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Channel: 阪神ファンの障碍(害)者アスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記
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阪神打線つながり3連勝!鳥谷2000安打まで残り19本!福留14号2ラン!8月5本目!青柳4勝目

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中日は 1回に 4番アレックス・ゲレーロ外野手(30)の右中間への適時 2塁打で先制。阪神は 2回に大山悠輔内野手(22=白鴎大學)の適時打で同点。さらに梅野隆太郎捕手(26)の犠飛で勝ち越した。阪神は 4回に鳥谷敬内野手(36)の適時 2塁打で 1点を追加。 5回には糸井嘉男外野手(36)の適時打、福留孝介外野手(40)の「14号2ラン」で 3点を入れ、突き放した。阪神は 8回に大山の適時打、 9回には中谷将大外野手(24)の犠飛でダメ押し点を重ね、「3連勝」。先発青柳晃洋投手(23)は「4勝」目を挙げた。

大山悠輔内野手が、 2回に同点適時打を放った。 1点を追う 2回一死 1、 2塁。打席に背番号「3」が向かうと、 2球目をコンパクトにスイング。中前適時打を放ち、同点とした。大山は18日中日戦(ナゴヤドーム)でも 1本塁打を含む「3安打5打点」と大暴れ。虎のドラフト 1位が、ついに目覚めだした。D 1位・大山が、疲労で初めてスタメン落ちしたジェイソン・ロジャース内野手(29)に代わって「7番・1塁」で出場し、「4打数2安打2打点」と奮闘した。「3連勝」で 2カードぶりのカード勝ち越しを決め、貯金は「11」。カバーしあえる虎は、夏バテ知らずや!後手を踏んでも、すぐに追いつき、突き放す。今の虎を象徴するかのような猛攻撃で、弱り目の竜を食いちぎった。スタメン表からあふれるほどの役者がそろう。“劇薬”となったのは大山だ。反撃ののろしをあげた後は 8回無死 1、 3塁でも中前打を放ち、リードを 6点に広げた。得点圏打率は 0.391(23打数 9安打、 4本塁打、18打点)と上昇。金本知憲監督(49)は、ナゴヤドームのスコアボードに刻まれた数字をみて、目を丸くした。シーズンは残り35試合。福留、糸井、西岡剛内野手(33)がスタメンにそろい踏み、好調鳥谷、成長著しい中谷らと手駒がそろってきた。「3連勝」で貯金は「11」。その後、ナイターで首位広島が負けたが、まだ「8.5ゲーム」差。それでもあきらめずに、追い続ける。

梅野隆太郎捕手が、 1- 1の 2回に勝ち越しとなる左犠飛を放った。直前に 7番大山が同点適時打を放ち、一死 1、 2塁。梅野は 2球目の内角高めにきた直球を打つと打球はレフトへ。犠牲フライには十分な飛距離を放ち、 3塁走者の鳥谷が生還。勝ち越しの犠飛となった。15日の広島戦(京セラ)以来の打点。先発の青柳は試合序盤に変化球の制球が不安定だったが、体の開きを指摘してサポートした。

鳥谷敬内野手が 4回に追加点となる右中間適時 2塁打を放ち、「2000安打」まで残り「19本」とした。 1点リードの 4回一死 2塁の好機でバッターボックスに向かうと、中日若松が投じた高めのスライダーにバットを合わせ、打球は右中間を割った。 1塁走者の福留が一気に駆け抜けてホームイン。追加点をあげ、先発青柳を援護した。今季 4度目の猛打賞で通算 132度目となり、高木豊(58=大洋、現DeNA)に並び「セ・リーグ歴代24位」に浮上した。通算「2000安打」までは、あと「17」だ。

西岡剛内野手が、左アキレス腱(けん)断裂の大けがから復帰後、初めてのスチールを決めた。 5回、先頭打者で打席に立つと、左安打を放って出塁。すると 2番北條史也内野手(23)に対する初球で、果敢にスタートを切った。捕手が送球するも、判定はセーフ。ケガから復帰後、初スチールとなった。 5回無死 1塁。左前打で出塁した西岡が、次打者・北條の初球で走った。ベース前で加速する持ち味の猛スライディングが、ベースカバーした京田陽太内野手(23)を圧倒した。タッチが弱く、 2盗成功!悪夢の左アキレス腱断裂から、 1年近くのリハビリを経て復活したのが 7月17日の広島戦(甲子園)。いきなりセーフティーバントをするなど、足は大丈夫!を満天下にアピールしてきた。打撃の方は、ひと足お先に完全復活モードだ。この日の安打で、出場 7試合連続安打。歌を忘れたカナリア以上に、盗塁しない西岡は物足らなかった。でも、もう心配はいらない。帰ってきたスピードスターが、何かを起こす。

