●今秋から阪神の 1軍打撃部門に昇格した平野恵一コーチ(37)が新人の高山俊外野手(23=明治大學)や北條史也内野手(22)の「見張り番」を務める。将来のタイガースを背負うホープだ。このオフの過ごし方が大切なのは言うまでもない。現役時代は 256犠打を決めた小技の名手だけに、野手には「つなぎの極意」の伝授も期待されている。北條がバント練習を始めると簡潔に助言。自ら捕球する姿勢を示しながら、説明していた。この秋、絶対にさらなる飛躍をして欲しい金の卵。「 3割、20本、80打点」という要望をクリアさせるべく、“楽”はさせない-。フリー打撃の最中、ケージ裏で金本監督が高山に話しかけた。横には 1軍に配置転換されたばかりの平野打撃コーチ…。すると、真剣な表情で聞いていたルーキーが思わずニガ笑いを浮かべた。厳しい練習では自然と“ペース配分”してしまうことも…。そこで熱血・平野コーチの出番だ。監督にとって現役時代から気心知れた後輩で性格は熟知している。 1メートル69の小柄な体で何度もみせたヘッドスライディングは代名詞。一切の妥協がない全力プレーの男は、引き締め役にうってつけ。それだけ指揮官は、高山の飛躍に、大きな期待を寄せている。課せられたノルマは高いが、高山はさらなる高みを見据えた。昨年は右手首手術で満足に練習できなかったこの時期。今年は将の目が、平野コーチの目が、実りの秋にすべく“監視”する。
●来季の 3塁挑戦を視野に秋季練習に臨んでいる中谷将大外野手(23)が遊撃の守備位置での特守を受けた。大きな体を折り曲げ柔らかなグラブさばきを見せ、高代延博ヘッド(62)は「足を動かす(練習)には、遊撃の方がいい。天性のものを持っている」と絶賛した。
●阪神が今オフ、フリーエージェント(FA)での獲得を検討しているオリックス・糸井嘉男外野手(35)に 3年契約を用意することが11日、分かった。金本監督はシーズン終了後のオーナー報告で中軸打者の補強を要望していた。最大の候補は糸井で、本社から 3年契約提示のゴーサインも出たという。オリックスは残留へ向けて 3年総額12億円もの大型契約を用意しており、前日10日には巨人が獲得を視野に調査していることも判明した。
●11日西都原運動公園野球場でみやざきフェニックスリーグ・阪神-ヤクルトが行われ、岩崎優投手(25)が11日、ヤクルト戦に 3番手で登板し、 1回を無安打無失点。プロ初の連投となったが、直球は自己最速タイの 146キロをマークした。「 1番・ 3塁」で先発した板山祐太郎外野手(22=亜細亜大學)は 5打数 3安打で 3試合連続猛打賞の大暴れ。南国の地に、乾いたミットの音が鳴り響いた。スピードガンは 146キロを計測。チームスタッフも目を丸くした。岩崎が、剛腕スタイルに変貌を遂げた。 2日連続で登板すると、まずは先頭打者・広岡大志内野手(19)を料理。 146キロの直球を内角にズドン!! 自己最速タイの真っすぐで空振り三振に斬った。続く比屋根渉外野手(29)には四球を与えたが、谷内亮太内野手(25)を 129キロの変化球で遊ゴロ併殺打に仕留め、 1回を無失点。プロ初の連投をあっさり 3人で終えた。直球は 140キロ中盤を連発。左腕の出所が見にくいフォームを生かし、 130キロ後半の直球でも抑えてきた先発時代からイメチェンに完全成功だ。藤川球児投手(36)、久保田智之投手(35)と「JFK」の一角を担い、2003、2005年のリーグ優勝に貢献したジェフ・ウィリアムス(現駐米スカウト)のようにリリーフ転向させようという首脳陣の“和製ジェフ化”計画は順調に推移している。今季、金本阪神は左の中継ぎの起用に四苦八苦した。背番号「67」がはまれば、勝利の方程式の再構築も可能となる。セ界の猛者をきりきり舞いにしてきたジェフのように、別人となった岩崎が、自慢の剛球でねじ伏せる。
●板山の勢いが止まらない。 5打数 3安打で 3試合連続猛打賞。好調をキープしたまま、第 2クールを終えた。充実感を漂わせ、したたる汗を拭った。 3回一死から中前打を放つと、 4回には遊撃内野安打。 7回にも中前へ弾き返し、 3試合連続の 3安打固め打ち。フェニックス・リーグの通算成績を20打数11安打 4打点、打率 0.550とした。本職は外野だが、 3塁挑戦で可能性は広がる。ドラフト 6位が来季 1軍定着に大アピールだ。記事をまとめてみました。
平野恵一打撃コーチ(右)と話す金本知憲監督=阪神甲子園球場
