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Channel: 阪神ファンの障碍(害)者アスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記
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高山コンバート?3塁守備でスローイング矯正!藤浪、岩貞ら足腰鍛える!鳴尾浜でシャトルラン!

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阪神が今オフ、フリーエージェント(FA)での獲得を検討しているオリックス・糸井嘉男外野手(35)について、巨人もFA市場で第 1希望と定めていることが10日、明らかになった。FA宣言すれば、T-G戦争勃発は必至。阪神はマネーゲームに参戦しない方針を固めており、宿敵の動向が気になるところだ。虎に強敵あらわる。阪神がFA戦略で一本化しているオリックス・糸井について、巨人も熱視線を送っていることが明らかになった。手を挙げればT-G争奪戦となることは必至だ。巨人は今季は 2位とはいえ、優勝した広島には17.5ゲーム差をつけられ、貯金はわずか「2」。高橋由伸監督(41) 2年目に向けて、大幅なテコ入れを図る。その補強第 1弾が糸井だという。今季、 143試合に出場して打率 0.306、17本塁打、70打点に加えて自身最多の53盗塁でタイトルも獲得した糸井が加入すれば、阿部、坂本ともに攻撃の軸が完成する。糸井は 1日のシーズン最終戦後、FA宣言について熟考する姿勢を示したが、関係者によれば宣言する可能性は高い。過去、阪神と巨人がFA市場で激突した例には1996年の清原和博(巨人に移籍)があるが、資金力で勝る宿敵を相手に有利に運べた例は少ない。また、オリックスも全力で慰留する方針を固めている。Bランクとあって、補償も少なくはない。阪神はこれからどう動くのか。“恋人”をめぐって、水面下での伝統の一戦が始まった。

金本知憲監督(48)が秋季練習 2日目の10日、北條史也内野手(22)に来季「打率 3割、本塁打15本以上」を厳命した。さらにパワーのある打者にするため、75センチと短いバットを持たせて打たせた。送球面にもメスが入り、守備力向上に取り組んだ。暖かい日差しに包まれた甲子園。打撃ケージの後ろで北條の打撃練習を食い入るように見つめる金本監督は、晴れやかな表情を浮かべた。今季は新指揮官に見いだされ、入団 4年目で初めて 1軍に定着。シーズン中盤からは不振の鳥谷に代わって、遊撃のレギュラーとなった。 122試合に出場して打率 0.273。 105安打は球団の高卒 4年目以内の野手としては、史上 4人目となる記録だった。北條に試合で使っているよりも10センチ短い75センチのバットを持たせて、打撃練習をさせた。しならない、短い分、体全体を使って打たないと飛ばせない。腕力に頼らず、全身で打て-とのメッセージだった。今や高山俊外野手(23=明治大學)とともに“超変革”のシンボル的な存在。秋季練習、さらに29日からの秋季キャンプ(高知・安芸)で大砲に育てあげていく。

秋季練習が10日、兵庫・西宮市内の甲子園球場で行われ、高山俊外野手がスローイング矯正を行った。 3塁の定位置に入って、堅守で鳴らす大和外野手(28)や今成亮太内野手(29)とともにゴロを捕って 1塁に送球する動きを繰り返した。シュート回転していた球筋は、次第に安定した一直線の軌道を描く。来季は外野レギュラーの最右翼。あくまで送球を安定させるために内野守備で動きを確認した。キャッチボールから久慈照嘉内野守備走塁コーチ(47)に付き添われ、ボールの握り方を指導された。左手には秋季練習に合わせ新調した内野用グラブ。外野守備でも同じ小さなグラブを着け、 3塁の守備位置から 1塁への送球を繰り返した。球団新人記録となる 136安打は放ったが、外野守備でのゴロの後逸も、力ないバックホームも目についた 1年だった。スキのない中心選手となるために、避けては通れない練習だった。

来季に向けて 3塁に挑戦する中谷将大外野手(23)が 3塁で特守を受けた。中谷にとって 3塁は2012年の秋季キャンプで視察した巨人OB・広岡達朗氏(84)から教わりながら練習し、2013年にウエスタンで守って以来。もちろん 1軍の舞台ではない。コンバートプランが、秋季練習 2日目で封切られた。高代延博ヘッド(62)は「 3塁挑戦。資質はある」とうなずき、久慈内野守備走塁コーチは「 3塁もできるとなれば階段をもう 1段上れる」と話した。13日の第 2クールからシートノックにも入る予定。適性テストを受ける。