北條は 5回無死 1塁で 1走・西岡が初球盗塁を決めると、 2球目にすかさず投前犠打を決めた。直後に糸井の適時 2塁打、そして福留の「2ラン」。イッキ 3点の流れを作った。 9回に 5試合連続となる中前打を放ったことの方が、うれしそうだった。

糸井は 3- 1の 5回、西岡の盗塁と北條の犠打で作った一死 3塁の好機で、右翼線へ強烈な適時 2塁打を放った。金本監督も目を細めた。 7月17日の広島戦(甲子園)で右脇腹を負傷して途中交代。そのとき以来の西岡、福留とのそろい踏みだった。カムバックした超人が打線を活気づかせる。

福留孝介外野手が、 5回に「14号2ラン」を放った。 3点リードの 5回一死 2塁。カウント 2- 0からの 3球目。真ん中外寄りに来た 132キロを強振。右翼席まで運んだ。これで 8月に入って 5本目。頼れる男が本領を発揮している。24試合ぶりに「4番」を務めた福留孝介外野手がトドメの一撃を食らわせた。 この日は 7月から途中加入して前日18日まで「4番」だったロジャースが「休養」。 7月22日ヤクルト戦以来の「4番」を務めた福留が、しっかりと役割を果たした。ゆっくり本塁へかえるには、ほうり込むしかない。 8月「5本目」の一発で竜を突き放し、福留はまた自らを休ませることに成功した。ベースを一周し、出迎えた糸井とニヤッと笑ってハイタッチ。真夏に絶好調突入だ。勝負どころでは本人も休日返上の覚悟。歯を食いしばって、大ベテランが先頭を走る。虎と福留のスパートは、もう始まっている。

青柳晃洋投手がプロ入り自己最長タイとなる 7回 1/3を投げ、 3安打 1失点の好投を見せた。打線の援護もあり、 6月10日ソフトバンク戦(ヤフオクドーム)以来70日ぶり、今季「4勝目(3敗)」をあげた。青柳はお立ち台では笑顔を見せた。開幕ローテーション入りしていた藤浪晋太郎投手(23)、岩貞祐太投手(25)が 2軍で再調整中。ランディ・メッセンジャー投手(36)も右足を腓骨(ひこつ)骨折で一時帰国するなど、先発投手陣は手薄。頼もしい変則右腕が帰ってきた。 8回に先頭の藤井淳志外野手(36)に四球を出し、代打・遠藤一星内野手(28)の安打で一死 1、 2塁とされたところで降板。今季は 3度の 2軍落ちを経験も、そのたびにはい上がった。 8月戦線をタフに投げ抜いていく。記事をまとめてみました。

 

 

 <中日 1- 8阪神>◇19回戦◇阪神11勝 8敗◇19日◇ナゴヤドーム

 中日は 1回に 4番ゲレーロの右中間への適時 2塁打で先制。阪神は 2回に大山の適時打で同点。さらに梅野の犠飛で勝ち越した。

 阪神は 4回に鳥谷の適時 2塁打で 1点を追加。 5回には糸井の適時打、福留の「14号2ラン」で 3点を入れ、突き放した。

 阪神は 8回に大山の適時打、 9回には中谷の犠飛でダメ押し点を重ね、「3連勝」。先発青柳は「4勝」目を挙げた。中日は「4連敗」、若松は「4敗」目を喫した。

 

 大山悠輔内野手は 2回、同点打を放った=ナゴヤドーム

 大山悠輔内野手が、 2回に同点適時打を放った。

  1点を追う 2回一死 1、 2塁。打席に背番号「3」が向かうと、 2球目をコンパクトにスイング。中前適時打を放ち、同点とした。

 「打ったのはストレート。初球にボール球を振ってしまったのですが、うまく切り替えて打つことができました。とにかくランナーをかえすんだという気持ちだったので、打ててよかったです」。

