●阪神は 1回二死 2塁、ジェイソン・ロジャース内野手(29)の中前適時打で先制。 3回二死 2塁から福留孝介外野手(40)が左翼線に適時 2塁打を放ち、リードを広げた。阪神先発の青柳晃洋投手(23)は 5回 2安打無失点で、勝利投手の権利を得て降板。巨人は 6回一死 1、 3塁、阿部慎之助内野手(38)の中犠飛で 1点を返した。阪神は 9回に福留の同点適時 3塁打とロジャースの決勝犠飛で逆転勝ち。巨人は 7回に 3得点で逆転したが、逃げ切りに失敗した。阪神高橋聡文投手(34)が「5勝」目、ラファエル・ドリス投手(29)は「28セーブ」目。金本知憲監督(49)も 9回逆転勝ちに大興奮だった。一死からヒットで口火を切った代打伊藤隼太外野手(28)、同点 3塁打の福留、勝ち越し犠飛のロジャースをたたえた。巨人守護神のアルキメデス・カミネーロ投手(30)打ちを評価。金本監督は接戦をものにし、安堵の表情を浮かべた。この日の勝利で自力「V」が復活したが巨人連倒を誓った。
● 9回一死。代打・伊藤隼がコールされると、スタンドの虎党がワッと沸いた。守護神アルキメデス・カミネーロ投手(30)の 2球目、 153キロのストレートを弾き返す。執念の一打で、反撃の口火を切った。その後、同点打を放った先輩をたたえたが、逆転をおぜん立てした。 3- 4の 9回一死、森越祐人内野手(28)の代打として打席へ。中前打で出塁すると、続く福留の右中間への当たりで 1塁から激走。同点のホームへ滑り込み、終戦寸前から一気に逆襲ムードに変えた。これで今季の代打での打率は 0.342(38打数13安打)と抜群の集中力を示している。前日 8日には守備にも就き、完封負け寸前の 9回に中前適時打を放って一矢報いた。 6日のヤクルト戦(京セラ)では代打で逆転の 3ラン。存在感は高まるばかりだ。
●福留孝介外野手が土壇場で同点打を放った。 1点ビハインドの 9回。一死から代打伊藤隼が中前打で出塁チャンスメーク。福留はカミネロの内角スライダーをつかまえた。右中間を弾むと 3塁へ激走。同点の適時 3塁打とした。続くロジャースの左犠飛で決勝のホームを踏んだ。この日は全 5打席出塁し、 3安打 2打点の活躍だった。阪神は巨人に 5- 4で逆転勝ち。福留孝介外野手が激走で「V」をもぎとった。土壇場の 9回に同点の 3塁打を放つと、ジェイソン・ロジャース内野手の犠飛で本塁突入。執念のスライディングで勝ち越した。首位広島が敗れたため、自力「V」の可能性が復活。失速の夏にはしない。福留は 4球目の高めスライダーを一閃。右中間を破った。今季、打率 0.500と相性のいい東京ドームだが、打つだけではない。激走で、まずは 3塁打とした。続いてロジャースの犠飛で本塁へ。捕手・宇佐見真吾(24)のタッチをかいくぐる芸術的なスライディングを決めると、黄金の左手でベースにタッチ。ユニホームを土まみれにさせながら、足で奇跡の逆転勝利をつかみとった。 7回は岩崎優投手(26)が二死満塁としたところでマルコス・マテオ投手(33)投入もケーシー・マギー内野手(34)に初球を左中間に運ばれた。 1走・陽の本塁生還をめぐってリプレー検証の結果、アウトがセーフに。またもや夏の失速か!? 悪夢の気配を、40歳が蹴っ飛ばした。四十路を迎えた自らの体について苦笑したが、10日は特別休暇が決まった。広島の優勝マジックをわずか 1日で消滅させたご褒美で、また充電だ。頼もしい男が、また進軍ラッパを吹く。虎の闘志は、しぼんでいない。