投手陣が10日、西宮市内の鳴尾浜球場で練習を行った。この日は秋季練習 2日目。藤浪晋太郎投手(22)、岩貞祐太投手(25)らがキャッチボールやシャトルランのメニューで汗を流した。“空位”となった投手キャプテンへの就任について藤浪晋太郎投手が10日、言葉を選びながら、覚悟があることを明言した。引退する今季までの投手キャプテン、福原忍投手(39)も「晋太郎につけてほしい気持ちはある」という言葉を残した。必ず「C」マークに見合う投手になる。藤浪にとって 7勝11敗という数字は「不本意」以外の何物でもなかった。中心にならなくてはならないという自覚と覚悟を持って、こんなにも早く訪れる秋はもう最後にする。前任者からの指名は絶対だ。今季最終戦となった 1日の巨人戦(甲子園)で引退試合に臨んだ福原が、すべてを終えた試合後、投手キャプテンを誰に託したいかを問われ吐露していた。当日、 2人は涙で別れた。厳しく、優しく、導いてくれた大先輩の名指しに応えたい。今はまだ“将来”だが、自らの右腕で近い将来に変える。

岩貞祐太投手(25)が10日、鳴尾浜の秋季練習に参加。今季は10勝( 9敗)とプロ入り 3年目で初の 2桁勝利を記録。 158回 1/3と初めて規定投球回数も超えた。来季はさらに長いイニングを投げるために、大好物の馬肉を食べてスタミナ向上を目指す。原点回帰だ。岩貞を育てた熊本と馬肉が、さらなる成長の助けとなるかもしれない。左腕は来季に向けて力を込めた。今季はプロ入り 3年目で初の 2桁勝利(10勝)を達成。先発ローテに定着し、初の規定投球回数超え( 158回 1/3)も果たした。だが、まだまだ満足しない。もっと長いイニングを投げて、チームに貢献する。そこで、故郷の名産・馬肉の登場となるワケ。幼少期から専門店「菅乃屋」の馬刺しがお気に入りだ。そのなじみの店は、熊本地震で工場がほぼ全壊して今も復旧中。岩貞が食べて活躍すれば、被災地の復興の一助となる。熊本の希望の星となるべく、来季は胃袋からも力をみなぎらせる。

板山祐太郎外野手(22=亜細亜大學)の勢いが止まらない。「 1番・右翼」で先発し、 4打数 3安打 1打点。巨人の先発・今村信貴投手(22)から快音を響かせ、 8日の西武戦(南郷)に続き左腕から 2戦連続で 3安打を放った。フェニックス・リーグで15打数 8安打 4打点、打率 0.533と大活躍。掛布雅之 2軍監督(61)は評価していた。

望月惇志投手(19)が10日、宮崎フェニックス・リーグの巨人戦(アイビー)に先発し、 7回 5安打 2失点(自責 1)と好投した。しかし、掛布雅之 2軍監督は求めるレベルが高いゆえに辛口評価。 115球を要した内容に“宿題”を与えた。 6回まで無失点ピッチも、 7回一死から味方の失策と死球で 1、 2塁。ここで 8番の代打・坂口真規内野手(26)にライナー性の中前打を許し、打球が右手をかすめるアクシデントがあった。投球再開後、 9番・川相拓也内野手(25)に 2点打を浴びた。試合は 5- 2で勝利した。望月も自覚している。来季は1軍の戦力になるべき若虎。もっと高いレベルの投球を披露する。記事をまとめてみました。

 

 阪神が今オフ、フリーエージェント(FA)での獲得を検討しているオリックス・糸井嘉男外野手について、巨人もFA市場で第 1希望と定めていることが10日、明らかになった。FA宣言すれば、T-G戦争勃発は必至。阪神はマネーゲームに参戦しない方針を固めており、宿敵の動向が気になるところだ。

 虎に強敵あらわる。阪神がFA戦略で一本化しているオリックス・糸井について、巨人も熱視線を送っていることが明らかになった。手を挙げればT-G争奪戦となることは必至だ。

