アニキ・金本知憲外野手(44)が 3日、日本ハム 4回戦で 2打点をマークし、史上 9人目の通算1500打点を達成した。44歳 2カ月での達成は落合博満の42歳 8カ月を抜き、最年長記録となった。
2点を追う 5回二死 1、 2塁で、鳥谷敬内野手(30)が右前適時打。自身 3試合ぶりのヒットとなるタイムリーで 1点差に迫ると、直後に 4番・金本が 2点打と、鳥谷がメモリアル到達のおぜん立てだ。
ランディ・メッセンジャー投手(30)が日本ハムの 4番中田翔に打ち込まれ脱帽。
筒井和也投手(30)が 8回に登板し、救援に失敗した。同点の場面だったが、先頭稲葉に中前打を許すと一死 1、 2塁で金子誠に外角チェンジアップをとらえられ、左中間を破る勝ち越し2点タイムリーを浴び連敗した。
2連敗した甲子園のリベンジに燃えていたが、勢いの差が出て、 4戦全敗。和田豊監督(49)は「それが一番悔しい。 1つも勝てなかったところが…」と渋い表情だった。記事をまとめてみました。
日本ハムは 1回二死 2塁から中田翔の 6号 2ランで先制。阪神は 2回二死 2、 3塁の好機を生かせず、 3回まで無得点。
阪神は 5回、鳥谷、金本の連続適時打で 3点を奪い逆転。日本ハムは 5回、中田翔の左前適時打で同点に追いついた。
日本ハムは 8回、金子誠の 2点適時打などで 4点勝ち越し、接戦を制して 2連勝を飾った。阪神は 2番手筒井の乱調が誤算だった。
通算1500打点となり、祝福を受けたアニキ・金本
アニキ・金本が、日本ハム戦の 5回二死 1、 3塁で右翼線へ 2点 2塁打。史上 9人目の通算1500打点を最年長となる44歳 2カ月で達成した。アニキの一打で一時は逆転したが、終わってみれば 3- 7と黒星。メモリアルデーを勝利で飾ることはできなかった。従来の最年長記録は落合博満の42歳 8か月だった。
アニキ・金本の初打点は広島時代の1993年 9月 4日の横浜戦。
金本は 1― 2の 5回二死 1、 3塁で右翼線へ 2点 2塁打を放った。この日が2501試合目の出場で、張本勲の2368試合を超え、最も遅い到達にもなった。試合後、「久々に打点を挙げられたことは素直にうれしい。ただ1500打点は、それほど気にしていない」と広報を通してコメントした。
アニキ・金本は広島・広陵高―東北福祉大を経て1992年にドラフト 4位で広島入り。2003年に阪神へ移籍し、2004年には最多打点のタイトルに輝いた。
5回、通算1500打点となる 2点 2塁打を放ち、花束を手に声援に応えるアニキ・金本
価値ある一打だった。 1- 2の 5回二死 1、 3塁。先発・武田勝から 4番・金本が右翼線 2点 2塁打で一時逆転に成功した。さらに史上 9人目の通算1500打点。ベース上で花束を掲げ、控えめに場内へ頭を下げた。敗れたが、次につながる 1本だった。
「いいところで 1本出てよかったです。久しぶりに打点を挙げられたことは素直にうれしい」
4月28日の巨人戦(東京D)以来、出場26試合、99打席ぶりの適時打だった。
5月 4日の巨人戦(甲子園)から 4番に入り、押し出し四球(同13日、DeNA戦)をのぞいては、スタメン 4番で20試合目にしての初打点。勝負どころで放った“難産”の 1本だった。
和田監督は金本について「内容自体は悪くなかったけど、(走者を)返すところで打点が止まっていたので、そういう意味では勝ちゲームにしたかった」と悔やんだ。
5回二死 1、 3塁で一時は勝ち越しとなる右翼線への 2点適時打を放ったアニキ・金本
初打点は広島入団 2年目の1993年 9月 4日の横浜戦(北九州)。21年目で節目の数字に到達した。今季は打てずに敗れる試合が多い。ベテランとして責任の一端を感じていた。そのための手を打った。 1日の甲子園での打撃練習から通常より、打席の半分ほど投手寄りに構えた。体感速度を高め、力強いスイングを求めた。それが結果につながった。それでも、チームは再逆転を許し、日本ハムに4連敗で借金「 2」。 4位のままだ。
「1500打点ということは、そんなに気にしていないです」