●ジェイソン・ロジャース内野手が先制打を放った。 1回二死 2塁。畠の外角への速球を中前にはじき返した。 2塁走者を生還させ、先取点をたたき出すと、 1塁ベース上で充実の表情を浮かべた。手をたたき、弾むような足取りでベンチへ戻ってきた。ロジャースの決勝犠飛で逆転劇が完成。スライディングの土を払う福留を背後からつかまえ、太い腕で抱きしめて肩をモミモミ。最後の最後に、いつも頼もしい。これぞ「4番」だ。 2日の広島戦(マツダ)で 9回に逆転 2点打を放った勝負強さのままに、またも最終打席で大仕事だ。この日の犠飛は打数には含まれないが、来日以来の19試合で最終打席は15打数 9安打、 3四球。鍵は試合中の対応力と、引き出しの多さだ。金本監督も手放しでたたえた。打棒でこれだけ魅了し“客寄せ”に成功して、他に芸が要るだろうか。打って打って勝たせることこそが、虎のパンダの使命だ。 1回二死 2塁でも、先制打で福留を迎え入れていた。前日 8日まで来日初の2試合連続無安打だったが、すぐさま修正。「V」字回復を予感させる、 1安打 2打点だ。来日からわずか 1カ月ほどで、紛れもなくチームの中心。ロジャースの笑顔で 1つになり、虎は勝ち進む。
●青柳は 6月30日以来の登板で 5回 2安打無失点と好投した。久しぶりのマウンドにまずまずの表情だった。 5回二死から安打を許すまでノーヒットとほぼ完璧だった。ツーシームを織り交ぜた投球で 6三振を奪い手応えをつかんだ様子。謙虚な姿勢も忘れなかった。リリーフ陣が一時逆転を許して「4勝」目とはならなかったがローテ復帰へアピールに成功した。
●鳥谷は 6回無死 1塁から 1、 2塁間を破る右前打を放ち、「2000安打」まであと「34」とした。記者席からは阪神史上唯一人の生え抜き「2000安打」到達者・藤田平氏(69=野球評論家)が見守った。記事をまとめてみました。
<巨人 4- 5阪神>◇15回戦◇阪神 7勝 8敗◇ 9日◇東京ドーム
阪神は 1回二死 2塁、ロジャースの中前適時打で先制。 3回二死 2塁から福留が左翼線に適時 2塁打を放ち、リードを広げた。
阪神先発の青柳は 5回 2安打無失点で、勝利投手の権利を得て降板。巨人は 6回一死 1、 3塁、阿部の中犠飛で 1点を返した。
阪神は 9回に福留の同点適時 3塁打とロジャースの決勝犠飛で逆転勝ち。巨人は 7回に 3得点で逆転したが、逃げ切りに失敗した。
阪神高橋が「5勝」目、ドリスは「28セーブ」目。巨人カミネロは「5敗」目。
9回表阪神一死 3塁、ジェイソン・ロジャース内野手は勝ち越しの左犠飛を放った=東京ドーム
金本知憲監督も 9回逆転勝ちに大興奮だった。
「疲れましたけど、最後は土俵際ではね返してくれて良かったです。なんか興奮してますね、わたくしも」。
一死からヒットで口火を切った代打伊藤隼、同点 3塁打の福留、勝ち越し犠飛のロジャースをたたえた。「うちも今日はマテオがちょっと打たれましたけど、その仕返しと言いますかね。こっちもクローザーから点を取ってやるというね、そこが一番良かったかなと思います」。巨人守護神のカミネロ打ちを評価。この日の勝利で自力「V」が復活したが「今日の勝ちを生かすためにも明日頑張ります」と巨人連倒を誓った。
9回表阪神一死 3塁、ジェイソン・ロジャース内野手の左犠飛で福留孝介外野手が生還し雄たけびを上げる金本知憲監督(右から 2人目)ら阪神首脳陣=東京ドーム
阪神が逆転勝ち。 3- 4の 9回一死 1塁、 3番・福留がカミネロから右中間 3塁打を放ち、同点に追いつくと、続くロジャースの左犠飛で 3塁から激走して勝ち越した。 9回は守護神・ドリスが無失点締め。金本監督は接戦をものにし、安堵の表情を浮かべた。
--シーソーゲーム、お疲れ様でした
「疲れましたけど、最後土俵際で跳ね返してくれて本当によかったです」 --ベンチもすごく興奮した雰囲気に 「興奮してますね。私も」
-- 9回逆転のシーン、福留選手が勝負強く打ってくれた
「打ったのもそうですが、よく 3塁まで走ってくれました」
9回、同点の適時 3塁打を打った福留孝介外野手=東京ドーム
--相手クローザーから逆転したのも大きい
「うちもマテオが打たれましたけども、その仕返しでこっちもクローザーから点をとってやるって いうね。そこが一番良かったんじゃないですかね」
--青柳選手、久しぶりの先発だった
「欲を言えばもう 1イニング投げて欲しかったのですが、 5イニング 2安打ですかね。期待以上の ものは出してくれました」
--明日以降へ向けて一言
「今日の勝ちを生かすために明日、頑張ります」
