●鳥谷敬内野手(35)が敵地でのロッテ戦に「7番・3塁」で出場して、 3回の守備で 1塁へ悪送球し、先制点を献上した。オープン戦12球団ワーストタイの 5失策目。ベテランの度重なる守乱に、金本知憲監督(48)は呆れ、言葉を失った。31日の広島との開幕戦(マツダ)で 3塁を守るのは誰なのか、再び混沌としてきた。ヤバイ!予感がした。 3回二死 3塁。井口の打球が 3塁前へ転がる。処理する鳥谷の動きは見るからにぎこちない。 1塁送球は案の定、ワンバウンド。原口が捕球できずに痛恨のタイムリーエラー。またしても…。打ち取ったはずが失点になる最悪のパターン。ベンチのムードが一気に悪くなる。オープン戦13試合で 5失策はワーストタイ。ミスをしたのが、遊撃手でゴールデングラブを 4度獲得(2011年、2013~2015年)した「名手」だから、そのギャップが不満を増幅する。クールな背番号「1」は淡々と答えた。確かに昨季は 3塁を17試合守ったが、今年のキャンプでは遊撃一本。指揮官にも「 2塁も 3塁もすぐできます」と話していただけに、屈辱を一番感じているのは本人だろう。守備の崩壊の連鎖が止まらない。前日19日のヤクルト戦(神宮)では上本が 9回に 2失策。この日も 5回二死 2、 3塁で岩田が暴投。 2走・井上の生還まで許してしまった。昨季のチーム失策数「97」はリーグ最多。今季も16失策で12球団ワーストだ。鳥谷抜きに2017年猛虎の進撃はないはずだから。
●糸井嘉男外野手(35)がロッテ戦に「3番・DH」で出場し、中前打を放つなど 3打数 1安打。今季初めて速球を打ち返し、相手バッテリーも昨季のパ盗塁王をけん制する“本番モード”。超人から全開宣言が飛び出した。戦える。もう、戦っている。糸井はついに、けがも不安も何もかもを超えた「超人」になった。残すオープン戦は 5戦。中堅への打球が、その証明にもなる。打席のなかで状態を上げていく、というステージも突き抜け戦闘態勢だ。昨季のパ盗塁王とあって、ロッテバッテリーは何度もけん制。大きいリードで揺さぶり、頭から帰塁する“本番モード”もみせた。虎初盗塁をマークする絶好機だったが、それはまだ“もったいない”というものだ。 1月下旬に右膝関節炎と診断され、別メニューのキャンプを過ごしたのももう昔のことのようだ。開幕へ駆け出せる。それも勢いよく。
●新井良太内野手(33)がロッテ戦に途中出場し、 1号 2ランを放った。今季は 2軍キャンプスタートで、オープン戦12打席目で待望の一発。代打の切り札候補だが、金本知憲監督は「首の皮一枚つながりやがって」と“1軍延命弾”に笑ってみせた。豪快にバットを投げ飛ばした。白球はバックスクリーン左に着弾。新井は表情を緩めることなく、ダイヤモンドを一周した。意地の 1号 2ラン。 1軍生き残りをかけ、自慢のパワーを見せつけた。 1- 6の 9回だった。二死 1塁から 6番手・高野の直球をフルスイング。打球は虎党の待つ中堅左のスタンドに飛び込んだ。オープン戦12打席目で待望の 1号。金本監督は笑顔だが、一喜一憂してはいられない。2013年の開幕「4番」も、今は少ないチャンスで結果を出すしかない。掛布 2軍監督の指導の下、バットのヘッドを鋭く返すよう、フォームを改善。ひと冬を越え、光も見えてきた。試合後、ファンの「良太~!!」との声援に、控えめに頭を下げる背番号「32」。この風景、甲子園のお立ち台で見たい。
