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侍ジャパン11点快勝!秋山4打点!恐怖の9番だ!4打席連続4打点に監督称賛!大谷、2安打3得点!

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11日東京ドームで日本代表強化試合・日本-メキシコが行われ、来年 3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)前の強化試合で、侍ジャパンがメキシコを下し、対戦成績を 1勝 1敗とした。 3- 3の同点で迎えた 5回、筒香の内野ゴロの間に勝ち越し、その後も着実に加点した。 9番秋山が 3安打 4打点の大活躍。大谷を 3番指名打者に、山田を 1番起用するなど打順を組み替えて臨んだ小久保裕紀監督(45)は「昨日はエドガー監督の細かい継投にやられたが、今日は打線がつながりました。WBCに向けて打順もいろいろ試したい。今日はこの打順でいったが、 9番の秋山が機能しましたね」と振り返った。 1勝 1敗で侍ジャパンとの対戦を終えたメキシコ代表のエドガー・ゴンザレス監督(38)は、「本番では日本と決勝で、アメリカの地で会いたい」と手ごたえを得た。

前日10日の第 1戦で 2打点の筒香(DeNA)は「5番・左翼」で先発出場し、 2試合連続の打点を挙げた。 2- 1の 3回に追加点につながる右前打。 3- 3の 5回に、強烈な 1ゴロを放ち、その間に 3走の大谷が生還し勝ち越し点となった。

来年 3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)前の強化試合で、侍ジャパンが、メキシコを下し、対戦成績を 1勝 1敗とした。初戦は 2番だった秋山翔吾外野手(28=西武)は 9番に打順変更した。「 9番・中堅」で先発出場した秋山翔吾外野手が、 4打点の大暴れで快勝に貢献した。 2回にまず適時 2塁打。 5回に押し出し四球を選び、 7回に再び適時 2塁打を放つと、 8回にも中前へタイムリー。 4打席連続で打点を挙げ、 3安打 4打点をマークした。お立ち台に上がり、スタンドの大歓声に応えた。

中村晃外野手(27=ソフトバンク)が9回に、今強化試合侍ジャパン 1号となる 2ランを放った。守備から途中出場。二死から内川が四球を選んだことで、初打席が回ってきた。 9回二死 1塁。マウンドにはメキシコの守護神、大リーグ通算84セーブのロモ(ジャイアンツ)が立ちはだかっていた。カウント 2- 1からの 4球目。真ん中付近に来たスライダーをジャストミート。低い弾道で右翼席に運んだ。

「3番指名打者」でスタメン出場した大谷翔平投手(22)が、 2安打を含む 4出塁、 3得点と機能した。第 1打席に左翼への 2塁打。同点の 5回には、先頭打者で内野安打出塁。盗塁などで一死 3塁と好機を広げ、筒香の内野ゴロで生還し、これが決勝点となった。 9回にはメジャー通算84セーブのロモ(ジャイアンツFA)と対戦し右飛。来年 3月に「第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)」を控える野球日本代表は11日、メキシコとの強化試合第 2戦に11- 4で快勝して対戦成績を 1勝 1敗とした。打者として侍ジャパン初の先発出場を果たした大谷翔平投手(22=北海道日本ハム)は「3番・DH」で 2安打 3得点。打線を活気付けた。秋吉亮(27=ヤクルト)、宮西尚生(31=北海道日本ハム)両投手は、それぞれ 1回無失点で存在感を放った。12、13日はオランダと対戦する。小久保監督と並んで出席した試合後の記者会見で、胸を張った。チームとして、わずか 5安打だった前日10日の第 1戦から一変、13安打11得点。大谷の打力と走力が快勝を演出した。国際試合での初打席となった前日の試合は、代打で 3球三振。悔しさをすぐ晴らした。 1回二死から侍ジャパンでの初安打となる左翼線 2塁打を放つと、中田の右翼線 2塁打で先制のホームを踏んだ。 2- 1の 3回には先頭で四球を選んで好機をつくり、坂本の右犠飛でホームにかえった。WBCに向け、先発投手の軸としてだけでなく、打者でも外せない存在であることを印象づけた。「二刀流」の起用法は首脳陣を悩ませそうだが、大谷は涼しい顔。DHで先発出場する、12日のオランダ戦へ視線を切り替えた。

