● 1回は両軍ともに 1点ずつ。阪神は 2回に鳥谷敬内野手(36)の「ソロ」、 3回に中谷将大外野手(24)の「3ラン」でリードも、ヤクルトは 3回にウラディミール・バレンティン外野手(33)が「2ラン」。 阪神は 4回二死 1、 2塁から上本博紀内野手(31)が中前適時打を放った。ヤクルト先発の星知弥投手(23)は 5回 109球、 8安打 6失点で降板した。阪神は先発秋山拓巳投手(26)が中盤以降立ち直り、「5連勝」で「11勝」目を挙げた。打線も 2試合連続「2桁安打」。ラファエル・ドリス投手(29)は「31セーブ」目。阪神に自力優勝の可能性が復活した。首位広島が敗れたため、「6.5ゲーム」差に縮まった。貯金は今季最多を更新する「13」。金本知憲監督(49)は表情を引き締めた。
●ジェイソン・ロジャース内野手(29)が先制打を放った。 1回二死 2塁、たたきつけて 2遊間を割った。「4番」復帰 2試合目のロジャースのバットから先制点が生まれた。 1回二死 2塁、打球はしぶとく中前に転がった。 2塁から上本が一気にホームイン。打点は17日の犠飛で挙げて以来。適時打での打点となると、 9日以来。名誉挽回となるか。
●鳥谷敬内野手が 2カ月半ぶりの 1発を放った。同点の 2回、先頭でドラフト 2位右腕星の内角 143キロ直球を右翼ポール際中段席まで届かせた。イヤ~な空気を、そのひと振りで吹き飛ばした。鳥谷のフルスイングが生み出した打球がツバメファンで埋まった右翼スタンドに突き刺さる。 1回裏に守備の乱れで同点にされた直後の攻撃。先頭打者として放った勝ち越し弾が、猛虎打線に火をつけた。勝ち越しの「3号ソロ」は推定飛距離 130メートルに届こうかという特大弾となり、照れ笑い。 6月 6日オリックス戦以来の 1発を決め、通算「2000安打」まで残り「11本」とした。 6月 6日のオリックス戦(京セラ)以来の“ごぶさたアーチ”だった。絶好調の夏は依然、続いている。 8月の打率は 0.382。驚異のハイアベレージで、チームを押し上げ、自身の記録へも一気に突き進む。
●中谷将大外野手(24)が 3試合連続本塁打を決めた。 1点リードの 3回二死 1、 3塁で右腕星から「16号左越え3ラン」。奇跡が見えた! 中谷将大外野手が 3戦連発となる「16号3ラン」を放ち、ヤクルトに「2連勝」。金本政権初の貯金「13」に到達した。首位・広島が敗れ、14日以来となる自力優勝が復活。最大「11ゲーム」差だった鯉と「6.5」差に。逆転Vが現実味を帯びてきた!リプレーじゃない。夢でもない。黄色い熱狂の中心へ向かって、中谷がまた希望のアーチを再現した。 1戦、一球に食らいつく気持ちが大器からあふれ出て、 3戦連続弾となる「3ラン」で勝負ありだ。時を同じくして、鯉は 3戦連続サヨナラ負けし虎の自力Vも復活。もしも奇跡が起こるなら、こんな日から起こる。 3回だった。一死 1、 3塁で「4番」のロジャースが空振り三振に倒れ、追加点奪取は24歳に託された。 1ボールからの 2球目。星の真ん中に入ったスライダーを、グンッと振り抜く。バットを投げ飛ばしながら夜空を見つめた。左翼のバレンティンが打球を追わずに頭を抱え、悔しがる。打球は左翼席中段に舞い落ちた。一気に 5- 1。大勢が決した。再び福留を引き離してチーム単独トップに立つ「16号」。22日のカード初戦から、ドドドッと「3戦連発」だ。貯金は金本政権 2年目にして最多の「13」にふくらんだ。広島が 3戦連続サヨナラ負けとつまずく真夏の夜に、虎待望の大砲が大輪の花を咲かせ、14日以来10日ぶりに自力「V」が復活。ゲーム差は「6.5」。残りは31試合。 3戦連発でシーズン換算で「20.4本塁打ペース」に乗せた中谷だが、チームのためにも打ち続けなくてはならない。壁を突き破りながら、そのバットで奇跡を起こす。鯉の尻尾も必ずつかむ。手応えと、課題ももって進む。一本立ちした中谷が何本もアーチをかければ、奇跡は向こうから歩いてくる。