●開幕ローテーション確定とはいかなかった。それどころか、ローテ争いでやや後退か。先発した岩田稔投手(33)は 5回を 5安打 4失点(自責 3)と、ピリッとしなかった。立ち上がりは持ち味のゴロを打たせて取った。 3回に二死 3塁から鳥谷の適時失策で 1点を失ったが、 4回まで 1失点で粘った。だが、 5回だった。二死から 3番井口に四球を与え、そこからパラデス、井上の連打に暴投も加わり、 3失点。瀬戸際で踏ん張り切れなかった。 0勝 3敗に終わった昨年の悔しさを晴らしたい今季。開幕までに状態を上げ、ポジションをつかみ取りたい。記事をまとめてみました。
(オープン戦、ロッテ 6- 3阪神、20日、ZOZOマリンスタジアム(旧QVCマリンフィールド))
鳥よ、またか…。鳥谷敬内野手が敵地でのロッテ戦に「7番・3塁」で出場して、 3回の守備で 1塁へ悪送球し、先制点を献上した。オープン戦12球団ワーストタイの 5失策目。ベテランの度重なる守乱に、金本知憲監督は「どう言やいいんや」と呆れ、言葉を失った。31日の広島との開幕戦(マツダ)で 3塁を守るのは誰なのか、再び混沌としてきた。
ヤバイ! 予感がした。 3回二死 3塁。井口の打球が 3塁前へ転がる。処理する鳥谷の動きは見るからにぎこちない。 1塁送球は案の定、ワンバウンド。原口が捕球できずに痛恨のタイムリーエラー。またしても…。打ち取ったはずが失点になる最悪のパターン。ベンチのムードが一気に悪くなる。
虎党もゾゾ! 3回、 1塁へ悪送球した鳥谷敬内野手。コンバートも12球団ワーストタイの 5失策では…=ZOZOマリンスタジアム
「去年守っとったからな、 3塁は。スローイングか? まあ、そりゃ、どう言やいいんや」
鳥谷がまた 3塁守備で? 報道陣の問いかけに金本監督がいらだちながら、頭を抱えた。
「どう言やいいんや」
2度繰り返したその言葉に怒気がこもっていた。怒りを通り越した呆れ、と表現した方が正確か。
オープン戦13試合で 5失策はワーストタイ。ミスをしたのが、遊撃手でゴールデングラブを 4度獲得(2011年、2013~2015年)した「名手」だから、そのギャップが不満を増幅する。
またも守備でミスをした鳥谷に、ベンチの金本監督も言葉が出ない=ZOZOマリンスタジアム
悲しすぎる現実は、痛恨失策の直後だった。次打者の打球が再び 3塁へ転がる。スタンドの虎党がざわつく。「また、やるんじゃないか?」「大丈夫?」。ファンがそう感じてしまうほど。 4回のダフィーの 3塁線へのゴロも内野安打にしてしまった。
「慣れというか…。しっかり練習していかないといけない」
クールな背番号「1」は淡々と答えた。確かに昨季は 3塁を17試合守ったが、今年のキャンプでは遊撃一本。指揮官にも「 2塁も 3塁もすぐできます」と話していただけに、屈辱を一番感じているのは本人だろう。
鳥谷敬内野手の送球はワンバウンドになり、原口文仁内野手は手を伸ばすも捕れず=ZOZOマリンスタジアム
守備の崩壊の連鎖が止まらない。前日19日のヤクルト戦(神宮)では上本が 9回に 2失策。この日も 5回二死 2、 3塁で岩田が暴投。 2走・井上の生還まで許してしまった。昨季のチーム失策数「97」はリーグ最多。今季も16失策で12球団ワーストだ。
「内野全体がちょっとね。送球ミスもあるし。 3月(に入って)そういう不安面でノックを多めに(する)というので、わざわざ鳴尾浜まで(練習に)いったんだけど、成果が出てないというか。久慈コーチ、平田コーチにお願いします」
笛吹けど踊らぬ-。コンバートがスムーズに進まない状況が、指揮官のイライラを助長する。 手をこまねいているわけではない。この日、D 5位・糸原健斗内野手(JX-ENEOS)を 2軍に送り込んだ。21日から、開幕戦の舞台となるマツダスタジアムでのウエスタン 3連戦に出場させるためだ。 2、 3塁で安定感のある守備を続けるルーキーも有力候補。今はあらゆる手立てを講じて凌ぐしかない危機的状況だ。