 大山は18日中日戦(ナゴヤドーム)でも 1本塁打を含む「3安打5打点」と大暴れ。

 虎のドラフト 1位が、ついに目覚めだした。

  2回表阪神一死 1、 2塁、大山悠輔内野手は中前同点適時打を放った=ナゴヤドーム

 R砲が休みでも大丈夫! 阪神は打線が爆発して中日に 8- 1と快勝。D 1位・大山悠輔内野手が、疲労で初めてスタメン落ちしたジェイソン・ロジャース内野手に代わって「7番・1塁」で出場し、「4打数2安打2打点」と奮闘した。「3連勝」で 2カードぶりのカード勝ち越しを決め、貯金は「11」。カバーしあえる虎は、夏バテ知らずや!

 後手を踏んでも、すぐに追いつき、突き放す。今の虎を象徴するかのような猛攻撃で、弱り目の竜を食いちぎった。スタメン表からあふれるほどの役者がそろう。“劇薬”となったのは大山だ。

 「 1日 1日、しっかり試合の中でチームのために必死にやるだけです」

 ロジャースが 7月18日に 1軍昇格後、初めて欠場。最近5試合で打率 0.105と精彩を欠いていたため、首脳陣が休養をとらせた。代わりに「7番・1塁」で出場したのが大山だった。

  2回表阪神一死 1、 2塁、中前へ同点適時打を放った大山悠輔内野手=ナゴヤドーム

 ハードルが高い? いやいや、とんでもない。 1点を追う 2回一死 1、 2塁。若松の直球を中前にはじき返し、試合を振り出しに戻す。早速、助っ人の代役を果たした。

 「初球にボール球を振ってしまったのですが、うまく切り替えて打つことができた。とにかくランナーをかえすんだという気持ちだったので、打ててよかったです」

 反撃ののろしをあげた後は 8回無死 1、 3塁でも中前打を放ち、リードを 6点に広げた。前日18日は自身初の 1試合 5打点。気を緩めるどころか、バットの勢いをさらに増し、 2戦で計「7打点」だ。得点圏打率は 0.391(23打数 9安打、 4本塁打、18打点)と上昇。金本監督は「得点圏でよく打っていますし」と、ナゴヤドームのスコアボードに刻まれた数字をみて、目を丸くした。

 金本知憲監督(中央)も打つわ打つわの試合に笑いが止まらなかった=ナゴヤドーム

 「3番・左翼」で出場した10日の巨人戦(東京ドーム)。試合前、大山のユニホームだけ真っ黒だった。お尻から太もも、膝下にかけて土がこびりついていた。フリー打撃後の走塁練習でスライディングを繰り返していたためだが、そこに大山の姿勢が隠されていたことを中村外野守備走塁コーチが明かした。

 「スライディングひとつでアウト、セーフが変わります。それが試合を大きく左右するときもある。ベンチスタートが多い大山には練習からやっておけという話はしていた」と説明した後、「でも『スタメンのときはやらんでエエぞ』といったんですけどねぇ」とうれしそうに笑った。もっとうまくなりたい。結果を出したい。そのために、常日頃からどん欲に汗をかく。だからこそ、メジャー経験者の助っ人の代役でも見劣りしない。むしろ食いかねない存在感を発揮している。

  8回、適時打を放った大山悠輔内野手=ナゴヤドーム

 シーズンは残り35試合。福留、糸井、西岡がスタメンにそろい踏み、好調鳥谷、成長著しい中谷らと手駒がそろってきた。将は「今まで…昨年とか今年なかった、うれしい悩みというかね。みんな使いたいですよね」とホクホク顔だ。  「3連勝」で貯金は「11」。大山は「継続していきたいです」と口を真一文字に結んだ。その後、ナイターで首位広島が負けたが、まだ「8.5ゲーム」差。それでもあきらめずに、追い続ける。

☆阪神・片岡篤史打撃コーチ

 「打線の状態が上がってきた。きのう(18)も二死から点を取って、きょうも取られてすぐに取り返してくれた。ロジャースはずっと試合に出ていたけど、休養できるメンバーになってきたのでね」

  2回、適時打を放った大山悠輔内野手=ナゴヤドーム

◇データBOX◇

◎…大山は今季40試合の出場で打率 0.278だが、得点圏打率 0.391とチャンスに強い。ちなみに規定打席に到達しているなかでセ・リーグ首位は広島・エルドレッドの 0.363。

