●金本知憲監督(49)が昨季からの「2年契約」であることが13日、明らかになった。電鉄本社、球団サイドは就任以来、一貫してチームの若返りを図る指揮官の姿勢を高く評価し、長期政権を望むが、今季はひとつの節目となる。14日から甲子園で全体練習を再開。首位広島との「8ゲーム」差を詰めにかかる。金本監督が「2年契約」であることが明らかになった。球宴ブレークだったこの日、球団関係者は金本監督の契約について「2年」と説明した。今季は 1年目に掲げた「超変革」の種が芽を吹き、若手とベテランが融合して快進撃。 5月には首位に立ち、貯金も最大「12」をマークした。交流戦終盤から就任以来ワーストの「8連敗」を喫したものの、前半戦終了時点で43勝36敗の「2位」。37勝47敗 3分けの「5位」で終わった昨年から、大きく成長したことを証明した。投手陣もD 2位・小野泰己投手(富士大學)を先発ローテに抜てき。昨季 1軍登板のなかった桑原を発掘して、勝利の方程式に定着させた。チーム防御率3.20はセ・リーグトップ。投打ともに進化を披露した。金本監督は前日12日の前半戦総括会見で今後への手応えをにじませた。就任「3年目」へ、Xデーが待たれる。阪神・坂井信也オーナー(69=阪神電鉄相談役)が14日、甲子園クラブハウスを訪れ、チームの全体練習前に金本知憲監督の来季への続投を要請した。坂井オーナーは「来季のこともお願いした」と明言。金本監督は報道陣に対して、受諾する意向を明らかにした。
●フレッシュオールスターゲーム(13日、イースタン選抜 0- 0ウエスタン選抜= 9回規定により引き分け、静岡)ウエスタン・リーグ選抜の先発を務めたドラフト 2位・小野泰己投手(23=富士大學)がオール直球勝負で 1回を三者凡退に抑え、格の違いをみせつけた。今季 7試合に先発し、いまだ未勝利。弾みをつけて後半戦に突入し、19日の広島戦(甲子園)で初白星を目指す。また、試合は 9回規定により史上初の 0- 0の引き分けとなった。今季は 2軍スタート。 5月21日に初昇格すると 7試合に先発し、 0勝 5敗、防御率4.62。白星こそ手にしていないが、藤浪や大卒 2年目の青柳が不振でファームで苦しむなか、首脳陣の信頼を得て先発ローテの一角を任されてきた。次は 1軍のオールスターで…と報道陣に問われると、静かに「頑張ります」。ファームレベルではないことを、大舞台で証明した。さらに成長して、新たなステージにあがってみせる。
●糸井嘉男外野手(35)が13日、ファン投票&選手間投票で出場する「マイナビオールスターゲーム2017」(14日=ナゴヤドーム、15日=ZOZOマリン)へ向けて決意を語った。 9年連続「9度目」の夢舞台で使用するスパイクの詳細をサンケイスポーツが独自入手。米大リーグの球宴で大暴れしたヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手(25)も着用した「世界基準スパイク」で、いざ出陣だ。無数のフラッシュとカクテル光線に照らされ、世界基準の足はひときわ輝く。虎の糸井として、ついに球宴へ出陣。“足元”からビシッと決めて、ひと暴れしてくる。米国屈指のリゾート地・マイアミの海と空のように、果てしなく広がる青が糸井に似合わないはずがない。日本に先立って行われた米大リーグ球宴で、10の本塁打競争に初出場し優勝をさらったンキースの新星ジャッジが使用していたものと同モデル。まさに世界基準の糸井にふさわしい特別カラーだ。バットやエルボーガードにも同色があしらわれ、スターたちの集いの中で輝く。本来の姿を球宴で取り戻す。記事をまとめてみました。
金本知憲監督が昨季からの「2年契約」であることが13日、明らかになった。電鉄本社、球団サイドは就任以来、一貫してチームの若返りを図る指揮官の姿勢を高く評価し、長期政権を望むが、今季はひとつの節目となる。14日から甲子園で全体練習を再開。首位広島との「8ゲーム」差を詰めにかかる。
