● 1次リーグから 6連勝で準決勝進出を決めた日本・小久保裕紀監督(45)は勝利の余韻に浸る間もなく、気持ちを切り替えた。対戦の可能性があるのは、いずれも大リーガーをそろえた強豪。エースの菅野智之投手(27=巨人)を筆頭に、総力戦で準決勝に挑む。最初の難関をクリアした。「4大会目」で初めて無敗のまま準決勝に進出した小久保監督は、満面の笑みで選手、スタッフらとハイタッチした。チームは16日に渡米。アリゾナ州で練習試合を行った後、日本時間22日にドジャースタジアムでF組 2位と準決勝に挑む。対戦の可能性があるのは米国、ドミニカ共和国、プエルトリコ、ベネズエラ。いずれも強敵で、負けたら終わり。指揮官は試合後、すぐにミーティングを開き、気持ちを引き締め直した。準決勝は菅野の先発が予想され、自慢の中継ぎ陣を次々と送り込んで強力打線を封じる。青山学院大學時代に自身が出場した1992年バルセロナ五輪監督の山中正竹・日本代表強化委員(69)、2006年の「第1回大会」で日本を世界一に導いたソフトバンク・王貞治球団会長(76)、2009年に 2連覇を成し遂げた巨人・原辰徳前監督(58)の元へ足を運び、教えを請うた。日本人大リーガーを思うように招集できず、さらには投打の柱と期待した大谷翔平投手(22=北海道日本ハム)が大会前に右足首の故障で離脱。ピンチを乗り越えて米国行きの切符をつかんだ45歳は16日、若い侍たちを率いて決戦の地へ向かう。
●日本はイスラエルを 8- 3で下して 2次リーグE組で 3戦全勝とし、同組 1位で 4大会連続の準決勝進出を決めた。 0- 0の 6回に筒香嘉智外野手(25=DeNA)の先制ソロから一挙 5得点。 8回に 3点を奪って突き放した。E組のもう 1試合はオランダがキューバを下し、 2位で進出。日本は米ロサンゼルスで22日(現地時間21日)にF組 2位と準決勝を戦う。 4回まで毎回走者を出しながら、本塁が遠かった。嫌な空気が漂い始めた矢先、先頭の筒香がイスラエルの 2番手右腕、アクセルロッドが 1ボールから投じた 141キロの直球を強振。大歓声の中、打球はバックスクリーン右へ飛び込んだ。日本はこの回、主砲の一撃を突破口に松田宣浩内野手(33=ソフトバンク)の適時 2塁打などで一挙 5点。 8回にも、内川聖一外野手(34=ソフトバンク)の 2点 2塁打などで得点を重ねた。豪快にして繊細。プライベートでは酒が強く、『酒豪のゴウ』の異名をとる。 3連勝で 1次リーグ突破を決めた10日の中国戦後、先輩の小林誠司捕手(27=巨人)らを誘った。嶋基宏捕手(32=楽天)の離脱で“扇の要”を務める先輩も完敗の飲みっぷりで、コミュニケーションを深めた。日本は 4大会目で初めて、全勝で準決勝進出を決めた。前回大会では同じく全勝で突破したドミニカ共和国が勢いそのままに頂点に立っている。記事をまとめてみました。
WBC2次リーグE組(日本 8- 3イスラエル、15日、東京D)
さあ、決勝トーナメントだ!! 1次リーグから 6連勝で準決勝進出を決めた日本・小久保裕紀監督は勝利の余韻に浸る間もなく、「まずは準決勝。まともにいって、なかなか勝てない相手。だから何か手を打たないといけない」と気持ちを切り替えた。対戦の可能性があるのは、いずれも大リーガーをそろえた強豪。エースの菅野智之投手を筆頭に、総力戦で準決勝に挑む。
最初の難関をクリアした。「4大会目」で初めて無敗のまま準決勝に進出した小久保監督は、満面の笑みで選手、スタッフらとハイタッチした。
小久保裕紀監督(左)は、「第1回WBC」優勝監督でもあるソフトバンク・王貞治球団会長と握手。世界一へ、 2つ目の壁を越えた=東京ドーム