◎…阪神は「今季8度目の3連勝」で 2カードぶりの勝ち越し。貯金は「11」で、今季最多は 6月16日の楽天戦(甲子園)などでマークした「12」。

 

  2回、勝ち越しの左犠飛を放った梅野隆太郎捕手=ナゴヤドーム

 梅野隆太郎捕手が、 1- 1の 2回に勝ち越しとなる左犠飛を放った。「打ったのはストレート。もう 1点欲しいところでしたし、最低限ですがランナーをかえすことができてよかったです」。

 直前に 7番大山が同点適時打を放ち、一死 1、 2塁。梅野は 2球目の内角高めにきた直球を打つと打球はレフトへ。犠牲フライには十分な飛距離を放ち、 3塁走者の鳥谷が生還。勝ち越しの犠飛となった。

  2回表阪神一死 1、 3塁、左犠飛を放ち勝ち越し点をあげた梅野隆太郎捕手=ナゴヤドーム

 梅野は 1- 1の 2回一死 1、 3塁で勝ち越しの左犠飛を放った。15日の広島戦(京セラ)以来の打点に「最低限と思っていました」。先発の青柳は試合序盤に変化球の制球が不安定だったが、体の開きを指摘してサポートし「修正してくれた。すごくリードしやすかった」とたたえた。

  2回表阪神一死 1、 3塁、左犠飛を放ち勝ち越し点をあげた梅野隆太郎捕手(中央)=ナゴヤドーム

 

 鳥谷敬内野手が 4回に追加点となる右中間適時 2塁打を放ち、「2000安打」まで残り「19本」とした。

  1点リードの 4回一死 2塁の好機でバッターボックスに向かうと、中日若松が投じた高めのスライダーにバットを合わせ、打球は右中間を割った。

  1塁走者の福留が一気に駆け抜けてホームイン。追加点をあげ、先発青柳を援護した。

  4回、適時 2塁打を放った鳥谷敬内野手=ナゴヤドーム

 鳥谷は 4回に右中間への適時 2塁打を放つと、 5回には左中間へ 2塁打、 8回にも右前打。 8月は月間打率 0.397(58打数23安打)と絶好調で「いいところに飛んでくれました」とうなずいた。今季 4度目の猛打賞で通算 132度目となり、高木豊(大洋、現DeNA)に並び「セ・リーグ歴代24位」に浮上した。通算「2000安打」までは、あと「17」だ。

  4回表阪神一死 1塁、右中間をやぶる適時 2塁打を放った鳥谷敬内野手=ナゴヤドーム

 

 西岡剛内野手が、左アキレス腱(けん)断裂の大けがから復帰後、初めてのスチールを決めた。

  5回、先頭打者で打席に立つと、左安打を放って出塁。すると 2番北條に対する初球で、果敢にスタートを切った。捕手が送球するも、判定はセーフ。ケガから復帰後、初スチールとなった。

  5回表阪神無死 1塁、打者北條史也内野手の時に 2塁盗塁を決める西岡剛内野手。野手京田=ナゴヤドーム

  5回無死 1塁。左前打で出塁した西岡が、次打者・北條の初球で走った。ベース前で加速する持ち味の猛スライディングが、ベースカバーした京田を圧倒した。タッチが弱く、 2盗成功!

 「復帰して、一番うれしいことです」

 悪夢の左アキレス腱断裂から、 1年近くのリハビリを経て復活したのが 7月17日の広島戦(甲子園)。いきなりセーフティーバントをするなど、足は大丈夫! を満天下にアピールしてきた。

 が、これまで 2度チャレンジした盗塁はいずれも失敗。気にしていた。そして、過去 2度も盗塁王に輝いた男が、たった 1つの成功を素直に喜んだ。スピードを身上とするスターが一番、待っていた瞬間だった。

 打撃の方は、ひと足お先に完全復活モードだ。この日の安打で、出場 7試合連続安打。

 西岡剛内野手は 5回、左前打で出塁した=ナゴヤドーム

 「使ってもらっている以上は、結果を残さないといけないので」

 自身の安打と盗塁で作った一死 3塁から、中軸の糸井が右翼線タイムリー 2塁打。さらに福留が「2ラン」。「1番打者」が最も手応えを感じる攻撃だったかもしれない。それでも「チーム内の競争が激しいですから、それに負けないようにしないと」と謙虚だった。