金本監督が「2年契約」であることが明らかになった。昨季からの「3年契約」とみられていたが、実際は 2年。球宴ブレークだったこの日、球団関係者は金本監督の契約について「2年」と説明した。
2015年秋に、和田前監督の退任を受けて就任。三顧の礼をもって迎えられ、再び背番号「6」をつけた。球団は 3年以上の長期契約も検討していたが、本人が 2年を希望したもよう。時間的猶予に甘んじることなく、改革を進める覚悟を示したとみられる。
今季は 1年目に掲げた「超変革」の種が芽を吹き、若手とベテランが融合して快進撃。 5月には首位に立ち、貯金も最大「12」をマークした。交流戦終盤から就任以来ワーストの「8連敗」を喫したものの、前半戦終了時点で43勝36敗の「2位」。37勝47敗 3分けの「5位」で終わった昨年から、大きく成長したことを証明した。
野手陣は引き続き若手を積極的に起用。昨年、ドラフト 1位の高山を開幕スタメンにすえたように、今年もD 1位・大山悠輔内野手(白鴎大)やD 5位・糸原健斗内野手(JX-ENEOS)を先発で使った。育成枠から支配下再登録して“超変革”の象徴ともいえた原口も状態が悪ければベンチ待機、鳥谷から聖域ともいえる遊撃の座を奪った北條には 2軍調整を命じ、競争をあおって打線を活性化させた。
投手陣もD 2位・小野泰己投手(富士大)を先発ローテに抜てき。昨季 1軍登板のなかった桑原を発掘して、勝利の方程式に定着させた。チーム防御率3.20はセ・リーグトップ。投打ともに進化を披露した。
金本知憲監督は「2年契約」だった。その手腕は高く評価されている
球団首脳はこうした金本監督の手腕を高く評価。去就について「長期で勝てるチームにしてもらいたいと常々考えている」とあくまでも続投方針が前提であることを強調する。要請は「まだしていない。夏場以降になるのではないか」と17日の広島戦(甲子園)から始まる後半戦以降で、話し合う見通しだ。
来季の戦力構想や外国人の去就、今オフのドラフト、FA戦略など、夏から秋にかけての課題は山積。他球団に後手を踏むわけにはいかない。金本監督とフロントのベクトルが一致するときはいつか-。その瞬間、就任 3年目に向けて一気に動き始めることになる。
金本監督は前日12日の前半戦総括会見で「打線さえしっかり点をとれば、そこそこ戦える。他のチームにまったく劣っていない。とにかく打つこと。目指すはやっぱり上。とにかく上をみて、前を向いて戦っていく」と今後への手応えをにじませた。就任「3年目」へ、Xデーが待たれる。
囲み取材に応じる金本知憲監督=阪神甲子園球場
阪神・坂井信也オーナーが14日、甲子園クラブハウスを訪れ、チームの全体練習前に金本知憲監督の来季への続投を要請した。坂井オーナーは「来季のこともお願いした」と明言。金本監督は報道陣に対して「意気に感じてやるだけです]と話し、受諾する意向を明らかにした。
就任 2年目の金本監督はここまで43勝36敗の「2位」と健闘。途中「8連敗」もあったが、昨年の「4位」から好転させている。球団と金本監督の契約は昨季からの 2年契約で、今季終了後にいったん満了するが、球団は続投方針を固めていた。
新たに結び直す来季以降の契約年数については、四藤球団社長は「そこはシーズンが終わってから」と説明した。
☆金本監督の改革
★若手を積極起用: 1年目の昨季はD 1位高山、D 2位坂本、D 5位青柳、D 6位板山ら新人を積極登用。北條、原口、中谷らもブレークした。 2年目の今季はD 2位小野を先発に起用。D 1位大山、D 5位糸原ら野手もスタメンで使った。
★練習量アップ:キャンプでの練習量はもちろん、シーズン中も試合のない日に野手指名練習を導入。また、ウエートトレを重視し、キャンプでは自ら指導。昨オフには選手らにクリアすべき数値を設定し、今春キャンプまでに達成するよう求めた。
