●福留孝介外野手(39)が第 2クール最終日の 9日の練習後、沖縄・読谷村内で若手を集めて、食事会を行った。主役は打撃投手ら球団スタッフ。球団関係者によると、裏方さんへの感謝の思いを伝えるために、主将が呼びかけた形で実現した。午後 6時半頃、宿舎近くの焼き肉店に若虎たちが集結した。 1月に予告していた福留食事会が、キャンプ 2度目の休日前夜に開催された。球団関係者の話を総合すると、参加者は若手と打撃投手ら球団スタッフら20人前後。福留が 1月中旬から声をかけていったメンバーだという。普段の練習をサポートしてくれる裏方さんに感謝の気持ちを伝え、慰労するというのが目的。裏方さんが支えてくれるから、パフォーマンスを発揮できる。福留は常にそう考えている。昨季終了後も段ボール箱に打撃用手袋を山盛りにして、球場関係者に渡した。
●右膝関節炎の影響で別メニュー調整の糸井嘉男外野手(35)が、第 2クール最終日の 9日、ダッシュを解禁。40メートルの距離を 4本走り抜け「大丈夫。全然いける」と振り返った。金本知憲監督(48)の指示で状態確認のため、試走。ジグザグダッシュもこなし、順調な回復をアピールした。無数のフラッシュ音が鳴り響く。力強く人工芝を踏みしめ、跳ねるように軽やかなフォーム。これが、糸井嘉男-。虎の背番号「7」が、“第一歩”を踏み出した。この日、 2月 1日から沖縄・金武町でキャンプ中のサッカーJ 1浦和の日本代表MF柏木陽介選手(29)、FW李忠成選手(31)が宜野座を訪問。ミッター解除の日まで、着実にステップを踏んでいく。
●新外国人エリック・キャンベル内野手(29=メッツ)がシートノックで初めて 1塁の守備位置に入った。 2塁の守備練習も志願しており「内野でも外野でもどこでも守る」と超意欲的。金本知憲監督は第 2クール最終日、今季も打線を固定できない見通しを明らかにした。オールラウンドの新助っ人が、 2年目金本阪神の切り札になる!!意外にうまい、といったら失礼になるか。雨模様の宜野座。ファーストミットを手にしたキャンベルが、中谷、原口とともに 1塁の定位置でノックをさばいた。昨シーズンも米で 2、 3試合守った経験があるそうで、この分でいけば近い将来、 2塁や外野でノックを受ける光景が見られそうだ。そして、この言葉ほど指揮官を喜ばせるものはない。金本監督は今季も日替わり打線になる見通しを明らかにした。現状でポジションが決まっているのは中堅・糸井、右翼・福留の 2カ所だけ。他のポジションはすべて未定。そうなった時、複数のポジションを守ってくれる選手がいてくれるほどありがたいことはない。日替わり打線導入のジョーカーは、まさかまさかの新助っ人だった。記事をまとめてみました。
阪神春季キャンプ( 9日、沖縄・宜野座)男気伝授!! 福留孝介外野手が第 2クール最終日の 9日の練習後、沖縄・読谷村内で若手を集めて、食事会を行った。主役は打撃投手ら球団スタッフ。球団関係者によると、裏方さんへの感謝の思いを伝えるために、主将が呼びかけた形で実現した。
午後 6時半頃、宿舎近くの焼き肉店に若虎たちが集結した。 1月に予告していた福留食事会が、キャンプ 2度目の休日前夜に開催された。
球団関係者の話を総合すると、参加者は若手と打撃投手ら球団スタッフら20人前後。福留が 1月中旬から声をかけていったメンバーだという。
メディシンボールを使って筋トレを行う福留孝介外野手(左は鳥谷敬内野手)。休日前夜、裏方 さんを慰労する福留会を開いた=沖縄・宜野座村球場ドーム
普段の練習をサポートしてくれる裏方さんに感謝の気持ちを伝え、慰労するというのが目的。キャンプイン直前「若い選手を連れて食事にいったりとか、朝から晩まで野球をやってもらう」と話していた。伝授するノウハウの第 1弾がスタッフへのねぎらいとは、いかにも福留らしい。
