●両先発がまずまずの立ち上がり。阪神岩貞祐太投手(25)は 3回を 1安打無失点。北海道日本ハム高梨裕稔投手(25)は 3回を 2安打無失点に抑えた。阪神が 4回に原口の左翼越え「4号ソロ」で先制。 5回には糸原健斗内野手(24=JX-ENEOS)の適時 2塁打で 1点を追加した。先発岩貞は 6回を 2安打無失点。阪神ラファエル・ドリス投手(29)は「3敗」目。金本知憲監督(49)が試合前練習のときに、北海道日本ハム・中田翔内野手(28)からあいさつされた。約 3分間、打撃ケージ裏で談笑。阪神は今オフのFA補強の方針をまだ固めていないが、今季終盤に中田が取得する見込みのFA権の行方には注目している。
●阪神「2番」上本博紀内野手(30)が今季 3度目の「猛打賞」をマークした。初回の 1打席目から左前打を放つと、その後も中前打、右前打と広角に打った。 4打席目も四球を選び、全打席で出塁。打率は 3割 3厘と大台に乗せた。
●高山俊外野手(24)が美技を披露した。 1点をかえされた直後の 7回一死 1、 2塁。代打・矢野の鋭い打球に猛ダッシュしてナイスキャッチ。前日 1日のロッテ戦では 1回の守備で風であおられた打球を捕り損ねていたが(記録は適時打)、名誉挽回の守備を見せた。打っても 5月21日のヤクルト戦(神宮)以来、今季 3度目の猛打賞。攻守に奮闘したが、敗戦に無言で引き揚げた。
●原口文仁捕手(25)が「4号先制ソロ」を放った。 4回一死、北海道日本ハム先発高梨の 2球目を強振。右打席から引っ張ったライナー性の打球は、切れることなく左翼ポール際に吸い込まれた。阪神は 6試合連続で先制点をあげることに成功した。あわてて走り出そうとしてやめた。左翼ポールの右、フェンスの向こうへ。原口らしい体に巻きつくようなスイングで、力強く運んだ。復活の24打席ぶり「4号弾ソロ」が、V弾となるはずだった。 1ボールからの 2球目。低めの 135キロにバットを伸ばし、弾丸ライナーでポール際へ押し込んだ。一発のみの 4打数 1安打で敗れ、悔しさの方が強く残った。マルチ安打は、 5月も 1度だけ。打ちまくって地位をつかみ、次こそ虎を勝たせる。
●顔面死球を受けていた鳥谷敬内野手(35)が完全復活だ。この日は前日 1日ロッテ戦までヘルメットに付けていたフェースガードを外し、負傷前の姿で甲子園の復帰先発に臨んだ。 4回、 1点を先制した直後に詰まりながらも中前へ落とすと、 6、 8回は右前にクリーンヒット。 4月 4日ヤクルト戦(京セラドーム大阪)以来、約 2カ月ぶりとなる今季 2度目の 3安打猛打賞をマークした。
●糸井嘉男外野手(35)が、移籍後初の「4番」に座った。今季は主に「3番・センター」での出場を任されていたが、この日は本来の「4番」福留が休養日。今季50試合目にして、「阪神第99代目」の「4番」を託された。 5回、二死 3塁の 3打席目に空振り三振を喫すると、 7回にも二死 1、 3塁で空振り三振。 9回も空振り三振で最終打者になった。
●再昇格し、先発した岩貞は 6回 1/3を 3安打 1失点と好投も「3勝」目ならず。試合後は肩を落とした。
●阪神の守護神ラファエル・ドリス投手がつかまって逃げ切りに失敗した。 2- 1と 1点リードの 9回。先頭レアードの内野安打から一死 2、 3塁とすると、中島卓にセフティースクイズを決められて同点。さらに代打松本に左翼線に勝ち越しの 2点適時打を浴びた。阪神は北海道日本ハムに 2- 4で逆転負け。 1点差の 9回に登板したラファエル・ドリス投手が、 3安打 3失点の背信投球。この日は広島が負けただけに、勝っていれば奪首だったのに…。試合後、クラブハウスへと向かう道中。その目は悔しさで充血していた。 5月28日のDeNA戦(甲子園)以来のマウンドだったが、責任を一身に背負った。 3失点は 4月29日の中日戦(甲子園)以来、今季 2度目。それからこの日まで 9試合連続無失点と抜群の安定感を誇り、リーグ最多の「17セーブ」。守護神として厚い信頼を得てきたが、この日はまさかの乱調となった。次回登板で、名誉挽回といく。記事をまとめてみました。
<日本生命セ・パ交流戦:阪神2-4北海道日本ハム>◇2日◇阪神甲子園球場
