●金本知憲監督(48)が22日、昨季 7勝から巻き返しを図る藤浪晋太郎投手(22)に、打者の懐を突く意識を強く求めた。虎では井川慶投手(37=現兵庫)以来の20勝& 200投球回へ。制球力を高めると同時に、打者に恐怖を与える“意図した荒々しさ”が鍵になる。もともと、潜在能力の高さで技術面をカバーしてきた投手だ。例えばルーキー時代は左足が極端に 3塁側に踏み出すインステップ投法だったが、それを修正しながら安定したフォームを模索。だが 4年目を終え、将の目には、やや“間違った方向”に進んでいるようにも映っていたという。昨季、自己ワースト 7勝に終わった藤浪は今、左腕で壁を作る新投法にチャレンジしている。投手の基本、アウトローだけじゃない。高めた制球力で、思い切り打者の内角をえぐれ! 金本監督自身、現役時代は何度も厳しく内角を突かれた。怖さ、そして打ち返す難しさは、誰よりも知っているからこそだ。大エースとなるべく、指揮官が示した道しるべ。相手が腰を引き、のけぞるような荒々しい攻めを狙ってできたとき、藤浪は完全覚醒する。
●米ハワイで楽天・美馬と合同自主トレを行っていた榎田大樹投手(30)が22日、鳴尾浜組に合流。今年初のブルペンに入り、37球を投げた。オフから右足を踏み出す際に、やや一塁方向へ突き出すフォームに改良。新フォームを固め、中継ぎの座をつかむ。
●藤川球児投手(36)が今季の新グラブに「不動心」の刺繍を入れたことが22日、明らかになった。過去には注目の的となっていた言葉の刺繍が2012年以来、 5年ぶりの復活。グラブ自体も2009年以前のモデルに改良を加えたリリーフ仕様に変更し、逆襲を図る。今季のテーマが定まった。藤川は覚悟を体現するため、封印していたグラブへのフレーズの刺繍を 5年ぶりに解禁。2017年の新しい“相棒”に「不動心」を刻んだ。米大リーグから 4年ぶりに虎に復帰した昨季は先発からスタート。途中から中継ぎ、抑えを務めたが46試合で 5勝 6敗 3セーブ、防御率4.60と不完全燃焼に終わった。37歳で臨む 2年契約最終年。周囲の雑音に惑わない。信じた道を歩む。そんな思いがにじみ出る。“火の玉ストレート”で勝利の方程式「JFK」の一角を担った頃に愛用したモデルをベースに改良。今年はリリーフ起用一本のため、近年採用していた縦型タイプから、人さし指や中指が親指側に曲がりやすい横型タイプに変えた。意図をザナックス社の担当者が説明した。今オフは股関節の柔軟性向上を目的に初動負荷トレーニングを導入し、“火の玉”復活を目指している。その取り組みを最大限に生かす最強のパートナーとともに、「不動心」で挑む。
●ドラフト 1位の大山悠輔内野手(22=白鴎大學)が22日、休日に大阪観光をしたことを明かした。この日は西宮市内で行われた新人合同自主トレに参加。前日21日はオフだったこともあり「電車に乗って大阪に行きました」と笑顔で話した。ただ、声を掛けられたか? と問われ「ないですね」と苦笑い。プレーで目立って知名度を上げる。大山悠輔内野手が22日、鳴尾浜で新人合同自主トレに参加。同じ茨城県出身で、この日千秋楽を迎えた大相撲初場所(両国国技館)で初優勝した大関稀勢の里(30)に負けない活躍で、地元をアピールすることを誓った。戦う場所も、現在の知名度も違えど、高みを目指す志は通じている。霰(あられ)も降った極寒の鳴尾浜で、打撃練習などで元気いっぱいに体を動かした大山が、目を輝かせた。前日21日、大関稀勢の里の初優勝をニュースで目にした。自身は茨城県下妻市出身で、稀勢の里は牛久市出身。愚直な姿勢を貫き、場所後の横綱昇進を確実にした同郷の先輩の姿と涙に、大きな力を得た。茨城県といえば、元関脇水戸泉(現錦戸親方)、元大関武双山(現藤島親方)、同雅山(現二子山親方)らを輩出し、現在も巡業が行われている相撲どころ。背番号「3」も幼少期から親しんできた。すでに内定済みの 1軍キャンプ切符は、23日の合同コーチ会議で正式決定する。球春到来。“横綱級”の活躍で地元茨城も、関西も盛り上げる。記事をまとめてみました。
内角をエグれ! 金本知憲監督が22日、昨季 7勝から巻き返しを図る藤浪晋太郎投手に、打者の懐を突く意識を強く求めた。虎では井川慶投手(37=現兵庫)以来の20勝& 200投球回へ。制球力を高めると同時に、打者に恐怖を与える“意図した荒々しさ”が鍵になる。
荒々しさ、の意味を勘違いしてはいけない。投げてみなきゃわからない…ではない。いかに相手にとって恐怖感が詰まった球を投げられるか。藤浪復活の鍵は内角球にあり-。金本監督が身ぶり手ぶりで説明した。