裏方さんが支えてくれるから、パフォーマンスを発揮できる。福留は常にそう考えている。昨季終了後も段ボール箱に打撃用手袋を山盛りにして、球場関係者に渡した。「よかったら、使ってください」。もちろんプレゼントされた側は感謝感激。「さすが、福留さん」とうなったという。
第 2クールを終えた福留は球場を離れる際、チームの雰囲気を問われると「鳥谷が元気だから、大丈夫でしょう」と同じ車に乗り込んだ鳥谷をイジった。それを聞いた鳥谷も乗って「イタタタ…」と右足を触り出す演技も。金本監督はナインの現状について「競争心というかライバル心をもってやっている」と目を細めるが、新主将の下、さらに明るく、厳しくなっている。
「無理してけがをしたら年寄りには響くからね。寒い。疲れた! 帰ろう!」
舌好調で第 2クールを締めた。
宜野座ドーム内でダッシュを再開した糸井嘉男外野手。ようやくスタートラインに立った=沖縄・宜野座村球場ドーム
右膝関節炎の影響で別メニュー調整の糸井嘉男外野手が、第 2クール最終日の 9日、ダッシュを解禁。40メートルの距離を 4本走り抜け「大丈夫。全然いける」と振り返った。金本知憲監督の指示で状態確認のため、試走。ジグザグダッシュもこなし、順調な回復をアピールした。
ついに、超人が走った。風速10メートル近くの強風が宜野座村野球場に吹き荒れた「2.9」。ドーム内にも“風”が駆け抜けた。無数のフラッシュ音が鳴り響く。力強く人工芝を踏みしめ、跳ねるように軽やかなフォーム。これが、糸井嘉男-。虎の背番号「7」が、“第一歩”を踏み出した。
「ちょっと(金本)監督に『確認してみろ』と言われていたんで。走っていなかったし、走って(状態が)どうなるかわからなかったから。全然いける。順調に来ていると思います」
ティー打撃の状態も上がってきた糸井嘉男外野手=沖縄・宜野座村球場ドーム
午後 1時15分。突如、ダッシュを解禁した。宜野座ドーム内でトレーニングだった投手陣のランニングメニューに参加。約40メートルの距離を軽く走った。全身のバネを使い、飛び跳ねるように軽快にダッシュ。 2往復 4本のショートダッシュに、カラーマーカーをかわしながらのジグザグ走行も 2本、披露した。
ティー打撃では 189スイングで力強くバットを振り、キャッチボールの距離も今キャンプ最長となる約70メートルまで伸びた。走る、打つ、投げる、すべてで状態は上向いており、糸井も「大丈夫。順調にいっています」とニヤリ。状態の確認を指示した金本監督も「『走れそう』というから。ただ、もともと走ることに関しては痛みはないみたいだけどね」と一安心だ。
沖縄でキャンプ中のサッカーJ 1浦和の柏木陽介選手(中)、李忠成選手(右)が糸井嘉男外野手を表敬訪問=沖縄・宜野座村球場ドーム
“足が命”の選手の存在も、刺激になったのかもしれない。この日、 2月 1日から沖縄・金武町でキャンプ中のサッカーJ 1浦和の日本代表MF柏木陽介選手、FW李忠成選手が宜野座を訪問。 4年前に相川(巨人)を通じて知り合った李に、糸井は「走る?」と声をかけた。「(糸井さんの方が)絶対速いでしょ!」と対決を遠慮した李は「相変わらず体が(筋肉で)四角いですね。体の使い方とか勉強になります」と独特の言い回しで絶賛した。
超人と初対面の柏木も「体がデカイと思った。いろんなスポーツと交流があるといいですね」と笑みを浮かべ、糸井も「(参考になることは)ありますね」と訪問を歓迎した。
スローイングも最長の70メートル。打って走って投げて復活の日が近づいてきた糸井嘉男外野手 =沖縄・宜野座村球場ドーム