★糸井獲得:得点力アップのために、昨オフにオリックスからFA宣言した糸井を自ら「初めての恋人」と口説いて獲得。前半戦の躍進につなげた。 ◎金本 知憲(かねもと・ともあき) 1968(昭和43)年 4月 3日生まれ、49歳。広島県出身。広陵高、東北福祉大を経て1992年D 4位で広島入団。2000年にトリプルスリーを達成。2002年オフにFAで阪神に移籍すると、主軸として2003、2005年のリーグ優勝に貢献。2012年に現役引退。通算2578試合、打率 0.285、 476本塁打、1521打点。2005年MVP、2004年打点王、ベストナイン 7度。連続フルイニング出場1492試合は世界記録。昨季から阪神監督に就任。 1メートル80、86キロ。右投げ左打ち。背番号「6」。
先発した小野泰己投手は10球で三者凡退。1軍でモマれた力を発揮した=静岡草薙球場
フレッシュオールスターゲーム(13日、イースタン選抜 0- 0ウエスタン選抜= 9回規定により引き分け、静岡)ウエスタン・リーグ選抜の先発を務めたドラフト 2位・小野泰己投手がオール直球勝負で 1回を三者凡退に抑え、格の違いをみせつけた。今季 7試合に先発し、いまだ未勝利。弾みをつけて後半戦に突入し、19日の広島戦(甲子園)で初白星を目指す。また、試合は 9回規定により史上初の 0- 0の引き分けとなった。
降りしきる雨を、自慢の剛速球で何度もはじき飛ばした。先発した小野がオール直球勝負で 1回を三者凡退。 1軍でモマれてきた貫禄を披露し、後半戦へ弾みをつけた。
「ストレートで三振が取りたいという思いがあったので、試合前から捕手に『全球ストレートで(いく)』といっていました。(三振は)気持ちよかったです。スピードも出ていて、よかったです。楽しむだけでした」
試合後は笑顔で充実感を口にした。 1回先頭の吉川(巨人)は 150キロで左飛、鈴木(西武)は 148キロで遊ゴロ。 3番・田中(楽天)にはカウント 1- 2から高めの 150キロで空を切らせた。
試合後、(後列左から)福永春吾投手、小野泰己投手は大山悠輔内野手(手前右から 2人目)らとハイタッチ=静岡草薙球場
今季は 2軍スタート。 5月21日に初昇格すると 7試合に先発し、 0勝 5敗、防御率4.62。白星こそ手にしていないが、藤浪や大卒 2年目の青柳が不振でファームで苦しむなか、首脳陣の信頼を得て先発ローテの一角を任されてきた。
ウエスタンで 5試合に登板後、 1軍へ送り出した掛布 2軍監督も成長ぶりを目の当たりにして、うなった。「おどおどしていないし、やっぱりひと皮むけたくらいの投球だった。下( 2軍)で何試合投げるよりも、上( 1軍)で投げる厳しさを知って、甲子園で投げるよりも楽なんだと思うよ」と成長を認めた。
6月18日の楽天戦(甲子園)から 3試合連続でクオリティースタート( 6回を自責点 3以内)を達成し、次回登板は19日の広島戦(甲子園)の見込み。首位相手にチームを勝利に導き、自身もプロ初勝利となれば、これ以上の喜びはない。
「(試合は)作れていると思います。後半戦でもしっかりできるよう、準備をしていきたい」
ウ選抜先発の阪神・小野泰己投手=静岡草薙球場
次は 1軍のオールスターで…と報道陣に問われると、静かに「頑張ります」。ファームレベルではないことを、大舞台で証明した。さらに成長して、新たなステージにあがってみせる。
★ 6回に登板して三者凡退に抑えた阪神のD 6位・福永春吾投手(四国IL徳島)
「(他の出場選手から)すごくいい話も聞けた。負けずに頑張りたいです」
★ 4回に代打出場し、 1打数無安打だった阪神のD 7位・長坂拳弥捕手(東北福祉大學)
「楽しかったです。後半戦も頑張りたい」
☆フレッシュオールスターゲーム
今年で「53回目」を迎えるウエスタン、イースタン・リーグのオールスターゲーム。前身は1963年に開催されたジュニアオールスターゲーム。出場資格のある選手は支配下選手、育成選手登録期間が今季を含み「5シーズン以内」で本年度のイースタン、ウエスタン公式戦に出場した選手と、開催年の新人選手( 1軍のオールスターに出場する選手は除く)。過去にイチロー(マーリンズ)、青木宣親(アストロズ)、中田翔(北海道日本ハム)らがMVPを獲得し「若手の登竜門」と呼ばれた。