今秋から阪神の 1軍打撃部門に昇格した平野恵一コーチ(37)が新人の高山俊外野手や北條史也内野手の「見張り番」を務める。
11日は甲子園の秋季練習に参加。シーズン中は 2軍の守備走塁部門だった同コーチの役割について金本監督が冗談交じりに口を開いた。
「(高山は)すぐ抜くから抜かせるな。チラリズムで(首脳陣の動きを)チェックしてるから、見張っておけと言っといた」
将来のタイガースを背負うホープだ。このオフの過ごし方が大切なのは言うまでもない。平野コーチも、うなずきながら「しっかり見張る。高山、北條をね。レベルアップしないと。期待しているし、厳しく見ていく」と語気を強めた。この日、ティー打撃の合間には高山と話し込んでいた。
現役時代は 256犠打を決めた小技の名手だけに、野手には「つなぎの極意」の伝授も期待されている。北條がバント練習を始めると簡潔に助言。自ら捕球する姿勢を示しながら、説明していた。
秋季練習中の高山俊外野手(右)にお目付役。金本知憲監督は平野恵一打撃コーチ(左)をお目付役に指名した=阪神甲子園球場
阪神秋季練習(11日、甲子園)“お目付役”は熱血コーチ!!
金本知憲監督(48)は秋季練習 3日目の11日、高山俊外野手の練習の監視役に平野恵一打撃コーチを指名した。この秋、絶対にさらなる飛躍をして欲しい金の卵。「 3割、20本、80打点」という要望をクリアさせるべく、“楽”はさせない-。
フリー打撃の最中、ケージ裏で金本監督が高山に話しかけた。横には 1軍に配置転換されたばかりの平野打撃コーチ…。すると、真剣な表情で聞いていたルーキーが思わずニガ笑いを浮かべた。
「すぐ、あいつ(高山)は“抜く”から。それを平野にも言ったの。『こいつ、サッと抜きよるから、よう見張っとけよ』って(笑)」
阪神・平野恵一打撃コーチ=阪神甲子園球場
ジョーク混じりに明かした指揮官は「(高山は周りを)ちらちら“チラリズム”でチェックしているから、意外と」と笑った。
高山が手抜きするタイプではないのはわかっているが、厳しい練習では自然と“ペース配分”してしまうことも…。そこで熱血・平野コーチの出番だ。監督にとって現役時代から気心知れた後輩で性格は熟知している。 1メートル69の小柄な体で何度もみせたヘッドスライディングは代名詞。一切の妥協がない全力プレーの男は、引き締め役にうってつけ。同コーチも「高山と北條。しっかり見張りますよ。 1日をうまく乗り切ろうとしがちですが、そんなことは求めていない」と力こぶだ。
阪神・金本知憲監督=阪神甲子園球場
それだけ指揮官は、高山の飛躍に、大きな期待を寄せている。
「目標というか、要望だけど、20本は打ってほしいし、当然3割で。打点も80くらいは」
20発へのカギは「(軸が)ブレないこと。ブレないということは確率(打率)も上がる」と力説。監督自身、広島での大卒 1年目は 0本、 2年目は 4本だったが、猛練習で通算 476本塁打の 4番に成長した。資質がある高山にはクリーンアップは当然、将来的な 4番も「わからんよ。(今は) 1番とか 3番って言っているけど」と無限の可能性を認めた。
サードでノックを受ける高山俊外野手=阪神甲子園球場
課せられたノルマは高いが、高山は「今年は数字も中途半端だと思うんで。 3割もいかず 2桁本塁打もいかず、新人だからという記録で騒がれることが多かったので。(盗塁も)度胸のなさで走れなかった」と、さらなる高みを見据えた。
金本監督は言う。「伸びる選手はこの時期(秋から翌年のキャンプインまで)一番、伸びる。どういう意識をもってやるかで、本当に変わってくるから」。昨年は右手首手術で満足に練習できなかったこの時期。今年は将の目が、平野コーチの目が、実りの秋にすべく“監視”する。
★盗塁にも意欲を
金本監督は高山の盗塁数についても「20」を目安に掲げ、「もっと意欲をもって欲しい」ときっぱり。体についても「今はバランスがいいと思うけど、要は強さ。ちょっとぽっちゃりしているのかな。同じ体重で、脂肪を筋肉だけに変えていったら、もっとスピードが出る」と説明した。
掘り出し物!? 来季の 3塁挑戦を視野に秋季練習に臨んでいる中谷が遊撃の守備位置での特守を受けた。大きな体を折り曲げ柔らかなグラブさばきを見せ、高代ヘッドは「足を動かす(練習)には、遊撃の方がいい。天性のものを持っている」と絶賛した。
全体で行ったノックの段階から、大和、今成といった守備に定評のある先輩の姿を目に焼きつけながらノックを受けた。中谷は「見習うところをしっかりと見習ってやっていきたいです」と声も弾ませた。
