●石崎剛投手(26)が 7日、高知・芸西村内のチーム宿舎で契約更改に臨み、 120万円増の推定年俸1300万円でサインした。「中日ビシエドを抑えたところを評価してもらった」と話した剛腕が、来季も助っ人たちに快速球をぶつける。チームは今季ビシエドに被打率 3割 7分 7厘、 7被本塁打。さらには広島エルドレッドやヤクルト・バレンティンにも打ち込まれ、外国人対策は急務。虎を泣かせてきた鬼たちに、石崎が立ちはだかる。
●金本知憲監督(48)が 9日に予定していた紅白戦(安芸)を、10日に先送りした。「U-23W杯」(メキシコ)で優勝した日本代表に派遣されていた植田海内野手(20)と歳内宏明投手(23)が 9日に帰国し、同日夜に安芸入りするためで、異例の日程変更に踏み切った。今キャンプ 3度目となるケースを想定した紅白戦を、当初は 9日に予定していた。だが、スパッと変更を決断。植田と歳内は、長いフライトを経て 9日夜に高知入りする予定だが、一夜明けた10日ならば植田を紅白戦に出場させられる。10月に宮崎で行われたフェニックス・リーグから、そのままメキシコへ飛び立ち、そのまま高知に入る。まさに植田には戦い続けるオフだ。 1軍へも一気に駆け込んで来れば、おもしろい。
●安芸キャンプに参加している岩崎優投手(25)が 8日、ブルペン入りした。雨が降る中、直球を中心に新球カットボール、スライダー、チェンジアップ、フォークを織りまぜながら49球を投げた。香田投手コーチからカットボールの握り方のアドバイスを受けた。岩崎優投手が新たに取り組むカットボールに手応えをつかんだ。来季から中継ぎに転向する左腕は空振りを奪うフォークボールにプラスし、小さい変化も武器に加える考え。香田勲男投手コーチ(51)が巨人時代に山口鉄也投手(32)に伝授した新球の習得に励む。変化球なのに直球に近い軌道、その正体はカットボールだ。ブルペンで投げた52球のうち、10球前後がカットボール。投球中には香田コーチから縫い目への指のかけ方を教わり、精度の向上に取り組んだ。今季、左打者の被打率は 0.196だが、右は 0.284に跳ね上がる。来季、セットアッパーを務めた場合、左打者だけ抑えればいいわけではない。 1イニングを確実にゼロ封する。そのための課題は明白。“山口カット”をモノにし、並み居る強打者をねじ伏せる。
●雨が降った第 3クール初日は“半ドン”で練習が終わった。最後に引き揚げてきた原口でも、午後 1時30分には球場を離れた。
●捕手としての実戦復帰を目指す原口文仁捕手(24)は、「半ドン練習」でも必死で肩回りの強化に励んだ。50メートルほどのキャッチボールなどをこなし「キャンプ中の実戦? いきますよ!」と頼もしい。紅白戦と対外試合で実戦は残り 3度となる見込みだが、その間にマスクをかぶる意気込みでいる。
●阪神からドラフト 3位指名を受けた須磨翔風高校・才木浩人投手(18)が 8日、神戸市内のホテルで契約金5000万円、年俸 600万円で仮契約を結んだ。(金額は推定)
●阪神 2軍秋季キャンプ( 8日、鳴尾浜)掛布雅之 2軍監督(61)が鳴尾浜での秋季練習中に坂井信也オーナー(68=阪神電鉄会長)のアポなし訪問を受け、90分間の緊急育成会談を行った。フリーエージェント(FA)補強でオリックス・糸井嘉男外野手(35)を狙うが、江越大賀(23)、横田慎太郎(21)両外野手を始めとする若虎の育成も忘れず、チーム強化を図っていく。将も事前に知らされていなかったという総帥の訪問の目的は、虎の未来を担う若虎の育成法について。膝をつき合わせての“緊急育成会議”は90分間にも及んだ。補強と育成はチーム強化の両輪。現場、フロントが一丸となって超変革 2年目への土台を強固なものにしていく。記事をまとめてみました。
契約更改を終え会見に臨む石崎剛投手=高知・芸西村内のチーム宿舎
外国人キラーになる! 石崎剛投手が 7日、高知・芸西村内のチーム宿舎で契約更改に臨み、 120万円増の推定年俸1300万円でサインした。「中日ビシエドを抑えたところを評価してもらった」と話した剛腕が、来季も助っ人たちに快速球をぶつける。
今季は10試合に登板し防御率1.69。 9試合連続無失点を記録するなど、力を示した。ハイライトは 5月18日中日戦。ビシエドをオール直球勝負で空振り三振に抑えた。「自信につながった。外国人を真っすぐで抑えたいと思っていてそれができた」。
チームは今季ビシエドに被打率 3割 7分 7厘、 7被本塁打。さらには広島エルドレッドやヤクルト・バレンティンにも打ち込まれ、外国人対策は急務。「(外国人相手に)その辺はこだわって投げたい」。虎を泣かせてきた鬼たちに、石崎が立ちはだかる。
