●先発はDeNA濱口遥大(22)、阪神ランディ・メッセンジャー(35)。阪神は 2回、梅野隆太郎捕手(26)の犠飛で先制。DeNAは 3回、一死満塁で筒香嘉智外野手(25)を迎えるも無得点。DeNAは 4回、梶谷隆幸外野手(28)の 2点適時 2塁打で逆転。 5回には石川雄洋内野手(30)が「2号ソロ」を放ち追加点。メッセンジャーは 5回 126球で降板。DeNAは今季初の「5連勝」。 2位阪神とのゲーム差を「1」に縮めた。阪神メッセンジャーは「5敗」目。
●福留孝介外野手(40)が 4回の守備で、梶谷のライナー性の打球を後逸。逆転の 2点 2塁打とされてしまった。 1- 4で敗れ、連勝は「2」でストップ。 3位・DeNAとは「1ゲーム」差。照明が目に入ったとはいえ、名手らしからぬ痛恨のミスだった。珍しく“千鳥足”だった。その瞬間、嫌なニオイは確かに漂った。まさか…。チャージする福留が迷いながら、グラブを差し出した。梶谷の打球は、無情にもグラブの横を抜けていった。後逸した瞬間、福留は手で目を覆っていた。原因は照明が目に入ったこと。2015年から導入され、敵味方関係なく泣かせてきた横浜スタジアムのLED照明。交流戦終盤から急きょ右翼から左翼にまわり、不慣れな福留に襲いかかった。打撃でも 1回に右前打を放ったが、 3三振。 9回は見逃しで最後の打者になった。 2位死守もあやしくなってきた。 3位・DeNAとはついに「1ゲーム」差。打線は先発、ドラフト 1位・浜口遥大投手(22=神奈川大學)に 2戦 2敗。もうミスは許されない。この苦境を脱するには、福留の倍返ししかない。
●高山俊外野手(24)が、チーム唯一の得点を生む好走塁を見せた。 2回無死、浜口の 129キロに詰まりながらも 2塁内野安打。続く大和が四球を選んだが、その 5球目が暴投。快足を飛ばし、一気に 3塁を陥れた。その後、梅野の中犠飛で生還。先制の好機をものにした。しかし、 3回二死 1塁で 1飛。 5回二死 2塁のチャンスで、 145キロ直球を打ち上げ遊飛に倒れた。これで得点圏打率は 0.194まで降下し、チームワースト。昨季 0.385は同トップだっただけに、勝負弱さが際立っている。 8回も見逃し三振でうなだれた。試合後は無言を貫き、表情に悔しさをにじませた。昨季、新人王に輝いた若虎が苦しんでいる。ここが土俵際だ。
●虎のラッキーボーイの勢いは全くなかった。D 1位・大山悠輔内野手(22=白鴎大學)は「5番・1塁」で 3試合連続で先発出場も 2打数無安打。「2連勝」の殊勲者も大ブレーキとなった。 7回には代打を送られ、唇をかんだ。好機での凡退は 1回にも。上本、福留の安打で二死 1、 3塁で打席に入ったが、空振り三振。浜口のチェンジアップを捉えられなかった。期待に応えられなかったルーキーは口を結んだ。チャンスは決して多くない。この経験を生かし、次こそものにしてみせる。
●きわどいコースに西本球審の手は上がらない。マウンド上のメッセンジャーは、顔をしかめた。自己ワーストタイの 6与四球。微妙な制球の乱れが、敗戦につながった。大粒の汗をしたたらせながら、不満の残る投球を振り返った。 5回を投げ、 7安打 3失点。 3回までなんとか踏ん張っていたが、 1- 0の 4回だった。一死から宮崎敏郎内野手(28)に 2塁内野安打。高城俊人捕手(24)には四球でピンチを拡大すると、梶谷の左翼へライナー性の 2点 2塁打。猛チャージした福留のグラブも届かず、逆転を許すと、 5回には石川に左翼へ「2号ソロ」を被弾した。12年ぶりのリーグ優勝へは藤浪の復調も必要不可欠だが、何より、虎投の大黒柱であるメッセが勝たなければ、勝機は見えてこない。記事をまとめてみました。
<DeNA 4- 1阪神>◇10回戦◇阪神 6勝 4敗◇ 5日◇横浜スタジアム
先発はDeNA浜口、阪神メッセンジャー。阪神は 2回、梅野の犠飛で先制。DeNAは 3回、一死満塁で筒香を迎えるも無得点。
DeNAは 4回、梶谷の 2点適時 2塁打で逆転。 5回には石川が「2号ソロ」を放ち追加点。メッセンジャーは 5回 126球で降板。
DeNAは 8回、宮崎がこの日 5安打目となる適時打でリードを広げ、今季初の「5連勝」。 2位阪神とのゲーム差を「1」に縮めた。
DeNA浜口が「6勝」目、山崎康は「11セーブ」目。阪神メッセンジャーは「5敗」目。
4回、梶谷隆幸外野手の打球にチャージするも後逸した福留孝介外野手。捕ってほしかった=横浜スタジアム