「次が一番難しい準決勝。なんとか乗り切って世界一になりたい。頑張ってきます」
チームは16日に渡米。アリゾナ州で練習試合を行った後、日本時間22日にドジャースタジアムでF組 2位と準決勝に挑む。対戦の可能性があるのは米国、ドミニカ共和国、プエルトリコ、ベネズエラ。いずれも強敵で、負けたら終わり。指揮官は試合後、すぐにミーティングを開き、気持ちを引き締め直した。
「パワーで対抗して勝てるとは思っていない。(正捕手の)小林を中心とした投手力でしっかり守りきりながら、隙を見つけて攻撃したい。投手陣で調子のいい投手をしっかり見極めます」
( 3月 7日)打線が14安打11得点と爆発。石川歩投手が 4回 1失点に抑え、守備陣も好守で助けた。=東京ドーム
準決勝は菅野の先発が予想され、自慢の中継ぎ陣を次々と送り込んで強力打線を封じる。
これから始まる厳しい戦いのために準備をしてきた。現役引退から 1年後の2013年10月、指導者の経験がないまま、代表監督に就任した。青山学院大學時代に自身が出場した1992年バルセロナ五輪監督の山中正竹・日本代表強化委員、2006年の「第1回大会」で日本を世界一に導いたソフトバンク・王貞治球団会長、2009年に 2連覇を成し遂げた巨人・原辰徳前監督の元へ足を運び、教えを請うた。
( 3月 8日)中田翔内野手が決勝弾。先発の菅野は 5回途中まで 1失点で、守護神・牧田和久投手までの継投もはまった。=東京ドーム
「勝ったら、その日のことを忘れて次の日に集中したのがよかった」。そして「こんなに本塁打が出るとは予測していなかった。本戦に入ってから非常にスイングが鋭くなった。効果的な本塁打も多かった。あとは隙があれば走れる」と手応えを得た。
「一番は自分が送り出した選手を信じること。自分が決めたことを信じて結果を待つだけ。まずは準決勝。そこに向けて準備したい」
日本人大リーガーを思うように招集できず、さらには投打の柱と期待した大谷(北海道日本ハム)が大会前に右足首の故障で離脱。ピンチを乗り越えて米国行きの切符をつかんだ45歳は16日、若い侍たちを率いて決戦の地へ向かう。
( 3月10日)小林誠司捕手の 2ランなどで着実に得点を重ねた。投手陣も危なげなく、無傷の 3連勝を飾った。=東京ドーム
☆第1回大会優勝監督のソフトバンク・王貞治球団会長
「これからではあるけど、まずはよかった。全勝突破はそれぞれ、みんなが持ち味を発揮したことが勝因でしょう。米国では楽に戦えると思う。米国にいくまでが大変なんだよ」
★決勝T展望
日本はひと足先にE組 1位通過が決定。準決勝ではF組 2位との対戦となるが、いずれも大リーガーがずらりと並ぶ手ごわい国がそろう。どこが勝ち上がっても、厳しい戦いとなるのは必至だ。 大会連覇をもくろむドミニカ共和国は日本同様に 1次リーグを 3戦全勝で突破したが、 2次リーグ初戦でベテラン捕手のモリーナ(カージナルス)、ロサリオ(ツインズ)らを擁するプエルトリコに黒星を喫した。それでも 3試合で驚異の打率 0.545と打ちまくるポランコ(パイレーツ)、カノやクルーズ(ともにマリナーズ)らの強力打線で、次のベネズエラ戦から巻き返しを狙う。 過去、決勝進出のない米国はドミニカ共和国に 5- 7で敗れたが 2位で 1次リーグを通過。投手陣に不安はあるが、打率 0.500のイエリチ(マーリンズ)、A・ジョーンズ(オリオールズ)らかつてない豪華なメンバー構成だけに、侮れない存在といえそうだ。
6回、本塁打を放った筒香嘉智外野手は出迎えた仲間と喜びを分かち合った=東京ドーム