昨季は制球に苦しんだ藤浪晋太郎投手。指揮官は、ただ制球力をよくするだけではエースにはなれないと力説した
「ストライクゾーンだけでまとまるだけじゃなくて、コントロールがまとまってきたら、意図して荒々しさを出していくという意味で、ココ(胸元)にきっちりね」 もともと、潜在能力の高さで技術面をカバーしてきた投手だ。例えばルーキー時代は左足が極端に 3塁側に踏み出すインステップ投法だったが、それを修正しながら安定したフォームを模索。だが 4年目を終え、将の目には、やや“間違った方向”に進んでいるようにも映っていたという。
「荒々しさというのは、 1、 2年目と、だんだん薄れてきて、昨年は変な荒々しさになって…ストライクが入らないというね。ちょっと(ストライクを)取りにいって狙われて打たれた、という感じかな。そこをどう考えるかだと思うよ」
三田市内で講演に招かれた金本知憲監督
昨季、自己ワースト 7勝に終わった藤浪は今、左腕で壁を作る新投法にチャレンジしている。昨季の与四球70はリーグワースト。「ボール先行だと球数が増えて、イニングを投げさせられなくなる」。先発完投型として制球力向上を図るのは当然。その上で、あえてもうワンステップ求める。それが“意図した荒々しさ”というわけだ。
「バッターボックスの前のラインぐらいのところに、ある程度、計算して投げられるまで」
投手の基本、アウトローだけじゃない。高めた制球力で、思い切り打者の内角をえぐれ! 金本監督自身、現役時代は何度も厳しく内角を突かれた。怖さ、そして打ち返す難しさは、誰よりも知っているからこそだ。
厳しい内角攻めを受けた金本知憲監督の現役時代。その効果は誰よりも知る
「藤浪が投げるときは、中継ぎはお休みという計算ができるぐらいになってほしい。長いイニングを投げてくれたら、ベンチも助かる。ブルペンも助かる」
本人が目標に掲げている 200投球回について「そりゃ、そう」とうなずくと、20勝についても「(無謀な数字では)ないと思う」と断言した。2003年に20勝& 206回でリーグ優勝に貢献した井川のような働きを-。そのためにも、制球力と荒々しさの“二兎”を求めさせる。
「 1人が投げきるというね。 110球、 120球で完投してくれたら。いい投球をしてくれたら 1点差でも(守護神を出さずに)そのまま」
大エースとなるべく、指揮官が示した道しるべ。相手が腰を引き、のけぞるような荒々しい攻めを狙ってできたとき、藤浪は完全覚醒する。
★三田市で講演会
金本監督はこの日、兵庫・三田市内でベースボール・ファースト・リーグ(独立リーグ)の兵庫ブルーサンダーズ主催の講演会「阪神タイガースの2017年と若き挑戦者達へ」に出席した。元阪神コーチの続木敏之氏(58)が兵庫の監督を務めている縁で実現。今季から井川も練習生として加入したことについては「らしいね。俺も知らんかったけど」と話した。
米ハワイで楽天・美馬と合同自主トレを行っていた榎田が22日、鳴尾浜組に合流。今年初のブルペンに入り、37球を投げた。オフから右足を踏み出す際に、やや一塁方向へ突き出すフォームに改良。「足が前に出ていく意識です。去年からはフォームは変えています」。結果、よりダイナミックな動きとなり、視察した香田投手コーチも「リリースポイントが前になってボールが安定した」と評価。新フォームを固め、中継ぎの座をつかむ。
決意の復帰 2年目。藤川球児投手の新たなグラブが完成した
“火の玉グラブ”完成! 藤川球児投手が今季の新グラブに「不動心」の刺繍を入れたことが22日、明らかになった。過去には注目の的となっていた言葉の刺繍が2012年以来、 5年ぶりの復活。グラブ自体も2009年以前のモデルに改良を加えたリリーフ仕様に変更し、逆襲を図る。
今季のテーマが定まった。藤川は覚悟を体現するため、封印していたグラブへのフレーズの刺繍を 5年ぶりに解禁。2017年の新しい“相棒”に「不動心」を刻んだ。
「いま、人に言うことではないと思っているので。不言実行ですから」
なぜ、その言葉か-。球児は理由を語らなかった。ただ、辞典を開けば、こう記されている。
「他によって動かされることのない心。動揺することのない精神」
藤川球児投手の「不動心」グラブ(ザナックス社提供)
米大リーグから 4年ぶりに虎に復帰した昨季は先発からスタート。途中から中継ぎ、抑えを務めたが46試合で 5勝 6敗 3セーブ、防御率4.60と不完全燃焼に終わった。37歳で臨む 2年契約最終年。周囲の雑音に惑わない。信じた道を歩む。そんな思いがにじみ出る。
