●北條史也内野手(22)が 9日、大阪・和泉市内の｢大阪府立母子健康総合医療センター｣で行われたクリスマス会に参加した。質問コーナーや○×クイズなどで集まった 150人の患者、関係者と交流をした。初めて 1軍で過ごしたシーズンを終え、地元へ凱旋。今後、本格的な社会貢献活動をスタートさせる意欲を明かし、子供たちに改めて、全試合出場を誓った。堺市出身の北條にとって、通っていた堺市立美木多中学校から徒歩20分ほどの距離にある病院で開かれたクリスマスパーティーへの参加は、まさに“凱旋”だ。そして、病気に苦しんできた子供たちが目を輝かせ、笑顔になる姿に、ある思いを強くした。今季は高卒 4年目にして、ようやく 1軍で結果を出した。プロ初安打を含む 105安打を放ち、打率 0.273、 5本塁打、33打点。そして、一昨年は藤浪、昨年は藤川が参加した、恒例のこのパーティーに招かれた。結果を出してこそ、社会貢献活動も積極的に出来る。阪神でもＯＢでは桧山進次郎氏(47)が現役時代から｢あしなが育英会｣に寄付しており、赤星憲広氏(40)も車いすを寄付するチャリティー活動を続けている。北條がこれから“あしながおじさん”ならぬ“あしながおにいさん”となるには、立ち止まってはいられない。応援してくれる子供たちに、常にプレーする姿を見せることが第一歩。改めて全試合出場を誓うと、今年の漢字として色紙に「感謝」と書いた。出してもらったシーズンから、来季は自力で出るシーズンへ。そして笑顔をくれた子供たちのもとに、来年はもっと大きく強くなって帰ってくる－。そのためにも、遊撃一本での復権を目指す鳥谷という壁も、もう一度乗り越える。大きな目標へ、歩み出した。
●来季も“新人王モデル”で挑む！ 高山俊外野手(23)が 9日、大阪市内で行われた｢ミズノ ブランドアンバサダーズミーティング｣に福留孝介外野手(39)、安藤優也投手(38)、新井良太内野手(33)と出席。担当者と意見を交わし、来季は打撃用手袋を変更する以外、すべての用具を今季と同じ仕様で臨むことを決めた。広島・新井モデル、巨人・長野モデル、オリックス・Ｔ－岡田モデル…。会場内には他球団のスラッガーのバットが展示されていた。しかし、高山は不動－。今季の活躍を支えた“新人王モデル”のままで、 2年目に挑むことを決めた。初参加となった｢ミズノ ブランドアンバサダーズミーティング｣。一流選手が集う場で、来年度からブランドアンバサダー契約を結んだミズノ社の担当者と意見交換した。足の採寸などを行い、打撃用手袋のデザインは今季の黒色から銀色へ変える。ただバットやグラブの変更はなしだ。勝負の 2年目。感謝と、手になじんだ相棒を手に、プレーで進化を表現する。
●阪神は江越大賀外野手(23)が結婚したと 9日、発表した。お相手は神奈川県出身の一般女性(24)。
●オリックスからＦＡ移籍した阪神・糸井嘉男外野手(35)がすでに本格的な打撃練習を再開していることが 9日、わかった。来春キャンプでの故障防止へ、チーム関係者が年内にも面談する方針を示している中、本人は着実に土台作りを進めていた。万全の球春到来へ－。“Ｖの使者”としてタテジマ入りした糸井が、早くもエンジンをふかしていることが分かった。糸井はオリックス時代も練習の虫だった。シーズンを終えると、少しだけ羽を休めただけで、すぐ来季に向けて青信号。ガンガン体を鍛え、打撃練習も敢行してきたが、新天地にきても、そのスタンスは不変だった。来季36歳。ベテラン選手は年内はランニングやウエートなどを中心に汗を流し、バットを封印することも多い。しかし、糸井は例外だ。阪神で異例といえる｢規格外｣のオフを過ごしている。金本監督からは｢中堅｣での全試合スタメン出場を期待されている。期する思いを抑えきれないかのように、超人がきょうも、黙々とバットを振り続ける。
●オリックスは今日 9日、｢拡大編成会議｣を開き、ＦＡ移籍した糸井の人的補償に関して協議する。会議にはフロント陣だけでなく福良淳一監督(56)と田口壮 2軍監督(47)も参加し、多角的に補償の候補を絞り込む。阪神側から 6日にプロテクト28人の名簿が届き、年内にも人的補償を決めるとしていた。記事をまとめてみました。
北條史也内野手が 9日、大阪・和泉市内の｢大阪府立母子健康総合医療センター｣で行われたクリスマス会に参加した。
質問コーナーや○×クイズなどで集まった 150人の患者、関係者と交流をした。｢来年活躍して、ここに帰って来ます｣と子どもたちと約束をした。