5回、左安打を放った鳥谷敬内野手=ZOZOマリンスタジアム
ただ、阪神に鳥谷が欠かせないのは、誰もが分かっている。かつてフルイニング出場を続けていたベテランを、今季は 3塁( 2塁?)で…。鳥谷抜きに2017年猛虎の進撃はないはずだから。
◇鳥谷敬内野手の守備について阪神・久慈照嘉内野守備走塁コーチ
「俺に聞いても分からない。練習するしかない。ミスしたからじゃないけど、次に生かしてもらいたい。ああいう送球ミスは、チームとして減らさないと」
☆鳥谷敬内野手のオープン戦での失策VTR
2度目の 2塁スタメンとなった 8日のロッテ戦(甲子園)で 2失策。 4回に 1塁へ悪送球。 5回はゴロをファンブルして出塁を許した。12日の巨人戦(同)は今年初めて 3塁に就き、 3回に 3遊間への打球を 1塁へ悪送球。15日のオリックス戦(京セラD)も 2回、 3ゴロをファンブルした。
1回、中前へ快音を響かせた糸井嘉男外野手。開幕にいつでもいける!=ZOZOマリンスタジアム
いつでも開幕OK! 糸井嘉男外野手がロッテ戦に「3番・DH」で出場し、中前打を放つなど 3打数 1安打。今季初めて速球を打ち返し、相手バッテリーも昨季のパ盗塁王をけん制する“本番モード”。超人から「いつでもいけますよ」と、全開宣言が飛び出した。
戦える。もう、戦っている。糸井はついに、けがも不安も何もかもを超えた「超人」になった。残すオープン戦は 5戦。中堅への打球が、その証明にもなる。打席のなかで状態を上げていく、というステージも突き抜け戦闘態勢だ。
「状態なんて、 1年やっていたらいいときも悪いときもあるんで。一日一日が修正。いま、マックスに持っていっても成績が出るかどうか分からない。ただ、いつでもいけますよ」
1回、安打を放った糸井嘉男外野手=ZOZOマリンスタジアム
静かで、強い言葉だった。 5戦連続の実戦出場で、勝手知ったるパ・リーグの球場とあって守備には就かず。「3番・DH」に入った。 1回二死走者なしの第 1打席では先発のスタンリッジの 145キロにも振り負けず、中前へ運んだ。復帰後初の直球撃ちで、初めて 3打席に立ち、 3打数 1安打。金本虎にとってどこまでも頼もしい「開幕OK宣言」だ。
昨季のパ盗塁王とあって、ロッテバッテリーは何度もけん制。大きいリードで揺さぶり、頭から帰塁する“本番モード”もみせた。虎初盗塁をマークする絶好機だったが、それはまだ“もったいない”というものだ。
けん制に頭から戻る糸井嘉男外野手。“虎初盗塁”はお預けも、本番モード全開や=ZOZOマリンスタジアム
右膝関節炎から復帰し、走攻守の一つ一つの動きを実戦になじませてきた。前日19日のヤクルト戦(神宮)では「虎1号弾」も飛び出し、本屋敷トレーナーから「 100%の強度でできている。卒業ですね」と太鼓判を押された。
3月31日の広島戦(マツダ)でのシーズン開幕まで、21日でちょうどあと10日。ここからさらに戦える状態に仕上げる? いや、違う。全力で戦える体になり、スタートラインで武者震いしながら号砲を待っている。
「走る方は問題ないから、いつでもいける」
1月下旬に右膝関節炎と診断され、別メニューのキャンプを過ごしたのももう昔のことのようだ。開幕へ駆け出せる。それも勢いよく。
9回、 2点本塁打を放った新井良太内野手=ZOZOマリンスタジアム
新井良太内野手がロッテ戦に途中出場し、 1号 2ランを放った。今季は 2軍キャンプスタートで、オープン戦12打席目で待望の一発。代打の切り札候補だが、金本知憲監督は「首の皮一枚つながりやがって」と“1軍延命弾”に笑ってみせた。