 ベンチ裏からバスへ向かう通路。報道陣に囲まれていた金本監督からメッセージが飛んできた。

 「アイツ、どうせすぐ疲れて、すぐいなくなると思うけど(笑)」

 痛烈なイジりは、もちろん“ずっといてほしい”の裏返し。歌を忘れたカナリア以上に、盗塁しない西岡は物足らなかった。でも、もう心配はいらない。帰ってきたスピードスターが、何かを起こす。

 

  5回、送りバントを決めた北條史也内野手=ナゴヤドーム

 北條は 5回無死 1塁で 1走・西岡が初球盗塁を決めると、 2球目にすかさず投前犠打を決めた。直後に糸井の適時 2塁打、そして福留の「2ラン」。イッキ 3点の流れを作った。「(バントは)しっかり決めたら流れも良くなりますしね。最後の打席でヒットが出てよかったです」。 9回に 5試合連続となる中前打を放ったことの方が、うれしそうだった。

 

  5回、適時 2塁打を放った糸井嘉男外野手=ナゴヤドーム

 糸井は 3- 1の 5回、西岡の盗塁と北條の犠打で作った一死 3塁の好機で、右翼線へ強烈な適時 2塁打を放った。理想的な点の取り方に「よかったです」と声を弾ませた。金本監督も「走って、バントで送って、 1点をね、長打もありで」と目を細めた。

  7月17日の広島戦(甲子園)で右脇腹を負傷して途中交代。そのとき以来の西岡、福留とのそろい踏みだった。前日18日には32日ぶりにスタメン復帰して、いきなり「9号ソロ」に 2塁打 2本の大暴れ。カムバックした超人が打線を活気づかせる。

 

  5回表阪神一死 2塁、「右越え2点本塁打」を放った福留孝介外野手=ナゴヤドーム

 福留孝介外野手が、 5回に「14号2ラン」を放った。

  3点リードの 5回一死 2塁。カウント 2- 0からの 3球目。真ん中外寄りに来た 132キロを強振。右翼席まで運んだ。

 「打ったのはストレート。糸井がタイムリーを打ってくれて、自分もうしろにつないでいこうと思っていました。意識していたことはそれだけです」

 これで 8月に入って 5本目。頼れる男が本領を発揮している。

 中日に連勝し福留孝介外野手(左)らを出迎える金本知憲監督=ナゴヤドーム

 24試合ぶりに「4番」を務めた福留孝介外野手がトドメの一撃を食らわせた。 2点リードの 5回。 3番糸井の右翼線適時 2塁打で 1点を加えると、なお一死 2塁の場面で、福留が右翼越えの「14号2ラン」を放った。

 この日は 7月から途中加入して前日18日まで「4番」だったロジャースが「休養」。 7月22日ヤクルト戦以来の「4番」を務めた福留が、しっかりと役割を果たした。

 休養を挟みながらベテラン福留の起用を続ける金本知憲監督は「どうしようか、明日(笑い)。休ませたいけど、週 2回は休ませたいけどさ…。今日は 1塁から(走塁で)帰ったからな。孝介の本音が分からんけど(笑い)。俺らには『出ます』しか言わんけどさ。本音のところを知りたいけど」と悩ましげだった。

 福留孝介外野手は 5回、「14号2ラン」を放った。これで 8月「5本目」とペースが上がってきた =ナゴヤドーム

 ゆっくり本塁へかえるには、ほうり込むしかない。 8月「5本目」の一発で竜を突き放し、福留はまた自らを休ませることに成功した。ベースを一周し、出迎えた糸井とニヤッと笑ってハイタッチ。真夏に絶好調突入だ。

 「糸井がタイムリーを打ってくれて、自分も後ろにつないでいこうと思っていた。意識していたことはそれだけです」

  3- 1で迎えた 5回。先頭・西岡の安打と 2盗、北條の投前犠打から糸井の右翼線適時 2塁打が生まれ、理想的に加点した直後だった。若松の 132キロ直球をガツン。スタンド最前列に着弾した。中谷をかわし、チーム単独トップとなる「14号2ラン」となった。