クリスマスイベントに参加し、今年の 1文字に｢感謝｣と記した北條史也内野手＝大阪・和泉市内の大阪府立母子健康総合医療センター
“あしながおにいさん”になる－。北條史也内野手が 9日、大阪・和泉市の｢大阪府立母子保健総合医療センター｣のクリスマスパーティーに参加した。初めて 1軍で過ごしたシーズンを終え、地元へ凱旋。今後、本格的な社会貢献活動をスタートさせる意欲を明かし、子供たちに改めて、全試合出場を誓った。
少年少女の背中を押せる存在になりたい－。堺市出身の北條にとって、通っていた美木多中から徒歩20分ほどの距離にある病院で開かれたクリスマスパーティーへの参加は、まさに“凱旋”だ。そして、病気に苦しんできた子供たちが目を輝かせ、笑顔になる姿に、ある思いを強くした。
｢僕のプレーを見て、元気を、勇気を与えられるなら、そういう(社会貢献)活動をしていきたいと思いますし、(今後も)具体的には球団の人と話し合ってやっていきたい。そういう気持ちはあります｣
今季は高卒 4年目にして、ようやく 1軍で結果を出した。プロ初安打を含む 105安打を放ち、打率 0.273、 5本塁打、33打点。そして、一昨年は藤浪、昨年は藤川が参加した、恒例のこのパーティーに招かれた。
子供たちと触れ合う北條史也内野手。来年はもっと大きくなって帰ってくる！＝大阪・和泉市内の大阪府立母子健康総合医療センター
結果を出してこそ、社会貢献活動も積極的に出来る。阪神でもＯＢでは桧山進次郎氏が現役時代から｢あしなが育英会｣に寄付しており、赤星憲広氏も車いすを寄付するチャリティー活動を続けている。北條がこれから“あしながおじさん”ならぬ“あしながおにいさん”となるには、立ち止まってはいられない。
｢来年は、自分の実力で(試合に)出たいと思います。全試合出場というのを目標に、それが達成できたら、結果もついてくると思いますし。(みなさんに)いつも僕のプレーを見てもらえるように…。そういう気持ちで出たいです｣
応援してくれる子供たちに、常にプレーする姿を見せることが第一歩。改めて全試合出場を誓うと、今年の漢字として色紙に「感謝」と書いた。
｢今年は『自分の力で出た』という感覚がないので。監督、コーチに感謝という気持ちを忘れずにやっていきます｣
出してもらったシーズンから、来季は自力で出るシーズンへ。そして笑顔をくれた子供たちのもとに、来年はもっと大きく強くなって帰ってくる－。そのためにも、遊撃一本での復権を目指す鳥谷という壁も、もう一度乗り越える。大きな目標へ、歩み出した。
☆阪神の主な社会貢献あらかると
★桧山進次郎：現役時代から｢あしなが育英会｣に寄付。引退した現在は桧舞台チャリティー基金を設立し、現在でも寄付を続けている。
★赤星憲広：現役時代の2003年から｢車いす｣を寄付。引退した現在は｢Ring of Red｣という基金を設立し、チャリティーイベント等を行いながら寄付を続けている。
★岩田 稔：2009年から認定ＮＰＯ法人日本ＩＤＤＭネットワークが設立した｢１型糖尿病研究基金｣に寄付。 1勝につき10万円で、昨年は自身がプロデュースしたグッズの売り上げの一部も寄付した。
来季も“新人王モデル”で挑む！ 高山俊外野手が 9日、大阪市内で行われた｢ミズノ ブランドアンバサダーズミーティング｣に福留、安藤、新井と出席。担当者と意見を交わし、来季は打撃用手袋を変更する以外、すべての用具を今季と同じ仕様で臨むことを決めた。
広島・新井モデル、巨人・長野モデル、オリックス・Ｔ－岡田モデル…。会場内には他球団のスラッガーのバットが展示されていた。しかし、高山は不動－。今季の活躍を支えた“新人王モデル”のままで、 2年目に挑むことを決めた。
｢打撃用手袋のデザインは変えようと思いますが、グラブの形も、バットも、いまのところ変えるつもりはないですね。変えるのも勇気がいるので｣
｢ミズノ ブランドアンバサダーズミーティング｣に初参加の高山俊外野手(右)は、バットを手にスタッフの話を興味深く聞く＝大阪市内
初参加となった｢ミズノ ブランドアンバサダーズミーティング｣。一流選手が集う場で、来年度からブランドアンバサダー契約を結んだミズノ社の担当者と意見交換した。足の採寸などを行い、打撃用手袋のデザインは今季の黒色から銀色へ変える。ただバットやグラブの変更はなしだ。
今季は約 890グラムのバットを 1年間戦い、 134試合で打率 0.275、 8本塁打、65打点。球団新人記録の 136安打を放ち、虎 9年ぶりの新人王にも輝いた。目移りせず、その相棒で、2017年シーズンに臨む。