捕ってくれよ! 福留孝介外野手が 4回の守備で、梶谷のライナー性の打球を後逸。逆転の 2点 2塁打とされてしまった。 1- 4で敗れ、連勝は「2」でストップ。 3位・DeNAとは「1ゲーム」差。照明が目に入ったとはいえ、名手らしからぬ痛恨のミスだった。
珍しく“千鳥足”だった。その瞬間、嫌なニオイは確かに漂った。まさか…。チャージする福留が迷いながら、グラブを差し出した。梶谷の打球は、無情にもグラブの横を抜けていった。
「……」
試合後、主将はこの日昇格したばかりの坂本にアドバイスを送りながら、バスへと向かった。報道陣からの質問には口を開くことはなかった。
三つ目の三振を喫し、最後の打者になった福留孝介外野手=横浜スタジアム
信じられないプレーが起きたのは 4回一死 1、 2塁だった。スコアは 1- 0。先発メッセンジャーが珍しく四球連発も、土俵際で踏ん張っていた中での悪夢だった。 1走・高城も生還させ、逆転を許してしまった後、福留はため息をつき、グッと唇をかんだ。
後逸した瞬間、福留は手で目を覆っていた。原因は照明が目に入ったこと。2015年から導入され、敵味方関係なく泣かせてきた横浜スタジアムのLED照明。交流戦終盤から急きょ右翼から左翼にまわり、不慣れな福留に襲いかかった。打撃でも 1回に右前打を放ったが、 3三振。 9回は見逃しで最後の打者になった。
1回、安打をった福留孝介外野手=横浜スタジアム
名手らしからぬ痛恨のミスに、金本監督は「照明が入ったように見えたけどね。勝負にいって捕りにいったんだから。それ(照明のこと)をいったらもう、じゃ、全部止めて待つようになるから。それはもう結果であって」とし、中村外野守備走塁コーチも「捕りにいく瞬間に照明が入ったら簡単に捕れない」と説明した。
打撃は水物だ。相手投手との兼ね合いもあり、好不調もある。だが、守備は違う。今は打線に勢いがないだけに、守りでのミスは命取りになる。だから、捕ってほしかった。せめて、体で止めてほしかった…。守り勝つ野球を普段から体現している40歳だからこそ、ファンは思う。そんな周囲の気持ちを感じているから、福留は安易な言葉で逃げることをしなかった。
7回、見逃し三振の判定に不服そうな表情でベンチに戻る福留孝介外野手=横浜スタジアム
2位死守もあやしくなってきた。 3位・DeNAとはついに「1ゲーム」差。打線は先発、ドラフト 1位・浜口遥大投手(神奈川大)に 2戦 2敗。序盤、再三のチャンスを作りながらも 7回途中 1失点の好投を許した。左アキレス腱断裂から完全復活を目指す西岡や、新外国人のロジャースが後半戦から加わる見通しも“特効薬”になるかは不透明だ。だからこそのディフェンスだったが…。
振り向けばヨコハマ。もうミスは許されない。この苦境を脱するには、福留の倍返ししかない。
9回、福留孝介外野手は三振で試合終了。投手はDeNA・山崎康=横浜スタジアム
★横浜スタジアムのLED照明での捕球ミス
2015年からLED照明が導入されたが、守備でのミスが続出。同年 4月15日のDeNA-巨人。 4回一死 1塁で、巨人先発の杉内が山なりの球で 1塁へけん制。 1塁・井端があとずさりしながらなんとか捕球。井端は「山なりになると(ボールが)消える」。 6回、DeNAの守備の場面で、右翼・梶谷が亀井の右中間への飛球を見失い、 2塁打に。梶谷は「(照明と球が重なって)全く見えなかった」と話していた。
◇データBOX◇
◎… 2位・阪神が 3位・DeNAと「1ゲーム」差。阪神が 3位のチームと「1ゲーム」差以内となるのは、 4月29日の時点で 3位・巨人に 0.5差となって以来。
◎…阪神は 6日もDeNAに敗れると、39勝35敗となり、勝率 0.527でDeNA(39勝35敗 2分)と並ぶ。
高山が、チーム唯一の得点を生む好走塁を見せた。 2回無死、浜口の 129キロに詰まりながらも 2塁内野安打。続く大和が四球を選んだが、その 5球目が暴投。快足を飛ばし、一気に 3塁を陥れた。その後、梅野の中犠飛で生還。先制の好機をものにした。
しかし、 3回二死 1塁で 1飛。 5回二死 2塁のチャンスで、 145キロ直球を打ち上げ遊飛に倒れた。これで得点圏打率は 0.194まで降下し、チームワースト。昨季 0.385は同トップだっただけに、勝負弱さが際立っている。 8回も見逃し三振でうなだれた。
5回、遊飛に倒れた高山俊外野手。チャンスで打てないでは…=横浜スタジアム
前日 4日、新潟での練習で金本監督は「高山も、ピンチやぞ。ピンチやとわかってるんかな?(苦笑)。(西岡剛、帰ってきてみい、ピンチやぞ」。西岡はこの日、ウエスタン・ソフトバンク戦(タマホーム筑後)で「1号ソロ」を放ち、猛アピール。本職の内野のみならず、中堅でも出場を重ねており、虎視眈々と昇格をにらんでいる。