オリックス・糸井嘉男外野手
阪神が今オフ、フリーエージェント(FA)での獲得を検討しているオリックス・糸井嘉男外野手に 3年契約を用意することが11日、分かった。
金本監督はシーズン終了後のオーナー報告で「一番はやっぱり攻撃力でしょう。誰が見てもそう」と中軸打者の補強を要望していた。最大の候補は糸井で、本社から 3年契約提示のゴーサインも出たという。
来季は36歳となる糸井だが、今季は全 143試合に出場して打率 0.306、17本塁打、70打点で、53盗塁で盗塁王に輝いた。シーズンを終え、糸井は「自分の中では最初で最後だと思う」と権利行使を熟考中。オリックスは残留へ向けて 3年総額12億円もの大型契約を用意しており、前日10日には巨人が獲得を視野に調査していることも判明した。
みやざきフェニックス・リーグ<阪神 2- 3ヤクルト>◇11日◇西都原運動公園野球場
岩崎優投手が11日、宮崎フェニックス・リーグのヤクルト戦(西都)に 3番手で登板し、 1回を無安打無失点。プロ初の連投となったが、直球は自己最速タイの 146キロをマークした。「 1番・ 3塁」で先発した板山祐太郎外野手(は 5打数 3安打で 3試合連続猛打賞の大暴れ。試合は 2- 3でサヨナラ負けを喫した。
南国の地に、乾いたミットの音が鳴り響いた。スピードガンは 146キロを計測。チームスタッフも「 146キロ!?」と目を丸くした。岩崎が、剛腕スタイルに変貌を遂げた。
「肩の状態も指のかかりもよかった。きょうは普段通り、思い切って投げられました」
マウンド上とは一変し、穏やかな笑顔で振り返った。出番は 2- 1の 8回。前日10日の巨人戦(アイビー)に続き、 2日連続で登板すると、まずは先頭打者・広岡を料理。 2- 2から 146キロの直球を内角にズドン!!
自己最速タイの真っすぐで空振り三振に斬った。続く比屋根には四球を与えたが、谷内を 129キロの変化球で遊ゴロ併殺打に仕留め、 1回を無失点。プロ初の連投をあっさり 3人で終えた。
1回ピシャリで連投テストをクリアした岩崎優投手。フェニックス・リーグ終盤には 3連投テストも用意されている=西都原運動公園野球場
掛布 2軍監督も「いいボールを投げるよね。(連投も)問題ないんじゃないかな」と評価。その上で、22日~24日のフェニックス・リーグ最終クールでは「上( 1軍)の方から 3連投をちょっと 1回、と。最後、 3連投で終わらせようと予定を組んでいる」と来季を想定したチェックを予定していることを明かした。
直球は 140キロ中盤を連発。左腕の出所が見にくいフォームを生かし、 130キロ後半の直球でも抑えてきた先発時代からイメチェンに完全成功だ。藤川、久保田と「JFK」の一角を担い、2003、2005年のリーグ優勝に貢献したジェフ・ウィリアムス(現駐米スカウト)のようにリリーフ転向させようという首脳陣の“和製ジェフ化”計画は順調に推移している。
左腕は「(連投の)違和感はまったくなかった。連投になっても大丈夫です」と胸を張った。今季、金本阪神は左の中継ぎの起用に四苦八苦した。背番号「67」がはまれば、勝利の方程式の再構築も可能となる。セ界の猛者をきりきり舞いにしてきたジェフのように、別人となった岩崎が、自慢の剛球でねじ伏せる。
★今季の阪神の左腕リリーフ事情
最多登板は高橋の54試合。あとの 2桁登板は榎田35試合、島本23試合、高宮16試合だけ。シーズンを通して働いたのは高橋くらいという状況で、島本は元々、先発ローテを期待していた投手だった。今季不振の岩田が終盤2試合中継ぎ登板も、結果が出ず適性は見せられなかった。金本監督は右左関係なく 1イニングを抑えられる左腕が 1枚欲しいと、終盤に能見と岩崎のセットアッパーテストを実施している。
4回、遊撃への内野安打を放った板山祐太郎外野手。 3試合連続猛打賞の大当たり=西都原運動公園野球場
板山の勢いが止まらない。 5打数 3安打で 3試合連続猛打賞。好調をキープしたまま、第 2クールを終えた。
「ここまではやろうと思っていたことが出来ていると思います。その日その日で投手も違いますし、それに対して対応できている」
充実感を漂わせ、したたる汗を拭った。 3回一死から中前打を放つと、 4回には遊撃内野安打。 7回にも中前へ弾き返し、 3試合連続の 3安打固め打ち。フェニックス・リーグの通算成績を20打数11安打 4打点、打率 0.550とした。