グラブ自体は原点回帰した。“火の玉ストレート”で勝利の方程式「JFK」の一角を担った頃に愛用したモデルをベースに改良。今年はリリーフ起用一本のため、近年採用していた縦型タイプから、人さし指や中指が親指側に曲がりやすい横型タイプに変えた。意図をザナックス社の担当者が説明した。
「横とじ(横型)グラブは握りつぶしやすいので、連動する右手に力が伝わります。過去のグラブを改めて分析した中で、2009年以前のモデルに改良を加えることが最適だと考えました」
2005年、「本塁打厳禁」グラブ
背番号「22」の手元にはすでに、デザインの異なる 4個のグラブが届いている。高知・安芸での自主トレ中に使い始め、「感触はいい」と手応えを得ているという。
球児にとって、言葉の刺繍は“専売特許”だ。優勝した2005年に初めて入れた「本塁打厳禁」を皮切りに、目標などを目につく親指部分に記し、それが、野球ファンの注目を集めた。今回、2012年の「Bonds」以来の文字には並々ならぬ決意があるのは確か。昨年12月の契約更改後の会見で力強く口にしていた。
「不動心をもって、突き進んでいきたい」
今オフは股関節の柔軟性向上を目的に初動負荷トレーニングを導入し、“火の玉”復活を目指している。その取り組みを最大限に生かす最強のパートナーとともに、「不動心」で挑む。
2006年、「細心而剛胆」グラブ
★昨季の藤川球児投手 首脳陣の意向でキャンプから先発調整。開幕も先発として迎えた。 4月 3日のDeNA戦(横浜)で初勝利( 6回無失点)も安定感を欠き、 5月 7日のヤクルト戦(甲子園)で 3回 5失点KO後はリリーフへ。同18日の中日戦(甲子園)で、日本では1341日ぶりにセーブを記録した。先発では 5合で 1勝 2敗、防御率6.12。リリーフでは38試合で 4勝 4敗、3S、10H、防御率3.58だった。
★不動心といえば… 元巨人、ヤンキースで活躍した松井秀喜氏(42)も大切にしている言葉。「不動心」(新潮新書)というタイトルの著書も出版。また元阪神監督の真弓明信氏(63)も座右の銘にしており、サインなどに添えている。
ドラフト 1位の大山悠輔内野手(22=白鴎大學)が22日、休日に大阪観光をしたことを明かした。
この日は西宮市内で行われた新人合同自主トレに参加。前日21日はオフだったこともあり「電車に乗って大阪に行きました。オフの時も野球のことを考えつつですけど、大阪の雰囲気を感じようと。私生活も勉強。機会があればいろんなところに行ってみたい」と笑顔で話した。
ただ、声を掛けられたか? と問われ「ないですね」と苦笑い。プレーで目立って知名度を上げる。
笑顔を見せながら室内でウォーミングアップする大山悠輔内野手=阪神鳴尾浜球場
“球界の横綱”を目指す! ドラフト 1位・大山悠輔内野手が22日、鳴尾浜で新人合同自主トレに参加。同じ茨城県出身で、この日千秋楽を迎えた大相撲初場所(両国国技館)で初優勝した大関稀勢の里(に負けない活躍で、地元をアピールすることを誓った。
戦う場所も、現在の知名度も違えど、高みを目指す志は通じている。霰(あられ)も降った極寒の鳴尾浜で、打撃練習などで元気いっぱいに体を動かした大山が、目を輝かせた。
「(稀勢の里関を)見習うというより、努力は当たり前のこと。その当たり前なことをどれだけ一生懸命やるかが成功の秘訣(ひけつ)だと思います。とことんやっていきたいです」
室内でトレーニングする大山悠輔内野手。同郷の星、稀勢の里の優勝に大きな刺激を受けた =阪神鳴尾浜球場
前日21日、大関稀勢の里の初優勝をニュースで目にした。自身は茨城県下妻市出身で、稀勢の里は牛久市出身。愚直な姿勢を貫き、場所後の横綱昇進を確実にした同郷の先輩の姿と涙に、大きな力を得た。
茨城県といえば、元関脇水戸泉(現錦戸親方)、元大関武双山(現藤島親方)、同雅山(現二子山親方)らを輩出し、現在も巡業が行われている相撲どころ。背番号「3」も「名前はわかりませんが、小さいときにお相撲さんとの写真があります」と、幼少期から親しんできた。
「同じ茨城県出身ですし、自分は野球でアピールしたいですね
第 2の故郷になる関西の知識を深めるべく、オフを利用して散策しているという22歳。すでに内定済みの 1軍キャンプ切符は、23日の合同コーチ会議で正式決定する。球春到来。“横綱級”の活躍で地元茨城も、関西も盛り上げる。
今シーズンは、全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め! ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
2016年 公式戦順位表
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