プロ野球史上に輝く記録でも、個人のことは二の次。ベテランの役目は、優勝に導くことだという信念がある。 5日からは東北福祉大時代を過ごした第 2の故郷、仙台で楽天と戦う。チャンスでファンを沸かせてきたアニキが、今度も必ず勝利の一打を放ってくれる。
鳥谷がメモリアル到達のおぜん立てだ。 2点を追う 5回二死 1、 2塁で、右前適時打。自身 3試合ぶりのヒットとなるタイムリーで 1点差に迫ると、直後に 4番・金本が 2点打。一時逆転を呼び込んだが、勝利はつかめず、「( 5回は)とにかくつないでいこうと思いました。また、あさってから試合がありますし、頑張るだけです」と次を見据えた。
1回、中田翔に先制 2ランを浴びたメッセンジャー
メッセンジャーが日本ハムの 4番中田翔に打ち込まれた。 1回二死 2塁で直球を完璧にとらえられて、先制 2ランを浴びた。逆転に成功して、 1点リードに転じた 5回には二死 2塁で再戦。外角低めに落ちるカーブをすくわれ、左前に同点タイムリーを許した。「( 5回のカーブは)いボールだったよ。打った方を褒めるべき」と脱帽した。この日は 7回 7安打 3失点。いずれも、中田翔に打たれた失点だった。
「一番申し訳ないのはリードしたあとにすぐに点をとられたこと」。 1点リードとなった 5回に二死 2塁から、この日 2ランを食らっていた中田翔に左前適時打を許し、同点に。和田監督も「ひっくり返したあとは、ビシッといってくれると展開が変わっていた」と顔をしかめた。今季通算 4本、 3戦連続で被弾している助っ人を藪投手コーチは「球が速いからボールが飛んでしまう」とかばった。
8回、マウンドで天を仰ぐ筒井
筒井が 8回に登板し、救援に失敗し痛恨の勝ち越しを許した。「最後は勝負にいった結果。相手の打者の方が上だったということ。勝負した結果なので仕方ない」。 3- 3の 8回に 2番手で登板し同点の場面だったが、先頭稲葉に中前打を許すと一死 1、 2塁から金子誠に高めに浮いた外角チェンジアップをとらえられ、左中間を破られる勝ち越し 2点タイムリーを浴び 2点 2塁打された。二死としたが、糸井にも左前打を浴びてなお 1、 3塁としたところで降板。登板 6試合ぶり、今季 3試合目の失点で初黒星を喫した。
勝負どころで痛恨の失点で、万事休す。今季初黒星の筒井も「先頭を出すと苦しくなる。自分の球を信じて勝負に行った。相手打者の方が上だった」と話した。
今季の交流戦の対日本ハム戦 4連敗が決まり、力なく引き揚げる和田豊監督
和田阪神が日本ハムに 4連敗を喫し 4位に戻ってしまった。5回に金本のタイムリーで逆転したが、その裏にメッセンジャーが粘れずに同点に追いつかれた。
8回には筒井の背信投球で突き放された。 2連敗した甲子園のリベンジに燃えていたが、勢いの差が出て、4戦全敗。和田豊監督は「それが一番悔しい。 1つも勝てなかったところが…」と渋い表情だった。
北海道まで行って、北海道日本ハムに負けて 5割を切って 4位に戻ってしまった…。
せっかくアニキ・金本が、記録を達成したのにも関わらずだ。しかし、やはりメッセンジャーが弱いからダメなのか、中田翔が成長して良い選手になったから負けたのか。どっちにしても中田翔の方が上だと言う事だろう。
6日からクリネックススタジアム宮城で、闘将・星野仙一監督(65)が率いる楽天との試合が 2試合有る。 5月19日,20日と同一カードだが、互いに手の内を知っている球団だけに負けは許されないだっろう。 5月19日,20日の借りを。ここで返す様に頑張って欲しい。
ガンバレ!阪神!我らのタイガース!
2012年度 日本生命セ・パ交流戦 試合日程は、次の所で調べることができます。
http://www.npb.or.jp/schedule/2012inter.html
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金本、史上 9人目通算1500打点!落合抜き最年長記録!されど、日本ハム戦4戦全敗…
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