 「パフォーマンスの衰えはまったく見られない。打撃だけでなく足も守備も魅力。補強ポイントに当てはまっている」

 

 

 オリックス・糸井嘉男外野手

 

 巨人の球団関係者は来季、36歳を迎える“超人”を高く評価した。

 この日、巨人はクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージでDeNAに敗退。今季は 2位とはいえ、優勝した広島には17.5ゲーム差をつけられ、貯金はわずか「2」。高橋監督 2年目に向けて、大幅なテコ入れを図る。その補強第 1弾が糸井だという。

 今季の巨人外野陣は長野以外にレギュラーを固定できなかった。亀井は故障離脱を繰り返し、シーズン中に左翼にコンバートされたギャレットも中軸の働きができず。今季、 143試合に出場して打率 0.306、17本塁打、70打点に加えて自身最多の53盗塁でタイトルも獲得した糸井が加入すれば、阿部、坂本ともに攻撃の軸が完成する。

 糸井は現在、東京都内で体のメンテナンスに専念中。オリックスでは家族を東京に残して単身赴任しており、在京球団への移籍を希望しているとの情報もある。

 

 

 巨人はこの日、CSファーストステージで敗退。立て直しに向けて大補強に動き出す=東京D

 

 一方、阪神にとっても糸井は立て直しに最適な選手だ。金本監督は 5日に行われた坂井オーナーへのシーズン報告会後、「外国人を含めて補強は必要。今はやはり打つ方ですかね」と球団サイドにFAによる主軸打者の補強を要望したことを明かした。フロントは指揮官の意向に沿う形で糸井獲りを最優先事項で進める方針を固めたが、同時に「マネーゲームには参戦しない」と従来の方針も確認していた。

 糸井は 1日のシーズン最終戦後、FA宣言について「自分の中では最初で最後だと思う」と熟考する姿勢を示したが、関係者によれば宣言する可能性は高い。過去、阪神と巨人がFA市場で激突した例には1996年の清原和博(巨人に移籍)があるが、資金力で勝る宿敵を相手に有利に運べた例は少ない。また、オリックスも全力で慰留する方針を固めている。Bランクとあって、補償も少なくはない。

 FA宣言し、巨人が参戦となれば、マネーゲームに発展する可能性は高い。ただ、金本阪神にとっても、獲得できればオフの補強はほぼ成功といってもいい逸材。阪神はこれからどう動くのか。“恋人”をめぐって、水面下での伝統の一戦が始まった。

 

◎阪神・FA糸井獲り経過

★ 9月24日:10月 5日のオーナー報告会で糸井を含めて、巻き返しに向けた補強策を議論することが判明。

★10月 2日:今オフのFA戦略を糸井に一本化。

★ 同 5日:金本監督が大阪市内の電鉄本社で坂井オーナーにシーズン終了報告。主軸打者の必要性を強調し、FAによる補強を球団に要望。 ◎阪神と巨人の主なFA争奪戦あらかると。

★1996年:清原和博(西武→巨人) 吉田監督が「タテジマをヨコジマに変えてでも君がほしい」とラブコールを送ったが、巨人へ入団( 5年総額18億円)。

★2002年:中村紀洋(近鉄残留) 松井(当時巨人)のメジャー移籍に伴い4番の補強が急務となった巨人と、同じく主砲を探していた阪神が激突も、巨人はヤクルトを退団したペタジーニに方針転換。阪神も金本(当時広島)に方針転換し、近鉄に残留( 4年総額20億円)。

★2007年:福留孝介(中日→カブス) 阪神と巨人はともに大型契約を提示するが、福留は「メジャーの動きを見てから」と態度を保留。結果、カブスへ入団( 4年総額54億円)。

◆糸井 嘉男(いとい・よしお)  外野手。1981(昭和56)年 7月31日生まれ、35歳。京都府出身。宮津高校から近畿大學を経て、2004年ドラフト自由枠で日本ハム球団入団。2006年に投手から外野手に転向。2013年にトレードでオリックスへ移籍。2014年は打率 0.331で首位打者。今季は 143試合で打率 0.306、17本塁打、70打点、53盗塁で盗塁王のタイトルを獲得。通算1166試合で打率 0.301、 125本塁打、 525打点、 245盗塁。 1メートル87、88キロ。右投げ左打ち。既婚。年俸 2億8000万円。背番号「7」。