両先発がまずまずの立ち上がり。阪神岩貞は 3回を 1安打無失点。北海道日本ハム高梨は 3回を 2安打無失点に抑えた。
阪神が 4回に原口の左翼越え「4号ソロ」で先制。 5回には糸原の適時 2塁打で 1点を追加した。先発岩貞は 6回を 2安打無失点。
北海道日本ハムは 1点を追う 9回一死 2、 3塁から中島の犠打野選で同点。松本の 2塁打で勝ち越した。最後は増井が締め「3連勝」とした。
北海道日本ハム玉井が「1勝」目、増井は「10セーブ」目。阪神ドリスは「3敗」目。
試合前練習、談笑する金本知憲監督(左)と北海道日本ハム・中田翔内野手=阪神甲子園球場
金本監督が試合前練習のときに、北海道日本ハム・中田からあいさつされた。約 3分間、打撃ケージ裏で談笑。阪神は今オフのFA補強の方針をまだ固めていないが、今季終盤に中田が取得する見込みのFA権の行方には注目している。金本監督は会話の内容を問われると「(同じ大阪桐蔭高出身の西岡)剛の悪口をいっとったんや」とジョークを飛ばしていた。
1回表阪神無死、上本博紀内野手は左前打を放った=阪神甲子園球場
阪神「2番」上本が今季 3度目の「猛打賞」をマークした。初回の 1打席目から左前打を放つと、その後も中前打、右前打と広角に打った。 4打席目も四球を選び、全打席で出塁。打率は 3割 3厘と大台に乗せたが、チームの敗戦もあり、言葉を発することなく球場を後にした。
1回、高山俊外野手が安打を放った=阪神甲子園球場
高山が美技を披露した。 1点をかえされた直後の 7回一死 1、 2塁。代打・矢野の鋭い打球に猛ダッシュしてナイスキャッチ。前日 1日のロッテ戦では 1回の守備で風であおられた打球を捕り損ねていたが(記録は適時打)、名誉挽回の守備を見せた。打っても 5月21日のヤクルト戦(神宮)以来、今季 3度目の猛打賞。攻守に奮闘したが、敗戦に無言で引き揚げた。
2回表北海道日本ハム一死 1塁、大野奨太捕手の打球を前に出て捕球する左翼手高山俊外野手=阪神甲子園球場
高山俊外野手(24)が課題としていた守備で、前日のミスを取り返した。
2回一死 1塁、北海道日本ハム 7番大野の打球はレフトへ。左翼手の手前に落ちるかと思われた当たりを、高山が前進してスライディングキャッチした。 5月19日以来の登板となる先発岩貞を助ける好プレーに甲子園が沸いた。
高山は前日 1日のロッテ戦で飛球に対して猛チャージで前進するも、ZOZOマリンの風に苦しみ、あと 1歩のところで飛球を捕ることができず、失点につながっていた。
原口文仁捕手は 4回、左翼ポール際へ先制の「4号先制ソロ」を放った=阪神甲子園球場
原口文仁捕手が「4号先制ソロ」を放った。
4回一死、北海道日本ハム先発高梨の 2球目を強振。右打席から引っ張ったライナー性の打球は、切れることなく左翼ポール際に吸い込まれた。
「打ったのはストレート。 1打席目タイミングが早かったので、しっかり修正して打席に入りました。少しバットの先だったので切れずにいいところに飛んでくれました」。
阪神は 6試合連続で先制点をあげることに成功した。
4回、原口文仁捕手が本塁打を放った=阪神甲子園球場
あわてて走り出そうとしてやめた。左翼ポールの右、フェンスの向こうへ。原口らしい体に巻きつくようなスイングで、力強く運んだ。復活の24打席ぶり「4号弾ソロ」が、V弾となるはずだった。
「 1打席目はタイミングが早かったので、修正して打席に入りました。少しバットの先だったので、切れずにいいところに飛んでくれました」
0- 0の 4回一死。北海道日本ハム先発の昨季パ・リーグ新人王、高梨を打ちあぐねていたが、ついに捕まえた。遊ゴロに倒れた第 1打席の反省を胸に打席へ。「ポイントを近くしました。それで飛んでくれた」。 1ボールからの 2球目。低めの 135キロにバットを伸ばし、弾丸ライナーでポール際へ押し込んだ。
4回裏阪神、先制の左越え本塁打を放った原口文仁捕手=阪神甲子園球場
5月17日の中日戦(甲子園)以来16日ぶり、出場10試合ぶりのアーチ。前カードのロッテ戦(ZOZOマリン)での出番は前日 1日に代打で凡退した 1打席のみで、 4試合ぶりの「5番・1塁」での先発出場だった。なかなか状態を上げられずベンチを温める日々が続いたが、悔しさをバットに込めて結果に変えた。
