを負ったが、銀次を 1－捕－ 1の併殺打に打ち取った。23日に現役引退を表明した武田勝への思いも明かした。 8月に抑えから先発に転向し、これで 6連勝。感慨にふけっていた。
●北海道日本ハムの宮西尚生投手(31)が 9回無死 1、 2塁で 1塁手の中田がはじいた打球をカバーしようと 1塁へ走った際に右足首付近を痛めた。交代せずに最後まで投げ抜いたが｢明日になってみないと分からない｣と淡々と話した。記事をまとめてみました。
＜北海道日本ハム 4－ 1楽天、24回戦＞◇24日◇札幌ドーム
北海道日本ハム増井、楽天則本の両先発が投手戦を展開。増井は 3回まで無安打無失点 6三振、則本は 2安打無失点 5三振で中盤へ。
北海道日本ハムは 4回に中田の左前適時打、陽岱鋼の左中間13号 3ランで 4点を先制。楽天は 6回に一死満塁のチャンスも無得点。
北海道日本ハムは継投策で逃げ切り、マジックを｢５｣に減らした。増井は 6回 0封で 9勝目。楽天はＣＳ進出が完全消滅した。
北海道日本ハム対楽天 手をたたき選手を送り出す栗山英樹監督＝札幌ドーム
北海道日本ハムが競り勝ち、優勝へのマジックナンバーを自力で 1つ減らした。
先発増井が 6回無失点と好投し、打線も 4回に中田の先制適時打と陽岱鋼の13号 3ランで 4得点。 9回に 1点を返されたが、逃げ切った。
2位ソフトバンクも勝利したため、ゲーム差は｢１｣のままだが首位をキープ。
残り 5試合で優勝マジック｢５｣という状況に栗山英樹監督(55)は｢ 1つ負けたら終わりという状況。あと 5試合勝ちきると、やっていくしかない｣と、前を向いた。
25日のマジックの行方
北海道日本ハム中島卓也内野手が今季60個目の犠打を成功させた。
3回一死 1塁の場面で投前へきっちりと転がして、大台に到達した。21日ソフトバンク戦(ヤフオクドーム)で 2犠打を決め、2007年に田中賢がマークしたシーズン58犠打の球団記録に並び、22日同戦で59犠打目を成功させて球団記録を更新していた。
4回、 3点本塁打を放った北海道日本ハム・陽岱鋼外野手＝札幌ドーム
北海道日本ハムが中核 2人の活躍で、悲願の優勝へまた 1歩近づいた。 4回に中田翔内野手が 110打点目となる先制の左前適時打を放つと、さらに二死 1、 2塁の好機で、陽岱鋼外野手が中堅席左へ13号 3ラン。栗山英樹監督が｢ウチは翔とダイカンのチーム｣と言い続けてきた主軸のバットで、1961年東映時代の球団記録に並ぶ83勝目。首位をキープし、優勝マジックを 1つ減らし｢５｣とした。
バットをポンと放り投げた。｢完璧でした｣。陽は右拳を何度も突き上げた。 1点リードの 4回二死 1、 2塁。楽天則本のスライダーを中堅左へ突き刺した。痛めている右肋骨(ろっこつ)も｢言い訳にはしたくない｣。ベンチへ戻ると、口火を切った中田と、手のひらを振り上げる“決めポーズ”で喜びを分かち合った。
4回裏北海道日本ハム二死 1、 2塁、 3点本塁打を放ち 3塁を回る陽岱鋼外野手(手前)を祝福するベンチのナイン＝札幌ドーム
直前の 4回一死 3塁。中田は内角の直球に詰まらされたが、力で押し込んだ。左前への先制打。｢集中できた。大振りでは絶対に当たらないと思った｣。リーグトップを独走する 110打点目。陽の劇的弾へ、道筋をつけた。栗山監督は｢やるべき人がやってくれると、ウチのチームはやりやすい｣。就任以来、中核だと言い続けてきた 2人。連勝がストップした前夜の嫌な流れを断ち切った。
4回裏、 3点本塁打を放った陽岱鋼外野手はナインに出迎えられた＝札幌ドーム
打撃不振と腰痛で中田がスタメンを外れた 6月下旬、 4番に据えられたのが陽だった。代役 4番初戦の同28日の西武戦。 2安打を放って勝利に貢献したが、栗山監督と一緒になった帰りのエレベーターでは、左腕をさすり険しい表情をつくった。実は 5回の打席で、ポーリーノの速球が同部を直撃する死球。試合中はまったく痛がるそぶりを見せておらず、不思議がった指揮官にひとこと、｢ 4番なので｣。結果だけではなく、戦う姿勢を求められるのが 4番。陽なりに、主砲としての役割を務め上げた。