先発の野村祐輔投手(27=広島)はソロ 3発を浴びて 4回 5安打 3失点。広陵高で組んでいた小林誠司捕手(27=巨人)とのバッテリーを再結成し、 1回は 9球で三者凡退。WBC公式球にも対応して大荒れではなかったが、長距離砲への対策は必要だ。

侍の“懐刀”だ。日本代表で初登板の変則左腕・宮西、 2試合目の秋吉が、それぞれ 8、 9回を無失点に抑え、チームの勝利に貢献した。気持ちよさそうに汗をぬぐったのは、 8回を 3者凡退に抑えた宮西だ。 9- 4とリードした場面でペーニャ、サスエタ、アマダーの主軸をピシャリ。プロ入りから 9年連続50試合以上に登板する鉄腕が、結果を残した。 9回を締めた秋吉もマシソン(巨人)と並ぶ今季セ・リーグ最多の70試合に登板した変則右腕が、満足げにうなずいた。 2大会ぶりの世界一へ、左右の変則投手が救世主に名乗りを上げた。記事をまとめてみました。

 

 

 日本代表強化試合<日本11- 4メキシコ>◇11日◇東京ドーム

 来年 3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)前の強化試合で、侍ジャパンがメキシコを下し、対戦成績を 1勝 1敗とした。 3- 3の同点で迎えた 5回、筒香の内野ゴロの間に勝ち越し、その後も着実に加点した。 9番秋山が 3安打 4打点の大活躍。12日からオランダと 2試合行う。

 

  5回表日本一死 3塁、DH・大谷翔平投手(左)は筒香の 1塁ゴロで生還しベンチの小久保監督がタッチでお出迎え=東京ドーム

 

 来年 3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)前の強化試合で、侍ジャパンが、メキシコを下し、対戦成績を 1勝 1敗とした。

 大谷を 3番指名打者に、山田を 1番起用するなど打順を組み替えて臨んだ小久保裕紀監督は「昨日はエドガー監督の細かい継投にやられたが、今日は打線がつながりました。WBCに向けて打順もいろいろ試したい。今日はこの打順でいったが、 9番の秋山が機能しましたね」と振り返った。

 12日からはオランダと 2試合を戦う。「石川が侍では初登板ということで見てみたい。これから帰って打順を考えます」と話した。

 

 試合後会見を行うメキシコのゴンザレス監督=東京ドーム

 

  1勝 1敗で侍ジャパンとの対戦を終えたメキシコ代表のエドガー・ゴンザレス監督は、「いい試合運びをすれば、強い日本とも互角の戦いができる。本番では日本と決勝で、アメリカの地で会いたい」と手ごたえを得た。

 小刻みな継投で的を絞らせず、打線は 2戦 4本塁打と長打力を発揮した。巨人でもプレー経験のある同監督は、「日本の選手は飛距離が出たと感じた。秋山は、レフト方向の打球があんなに飛ぶとは思わなかった」と、日本野球の変化を感じていた。

 

  3回、安打を放った野球日本代表・筒香嘉智外野手=東京ドーム

 

 前日10日の第 1戦で 2打点の筒香(DeNA)は「5番・左翼」で先発出場し、 2試合連続の打点を挙げた。 2- 1の 3回に追加点につながる右前打。 3- 3の 5回に、強烈な 1ゴロを放ち、その間に 3走の大谷が生還し勝ち越し点となった。「いつも通り、球は見えている。いい試合ができた」と頼もしかった。

 

  7回表日本一死 1塁、秋山翔吾外野手は左越え適時 2塁打を放った=東京ドーム

 

 来年 3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)前の強化試合で、侍ジャパンが、メキシコを下し、対戦成績を 1勝 1敗とした。

 初戦は 2番だった秋山翔吾外野手は 9番に打順変更した。 2回にまず適時 2塁打。 5回に押し出し四球を選び、 7回に再び適時 2塁打を放つと、 8回にも中前へタイムリー。 4打席連続で打点を挙げ、 3安打 4打点をマークした。小久保監督も「 9番の秋山が機能しましたね」とねぎらった。

 

 お立ち台でつば九郎(右)、ジャビット(左)とガッツポーズする秋山翔吾外野手=東京ドーム

 

 「 9番・中堅」で先発出場した秋山翔吾外野手が、 4打点の大暴れで快勝に貢献した。

 まずは 1点リードの 2回一死 2塁から左越え適時 2塁打。 5回の第 3打席に押し出し四球を選ぶと、続く 7回は一死 1塁から再び左越えの適時 2塁打を放った。 8回は二死 3塁から、ダメ押しの中前打を決める勝負強さをみせ、猛打賞の固め打ち。お立ち台に上がり、「昨日打てなかった(無安打)ので、もう 1度つなぎを意識してやろうと思った。本当にいいつなぎができたと思います」と、スタンドの大歓声に応えた。