｢選手のために、これだけたくさんの人が動いてくれる。ありがたいです。ファンのためにもそうですけど、道具を使わせていただく以上、(スタッフさんのためにも)いい成績を残したい｣
作り手と顔を合わし、言葉を交わすことで、新たな思いが芽ばえた。伝え聞いた同社担当者も｢ありがたい言葉。より高山選手の期待に応えられる用具を提供したい｣と笑顔だ。勝負の 2年目。感謝と、手になじんだ相棒を手に、プレーで進化を表現する。
阪神江越大賀外野手(写真は2016年11月18日)
阪神は江越大賀外野手が結婚したと 9日、発表した。
お相手は神奈川県出身の一般女性。
江越は2014年ドラフト 3位で阪神に入団。 2年目の今季はレギュラー奪取を期待されたが、72試合出場で打率 2割 9厘、 7本塁打、20打点だった。
オリックスからＦＡ移籍した阪神・糸井嘉男外野手がすでに本格的な打撃練習を再開していることが 9日、わかった。来春キャンプでの故障防止へ、チーム関係者が年内にも面談する方針を示している中、本人は着実に土台作りを進めていた。
万全の球春到来へ－。“Ｖの使者”としてタテジマ入りした糸井が、早くもエンジンをふかしていることが分かった。
｢(ウエートトレだけではなく)みっちりと練習をしていると聞いています｣
11月25日の阪神の入団会見後も、表彰式などで東京と大阪を行き来し、忙しい日々を送っているが、トレーニングには抜かりなし。球団関係者によると、すでに本格的な打撃練習を再開しているといい、ティー打撃やマシン打撃などで、２時間以上に及ぶときもあるようだ。
糸井はオリックス時代も練習の虫だった。シーズンを終えると、少しだけ羽を休めただけで、すぐ来季に向けて青信号。ガンガン体を鍛え、打撃練習も敢行してきたが、新天地にきても、そのスタンスは不変だった。
オフシーズンもバットを振り続ける糸井嘉男外野手。頼もしい35歳だ
来季36歳。ベテラン選手は年内はランニングやウエートなどを中心に汗を流し、バットを封印することも多い。しかし、糸井は例外だ。阪神で異例といえる｢規格外｣のオフを過ごしている。
球団サイドは年内にも本人と個人面談を行い、来春のキャンプでのメニューを決める方針。移籍 1年目、新しい環境でのオーバーワークによる故障を防止することが目的だが、｢２．１｣までに土台がしっかりと作られていれば心配無用だ。
入団会見では、優勝へのけん引はもちろん｢常にキャリアハイを目指していきたい｣と、打率 0.331、19本塁打、81打点、53盗塁を残した今季から、さらなる上積みを約束していた糸井。金本監督からは｢中堅｣での全試合スタメン出場を期待されている。期する思いを抑えきれないかのように、超人がきょうも、黙々とバットを振り続ける。
☆虎入り決定後の糸井
★11月25日：大阪市内のホテルで入団会見。｢(金本)監督を胴上げするために、チームに貢献したい｣と宣言。
★ 同 26日：ＭＢＳの情報バラエティー番組｢せやねん！｣に出演し公約に｢お立ち台 7回｣を掲げる。ボートレース住之江のトークショーでも｢勝ちにつながるプレーをしたい｣と宣言。
★ 同 28日：東京都内で｢ＮＰＢＡＷＡＲＤＳ ２０１６｣に参加。初の盗塁王と５度目のベストナインを受賞し｢(来年も)来たい思いがある。ハッピーやからね｣と笑顔。
★ 同 29日：東京都内で｢三井ゴールデングラブ賞｣表彰式に参加。２年ぶり７度目の受賞に｢ 2桁いきます！｣と虎でも継続を宣言。
★12月 2日：米大リーグ・レンジャーズのダルビッシュ有の東京都内で合同自主トレに“緊急参加”。前日 1日から参加している藤浪と一緒に汗を流した。
オリックスは今日 9日、｢拡大編成会議｣を開き、ＦＡ移籍した糸井の人的補償に関して協議する。会議にはフロント陣だけでなく福良淳一監督と田口壮 2軍監督も参加し、多角的に補償の候補を絞り込む。阪神側から 6日にプロテクト28人の名簿が届き、年内にも人的補償を決めるとしていた。
台湾で行われているウインターリーグ視察から 8日に帰国した福良監督は、人的補償に関し｢名簿を見てから、です。楽しみな選手がいれば、ポジションは関係なく考えたい｣とし｢自分もそうだけど、(田口)壮の方がよく知っているんじゃないのか｣とファームでの評価を考慮する姿勢を示した。
来シーズンは、全員野球でファン皆が待ち望む｢二文字｣に向かって進め！ ガンバレ！阪神！我らのタイガース！勝利を掴め！
2016年 公式戦順位表
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