掛布 2軍監督は「 1、 2番(植田)がいい状態だよね」と高評価。板山は「 1番を打たせてもらっているので塁に出ること。チャンスでは走者をかえすことを意識してやっていきたい」とさらなる飛躍を誓った。本職は外野だが、 3塁挑戦で可能性は広がる。ドラフト 6位が来季 1軍定着に大アピールだ。
板山が凄い!このまま来季に繋げる事ができれば言う事無しだろう。今年のドラフトでは、どんな選手が入ってくるのかも楽しみですね。もしかすると、今の板山を超えるような選手が来るかも知れません。来シーズンは、全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって進め! ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
2016年 公式戦順位表
2016年 フェニックスリーグ試合日程
◇公式戦全試合実況速報 公式戦全試合をテキスト速報!タイガース迂遠実況で応援気分を盛り上げます。ほかにも対戦中の選手の成績が」一目で分かる「観戦モード」も必見!
◇現場からお届け!トラ番LIVEニュース 主催試合時は、現場から直接ニュースを配信! タイガース情報をどこよりもはやく、そうして細やかに。「生」の情報もお届けします!!
※阪神戦を見るなら「虎テレ TORATELE 」だ!交流戦全24試合放送します!
阪神タイガース主催試合をスマートフォンでご覧いただける公式動画配信サービスです。 プレイボール(※)からヒーローインタビューまで見ることができる「ライブ中継」や、見たいシーンを検索することができる「シーン検索」、ファンのみなさんの感情が反映される「熱狂メーター!!」など、様々なコンテンツを搭載した新感覚の動画配信サービスです。
※実際の試合から5分程度遅れての放送となります。
決済方法は、クレジットカードのほか、各キャリア決済にも対応。テレビ中継をなかなか見ることができない方、中継を何度も見直して勝利試合の余韻に浸りたい方、野球技術の勉強をしたい方、ヒイキの選手の笑顔をたくさん見たい方、タイガースファン必見です!!
球団公式動画配信サービス「虎テレ」に会員登録してください。
視聴価格:月額会員 630円、 1試合視聴 210円
虎テレは、Andoroid2.3.4以降、iOS5以降に対応しております。バージョンが上記未満の方はバージョンアップを実施してください。
※らくらくスマートフォンには対応しておりません。
阪神は11月19日に「ファン感謝デー2016」を開催。詳細は、阪神タイガース公式サイトをご覧下さい。
「阪神タイガースカレンダー 2017年版」
10月7日(金)より、阪神タイガース公式オンラインショップT-SHOP(http://shop.hanshintigers.jp/)および阪神タイガースカレンダー事務局(http://hcl-c.com/shop/)にて予約受付を開始いたします。
※ニッポン放送「ショウアップナイター」はここだ!
メールアドレス:89@1242.com
番組ホームページはこちら、http://www.1242.com/baseball/
twitterハッシュタグは「#showup1242 」
twitterアカウントは「@showup1242 」
facebookページは「http://www.facebook.com/#!/am1242 」
ニッポン放送 では、夕方 5時30分からの「ショウアップスポーツ」の中で、野球の最新情報をたっぷりお伝えしてまいります。
夕方5時30分から(土は5時50分から)、完全実況中継!
まるでスタジアムにいるかのような興奮と感動をお届けします!!
江本孟紀、若松勉、大矢明彦、田尾安志、野村弘樹、宮本和知、里崎智也、山﨑武司、石井一久、関根潤三・・・一流解説陣が連日登場! 18時少し前と19時,20時の時報の後にクイズが有ります。 『プレゼントもクライマックス!毎試合 現金5万円が当たる クイズ・トリプルチャンス スペシャル!』 1問目は現金 1万円、 2問目も現金 1万円、 3問目は現金 3万円、合計 5万円 をプレゼントいたします!ぜひ、ご参加ください!
【ショウアップナイターファンクラブ】
ニッポン放送ショウアップナイター50周年を記念して、 「ショウアップナイターファンクラブ」 を結成!コンテンツ盛りだくさん!詳しくはHPをチェック!