●中日は初回、アレックス・ゲレーロ外野手(30)の左前打で 1点先制。その後の一死満塁は生かせず。阪神も序盤から得点圏に走者を送った。中日大野雄大投手(28)は丁寧な投球でアウトを重ねた。中日が継投で逃げ切り「3連勝」。 6回まで投げた大野投手が「2勝」目。田島慎二投手(27)が「21セーブ」目。阪神はランディ・メッセンジャー(35)を援護できず「7連敗」。メッセンジャーは「4敗」目。阪神が金本知憲監督(49)の就任後、ワーストタイとなる「7連敗」を喫した。打線の低迷が深刻だ。この日は福留孝介(40)に休養を与え、ルーキーの大山悠輔内野手(22=白鴎大)をプロ初先発させるなど、テコ入れを図ったが、状況は打開できなかった。 2戦連続で無得点。42イニング連続でタイムリーがない。金本監督は厳しい表情を見せた。首位広島とのゲーム差も今季最大の「6.5」に開いた。
●金本政権初の屈辱だった。この日も「0」が 9個並んだ。手を変え品を変えても、効果なし。金本監督は深いため息をつきながら会見場にきた。大なたを振るった。積極的休養をとらせた福留だけではなく、高山をスタメンから外した。「1番」には今季初の俊介、「4番」には 2度目の中谷を抜てき。鳥谷敬内野手(36)を今季初の「5番」に座らせた。さらに「6番・1塁」にドラフト 1位・大山を書き込み、プロ初の先発出場。“劇薬”を投入することで、従来のメンバーの競争意識を高める狙いもあったはずだが…。 4度の得点圏を生かせず2015年 7月以来、 2年ぶりの2戦連続無得点負け。しかも 3塁さえ踏めず。片岡篤史打撃コーチ(47)もザンゲするしかなかった。指揮官は、苦しむ超人の改善点を問われると言葉を濁した。笛を吹けども選手が踊れない。試合途中、左翼席の応援団からは「気合を入れろ! タイガース!」というかけ声が、何度も飛んだ。デッドラインとなった。試合のなかった首位広島とは今季最大「6.5ゲーム」差。球団史上、過去「5度」のリーグ優勝で逆転できた最大差が、この数字(1964年、大洋との「6.5差」)。大阪から急きょ観戦に訪れた坂井信也オーナー(69=阪神電気鉄道代表取締役会長)も、足早に無言で帰路についた。連敗は昨季のワーストと並ぶ「7」となった。金本監督は憔悴しきっていた。いつ脱出するのか。地獄のナゴヤを教訓とするしかない。
●阪神先発ランディ・メッセンジャーが初回にいきなり 4連打されて先制点を許した。初回一死 1、 2塁で中日 4番ゲレーロに左前適時打を許して失点。「6連敗」で迎えた一戦だけに、敵地に駆けつけた虎党は「気合を入れろタイガース!」と、一喝するなど、ナゴヤドームには異様な空気が漂っていた。メッセンジャーは、今季ここまで「7勝」とセ・リーグトップタイの勝ち星を挙げている。メッセンジャーが 7回 2失点と踏ん張るも、味方の援護なく「4敗」目を喫した。初回一死 1、 2塁で中日 4番ゲレーロに先制となる左前適時打を許した。この日は 9安打を浴びながらも要所を締め、踏ん張った。 7回 2失点。今季ワーストタイ 9安打を浴びながら、 8度目のQS(クオリティースタート( 6回以上で自責点「3」以下))をマークした。勝てばハーラー単独トップの「8勝目」だったが…。打線の援護がなく、自身「2連敗」で「4敗」目。エースだからこそ-。メッセは必ず、期待に応えてくれるはずだ。
●中谷将大外野手(24)が 5月28日DeNA戦(甲子園)以来となる、今季 2度目の「4番」起用された。福留が休養の意味もあり先発を外れ、代役「4番」となった。チームは 2試合連続で無得点に終わったが、前を向くしかない。
●頼みの糸井嘉男外野手(35)は 3試合連続、16打席ノーヒットに終わった。 1点を追う 3回二死 2塁では、カウント 2- 0から空振り三振。さらに 0- 2の 8回二死 2塁では、岩瀬の外角変化球を引っかけ遊ゴロに倒れた。
●ドラフト 1位大山悠輔内野手はプロ初スタメンも 2打数無安打と奮わなかった。「6番・1塁」で出場し、 2回一死 2塁の場面で迎えた 1打席目は四球を選んでチャンスを拡大。ところが 4回の 2打席目は、 2球で追い込まれて真ん中の 3球目直球をミスショットして右飛に、 7回も又吉克樹投手(26)の内角球に詰まって遊ゴロに倒れた。 9回一死 1塁の場面で代打を送られてベンチに下がった。慣れない 1塁守備は無難にこなしたものの、唇を噛んだ。記事をまとめてみました。
<中日 2- 0阪神>◇29日◇ナゴヤドーム