 

 秋季練習(10日、甲子園)和製大砲になれ! 金本知憲監督が秋季練習 2日目の10日、北條史也内野手に来季「打率 3割、本塁打15本以上」を厳命した。さらにパワーのある打者にするため、75センチと短いバットを持たせて打たせた。また、高山俊外野手は小さな内野用グラブで守備練習。送球面にもメスが入り、守備力向上に取り組んだ。

 暖かい日差しに包まれた甲子園。打撃ケージの後ろで北條の打撃練習を食い入るように見つめる金本監督は、晴れやかな表情を浮かべた。

 「 3割以上、15(本塁打)。俺はいけると思うんだけどな。高校時代、フォローの大きいスイングをしていたわけだし、能力はあると思う」

 

 北條史也内野手は金本知憲監督から渡された短いバットでフリー打撃。体を目いっぱい使わないと飛ばない!=阪神甲子園球場

 

 今季は新指揮官に見いだされ、入団 4年目で初めて 1軍に定着。シーズン中盤からは不振の鳥谷に代わって、遊撃のレギュラーとなった。 122試合に出場して打率 0.273。 105安打は球団の高卒 4年目以内の野手としては、史上 4人目となる記録だった。

 ただ、将が求めるレベルはもっと高い。すべてにおいて向上を求めていくが、この日は 5発に終わったホームランだ。

 「小さく、小器用に無難にというようにしないというのは、片岡(打撃コーチ)と僕の考えで一致している」

 北條に試合で使っているよりも10センチ短い75センチのバットを持たせて、打撃練習をさせた。しならない、短い分、体全体を使って打たないと飛ばせない。腕力に頼らず、全身で打て-とのメッセージだった。

 

 

 金本知憲監督は来季打率 3割、15発を北條史也内野手に期待する=阪神甲子園球場

 

 最初は戸惑いを隠せなかった北條だが、終了間際に左翼ポール際にサク越え。「僕も大きいのを打ちたいと思っているし、そのために練習からしっかりやっていかないといけない」と指揮官の指令に応える構えだ。

 「 3番ぐらい、打てるようになってほしい。 4番は無理だろうけど。わからんよ。光星学院(現八戸学院光星高校)の準優勝チームの 4番打者だからね」

 今や高山とともに“超変革”のシンボル的な存在。秋季練習、さらに29日からの秋季キャンプ(高知・安芸)で大砲に育てあげていく。

◎短いバットあらかると

★松井秀喜(元ヤンキースなど):2003年から在籍したヤンキースでの練習で、65センチのバットを採用。しっかりと押し込む「インサイドアウト」のスイングを徹底するため。同氏の進言で14年の巨人春季キャンプでも阿部らが使った。

★マット・マートン(元阪神):2010年に初来日したときから約65センチのバットを練習で使っていた。ティー打撃で片手で振ってスイングの軌道などを確認した。

★筒香嘉智(DeNA):2013年オフの自主トレから65センチのバットを導入。ティー打撃のときに内からスムーズに出ているか確認するために使っている。

 

 秋季練習が10日、兵庫・西宮市内の甲子園球場で行われ、高山俊外野手がスローイング矯正を行った。

  3塁の定位置に入って、堅守で鳴らす大和や今成とともにゴロを捕って 1塁に送球する動きを繰り返した。シュート回転していた球筋は、次第に安定した一直線の軌道を描く。高山も「課題は打撃も守備も、本当にたくさんあるので」と気を引き締めた。来季は外野レギュラーの最右翼。あくまで送球を安定させるために内野守備で動きを確認した。また、投手陣は鳴尾浜球場で汗を流した。

 

 

  3塁でノックを受け、送球する高山俊外野手は内野用グラブを着用=阪神甲子園球場

 

 秋季練習(10日、甲子園)腰を落として、丁寧に捕球した。リズムよくステップを踏んで糸を引くようなボールを投げる。シーズンで思うようにできなかった動作を、高山は必死で繰り返した。