9回一死。代打・伊藤隼がコールされると、スタンドの虎党がワッと沸いた。守護神カミネロの 2球目、 153キロのストレートを弾き返す。執念の一打で、反撃の口火を切った。
「(福留)孝介さんサマサマじゃないですか。結果的に勝ちにつながったので。孝介さんサマサマ…」
その後、同点打を放った先輩をたたえたが、逆転をおぜん立てした。
3- 4の 9回一死、森越の代打として打席へ。中前打で出塁すると、続く福留の右中間への当たりで 1塁から激走。同点のホームへ滑り込み、終戦寸前から一気に逆襲ムードに変えた。「あまり覚えてないんですよね。抜けたと思って無我夢中で走った。(足が)つりそうでしたけど」と冗談を交えて振り返った。
伊藤隼太外野手は 9回一死、逆襲の口火を切る中前打=東京ドーム
これで今季の代打での打率は 0.342(38打数13安打)と抜群の集中力を示している。前日 8日には守備にも就き、完封負け寸前の 9回に中前適時打を放って一矢報いた。 6日のヤクルト戦(京セラ)では代打で逆転の 3ラン。存在感は高まるばかりだ。
この日の試合前、慶応大の先輩である巨人・高橋監督のもとへあいさつに向かった。現役時代は 1月の沖縄自主トレに弟子入りし、ともに汗を流した。敵将も晩年は代打の切り札として勝負強さを発揮して、チームの勝利に貢献。数十秒程度の会話ではあったが、貴重な時間となったはずだ。
「(代打は)準備で決まると思っているので。一打席一打席、自分のやることをやるだけです」
表情を引き締めて、ホテルへと引き揚げた。その背中は、日を追う度に頼もしくなっていく。
9回裏阪神一死 3塁、ジェイソン・ロジャース内野手の左飛で生還する福留孝介外野手=東京ドーム
福留孝介外野手が土壇場で同点打を放った。
1点ビハインドの 9回。一死から代打伊藤隼が中前打で出塁すると、福留はカミネロの内角スライダーをつかまえた。右中間を弾むと 3塁へ激走。同点の適時 3塁打とした。続くロジャースの左犠飛で決勝のホームを踏んだ。
福留は「最初にスタートを切った瞬間から、 3塁打の影響で足がもつれた」と苦笑い。この日は全 5打席出塁し、 3安打 2打点の活躍だった。
福留孝介外野手は 9回一死 1塁で同点打=東京ドーム
阪神は巨人に 5- 4で逆転勝ち。福留孝介外野手が激走で「V」をもぎとった。土壇場の 9回に同点の 3塁打を放つと、ジェイソン・ロジャース内野手の犠飛で本塁突入。執念のスライディングで勝ち越した。首位広島が敗れたため、自力「V」の可能性が復活。失速の夏にはしない。猛追の猛虎や! まだまだあきらめへんで!!
福留は鬼の形相で 2塁も蹴った。 3塁に到達した瞬間は肩をうねらせるほど息が切れていた。小休止と思った矢先、ロジャースが初球を打ち上げて再発進。本塁クロスプレーに頭から突っ込み、決勝点をもぎとった。
「これで疲れていない人はおらんやろ(笑)。足がもつれてしまって…。自分でもビックリしたよ。俺が打ったとかではなく、あきらめないぞという姿勢を全員がもっていたし、それが最後にああなったと思う」
1点を追う 9回一死。守護神・カミネロから代打・伊藤隼が中前にはじき返して、チャンスメーク。福留は 4球目の高めスライダーを一閃。右中間を破った。今季、打率 0.500と相性のいい東京ドームだが、打つだけではない。激走で、まずは 3塁打とした。
激走で 3塁まで到達した福留孝介外野手=東京ドーム
続いてロジャースの犠飛で本塁へ。捕手・宇佐見のタッチをかいくぐる芸術的なスライディングを決めると、黄金の左手でベースにタッチ。ユニホームを土まみれにさせながら、足で奇跡の逆転勝利をつかみとった。
嫌な流れだった。 5回まで 2- 0。ロジャース、福留の適時打でコツコツと点を重ねたが、先発・青柳を 5回無失点で降板させてから大誤算。 7回は岩崎が二死満塁としたところでマテオ投入も、マギーに初球を左中間に運ばれた。 1走・陽の本塁生還をめぐってリプレー検証の結果、アウトがセーフに。またもや夏の失速か!? 悪夢の気配を、40歳が蹴っ飛ばした。
「スタートを切ったときに、足がもつれたので心配していた。これだけ声援をもらって恥ずかしいプレーはできないので、励みになります」