片岡篤史打撃コーチ(左)と話し込む金本知憲監督(右)。植田の帰国が楽しみ=安芸市営球場(安芸タイガース球場)
海を越えてたくましくなった“海”を見たい! 金本知憲監督が 9日に予定していた紅白戦(安芸)を、10日に先送りした。「U-23W杯」(メキシコ)で優勝した日本代表に派遣されていた植田海内野手と歳内宏明投手が 9日に帰国し、同日夜に安芸入りするためで、異例の日程変更に踏み切った。
世界の塁上をかき回した植田が、虎のカレンダーも動かした。地球のほぼ裏側、メキシコでの歓喜もつかの間。飛行機を何度も乗り継いで太平洋を渡った高知では、金本監督が待っている。それも“試合を用意して”だ。
「合わせた。合わせた。やっぱり見てみたいから。歳内は投げるか分からないけど。時差ぼけとかもあるだろうし」
練習を見守る金本知憲監督=安芸市営球場(安芸タイガース球場)
今キャンプ 3度目となるケースを想定した紅白戦を、当初は 9日に予定していた。だが、スパッと変更を決断。植田と歳内は、長いフライトを経て 9日夜に高知入りする予定だが、一夜明けた10日ならば植田を紅白戦に出場させられる。
それほどまでしても、見たい。指揮官にとって植田は、監督就任直後だった昨年11月 7日に鳴尾浜を初視察したころから、注目していた存在だった。軽快に動き回る姿に目を奪われ「バッティングも19歳(当時)にしてはかなりいいと思うけど、やっぱり(いいのは)守り。高卒ルーキーにしては別格の、捕ってからの速さがある」と絶賛していた。翌 8日にすぐさま 1軍の秋季キャンプに呼び寄せていた。
打撃をする金本知憲監督=安芸市営球場(安芸タイガース球場)
掛布 2軍監督とも話し合い、スイッチヒッターとして育てることを決めた。今季はウエスタン・リーグ76試合で打率 0.168、 0本塁打、13打点だったが、今回参加したメキシコでの「U-23W杯」では全 9試合に「 2番・遊撃」で先発出場。打率 0.300(30打数 9安打)、 3打点で、大会トップの 6盗塁をマークした。もともとの「走守」という武器に加え、打撃の急成長というお土産も手に帰ってくる。遊撃レギュラーを目指す、北條を脅かす存在に十分なり得る。
将も待ちきれない様子で「スイッチにしてなかなか結果は出ていないけど、そこらへんはまったく(問題ない)。今年のウエスタン・リーグの結果(打率 0.168)は気にしていない」と期待をかけた。
10月に宮崎で行われたフェニックス・リーグから、そのままメキシコへ飛び立ち、そのまま高知に入る。まさに植田には戦い続けるオフだ。 1軍へも一気に駆け込んで来れば、おもしろい。
投球練習でカットボールを投げる岩崎優投手=安芸市営球場(安芸タイガース球場)
安芸キャンプに参加している岩崎優投手が 8日、ブルペン入りした。
雨が降る中、直球を中心に新球カットボール、スライダー、チェンジアップ、フォークを織りまぜながら49球を投げた。香田投手コーチからカットボールの握り方のアドバイスを受けた。「(握り方の変更は)若干です。ストレートに近い形で投げられるようにしたい」と話した。
ブルペンでカットボールを投げる岩崎優投手。大きな武器になりそうだ=安芸市営球場(安芸タイガース球場)
岩崎優投手が新たに取り組むカットボールに手応えをつかんだ。来季から中継ぎに転向する左腕は空振りを奪うフォークボールにプラスし、小さい変化も武器に加える考え。香田勲男投手コーチが巨人時代に山口鉄也投手に伝授した新球の習得に励む。
雨音が響くブルペンでただ一人、左腕を振り続けた。右打者の胸元に食い込むクロスファイヤー。そのボールが鋭く変化すれば、その威力は増す。岩崎が新たな武器習得に挑んでいる。
「ストレートに近いですね。変化球なので曲がっていないと自分は違和感があるんですけど、受けている捕手の方がこれでいいと言ってくださるので。捕手の方が打者目線に近いので」
変化球なのに直球に近い軌道、その正体はカットボールだ。ブルペンで投げた52球のうち、10球前後がカットボール。投球中には香田コーチから縫い目への指のかけ方を教わり、精度の向上に取り組んだ。
ブルペンで投球練習をする岩崎優投手=安芸市営球場(安芸タイガース球場)
新球種習得の意図を香田コーチは「右打者のインコースに速く食い込むボールが欲しいんじゃないかな」と分析した。同コーチが巨人時代に指導した山口も、同様の配球で飛躍した。 9年連続60試合登板を果たし、NPB最多の通算 270ホールドを挙げている鉄腕は、シュートやチェンジアップだけでなく、右打者の胸元にカットボールを効果的に投げる。岩崎にとって手本となる存在に間違いない。