 「スピンの利いたボールを投げられるように。( 3塁でノックを受けたのは)送球だけじゃなく、捕球することも含めてです」

 キャッチボールから久慈内野守備走塁コーチに付き添われ、ボールの握り方を指導された。左手には秋季練習に合わせ新調した内野用グラブ。大和、今成らと同組で回ったノックでは巧みなグラブさばきを見せる先輩に負けじとゴロを追った。

 

 

 高山俊外野手は内野手用の小さなグラブでノックを受ける。守備力向上だ=阪神甲子園球場

 

 外野守備でも同じ小さなグラブを着け、 3塁の守備位置から 1塁への送球を繰り返した。中村外野守備走塁コーチは「しっかりと下半身から入らないと(小さなグラブでは)難しいから」と意図を明かす。球団新人記録となる 136安打は放ったが、外野守備でのゴロの後逸も、力ないバックホームも目についた 1年だった。

 高山自身も「課題は打撃も守備も本当にたくさんあるので…」と自覚。スキのない中心選手となるために、避けては通れない練習だった。

 

 秋季練習(10日、甲子園)来季に向けて 3塁に挑戦する中谷将大外野手が 3塁で特守を受けた。

 「自分のためにやるので必死にやるだけです」

 フリー打撃の終盤、高代ヘッドコーチが放つノックを10分間、受けた。

 中谷にとって 3塁は2012年の秋季キャンプで視察した巨人OB・広岡達朗氏から教わりながら練習し、2013年にウエスタンで守って以来。もちろん 1軍の舞台ではない。金本監督の「複数のポジションを守れる方が試合に出場するチャンスも多くなる」との発案で始まったコンバートプランが、秋季練習 2日目で封切られた。

 高代ヘッドは「 3塁挑戦。資質はある」とうなずき、久慈内野守備走塁コーチは「 3塁もできるとなれば階段をもう 1段上れる」と話した。

 13日の第 2クールからシートノックにも入る予定。適性テストを受ける。

 

 投手陣が10日、西宮市内の鳴尾浜球場で練習を行った。

 この日は秋季練習 2日目。藤浪晋太郎投手、岩貞祐太投手らがキャッチボールやシャトルランのメニューで汗を流した。

 

 

 ダッシュを繰り返した藤浪晋太郎投手(右)は疲れた表情を見せる=阪神鳴尾浜球場

 

 秋季練習(10日、鳴尾浜)覚悟はある。藤浪晋太郎投手が10日、鳴尾浜球場で秋季練習に参加。“空位”となった投手キャプテンへの就任について「将来的にやれるように」と決意を新たにした。引退する今季までの投手キャプテン、福原忍投手も「晋太郎につけてほしい気持ちはある」という言葉を残した。必ず「C」マークに見合う投手になる。

 今のままでは受け取ることはできない。誰からも頼られた先輩の背中を見ていたからこそ、藤浪は「C」マークの重みを知っている。周囲に求められ、自らも責任を背負って着けたい。

 「今は22歳ですし、今すぐとは思いませんが、将来的にやれるようになればと思います」

 軽々しいことは言えない。言葉を選びながら、覚悟があることを明言した。

 

 

 藤浪晋太郎投手は秋季練習でノックを受ける。将来的な投手キャプテン就任へ、意欲を見せた=阪神鳴尾浜球場

 

 苦しんだ真夏を思い出すような陽気に包まれた鳴尾浜で、秋季練習 2日目に臨み、キャッチボール、シャトルランなどで汗を流した。“将来”へはもう踏み出している。22歳にしては「まずまず」なのかもしれないが、藤浪にとって 7勝11敗という数字は「不本意」以外の何物でもなかった。中心にならなくてはならないという自覚と覚悟を持って、こんなにも早く訪れる秋はもう最後にする。

 前任者からの指名は絶対だ。今季最終戦となった 1日の巨人戦(甲子園)で引退試合に臨んだ福原が、すべてを終えた試合後、投手キャプテンを誰に託したいかを問われ「それは難しいですけど…。晋太郎とかにつけてほしい気持ちはあります」と吐露していた。当日、 2人は涙で別れた。厳しく、優しく、導いてくれた大先輩の名指しに応えたい。

 今はまだ“将来”だが、自らの右腕で近い将来に変える。

 

 秋季練習(10日、鳴尾浜)馬刺しで自らも地元・熊本も救う!