1歩目の大切さ。ハワイで行う合同自主トレで陸上の日本代表、昨夏のリオデジャネイロ五輪 4× 100メートルリレー銀メダリストの飯塚翔太(26=ミズノ)から学んだことだ。同じスタートラインに立ち、50メートルで競走をした。「全然違うよな…。俺の 3歩分ぐらい彼は 1歩目で出ているもんな」と舌を巻いた。
福留孝介外野手は 9回、ジェイソン・ロジャース内野手の犠飛で本塁突入。足で勝利をもぎ取った=東京ドーム
「どういう姿勢で走ったらいいの?」「手の動きは?」。徹底的に質問攻めにした後、また並んでスタートへ。10歳以上も年が離れた陸上のプロから吸収する。衰えぬ健脚の秘密がそこにある。
「あしたが心配です」
四十路を迎えた自らの体について苦笑したが、10日は特別休暇が決まった。金本監督は「いってもらおうと思っていたけど、休ませる。走塁をみたら、かわいそうになって。ちょっと申し訳ないなと」と説明。広島の優勝マジックをわずか 1日で消滅させたご褒美で、また充電だ。
「きょうの試合みたいに誰もあきらめていないので。しっかり前を見てやっていく」
頼もしい男が、また進軍ラッパを吹く。虎の闘志は、しぼんでいない。
◇データBOX◇
◎…阪神が巨人に勝ち、広島が中日に敗れたため、阪神の自力優勝の可能性が復活した。阪神は残り44試合を全勝すれば、「98勝44敗1分け(勝率・690)」。広島は阪神との直接対決 8試合に全敗し、他球団との残り32試合に全勝しても、「95勝44敗4分け(勝率・683)」で阪神が勝率で広島を上回る。これに伴い広島の優勝マジックもこの日、消滅した。
ジェイソン・ロジャース内野手(右から 3人目)はチームメートとタッチをかわして勝利を喜ぶ=東京ドーム
ジェイソン・ロジャース内野手が先制打を放った。
1回二死 2塁。畠の外角への速球を中前にはじき返した。 2塁走者を生還させ、先取点をたたき出すと、 1塁ベース上で充実の表情を浮かべた。
前日 8日は初の巨人戦で 4打数無安打。「相手投手というより自分の打席に内容がなかった。タイミングがずれていた。修正したい」と話していた。
1回表阪神二死 2塁、ジェイソン・ロジャース内野手は中前に適時打を放った=東京ドーム
手をたたき、弾むような足取りでベンチへ戻ってきた。ロジャースの決勝犠飛で逆転劇が完成。スライディングの土を払う福留を背後からつかまえ、太い腕で抱きしめて肩をモミモミ。最後の最後に、いつも頼もしい。これぞ「4番」だ。
「どんな形でもランナーをかえす。そういう意識だったよ」
9回一死からの福留の同点 3塁打には、ネクストでこぶしを振り上げて喜んだ。続いてパンダが白黒をつけにいった。カミネロの初球、 157キロの高め直球をつかまえた。打球は高く高く、左翼上空へ。キャプテンの本塁生還は 1塁付近から祈るように見守った。 2日の広島戦(マツダ)で 9回に逆転 2点打を放った勝負強さのままに、またも最終打席で大仕事だ。
ジェイソン・ロジャース内野手は 9回、勝ち越しの犠飛を放った=東京ドーム
この日の犠飛は打数には含まれないが、来日以来の19試合で最終打席は15打数 9安打、 3四球。鍵は試合中の対応力と、引き出しの多さだ。金本監督も「最後のなんか、打ち方がやっぱり、頭がいいわね。速い投手に対してはポーンと外野フライを打ちにいって。決して(強引に)振らずにね。いいポイントで。考える力をいろいろもっていると思いますね」と手放しでたたえた。
本物のパンダにとっての笹の葉のように、チャンスも終盤の局面も大好物。図太い性格のようだが、実はシャイな一面もある。 5日のヤクルト戦(京セラ)の試合後。ホーム初お立ち台に立つ直前にチーム関係者から「面白いことを言ってきて」とおねだりされた。勇んで登壇するも、結局言えず。「お客さんが多くて無理だったよ」と嘆いた。だが、打棒でこれだけ魅了し“客寄せ”に成功して、他に芸が要るだろうか。打って打って勝たせることこそが、虎のパンダの使命だ。
9回、犠牲フライを放ったジェイソン・ロジャース内野手=東京ドーム