豪快にバットを投げ飛ばした。白球はバックスクリーン左に着弾。新井は表情を緩めることなく、ダイヤモンドを一周した。意地の 1号 2ラン。 1軍生き残りをかけ、自慢のパワーを見せつけた。
「打ったのは真っすぐです。片岡さん(打撃コーチ)に低く強く打つということを言われてるので、それを体現できました。『上を向いて打ち上げないように』と」
待望の一発を放った新井良太内野手。バットを放り投げるパフォーマンスも=ZOZOマリンスタジアム
1- 6の 9回だった。二死 1塁から 6番手・高野の直球をフルスイング。打球は虎党の待つ中堅左のスタンドに飛び込んだ。オープン戦12打席目で待望の 1号。金本監督は「首の皮一枚つながりやがって」と笑顔だが、一喜一憂してはいられない。2013年の開幕「4番」も、今は少ないチャンスで結果を出すしかない。
11日に 1軍に合流して以降、主な起用は代打。正 3塁手や 1塁手の座を虎視眈眈と狙いつつ、与えられた機会をモノにしていくだけ。オープン戦 5試合で 8打数 2安打 4打点。いまは代打の切り札、狩野が 2軍でコンディションを整えている期間に、猛アピールする。そのために、昨秋から打撃を見直してきた。掛布 2軍監督の指導の下、バットのヘッドを鋭く返すよう、フォームを改善。ひと冬を越え、光も見えてきた。
新井良太内野手(左)を出迎えた金本知憲監督だが、「首の皮一枚つながりやがって」と手厳しい!?=ZOZOマリンスタジアム
「( 3月の)教育リーグぐらいからかな。『これかな』というコツをつかんできた。ヘッドの返し方をね」。片岡打撃コーチの助言も生かし、つかんだ 1つの結果。求めるモノは結果を積み重ねた先にある。
「『きょうがラストチャンス』と毎日思っているので、またあしたから気を引き締めてやっていきます」
試合後、ファンの「良太~!!」との声援に、控えめに頭を下げる背番号「32」。この風景、甲子園のお立ち台で見たい。
打球を処理する岩田稔投手。開幕ローテ入りに黄信号が灯った=ZOZOマリンスタジアム
開幕ローテーション確定とはいかなかった。それどころか、ローテ争いでやや後退か。先発した岩田は 5回を 5安打 4失点(自責 3)と、ピリッとしなかった。
「納得していない。抜け球が多くてそこを修正できなくて、 5回に出てしまった」
立ち上がりは持ち味のゴロを打たせて取った。 3回に二死 3塁から鳥谷の適時失策で 1点を失ったが、 4回まで 1失点で粘った。だが、 5回だった。二死から 3番井口に四球を与え、そこからパラデス、井上の連打に暴投も加わり、 3失点。瀬戸際で踏ん張り切れなかった。
「四球がすごいもったいなかった。点を取ってもらった後だったので」と反省。香田投手コーチも「 3アウトまで気を抜かないで投げてほしい」と厳しい言葉をかけ、開幕ローテ争いについては「何が起こるかわからないから、準備はしてもらわないと」と、微妙な言い回しだった。
0勝 3敗に終わった昨年の悔しさを晴らしたい今季。開幕までに状態を上げ、ポジションをつかみ取りたい。
今シーズンは、全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め! ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
2017年 公式戦 日程と結果(03月)
2017年 公式戦 日程と結果(04月)
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