 ロジャースに休養が与えられ、 7月22日のヤクルト戦(神宮)以来の「4番」だった。糸井の復帰を受けて再度、左翼守備に回る負担もあったが、鮮やか過ぎる主軸の仕事ぶりを披露。金本監督も「あれでほぼこっちのペースにできた。どうしようか、あした。休ませたいけど…(週に) 2回は休ませたいけど」と、うれしい悲鳴をあげた。

  4回、安打を放った福留孝介外野手=ナゴヤドーム

 最近10試合で福留のスタメンは 6試合。この日の 2安打 2打点も含め、その間の数字は打率 0.400(25打数10安打)、 3本塁打、12打点と驚異的だ。絶好調は、効果的な休養にも支えられている。 9日の巨人戦(東京ドーム)では 9回に同点 3塁打を放ち、直後の決勝犠飛でホームイン。激走続きで疲れたものの、調子は維持した。この日の試合前には「俺、 1回走ったら、 1回休み!」と冗談交じりに語ったが、その数時間後、 4回一死から 1走として鳥谷の 2塁打で激走ホームイン。宣言通りなら、20日はお休み!?

 頼れる40歳に、指揮官も「 1塁からかえったからなぁ。孝介の本音のところはどうなのか…。俺らには『出ます』しかいえないだろうから、本音のところを知りたい」とニコニコ顔でうれしい悩みを口にした。

 もちろん、勝負どころでは本人も休日返上の覚悟。歯を食いしばって、大ベテランが先頭を走る。虎と福留のスパートは、もう始まっている。

  5回、「2点本塁打」を放った福留孝介外野手=ナゴヤドーム

★福留の激走VTR

  9日の巨人戦(東京ドーム)。 3- 4の 9回一死 1塁で、同点の 3塁打を放った。激走した直後、ロジャースが初球を打ち上げ、休む間もなく本塁へ突入。本塁クロスプレーに頭から突っ込んで生還した。「これで疲れていない人はおらんやろ。足がもつれてしまって」と本人。翌10日は特別休暇となった。

◇データBOX◇

◎…福留は 8月の本塁打数が「5本」となった。阪神移籍後の最多月別ホームランは2015年 6月の「6本」。中日在籍時は2007年 4月に「9本」を記録している。

 

  5回を終え笑顔で北條史也内野手(左)とタッチを交わす青柳晃洋投手=ナゴヤドーム

 青柳晃洋投手がプロ入り自己最長タイとなる 7回 1/3を投げ、 3安打 1失点の好投を見せた。

 打線の援護もあり、 6月10日ソフトバンク戦(ヤフオクドーム)以来、今季「4勝」目をあげた。

 青柳は「長いイニングを投げられて良かったです」と振り返り、お立ち台では笑顔を見せた。

 開幕ローテーション入りしていた藤浪、岩貞が 2軍で再調整中。メッセンジャーも右足を腓骨(ひこつ)骨折で一時帰国するなど、先発投手陣は手薄。暑さが厳しい夏場を迎えるが、頼もしい変則右腕が帰ってきた。

 青柳晃洋投手は 8回途中 1失点の力投。梅野らの助言で試合中に修正した=ナゴヤドーム

 青柳が自身最長タイの 7回 1/3を 3安打 1失点。 6月10日のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)以来70日ぶりに「4勝目(3敗)」を手にした。

 「長いイニングを投げられてよかったです。体が開かないように梅野さんにいわれて、香田8投手コーチ)さんにも指摘してもらって、試合中に修正できました」

  0- 0の 1回二死から大島を四球で歩かせ、続くゲレーロには簡単に右中間へはじき返されて 1点を失ったが、立ち直った。その後は 1つの四球も出さずに 5イニング連続で三者凡退。テンポよく投げた右腕を、打線も援護した。

  8回に先頭の藤井に四球を出し、遠藤の安打で一死 1、 2塁とされたところで降板。途中とはいえ、先発が 8回まで投げたのは 4日のヤクルト戦(京セラ)でメッセンジャーが完封して以来。中継ぎ陣を休ませて、金本監督も「今年一番8の投球)かな」と評価した。

 「ランディ(メッセンジャー)が抜けたのは大きいですが、僕は与えられた仕事を頑張ります」

 今季は 3度の 2軍落ちを経験も、そのたびにはい上がった。 8月戦線をタフに投げ抜いていく。

 

 全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(08月)

 

 

 

 

 

 

   

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