 

  9回表、右越え本塁打を放った中村晃外野手=東京ドーム

 

 踏み込んでひっぱたいた。日本の中村晃外野手が 9回に、今強化試合侍ジャパン 1号となる 2ランを放った。

 守備から途中出場。二死から内川が四球を選んだことで、初打席が回ってきた。 9回二死 1塁。マウンドにはメキシコの守護神、大リーグ通算84セーブのロモ(ジャイアンツ)が立ちはだかっていた。カウント 2- 1からの 4球目。真ん中付近に来たスライダーをジャストミート。低い弾道で右翼席に運んだ。「偉大なピッチャーから打てて、いい思い出になりました」と喜んだ。

 

  5回裏、メキシコの攻撃を抑えた日本 2番手で登板の増井浩俊投手(北海道日本ハム)をガッツポーズで迎える大谷翔平投手=東京ドーム

 

 「3番指名打者」でスタメン出場した大谷翔平投手が、 2安打を含む 4出塁、 3得点と機能した。

 第 1打席に左翼への 2塁打。同点の 5回には、先頭打者で内野安打出塁。盗塁などで一死 3塁と好機を広げ、筒香の内野ゴロで生還し、これが決勝点となった。

  1回にカーブを巧みに流し打った 2塁打は「追い込まれていたので広く待ち、カーブも頭にいれながらだった」。盗塁については「グリーンライト。行けそうだったので行きました。使ってもらえる所で、一生懸命頑張りたい。もちろん足も」と話した。

  9回にはメジャー通算84セーブのロモ(ジャイアンツFA)と対戦し右飛。「テレビでいつも拝見していた方。ボール 1つ 1つの精度が高い。なかなか難しい」と話した。

 

  1回、侍ジャパン初安打となる 2塁打を放った大谷翔平投手。投打に頼れる男だ=東京ドーム

 

 来年 3月に「第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)」を控える野球日本代表は11日、メキシコとの強化試合第 2戦に11- 4で快勝して対戦成績を 1勝 1敗とした。打者として侍ジャパン初の先発出場を果たした大谷翔平投手は「3番・DH」で 2安打 3得点。打線を活気付けた。秋吉亮、宮西尚生両投手は、それぞれ 1回無失点で存在感を放った。12、13日はオランダと対戦する。

 「3番・DH」。打者として初めて代表戦の先発メンバーに名を連ねた大谷が、“侍打線”をよみがえらせた。 1回から 3打席連続で出塁して生還するなど、 2安打 3得点で流れを引き寄せた。

 

 投、打だけじゃない。大谷翔平投手は「走」でも魅了した=東京ドーム

 

 「きょうのような展開で日本らしく戦えば勝てると思う。機動力もそうですが、安打が出なくても点が取れる野球ですね」

 小久保監督と並んで出席した試合後の記者会見で、胸を張った。チームとして、わずか 5安打だった前日10日の第 1戦から一変、13安打11得点。大谷の打力と走力が快勝を演出した。

 国際試合での初打席となった前日の試合は、代打で 3球三振。悔しさをすぐ晴らした。 1回二死から侍ジャパンでの初安打となる左翼線 2塁打を放つと、中田の右翼線 2塁打で先制のホームを踏んだ。 2- 1の 3回には先頭で四球を選んで好機をつくり、坂本の右犠飛でホームにかえった。

 

 大勝が決まると、大谷翔平投手(右から 2人目)は中田翔内野手(右)に腕をもまれる手荒い祝福をされ、悶絶(もんぜつ)した=東京ドーム

 

 日本シリーズで痛めた右足首は万全ではない。しかし、心配する周囲をよそに“足”でも魅了した。 3- 3の 5回だ。 1塁へ強い打球を放つと、全力疾走で 1塁内野安打。すかさず代表初の 2盗を決め、内川の 1ゴロで 3進。続く筒香の 1ゴロで「いいスタートを切ろう」と本塁へ滑り込み、勝ち越し点をもたらした。小久保監督は「打ってよし、投げてよし、走ってよしというのを改めて認識した」と手をたたいた。