試合後は無言を貫き、表情に悔しさをにじませた。昨季、新人王に輝いた若虎が苦しんでいる。ここが土俵際だ。
虎のラッキーボーイの勢いは全くなかった。D 1位・大山悠輔内野手は「5番・1塁」で 3試合連続で先発出場も 2打数無安打。「2連勝」の殊勲者も大ブレーキとなった。 7回には代打を送られ、唇をかんだ。
「チームに貢献できなかったことが一番です」 反撃の流れは確かに来た。 1点を追う 5回だ。無死から糸井、福留が連続ストレート四球を選んだ。先発・浜口が苦しんでいるのは明らかだった。そこで打席に入った大山。10球連続ボールが続いて、カウント 2- 0。次は真っすぐがくる-。確信したかのように強振したが、外角低めへの明らかなボール球。バットは止まらなかった。止まっていれば 3- 0。圧倒的に打者が有利となる状況だった。
5回無死 1、 2塁、投ゴロ併殺に倒れた大山悠輔内野手。反撃ムードが一気にしぼんだ=横浜スタジアム
続く内角の直球に手を出してしまい、どん詰まりの投ゴロ併殺。反撃ムードが一気にしぼみ、続く高山も遊飛。期待のドラ 1にとっても、チームにとっても魔の 5回となった。
ベンチには、送りバントの選択肢もあった。だが、金本監督は勢いにのる若虎にかけた。本人のさらなる成長を願い、敢えて試練を与えた。「( 2ボールで)ベンチが待てのサインを出せばよかったんだろうけど、ま、あんまり制限してもというのもあったし、思いきっていってほしいのもあったしね」と意図を説明。そして「しょうがない。こっちが責任持たないと」と結果を受け入れた。
好機での凡退は 1回にも。上本、福留の安打で二死 1、 3塁で打席に入ったが、空振り三振。浜口のチェンジアップを捉えられなかった。期待に応えられなかったルーキーは「試合になったらチェンジアップとか真っすぐとか関係なく、来たボールに対応しないといけない」と口を結んだ。
繰り返すのは「結果を出さないと代えられる立場」という言葉。チャンスは決して多くない。この経験を生かし、次こそものにしてみせる。
1回、阪神先発のランディ・メッセンジャー=横浜スタジアム
きわどいコースに西本球審の手は上がらない。マウンド上のメッセンジャーは、顔をしかめた。自己ワーストタイの 6与四球。微妙な制球の乱れが、敗戦につながった。
「単純にあれだけ走者を出してしまったことを反省しなければならない」
大粒の汗をしたたらせながら、不満の残る投球を振り返った。 5回を投げ、 7安打 3失点。 3回までなんとか踏ん張っていたが、 1- 0の 4回だった。一死から宮崎に 2塁内野安打。高城には四球でピンチを拡大すると、梶谷の左翼へライナー性の 2点 2塁打。猛チャージした福留のグラブも届かず、逆転を許すと、 5回には石川に左翼へ「2号ソロ」を被弾した。
4回、梶谷隆幸外野手に逆転の 2点 2塁打を浴びたランディ・メッセンジャー投手=横浜スタジアム
厳しい判定もあったが、ボール先行の場面が目立ち、 5回で 126球。これでは攻撃のリズムも悪くなる。今季「5敗目(7勝)」、自己ワーストタイの自身「3連敗」となった助っ人に、香田投手コーチも「粘ってはいたけどね…。判定の部分もあったかもしれないけど、いつもより制球が悪かった」と渋い表情を浮かべた。
前日 4日の鳴尾浜球場での残留練習では、 2軍で再調整中の藤浪に「トレーニングはもちろん、コーチのアドバイスをよく聞くことが大切だ。彼は、 1軍に戻ってこないといけない選手だからね」などとエールを送った。12年ぶりのリーグ優勝へは藤浪の復調も必要不可欠だが、何より、虎投の大黒柱であるメッセが勝たなければ、勝機は見えてこない。
4回、汗を飛ばしながらベンチに戻る、阪神先発のランディ・メッセンジャー投手=横浜スタジアム
「点を取られないようにしないといけない。それができなかった」 6月 8日のオリックス戦(京セラ)を最後に、白星から遠ざかっている。猛虎打線は不調。だが、味方を信じ、先発の役割を果たし続けるしかない。
◇データBOX◇
◎…メッセンジャーが 6月23日の広島戦(マツダ)から自己最長ワーストタイとなる自身の登板「3連敗」。昨年 8月31日の中日戦(ナゴヤドーム)から 9月15日のDeNA戦(甲子園)で「3連敗」して以来となった。
◎…メッセンジャーが自己ワーストタイ( 4度目)となる 1試合 6四球。昨年 3月25日の開幕中日戦(京セラ)以来。
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