今季、左打者の被打率は 0.196だが、右は 0.284に跳ね上がる。来季、セットアッパーを務めた場合、左打者だけ抑えればいいわけではない。 1イニングを確実にゼロ封する。そのための課題は明白。“山口カット”をモノにし、並み居る強打者をねじ伏せる。
俺のお尻を打て!? 高山俊外野手(左)は平野恵一打撃コーチ(右)の腰付近に向かってスイングの練習=安芸市営球場(安芸タイガース球場)
雨が降った第 3クール初日は“半ドン”で練習が終わった。最後に引き揚げてきた原口でも、午後 1時30分には球場を離れた。第3クールの初日の練習量を大幅に減らしたことについて、金本監督は「雨は関係ない。かなり追い込んでいるから一回戻して。体が楽になって、よく振れるなとか成果を感じてほしい」と説明した。平野打撃コーチの個人指導を受けた後のサプライズに高山は「まずうれしいですね、きょうは。その分、あしたやらないといけない。体は正直きついですけど、やろうと思っています」と気合を入れていた。
キャッチボールをする原口文仁捕手=安芸市営球場(安芸タイガース球場)
捕手としての実戦復帰を目指す原口は、「半ドン練習」でも必死で肩回りの強化に励んだ。50メートルほどのキャッチボールなどをこなし「キャンプ中の実戦? いきますよ!」と頼もしい。紅白戦と対外試合で実戦は残り 3度となる見込みだが、その間にマスクをかぶる意気込みでいる。誰も選手がいなくなった午後1時すぎに練習を切り上げ、雨の中かけつけたファンにサインをして球場を離れた。
仮契約を終え笑顔でガッツポーズを見せる阪神ドラフト3位指名の須磨翔風高校・才木浩人投手=神戸市内のホテル
阪神からドラフト 3位指名を受けた須磨翔風高校・才木浩人投手が 8日、神戸市内のホテルで契約金5000万円、年俸 600万円で仮契約を結んだ。
187センチの長身右腕は「実感が湧いてきた」とニッコリ。「日本一のエースといわれる選手になりたい。ただ、まだまだそこまでのレベルじゃない。まずはファンの方に応援してもらえるような選手になりたい」と話した。(金額は推定)
掛布雅之 2軍監督(右)は高野栄一球団本部長(左)と話し合い=鳴尾浜球場
阪神 2軍秋季キャンプ( 8日、鳴尾浜)掛布雅之 2軍監督が鳴尾浜での秋季練習中に坂井信也オーナーのアポなし訪問を受け、90分間の緊急育成会談を行った。フリーエ ージェント(FA)補強でオリックス・糸井嘉男外野手を狙うが、江越大賀、横田慎太郎両外野手を始めとする若虎の育成も忘れず、チーム強化を図っていく。
なんの前触れもなかった。冷たい雨が打ちつける鳴尾浜。降雨のため、通常のメニューを変更して室内打撃練習に熱視線をおくっていた掛布 2軍監督が寮内に駆け込み、午前11時半ごろに 1台の黒塗りの高級車が敷地内に到着する。現れたのは坂井オーナーだった。
鳴尾浜を訪れた坂井信也オーナーと90分間、育成について話し合った掛布雅之 2軍監督=鳴尾浜球場
将も事前に知らされていなかったという総帥の訪問の目的は、虎の未来を担う若虎の育成法について。膝をつき合わせての“緊急育成会議”は90分間にも及んだ。
帰り際、坂井オーナーは報道陣の問いかけに「秘密」とけむに巻いたが、掛布 2軍監督が「 1年間の僕の報告みたいな話だね。それと、若い選手を『育ててほしい』と。横田、江越とかね」と会談内容の一端を明かした。FA市場が本格化するタイミングで、電鉄トップがファームに駆けつけたのは、来季をにらんだ若手育成への熱い思いの表れだろう。
練習中の掛布雅之 2軍監督=鳴尾浜球場
金本監督が超変革を掲げた今季は開幕から若手を積極起用した。なかでも横田は開幕 2番を勝ち取り、飛躍を期待されたが、終わってみれば38試合の出場にとどまり打率 0.190、 0本塁打、 4打点と壁にぶち当たった。江越も 7本塁打を放ったものの、 1、 2軍を行き来して最終的には打率 0.209、20打点と悔しい数字が並んだ…。
ミスタータイガースは両選手に宮崎フェニックス・リーグで付きっ切りで指導してきただけに「親心じゃないけど、やっぱりかわいいんだよな。あの 2人は。チーム全員がそう思っているんじゃないかな」と思いをめぐらせた。
補強と育成はチーム強化の両輪。現場、フロントが一丸となって超変革 2年目への土台を強固なものにしていく。
来シーズンは、全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって進め! ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
2016年 公式戦順位表
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