2日の日本ハム戦(札幌D)に先発する大黒柱・能見篤史投手(33)は 1日、甲子園でダッシュなどで調整。敵地は2005年に 9回 1失点でプロ初完投勝利を挙げた思い出の地だ。意気込みを語った。「自分の仕事をしっかり果たさないといけない。(中 5日は)早いです、回ってくるのが。日曜日に投げたばかりですから」。
藤川球児投手(31)が今季取り組んでいるクイック投法の進化に「実感はある」と手応えをにじませた。
和田豊監督(49)が 1日、前日 5月31日のロッテ戦(甲子園)で不振から先発落ちしたアニヤン・新井貴浩内野手(35)に、奮起を促した。記事をまとめてみました。
2日の日本ハム戦(札幌D)に先発する大黒柱・能見は 1日、甲子園でダッシュなどで調整。敵地は2005年に 9回 1失点でプロ初完投勝利を挙げた思い出の地だが「だいぶ前の話。いい印象はない。立ち上がりが得意じゃないので、気持ちをコントロールしてやりたい」と話した。
「自分の仕事をしっかり果たさないといけない。(中 5日は)早いです、回ってくるのが。日曜日に投げたばかりですから」と先発に向けて、意気込みを語った。
4勝目を挙げた前回 5月27日の西武戦(甲子園)から中 5日での登板で今季 4勝目を挙げており、さらに勢いをつけたいところだ。
「ここ 3試合は 120球超えばかりですが、疲れは大丈夫」と問題なしを強調。今季はフォームで試行錯誤を続け、勝ち星が伸びない。そろそろ満点ピッチといきたいところだ。
札幌入りした大黒柱・能見篤史投手
藤川球児が 1日、甲子園での全体練習後、空路で札幌入りした。今季取り組んでいるクイック投法の進化に「実感はある」と手応えをにじませた。 2日からの日本ハム戦(札幌D)には糸井嘉男外野手(30)ら俊足がそろっているが、自信ありだ。
足攻めは心配無用だ-。甲子園での全体練習後、北の大地に降り立った。進化を遂げた藤川が自信をのぞかせた。高速クイックに好感触を口にした。
「(盗塁されにくい)実感はある。チーム全体で取り組んできたこと」
守護神にとって、クイック投法は数少ない弱点だった。そのため克服に向け、今春のキャンプで「今年は走らせない」と一念発起。投球時に始動からミットに到達するまでの時間が従来の投げ方で1.37秒だったのが、試行錯誤を行い、最速1.27秒を計測していた。そして、現在は顔の高さにグラブを固定したフォームで1.10秒を切るまでに進化。球界トップクラスの“神業クイック”を身につけた。
グラブを顔に近づけるスタイルで高速クイックを実現した球児。日本ハムの俊足野手を封じる
投手が動き出してから捕球した捕手の送球が 2塁に到達するまでのタイムが「 3.3秒を切れば、絶対にアウトになる」と藪投手コーチは説明する。一般的に捕手のスローイングは 2秒を切るだけに、右腕のたたき出す数字は合格点というわけ。
2日からは足技をからめる日本ハム(札幌D))との対戦。前回対戦は交流戦の開幕カードで、いきなり連敗し、そこから 5連敗を喫した。出鼻をくじかれただけに、舞台を札幌に移し、リベンジをうかがう。リーグ 3位の30盗塁をマークする相手に藪コーチは「走れる選手は多い。( 8盗塁の)糸井とかね」と警戒するが「(投手陣全体で)クイックが速くなってきている。キャンプから取り組んできた成果。(相手が盗塁を)企画しようという考えが減る」と自信。もちろん、パワーアップした球児も心配無用だ。
「もっと早く気づけばよかったけど、キャプテンをやって気がつくことができた」
投手キャプテンとして投手陣に提起したことが己の成長のきっかけになった。他球団の足は止めても、技術向上への歩みは止めない。
勝率を5割に戻した和田豊監督が 1日、前日 5月31日のロッテ戦(甲子園)で不振から先発落ちしたアニヤン・新井貴浩に、奮起を促した。 2日の日本ハム戦(札幌D)もベンチスタートを示唆。
敵地での日本ハム戦を前に「甲子園で 2つやられているだけに、選手は期するものがあると思う」と奮起に期待した。代打起用で開幕 4番の心を刺激し、復調を待つ。
交流戦は前半を終えて 4勝 6敗 2分け。悩みの種は、不振で先発オーダーから外れたアニヤン・新井貴浩だ。この日は甲子園で打撃練習後、外野を左右に走りながら受けるノックで汗を流した。指揮官は「練習では悪くないんだけど、結果が出ないのが続きすぎている」と指摘し、続けて「良くなるために(先発から)外すわけで、もういらん、というわけじゃない」と復調を待つ考えを示した。
もがき苦しむ主砲に愛のムチを入れ続ける。アニヤン・新井貴浩よ、乗り越えろ!
和田監督は、やさしい口調ながらも、厳しい言葉でハッパをかけた。
「(ファンのヤジも)ある意味それも声援だと思うが、プラスの声援にもっていかないと。結果を出していくしかない。われわれは内容を求めるけど、ファンはそうじゃない。結果出してナンボ。喜ばしてやろうというくらいにならないと結果は出てこないかな」
甲子園で、アニヤン・新井貴浩(奥)の打撃練習を見守る和田監督
前日のロッテ戦で開幕から49試合目で先発から外した。打率 0.232、 4本塁打、25打点。絶不調というわけではないが、好機での凡退が目立っていた。プロは結果がすべて。ファンの厳しい目も、自らのバットで変えるしかない。
「 1試合外したら次から出られると思ったら困るし、そう簡単じゃない。よくなるために外しているわけだから」と 2日の日本ハム戦もベンチスタートを示唆。当面は代打であえて重要な局面で送り出す。
「二死走者なしで出して安打を打っても、気持ち的に楽になるかもしれないが、新井が乗り越えていくとすればそういう場面じゃない」
前日も 1- 1の 9九回一死 2、 3塁、次の打者としてネクストバッターズサークルに待機させていた。ブラゼルがサヨナラ打を放ったが、決着がつかなかったら新井に託すつもりだった。 1打席に懸ける強い気持ちが復調のきっかけになれば…。主砲の心に闘志の炎を再燃させたい。そのときを待ち望んでいる。
「お互いの意見が一致して、本人も含めて、そうしていこうとハッキリしてくると光も見えてくるが、今はちょっともがいているところかな。苦しいだろうけど、われわれも手助けしながらやりたい」。まだシーズンは長い。じっくりと再起のへ道を見守っていく。
能見、球児が投手として頑張っているが、アニヤンは未だに先が見えない状態にいる。北海道日本ハムファイターズを相手に今日( 2日)からの交流戦。アニヤンはダメでも、アニキがいる。マートンがいる。アニヤン以外の期待が持てる打者がいる以上は、絶対にやってくれるだろう。
ガンバレ!阪神!我らのタイガース!
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能見プロ初完投の地、札幌Dで 2日先発!球児、高速クイックで足封じる!
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