ファンと勝利のハイタッチを交わす北海道日本ハム・陽岱鋼外野手＝札幌ドーム
マジックは 1つ減って｢５｣。2004年の本拠地移転後最多となる83個目の白星も挙げたが、目標はそこにはない。中田は｢ウチは勝つだけ｣。陽も｢優勝しか見ていない｣と気を引き締める。残り 5試合。栗山監督は「残り試合を勝ち切る。絶対に優勝するんだという思いでやっている｣。ラストスパートに欠かせない 2つのピースが、はまった。ゴールテープは、もうすぐそばまで迫っている。
4回裏北海道日本ハム一死 3塁、左前に適時打を放なった中田翔内野手＝札幌ドーム
北海道日本ハム中田翔内野手が 4回に放った、技ありの先制適時打が決勝点となった。
一死 3塁の好機で、内角低めの 149キロ直球を左前へ運んだ。楽天のエース則本が両手を膝について悔しがるほど、厳しいコースを突かれながらもはじき返した。｢大振りせず、コンパクトに行こうと。今日は則本も気合が入っていた。前回とスピードも違ったけど、自分の思ったとおりに出来た｣。シーズン 110打点目で先制後に陽岱鋼の13号 3ランも飛び出し、この回一挙 4得点。チームも逃げ切って優勝マジックを｢５｣とした。｢みんな気合が入っている。すごく、いい試合ができている｣と、主砲にとっても手応え十分の１勝となった。
4回、先制適時打を放った北海道日本ハム・中田翔内野手＝札幌ドーム
北海道日本ハムは24日、楽天24回戦(札幌ドーム)に 4－ 1で快勝。優勝へのマジックナンバーを 1つ減らして｢５｣とした。 0－ 0の 4回に 4番・中田翔内野手が今季 110打点目となる先制の左前適時打。さらに陽岱鋼外野手がバックスクリーン左に13号 3ランを放ち、突き放した。ソフトバンクは西武24回戦(西武プリンスドーム)に 4－ 3で逃げ切り、踏みとどまった。
大歓声が札幌ドームに沸き起こる。 4回一死 3塁、中田が則本の 149９キロの直球を捉えた。打球は左前へ。2010年の小谷野(現オリックス)を抜き、球団歴代 3位となる 110打点目は貴重な先制打。主砲の一打が、チームに勢いをもたらした。
4回、先制適時打を放った中田翔内野手。27歳の 4番が若いチームを引っ張る＝札幌ドーム
｢則本がすごいボールを投げていたので大振りせず、コンパクトに振ったのが良かった｣。連勝が｢５｣で止まった前日23日は 3打数無安打。｢気合を入れ直さないといけない｣と危機感をあらわにした男が結果を出した。
4年前のリーグ優勝を主力として経験した数少ない一人。27歳になった今、その経験を若手に伝えている。外食した際には｢最後は個々の力が大事になる｣と説き、投手には｢こういうボールを投げてはいけない｣と打者目線で助言を送る。中田が｢柱｣となり、若いチームを支えている。
試合を決めたのは、もう一人の｢柱｣である陽岱鋼。中田の先制打の後、二死 1、 2塁でバックスクリーン左に値千金の13号 3ランを運んだ。
4回、 3点本塁打を放った陽岱鋼外野手を出迎える北海道日本ハム・田中賢介内野手、 ブランドン・レアード内野手＝札幌ドーム
8月にひびが入った右肋骨(ろっこつ)に痛みは残るが｢言い訳にしたくはない｣。23日に引退表明した同期入団の武田勝に対して｢けがをしたときに励ましてもらったりして感謝している。優勝をプレゼントできたら格好いい｣と意気込んだ。
役者のそろい踏みで、東映時代の1961年に並ぶ球団最多のシーズン83勝目。栗山監督は｢やるべき人がやってくれれば戦いやすくなる｣と 2人の働きを称賛した。ソフトバンクが勝ったため、優勝マジックは 1つ減って｢５｣。中田は｢うちが勝てば問題ない｣。残り｢５試合｣、主砲の顔には自信がみなぎった。
★最短Ｖは27日！
最短の優勝決定は27日の西武戦(西武プリンスドーム)。球団関係者がすでにビール掛け会場を下見するなど、そのときに向けて着々と準備は進められている。大谷は、 7月のオールスターゲーム第 1戦(ヤフオクドーム)の本塁打競争で優勝した際に獲得したスパークリングワイン 100本を提供する計画。この日は 2戦ぶりに｢ 3番・ＤＨ｣で先発出場し、 4打数無安打だったが、｢もう勝つしかないので、全力で頑張ります｣と優勝へギアを上げる。