世界一奪還まであと 2勝! 日本はイスラエルを 8- 3で下して 2次リーグE組で 3戦全勝とし、同組 1位で 4大会連続の準決勝進出を決めた。 0- 0の 6回に筒香嘉智外野手の先制ソロから一挙 5得点。 8回に 3点を奪って突き放した。E組のもう 1試合はオランダがキューバを下し、 2位で進出。日本は米ロサンゼルスで22日(現地時間21日)にF組 2位と準決勝を戦う。
0- 0の均衡を破ったのは、筒香のひと振りだった。 4回まで毎回走者を出しながら、本塁が遠かった。嫌な空気が漂い始めた矢先、先頭の筒香がイスラエルの 2番手右腕、アクセルロッドが 1ボールから投じた 141キロの直球を強振。大歓声の中、打球はバックスクリーン右へ飛び込んだ。
6回、本塁打を放った筒香嘉智外野手=東京ドーム
「(先発の)千賀(ソフトバンク)と( 2番手の)平野さん(オリックス)がいい流れを作ってくれたので、テンポよく打席に入ることができました」
日本はこの回、主砲の一撃を突破口に松田(ソフトバンク)の適時 2塁打などで一挙 5点。 8回にも、内川(ソフトバンク)の 2点 2塁打などで得点を重ねた。
4番は前日14日のキューバ戦で、 2打席連続適時打を含む 3安打。いずれも得点機に「欲を出さないように」と、中前へはじき返した。この日は流れを変える一撃がほしい場面で理想的な一発。小久保監督は「膠着(こうちゃく)した展開から 4番の筒香がね…。あの本塁打で打線がつながった」と、あらためて絶対の信頼を口にした。
豪快にして繊細。プライベートでは酒が強く、『酒豪のゴウ』の異名をとる。 3連勝で 1次リーグ突破を決めた10日の中国戦後、先輩の小林(巨人)らを誘った。嶋(楽天)の離脱で“扇の要”を務める先輩も完敗の飲みっぷりで、コミュニケーションを深めた。
ガッツポーズ、笑顔、ハイタッチ…。東京ドームでの戦いを 6戦全勝で終えた日本ナインは、喜びを全身で表した=東京ドーム
一方、打撃に関してはミクロの違いにこだわる。スパイクのわずかな歯のすり減りを気にして、 1カ月ごとに新調していた時期もある。バットのグリップについた松ヤニを拭き取る作業でも「ベンジンの水分でグリップが少し膨れる気がする」と揮発性が高いベンジンの僅かな「水分」を感じ取るほど、神経を研ぎ澄ませている。
日本は 4大会目で初めて、全勝で準決勝進出を決めた。前回大会では同じく全勝で突破したドミニカ共和国が勢いそのままに頂点に立っている。
16日に決戦の地・米国へ出発し、日本時間22日に準決勝に挑む。「( 6試合は)もう終わったこと。まだ戦いは続いていく。恐れる必要はない。人と人が対戦するので、負けを恐れずに思い切っていきたい」と筒香。豪快かつ繊細な主砲が、侍ジャパンを世界の頂へと導く。
試合に勝利し鈴木誠也外野手、青木宣親外野手と喜び合う筒香嘉智外野手=東京ドーム
◇データBOX◇
〔1〕筒香(DeNA)が今大会 3本目の本塁打。日本選手で 1大会 3本は最多タイで、2006年の多村仁(横浜)、今大会の中田翔(北海道日本ハム)に次いで 3人目。 1大会の個人最多は2006年に李承ヨプ(韓国)が放った 5本。
〔2〕筒香の本塁打でチーム本塁打数が10本となり、2006年にマークした日本チームの最多本数に並んだ。 1大会のチーム最多は、2009年にメキシコが記録した14本。
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2017年 公式戦 日程と結果(03月)
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