中日は初回、ゲレーロの左前打で 1点先制。その後の一死満塁は生かせず。阪神も序盤から得点圏に走者を送った。
中日大野は丁寧な投球でアウトを重ねた。中日は 4回無死 3塁と、 6回一死 3塁のチャンスで追加点を奪えなかった。
中日が継投で逃げ切り「3連勝」。 6回まで投げた大野が「2勝」目。田島が「21セーブ」目。阪神はメッセンジャーを援護できず「7連敗」。メッセンジャーは「4敗」目。
完封で「7連敗」となり厳しい顔で引き揚げる金本知憲監督=ナゴヤドーム
阪神が金本知憲監督の就任後、ワーストタイとなる「7連敗」を喫した。
打線の低迷が深刻だ。この日は福留に休養を与え、ルーキーの大山をプロ初先発させるなど、テコ入れを図ったが、状況は打開できなかった。 2戦連続で無得点。42イニング連続でタイムリーがない。
金本監督は「もちろん、苦しいよ。見ての通り。このメンバーしかいないんだから」と厳しい表情を見せた。首位広島とのゲーム差も今季最大の「6.5」に開いた。
7回、戦況を見守る金本知憲監督(右)と片岡篤史打撃コーチ(背中は、平田勝男チーフ兼守備走塁コーチ)=ナゴヤドーム
金本政権初の屈辱だった。この日も「0」が 9個並んだ。手を変え品を変えても、効果なし。金本監督は深いため息をつきながら会見場にきた。
「う~ん。見ての通りですわ。苦しいけど、今、このメンバーしかいないんだから」
大なたを振るった。積極的休養をとらせた福留だけではなく、高山をスタメンから外した。「1番」には今季初の俊介、「4番」には 2度目の中谷を抜てき。鳥谷を今季初の「5番」に座らせた。さらに「6番・1塁」にドラフト 1位・大山を書き込み、プロ初の先発出場。“劇薬”を投入することで、従来のメンバーの競争意識を高める狙いもあったはずだが…。
4度の得点圏を生かせず2015年 7月以来、 2年ぶりの2戦連続無得点負け。しかも 3塁さえ踏めず。片岡打撃コーチも「 3連戦で 1点しかとれていない。投手は頑張っているのに助けられなくて申し訳ない」とザンゲするしかなかった。
大山悠輔内野手を「6番」に抜てきするなど大幅にテコ入れしたスタメン=ナゴヤドーム
完全な“バテ虎”だ。 1年を通じて戦った経験がない若手が多いとはいえ、ここぞの場面で、仕事ができない。ケース打撃を要する場面で転がせない。ファーストストライクを簡単に見逃してしまう。さらに、引っ張っていって欲しい糸井も16打席連続無安打…。
指揮官は、苦しむ超人の改善点を問われると「う~ん…まぁ…ちょっとね」と言葉を濁した。笛を吹けども選手が踊れない。試合途中、左翼席の応援団からは「気合を入れろ! タイガース!」というかけ声が、何度も飛んだ。
デッドラインとなった。試合のなかった首位広島とは今季最大「6.5ゲーム」差。球団史上、過去「5度」のリーグ優勝で逆転できた最大差が、この数字(1964年、大洋との「6.5差」)。大阪から急きょ観戦に訪れた坂井オーナーも、足早に無言で帰路についた。
試合が終わり、金本知憲監督(中央)は厳しい表情でベンチを後にした=ナゴヤドーム
「先発がずっと試合を作ってくれているから。野手はほんと、いつかちゃんとアレ(恩返し)していかないと。(投手に)貸しができているから」
連敗は昨季のワーストと並ぶ「7」となった。42イニング連続適時打なし。金本監督は憔悴しきっていた。せめて、 1点でも返せていれば、また違ったはず…。いつ脱出するのか。地獄のナゴヤを教訓とするしかない。
◇データBOX◇
◎…鳥谷の「5番」は今季初で、昨年 4月29日のDeNA戦(甲子園)以来(今季はここまで「6番」で56試合、「7番」で 6試合)。昨季は「5番」で 6試合に出場し、打率 0.400(20打数 8安打)、 1本塁打、 7打点。
◎…中谷の「4番」は 5月28日のDeNA戦(甲子園)以来、 2度目。
1回、阪神先発のランディー・メッセンジャー投手=ナゴヤドーム
阪神先発ランディ・メッセンジャーが初回にいきなり 4連打されて先制点を許した。
初回一死 1、 2塁で中日 4番ゲレーロに左前適時打を許して失点。「6連敗」で迎えた一戦だけに、敵地に駆けつけた虎党は「気合を入れろタイガース!」と、一喝するなど、ナゴヤドームには異様な空気が漂っていた。
メッセンジャーは、今季ここまで「7勝」とセ・リーグトップタイの勝ち星を挙げている。
1回裏中日一死 1、 2塁、アレックス・ゲレーロ外野手の左前先制適時打で荒木雅博内野手 の生還を許したランディー・メッセンジャー投手=ナゴヤドーム
先発したランディ・メッセンジャーが 7回 2失点と踏ん張るも、味方の援護なく「4敗」目を喫した。