4回裏北海道日本ハム二死 1、 2塁、左越え 3点本塁打を放ちポーズをとる陽岱鋼外野手＝札幌ドーム
北海道日本ハム陽岱鋼外野手が 4回、13号 3ランをバックスクリーン左へたたきこんだ。
中田の先制適時打で 1点を先制した直後の二死 1、 2塁の場面。楽天則本の 137キロのスライダーをとらえた。打った瞬間に手応え十分。左手でバットを放り投げ、右手を掲げて打席から走りだした。大歓声の中でダイヤモンドを一周し、試合後は｢最高でした｣と、笑みがはじけた。
チームは優勝へのマジックナンバーを 1つ減らして｢５｣とした。23日に現役引退を表明した武田勝とは2005年ドラフトで同期入団。お立ち台で｢勝さんのために優勝したい｣と、ファンに誓った。
4回裏北海道日本ハム無死 2塁、 2ゴロの進塁打を放った大谷翔平投手＝札幌ドーム
北海道日本ハム大谷翔平投手が、状況に応じた打撃で得点を誘発した。
2試合ぶりに｢ 3番ＤＨ｣でスタメン出場。 4回無死 2塁の場面で 2ゴロに倒れたが、 2塁走者の近藤を 3塁へ進めた。｢よかったんじゃないですか、進塁打にできましたし｣と納得。直後に中田の先制適時打、陽岱鋼の13号 3ランが飛び出して試合を決める 4点が入った。城石打撃コーチも｢翔平もチームバッティングをしてくれた。すごく大きかった｣と振り返ったシーン。 4打数無安打に終わったが、勝利に貢献してチームの優勝マジックは｢５｣となった。｢もう勝つだけなので、全力でやりたいです｣と、残り｢５試合｣を見据えていた。
6回表楽天一死満塁、銀次を 1ゴロの併殺にとりグラブをたたく増井浩俊投手＝札幌ドーム
北海道日本ハム増井浩俊投手が制球に苦しみながらも自身｢６連勝｣となる｢９勝目｣を挙げた。
初回は先頭から 2連続四球を与えたが無失点で切り抜けると、 4回一死から茂木に左中間へ 2塁打を浴びるまで無安打投球。 6回は一死満塁のピンチを背負ったが、銀次を 1－捕－ 1の併殺打に打ち取った。
先発投手の北海道日本ハム・増井浩俊投手＝札幌ドーム
6回 2安打無失点、 5四球と荒れたが 8奪三振と楽天打線に的を絞らせなかった。ヒーローイタビューでは｢負けられない意識もあったし、勝さんのためにも…という気持ちもありました｣と、23日に現役引退を表明した武田勝への思いも明かした。シーズン途中に守護神から先発へ転向してチームを支える右腕は｢まさか『９勝』できるとは｣と驚いていた。
増井浩俊投手を勝利のハイタッチで出迎える北海道日本ハム・栗山英樹監督＝札幌ドーム
先発の増井は 5四球と制球に苦しみながらも、 6回 2安打無失点と粘った。｢負けられないという意識から、最初は力みがあった。勝ててよかった｣と端正なマスクをほころばせた。 8月に抑えから先発に転向し、これで 6連勝。｢まさか『９勝』できるとは。前半に苦しんだ分、野球の神様が助けてくれている｣と感慨にふけっていた。
9回に登板した北海道日本ハム・宮西尚生投手＝札幌ドーム
北海道日本ハムの宮西が 9回無死 1、 2塁で 1塁手の中田がはじいた打球をカバーしようと 1塁へ走った際に右足首付近を痛めた。交代せずに最後まで投げ抜いたが｢明日になってみないと分からない｣と淡々と話した。
負傷離脱していた石井がこの日から復帰し、 7回に登板して無得点に抑えた。ただ左足首捻挫のマーティンのレギュラーシーズンでの復帰は厳しい見通し。救援陣に不安が出てきたが石井は｢負けたくない気持ち。全部勝ち続けて優勝したい｣とチームの思いを代弁した。
セ・リーグの覇者は鯉軍に決定したが、パ・リーグの覇者は北の果てか？それとも南の果てか？早く決まると良いですね。虎ちゃんとしては、和風のサッポロラーメンよりも紅ショウガよく似合う豚骨らあめんの方が好きです！
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