10日は休日。11日からの第 3クールでも別メニュー調整が続く見通し。 2月中旬の本隊合流をひとつの目安にしていたが、完治最優先の方針で期限は設けない。「トレーナーが計画してやってくれている。それを信じて。プロフェッショナルやから任せてます」と信頼を寄せた。 すべては万全で 3月31日の広島との開幕戦(マツダ)に臨むため。トンネルの出口は見えている。帰り際、報道陣に「走れてた?」と確認しながら、ニヤッと笑った。リミッター解除の日まで、着実にステップを踏んでいく。 ☆糸井について阪神・本屋敷トレーナー 「問題がなければ上げていける。順調」
シートノックに 1塁で入り、軽快な動きを見せたエリック・キャンベル内野手。 1塁ミットを持ってもOKの上、 2塁での練習も志願=沖縄・宜野座村球場
新外国人エリック・キャンベル内野手(メッツ)がシートノックで初めて 1塁の守備位置に入った。 2塁の守備練習も志願しており「内野でも外野でもどこでも守る」と超意欲的。金本知憲監督は第 2クール最終日、今季も打線を固定できない見通しを明らかにした。オールラウンドの新助っ人が、 2年目金本阪神の切り札になる!!
意外にうまい、といったら失礼になるか。雨模様の宜野座。ファーストミットを手にしたキャンベルが、中谷、原口とともに 1塁の定位置でノックをさばいた。
「アメリカで何試合も一塁を守っている。たくさん出ているよ。基本的に日本でも米国でも、やることは一緒だ。サインプレーの種類は違う(日本のほうが多い)かもしれないけれど、同じようなことをやってきた。何の問題もないよ」
エリック・キャンベル内野手(中)はバントシフトも問題なくこなし、 3塁へ送球=沖縄・宜野座村球場
初めて 1塁を守った? と質問してくる報道陣をけげんそうに見渡した。 1塁と 3塁。 2つのポジションでの動きを披露した新助っ人に、どちらが好きか? と問うと、これも愚問と言わんばかりにニヤリ。
「内野でも外野でも、監督から言われたポジションを守るだけさ。私が決めることではない。どこでも守って、チームの勝利に貢献したい。それだけだよ」
優等生発言がウソでないことを、金本監督が明かした。 2塁を守る練習もしたい、と志願していたのだ。
「彼は器用な選手なんでね。外野も 2塁もやってみたいということなんで。いろんなポジションを守れたら、いろんな選択肢ができますから。積極的だから、都合がいいわね。やりやすい」
金本知憲監督は今季も日替わりオーダーを想定していることを明らかにした=沖縄・宜野座村球場
昨シーズンも米で 2、 3試合守った経験があるそうで、この分でいけば近い将来、 2塁や外野でノックを受ける光景が見られそうだ。
そして、この言葉ほど指揮官を喜ばせるものはない。金本監督は今季も日替わり打線になる見通しを明らかにした。
「相手投手によって固定されていないメンバーだから。何とか固定したいんだけど、そういう状況でもないんでね、ウチのチームは」
超変革元年の昨年は 143試合で 125通りのオーダーを組んだ。ことしも相手先発によって猫の目打線になりそうなことを示唆した。現状でポジションが決まっているのは中堅・糸井、右翼・福留の 2カ所だけ。他のポジションはすべて未定。そうなった時、複数のポジションを守ってくれる選手がいてくれるほどありがたいことはない。日替わり打線導入のジョーカーは、まさかまさかの新助っ人だった。
今シーズンは、全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め! ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
2017年春季キャンプ日程
2017年 公式戦 日程と結果(02月)
2017年 公式戦 日程と結果(03月)
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