1回二死 2塁でも、先制打で福留を迎え入れていた。前日 8日まで来日初の2試合連続無安打だったが、すぐさま修正。「V」字回復を予感させる、 1安打 2打点だ。
「(最初の打席で)楽になったし、どの打席もいい内容でと考えている。修正できてマシになってきたと思うけど、まだ調整していきたい」
来日からわずか 1カ月ほどで、紛れもなくチームの中心。ロジャースの笑顔で 1つになり、虎は勝ち進む。
★ロジャースについて片岡篤史打撃コーチ
「決勝犠飛は直球に振りまけず 1球で仕留めた。ボール球を振り回さないし、われわれはこういう『4番』打者を求めていた。一緒になって喜ぶ姿も、もうチームに溶け込んでくれている」
激走アリガトウ! ジェイソン・ロジャース内野手(左)は生還した福留孝介外野手の肩をもむ=東京ドーム
◇データBOX◇
◎…ロジャースの今季打撃成績は打率 0.292(65打数19安打)、 3本塁打、15打点。最終打席のみの成績は打率 0.600(15打数 9安打)、 1本塁打、 7打点。得点圏での成績は打率 0.444(18打数 8安打)、 1本塁打、12打点。
阪神の青柳は 6月30日以来の登板で 5回 2安打無失点と好投した。久しぶりのマウンドに「初回、めちゃめちゃ緊張したが、切り替えてできて良かった」とまずまずの表情だった。
5回二死から安打を許すまでノーヒットとほぼ完璧だった。ツーシームを織り交ぜた投球で 6三振を奪い「ストライク先行で追い込めたので(三振が)取れた」と手応えをつかんだ様子。「毎試合、最後だと思って投げている」と謙虚な姿勢も忘れなかった。
2回、阪神先発の青柳晃洋投手=東京ドーム
先発した青柳は 5回を 2安打無失点。 5回二死満塁のピンチも切り抜けて、 6月30日のヤクルト戦(甲子園)以来となる 1軍のマウンドで結果を出した。「ストライク先行で、真っすぐで押すといういい形ができた。僕自身は毎試合、最後だと思って投げているので、抑えられてよかった」。リリーフ陣が一時逆転を許して「4勝」目とはならなかったがローテ復帰へアピールに成功した。
★金本知憲監督(青柳に) 「期待以上のものは出してくれた。欲を言えば、もう 1イニング投げてほしかった」
★伊藤隼太外野手( 9回回に代打で中前打を放ち、福留孝介外野手の 3塁打で同点の生還) 「勝ちにつながって良かった」
★ジェイソン・ロジャース内野手( 9回に勝ち越し犠飛) 「どんな形でも、走者をかえすという意識だった」
鳥谷は 6回無死 1塁から 1、 2塁間を破る右前打を放ち、「2000安打」まであと「34」とした。記者席からは阪神史上唯一人の生え抜き「2000安打」到達者・藤田平氏が見守った。「球団史上2人目」へ着実に歩を進める背番号「1」。この日はこの 1安打のみの 4打数 1安打で、 7回途中に登板したマテオと代わってベンチに下がった。
糸井がいなくてもロジャースがその分頑張っている!実に良いことだ。一年契約ではもったいない。これからも。今回みたいな試合を見せて欲しいですね。
全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め! ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
2017年 公式戦 順位表
2017年 公式戦 日程と結果(08月)
2017年 公式戦 日程と結果(09月)
◇公式戦全試合実況速報 公式戦全試合をテキスト速報!タイガース迂遠実況で応援気分を盛り上げます。ほかにも対戦中の選手の成績が」一目で分かる「観戦モード」も必見!
◇現場からお届け!トラ番LIVEニュース 主催試合時は、現場から直接ニュースを配信! タイガース情報をどこよりもはやく、そうして細やかに。「生」の情報もお届けします!!
※阪神戦を見るなら「虎テレ TORATELE 」だ!交流戦全24試合放送します!
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※このスローガン・デザインは、2017年のシーズンロゴとしても展開して参ります。