 バックネット裏のスカウトも色めき立った。大リーグ、ドジャースのデビッド・フィンリーア国際スカウト部長は「足も速い! 見ていて楽しい選手だ。どこだって欲しいと思うよ。投手か打者? 両方だね」と絶賛した。

 WBCに向け、先発投手の軸としてだけでなく、打者でも外せない存在であることを印象づけた。「二刀流」の起用法は首脳陣を悩ませそうだが、大谷は「使ってもらったところで一生懸命頑張りたい」と涼しい顔。DHで先発出場する、12日のオランダ戦へ視線を切り替えた。

 

◆大谷について稲葉篤紀打撃コーチ

「国際大会で走れるところを見せてくれた。攻撃のバリエーションが増える」

◆前日10日は 2度の満塁で凡退も、この日は 7回に適時打を放った日本・内川聖一外野手(ソフトバンク)

「その場その場で考えながらやっている」

◆ 6番に入り、 3回に右犠飛を放った日本・坂本勇人内野手(巨人)

「好機で回ってくる打順なので、よかった。ああいうところで点が入らないと流れが悪くなる。短期決戦は最低限のことが大事」

◆ 1安打 1盗塁の日本・菊池涼介内野手(広島)

「すんなり試合に入れた。安打も出たし、走れたし、守れた」

◆ 2試合連続安打を放ち、今季はなかった中堅も守った日本・鈴木誠也外野手(広島)

「 1本出てよかった。(中堅は)経験できてよかった」

 

 侍ジャパン先発の野村祐輔投手=東京ドーム

 

 先発の野村はソロ 3発を浴びて 4回 5安打 3失点。「狙ったところに投げてもパワーで本塁打にされた。スイングが強い」と目を丸くした。 4回は二死後にベルドゥーゴに右翼席へ運ばれ、「 3本目は二死からで、もったいなかった」。広陵高で組んでいた小林誠(巨人)とのバッテリーを再結成し、 1回は 9球で三者凡退。WBC公式球にも対応して大荒れではなかったが、長距離砲への対策は必要だ。

 

  8回は宮西尚生投手、 9回は秋吉亮投手がピシャリ。左右の変則投手が輝きを放った=東京ドーム

 

 侍の“懐刀”だ。日本代表で初登板の変則左腕・宮西、 2試合目の秋吉が、それぞれ 8、 9回を無失点に抑え、チームの勝利に貢献した。

 「投げるまでは不安だったが大丈夫だった。(WBC公式球でも)変化球の曲がり幅もイメージできた」

 気持ちよさそうに汗をぬぐったのは、 8回を 3者凡退に抑えた宮西だ。 9- 4とリードした場面でペーニャ、サスエタ、アマダーの主軸をピシャリ。プロ入りから 9年連続50試合以上に登板する鉄腕が、結果を残した。

  9回を締めた秋吉も「低めにも投げられているし、三振もほしいところで取れた」。マシソン(巨人)と並ぶ今季セ・リーグ最多の70試合に登板した変則右腕が、満足げにうなずいた。

 

  8回は宮西尚生投手、 9回は秋吉亮投手がピシャリ。左右の変則投手が輝きを放った=東京ドーム

 

 侍ジャパンに欠けていたピースだ。中継ぎのスペシャリストは、今の日本が求めている投手像にぴたり。昨年の国際大会「プレミア12」では継投がうまくはまらず 3位に終わり、新たなリリーフ発掘が急務だった。

 特に球の出所が分かりにくい変則フォームの投手は国際舞台で武器になる。世界一に輝いた2006、2009年のWBCでも下手投げの渡辺俊介(ロッテ)が抜群の安定感を見せた。

 権藤投手コーチは「宮西のクセ球はよかった。相手はタイミングが合っていなかった」と絶賛。来年のWBCへ当確ランプを灯した。対左打者のワンポイントとしての構想もあったが、この日の相手はすべて右打者。同コーチは「左なら抑えるに決まっているから」とニヤリ。秋吉についても「持ち味を出していた」と高く評価した。 2大会ぶりの世界一へ、左右の変則投手が救世主に名乗りを上げた。

 

◆ 2番手で 3回 2安打 1失点の日本・増井浩俊投手(北海道日本ハム)

「(WBC公式球など)普段通りにいかないこともあるけど、言い訳したくないし、気にしたら負けだと思う」

 

 一勝一敗での展開、連敗しなくて本当に良かったですね。  ガンバレ!ジャパン!勝利を掴め!

 

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