この日は福留の今季 4度目の「休養日」だったが、 4番は糸井だった。昨季は 5度、今季もシーズン序盤に 2度、代役を任されたのは原口だったが、中谷の台頭を許したばかりか、超人の力に“頼る”ことになってしまった。今度こそ、この一発をきっかけとし「大砲候補」から真の大砲へ脱皮してみせる。
「 2、 3本出せるようにしないといけない。もう少しのところ。ミスショットしないようにしたい。ファウルで粘れてはいるので、ヒットにできるようにしたい」
一発のみの 4打数 1安打で敗れ、悔しさの方が強く残った。マルチ安打は、 5月も 1度だけ。打ちまくって地位をつかみ、次こそ虎を勝たせる。
6回、安打を放った鳥谷敬内野手=阪神甲子園球場
顔面死球を受けていた鳥谷敬内野手が完全復活だ。
この日は前日 1日ロッテ戦までヘルメットに付けていたフェースガードを外し、負傷前の姿で甲子園の復帰先発に臨んだ。
4回、 1点を先制した直後に詰まりながらも中前へ落とすと、 6、 8回は右前にクリーンヒット。 4月 4日ヤクルト戦(京セラドーム大阪)以来、約 2カ月ぶりとなる今季 2度目の猛打賞をマークした。「(フェースガードが外れ)なければない方がいいので」と話した。鳥谷は 5月24日巨人戦(甲子園)の 5回、吉川光の投球が顔面に直撃し、鼻骨を流血骨折していた。翌25日から鼻を覆うフェースガードでプレー。その後、ヘルメットに付けるタイプに切り替えていた。
9回裏阪神一死、猛打賞となる右前打を放った鳥谷敬内野手=阪神甲子園球場
鳥谷が 4月 4日のヤクルト戦(神宮)以来となる今季 2度目の 3安打猛打賞。「ラッキーな当たりもあったので」と話したが、休養のため福留を欠く打線で、存在感を見せつけた。さらに 5月24日の巨人戦(甲子園)で死球による鼻骨骨折から、初めて特注ヘルメットを外して打席へ。「なければない方がいい」とサラリ。逆転負けの中での好材料だった。
1回裏阪神二死 1塁、中飛に倒れた「4番」糸井嘉男外野手=阪神甲子園球場
糸井嘉男外野手が、移籍後初の「4番」に座った。
今季は主に「3番・センター」での出場を任されていたが、この日は本来の「4番」福留が休養日。今季50試合目にして、「阪神第99代目」の「4番」を託された。
9回裏阪神二死 1、 3塁、糸井嘉男外野手は好機に空振り三振で試合終了=阪神甲子園球場
移籍後初の「4番」を務めた糸井嘉男外野手は 5打数無安打、 3三振だった。
5回、二死 3塁の 3打席目に空振り三振を喫すると、 7回にも二死 1、 3塁で空振り三振。 9回も空振り三振で最終打者になった。糸井は「僕が打っていれば、ですね」と話した。
投球する先発の岩貞祐太投手=阪神甲子園球場
再昇格し、先発した岩貞は 6回 1/3を 3安打 1失点と好投も「3勝」目ならず。試合後は「投球の内容としては継続していきたいと思えるものでしたが、 7回まで投げきれていないので…。先発としてあとアウト 2つくらいとりたかったです」と肩を落とした。課題とされていた立ち上がりをしっかり抑えるなどファームでの調整の成果を証明。金本監督は「意味のある抹消期間にしてくれて、次にめどが立った」とうなずいた。
9回表北海道日本ハム一死 2塁、北海道日本ハムに勝ち越しを許し、ぼうぜんとする守護神ラファエル・ドリス投手=阪神甲子園球場
阪神の守護神ラファエル・ドリス投手がつかまって逃げ切りに失敗した。
2- 1と 1点リードの 9回。先頭レアードの内野安打から一死 2、 3塁とすると、中島卓にセフティースクイズを決められて同点。さらに代打松本に左翼線に勝ち越しの 2点適時打を浴びた。ドリスは「自分としては切り替えてやれることをやっていきます」と悔しさをにじませた。
ラファエル・ドリス投手(左)は四球でピンチを広げ、中島のスクイズで同点に追いつかれた=阪神甲子園球場
阪神は北海道日本ハムに 2- 4で逆転負け。 1点差の 9回に登板したラファエル・ドリス投手が、 3安打 3失点の背信投球。この日は広島が負けただけに、勝っていれば奪首だったのに…。守護神はリーグ最多の「17セーブ」をあげており、たまたまの乱調と信じたい。次はピシッと抑えてや!