 岩貞祐太投手が10日、鳴尾浜の秋季練習に参加。今季は10勝( 9敗)とプロ入り 3年目で初の 2桁勝利を記録。 158回 1/3と初めて規定投球回数も超えた。来季はさらに長いイニングを投げるために、大好物の馬肉を食べてスタミナ向上を目指す。

 原点回帰だ。岩貞を育てた熊本と馬肉が、さらなる成長の助けとなるかもしれない。左腕は来季に向けて力を込めた。

 「今年以上の数字をすべてで求めているので、そこにイニングも入ってくる。スタミナもそうですが、確実に試合を作っていくことも必要です」

 今季はプロ入り 3年目で初の 2桁勝利(10勝)を達成。先発ローテに定着し、初の規定投球回数超え( 158回 1/3)も果たした。だが、まだまだ満足しない。チーム最多のメッセンジャーは今季 185回 1/3を投げた。もっと長いイニングを投げて、チームに貢献する。そこで、故郷の名産・馬肉の登場となるワケ。

 「必ず食べますね。今までもずっと食べてきましたし」というほどの大好物は低カロリー、高タンパクで、鉄分が多くスタミナ増強に適した食材といわれている。幼少期から専門店「菅乃屋」の馬刺しがお気に入りだ。

 そのなじみの店は、熊本地震で工場がほぼ全壊して今も復旧中。岩貞が食べて活躍すれば、被災地の復興の一助となる。

 「スタミナがつくようにしっかり食べたい」。熊本の希望の星となるべく、来季は胃袋からも力をみなぎらせる。

 

 みやざきフェニックス・リーグ<阪神 5- 2巨人>◇10日◇杜運動公園アイビースタジアムみやざき

 板山の勢いが止まらない。「 1番・右翼」で先発し、 4打数 3安打 1打点。巨人の先発・今村から快音を響かせ、 8日の西武戦(南郷)に続き左腕から 2戦連続で 3安打を放った。フェニックス・リーグで15打数 8安打 4打点、打率 0.533と大活躍。「 3割後半」とノルマを課していた掛布 2軍監督も「状態がいいよね。(植田との) 1、 2番は魅力があるよね」と評価していた。

 

 

 板山祐太郎外野手は左腕・佐野泰雄投手から 3安打。苦手克服へ、この秋は鍛えまくる=南郷中央公園南郷スタジアム(2016年10月 8日)

 

 望月惇志投手が10日、宮崎フェニックス・リーグの巨人戦(アイビー)に先発し、 7回 5安打 2失点(自責 1)と好投した。しかし、掛布雅之 2軍監督は求めるレベルが高いゆえに辛口評価。 115球を要した内容に「 8回は投げきらないといけないよね、 100球で」と“宿題”を与えた。試合は 5- 2で勝利した。

 並みの内容では満足しない。将来、藤浪とともに虎を背負って立つ素材だからこそ、掛布 2軍監督は先発の望月にさらなる“宿題”を出した。

 「きょうの投球で満足していたらダメ。もっともっと上を目指していかないと。 8回は投げきらないといけないよね、 100球で」

 

 

 望月惇志投手は 7回 5安打 2失点と試合を作ったが、掛布雅之 2軍監督は引き続き辛口評価だった=杜運動公園アイビースタジアムみやざき

 

  6回まで無失点ピッチも、 7回一死から味方の失策と死球で 1、 2塁。ここで 8番の代打・坂口にライナー性の中前打を許し、打球が右手をかすめるアクシデントがあった。投球再開後、 9番・川相に 2点打を浴びた。

 この日は 100球を目安に降板予定だったが、 7回にてこずって 115球となり降板。 7回 5安打 2失点(自責 1)、 6奪三振なら上々の内容だが、巨人のスタメンは 5人が育成選手。下位打線に得点されたこともあり、指揮官の評価は辛口となった。

 「 1球 1球、意図を持って投げたんですが、打たれたのは実力不足。技術のなさを感じました」

 望月も自覚している。来季は1軍の戦力になるべき若虎。もっと高いレベルの投球を披露する。

 

 来シーズンは、全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 

 

 2016年 公式戦順位表

 

 2016年 フェニックスリーグ試合日程

 

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