初回一死 1、 2塁で中日 4番ゲレーロに先制となる左前適時打を許した。この日は 9安打を浴びながらも要所を締め、踏ん張った。「状態は良かった。ここというところで投げたいところに投げられた」と淡々と振り返った。
香田投手コーチは「なんとか試合を作ってくれた」としつつも「厳しい言い方をすると投手が点を取られなかったら勝つんだから、粘って先取点をやらないようにしないといけない」と注文をつけた。
1回、中日・ゲレーロに適時打を打たれ冴えない表情の先発のランディー・メッセンジャー=ナゴヤドーム
報道陣の質問に何度もうなずきながら、メッセンジャーが真っ赤な顔に悔しさをにじませた。試合は作った。だが、勝てなかった。
「クオリティースタート( 6回以上で自責点「3」以下、QS)はできた。状態もよかった。ここぞというときには投げたいところに投げられたし、疲れもなかった。たくさん安打は打たれたけど、状態としてはよかった」
1回、中日・森野将彦内野手の打球を見失いぼうぜんのランディー・メッセンジャー投手=ナゴヤドーム
7回 2失点。今季ワーストタイ 9安打を浴びながら、 8度目のQSをマークした。勝てばハーラー単独トップの「8勝目」だったが…。打線の援護がなく、自身「2連敗」で「4敗」目。香田投手コーチは「なんとか粘って試合は作ってくれた」と評価しつつ、「厳しい言い方をすると、投手が点を与えなければ負けることはない」と続けた。
7回裏中日二死 3塁、大島洋平外野手に左前に適時打を浴びたランディー・メッセンジャー投手=ナゴヤドーム
点を奪えないのであれば耐えるしかない。チームは「7連敗」中すべて先制点を許し、うち 5度が初回失点。助っ人も前回23日の広島戦(マツダ)から 2試合連続で立ち上がりに失点。同コーチは「味方が点を取るまで、先取点を与えず、粘って欲しい」と求めた。 エースだからこそ-。メッセは必ず、期待に応えてくれるはずだ。
2回表阪神無死、右前安打を放った中谷将大外野手=ナゴヤドーム
中谷将大外野手が 5月28日DeNA戦(甲子園)以来となる、今季 2度目の「4番」起用された。
福留が休養の意味もあり先発を外れ、代役「4番」となった。第 1打席で右前打を放ち、この日は 3打数 1安打。
「次しっかり頑張ります」。チームは 2試合連続で無得点に終わったが、前を向くしかない。
1回に遊ゴロに倒れた糸井嘉男外野手。この日も快音は響かなかった=ナゴヤドーム
頼みの糸井は 3試合連続、16打席ノーヒットに終わった。 1点を追う 3回二死 2塁では、カウント 2- 0から空振り三振。さらに 0- 2の 8回二死 2塁では、岩瀬の外角変化球を引っかけ遊ゴロに倒れた。試合後は「何とか 1本出るように頑張ります」と一言。切り替えていくかという問いに「そうですね」と答え、バスに乗り込んだ。
4回表阪神二死、大山悠輔内野手は右飛に倒れた=ナゴヤドーム
阪神ドラフト 1位大山悠輔内野手はプロ初スタメンも 2打数無安打と奮わなかった。「6番・1塁」で出場し、 2回一死 2塁の場面で迎えた 1打席目は四球を選んでチャンスを拡大。ところが 4回の 2打席目は、 2球で追い込まれて真ん中の 3球目直球をミスショットして右飛に、 7回も又吉の内角球に詰まって遊ゴロに倒れた。
9回一死 1塁の場面で代打を送られてベンチに下がった大山は「結果がすべてなので」と悔しがった。
大山悠輔内野手は 7回、バットをへし折られて遊ゴロに倒れた=ナゴヤドーム
D 1位・大山悠輔内野手が「6番・1塁」でプロ初のスタメン出場。ここまで代打で 2打席立ち、 2三振だった中で“起爆剤”として期待されたが…。 2回一死 2塁の第1打席で四球を選び、プロ 3打席目にして初出塁したが、あとの 2打席は凡退。慣れない 1塁守備は無難にこなしたものの、「結果がすべてなので。(課題は)たくさんあります」と唇を噛んだ。
竜に 3タコは非常に痛い!今後の試合展開次第では、例年通りの結果に終わることも考えられて仕方ない。
全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め! ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
2017年 公式戦 順位表
2017年 公式戦 日程と結果(06月)
2017年 公式戦 日程と結果(07月)
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