9回。スクイズを決められて同点に追いつかれると、ドリスの表情がみるみるこわばった。次第に大きくなっていく甲子園のざわめきのなか、必死に腕を振ったが、動揺を隠しきれなかった。
「登板間隔があいたところもあったが、結局は自分の投球ができなかったです」
ドリス投手は四球でピンチを広げ、中島卓也内野手のスクイズで同点に追いつかれる=阪神甲子園球場
試合後、クラブハウスへと向かう道中。その目は悔しさで充血していた。 5月28日のDeNA戦(甲子園)以来のマウンドだったが、責任を一身に背負った。
1点リードでマウンドに上がった。先頭のレアードに初球を強振され、遊撃内野安打を許す。続く大田にはストレートの四球。大野に犠打を決められて一死 2、 3塁となった。ここで中島にスクイズを決められて同点。さらに代打・松本の 3塁線を破る勝ち越し 2点 2塁打を浴びた。
3失点は 4月29日の中日戦(甲子園)以来、今季 2度目。それからこの日まで 9試合連続無失点と抜群の安定感を誇り、リーグ最多の「17セーブ」。守護神として厚い信頼を得てきたが、この日はまさかの乱調となった。
9回、北海道日本ハム・松本剛外野手に適時 2塁打を浴びたラファエル・ドリス投手=阪神甲子園球場
香田投手コーチは「彼もずっと頑張ってきてくれていた」と前置きしたうえで、大田への四球について「大いに反省してもらいたい。 1点を争う試合をしているから。ミスをしてはいけない」と指摘。金本監督は「追加点がとれなかったということもあるんだけど、逆にあの(ドリスを投入する勝ち)パターンで負けたら、ショックは確かにあるけど。ま、仕方がないというところもある」と複雑な胸中を口にした。
チーム一、陽気な性格の持ち主。「切り替えて、自分のできることをやっていきたい」と絞り出した。ここまで築き上げてきた実績は、一度の失敗くらいで揺らぐものではない。次回登板で、名誉挽回といく。
全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め! ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
2017年 公式戦 順位表
2017年 公式戦 日程と結果(06月)
2017年 公式戦 日程と結果(07月)
日本野球機構(NPB)は 4月28日、オールスターゲームの新しい冠協賛社が、就職活動サイトなどを運営するマイナビに決まったと発表した。契約は2019年まで。正式名称は「マイナビオールスターゲーム2017」となり、第 1戦は 7月14日午後 7時からナゴヤドームで、第 2戦は同15日午後 6時からZOZOマリンで行われる。
2008年から冠協賛社だったマツダは昨季限りで契約満了となった。
ファン投票は 5月16日から 6月18日まで公式戦開催球場、はがき、パソコン・スマートフォンおよび携帯電話によって行われ、最終結果は 6月26日、選手間投票の結果は同29日、監督推薦を含む最終メンバーは 7月 3日に発表される。
入場券の購入方法などは、NPBの公式サイトhttp://npb.jp/で。
◇公式戦全試合実況速報 公式戦全試合をテキスト速報!タイガース迂遠実況で応援気分を盛り上げます。ほかにも対戦中の選手の成績が」一目で分かる「観戦モード」も必見!
◇現場からお届け!トラ番LIVEニュース 主催試合時は、現場から直接ニュースを配信! タイガース情報をどこよりもはやく、そうして細やかに。「生」の情報もお届けします!!
※阪神戦を見るなら「虎テレ TORATELE 」だ!交流戦全24試合放送します!
阪神タイガース主催試合をスマートフォンでご覧いただける公式動画配信サービスです。 プレイボール(※)からヒーローインタビューまで見ることができる「ライブ中継」や、見たいシーンを検索することができる「シーン検索」、ファンのみなさんの感情が反映される「熱狂メーター!!」など、様々なコンテンツを搭載した新感覚の動画配信サービスです。
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視聴価格:月額会員 630円、 1試合視聴 210円
虎テレは、Andoroid2.3.4以降、iOS5以降に対応しております。バージョンが上記未満の方はバージョンアップを実施してください。
※らくらくスマートフォンには対応しておりません。
どんな相手にも立ち向かう。どんな局面でも己の限界にトライする。
その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。
そうした強い思いをスローガンとして表現しています。
※このスローガン・デザインは、2017年のシーズンロゴとしても展開して参ります。