糸井嘉男外野手が「9度目」の球宴。“世界基準”のスパイクでお祭りを駆け抜ける
糸井嘉男外野手が13日、ファン投票&選手間投票で出場する「マイナビオールスターゲーム2017」(14日=ナゴヤドーム、15日=ZOZOマリン)へ向けて決意を語った。 9年連続「9度目」の夢舞台で使用するスパイクの詳細をサンケイスポーツが独自入手。米大リーグの球宴で大暴れしたヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手(25)も着用した「世界基準スパイク」で、いざ出陣だ。
無数のフラッシュとカクテル光線に照らされ、世界基準の足はひときわ輝く。虎の糸井として、ついに球宴へ出陣。“足元”からビシッと決めて、ひと暴れしてくる。
「最後くらいの気持ちで、がんばってきます」
今月31日に36歳の誕生日を迎える年男ではあるが、肉体はまったく衰えていない。冗談っぽく「最後」という言葉を使い、決意を胸に決戦の地へ足を向けた。
スターの集いでも超人的に映えるのが糸井のプレーだが、今年の夏はさらに華やかに戦う。ポイントは「足」だ。今回の球宴で着用するアンダーアーマー社製のスパイクの詳細を、サンケイスポーツが独自で入手。今季は「マイアミブルー」という鮮やかな水色のシューズで挑む。
糸井嘉男外野手の球宴スパイクは鮮やかなマイアミブルー。視線を独り占めするゾ(アンダーアーマー社提供)
米国屈指のリゾート地・マイアミの海と空のように、果てしなく広がる青が糸井に似合わないはずがない。日本に先立って行われた米大リーグ球宴で、10の本塁打競争に初出場し優勝をさらったヤンキースの新星ジャッジが使用していたものと同モデル。まさに世界基準の糸井にふさわしい特別カラーだ。バットやエルボーガードにも同色があしらわれ、スターたちの集いの中で輝く。
あらゆる意味で虎の前半戦の中心だった。打ちまくった開幕直後、チームは快進撃を見せ、首位にも立った。だが、左太もも裏を痛めて不調に陥るとチームも勢いを失った。打率 0.268、 8本塁打、42打点、10盗塁という数字は、とても満足できるものではない。
だが、ファンは糸井を球宴に招いた。鳥谷、鈴木(広島)に次ぐリーグ 3位の44万44266票。北海道日本ハム、オリックス時代も含め、20122年から 6年連続のファン投票選出。そして選手間投票でも選ばれては、胸を張って挑むしかない。
過去 8年間の球宴通算成績は打率 .237(38打数 9安打)、 0本塁打、 3打点とシーズンの成績を思えば振るわない。「最後くらいの気持ち」と闘志を秘めるのは結果に飢えているから。本来の姿を球宴で取り戻す。
米大リーグ・ヤンキースの若き大砲アーロン・ジャッジ外野手(AP)
★アーロン・ジャッジって誰?
米大リーグの外野手。25歳。カリフォルニア州立大學から2013年のドラフト 1巡目(全体32位)でヤンキース入団。昨季、メジャーデビューすると今季は大ブレーク。前半戦だけで打率 0.329(リーグ3位)、30本塁打(1位)、66打点(2位)をマークした。初出場したオールスターではホームラン競争で優勝した。
2017年 公式戦 日程と結果(07月)
2017年 公式戦 日程と結果(08月)
◇公式戦全試合実況速報 公式戦全試合をテキスト速報!タイガース迂遠実況で応援気分を盛り上げます。ほかにも対戦中の選手の成績が」一目で分かる「観戦モード」も必見!
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そうした強い思いをスローガンとして表現しています。
※このスローガン・デザインは、2017年のシーズンロゴとしても展開して参ります。