●本来の秋山はそこにいなかった。自慢の制球は乱れ、逆球が目立つ。いつもの球威もない。それでも勝った。 8回を 5安打 3失点で今季「11勝」目。自身最長の「5連勝」で負傷離脱中のランディ・メッセンジャー投手(36)に並ぶ、チームトップの勝ち星を手にした。ヒーローの登場に神宮の虎党が沸くなか、少し不満そうな表情で振り返った。言葉通り、不安定だった。 1- 0の 1回、先頭の坂口に中前打。一死後、バレンティンには左前打で 1、 2塁と得点圏に走者を背負った。山田哲人内野手(25)は平凡な内野ゴロで 6- 4- 3の併殺となるはずが、 2塁手・上本が 1塁へ悪送球。味方の適時失策で同点とされたが、ボール自体も甘かった。悪いなりの投球でゲームを作る。今年、秋山が成長したポイントだ。香田勲男投手コーチ(52)も評価する。身につけた修正能力。勢いだけじゃない。本当の意味で 1軍のローテーション投手に仲間入りだ。エースの代わりにはなれない。だが、自分なりの投球でチームを引っ張ることはできる。秋山らしさを忘れず、虎投の先頭に立つ。
● 3点リードの 9回に 2番手でマウンドに上がったのは守護神ドリス。武内を左飛、山田を空振り三振、リベロ内野手(29)を遊ゴロであっさり 3人で片付け、31セーブ目。 2位に「4差」をつけて、単独トップをひた走っている。開き直りの心境が、快投につながっている。
●西岡剛内野手(33)が24日、出場選手登録を抹消された。前日23日のヤクルト戦(神宮)で左かかとに軽い打撲を負ったためで、代わって板山祐太郎外野手(23)が出場選手登録された。西岡は前日のゲームで本塁に突入した際に足を痛め、直後の守備から退いていた。病院へは行っておらず、球団広報によると程度は軽傷で、西岡自身の24日以降の出場意欲も強かったという。だが左足は昨季、アキレス腱を断裂し手術を受けた側ということもあり、大事を取る形になった。西岡は今季、完全復活を期して 7月17日に 1軍復帰し26試合に出場、打率 0.253、 0本塁打、 4打点。前日にも今季 2盗塁目を決めるなど、調子を上げていたところだった。記事をまとめてみました。
<ヤクルト 3- 6阪神>◇21回戦◇阪神14勝 7敗◇24日◇明治神宮球場
1回は両軍ともに 1点ずつ。阪神は 2回に鳥谷の「ソロ」、 3回に中谷の「3ラン」でリードも、ヤクルトは 3回にバレンティンが「2ラン」。
阪神は 4回二死 1、 2塁から上本が中前適時打を放った。ヤクルト先発の星は 5回 109球、 8安打 6失点で降板した。
阪神は先発秋山が中盤以降立ち直り、「5連勝」で「11勝」目。打線も 2試合連続「2桁安打」。ドリスは「31セーブ」目。ヤクルトは「2連敗」で今季最多の借金「34」。
好投した秋山拓巳投手=明治神宮球場
阪神に自力優勝の可能性が復活した。 2回に鳥谷の勝ち越し本塁打が飛び出し、 3回には中谷が 3戦連発となる「16号3ラン」を放った。 3戦で合計「8本塁打」と打線は活発。先発秋山は粘りの投球を見せ、 8回 3失点で「11勝」目を挙げた。
首位広島が敗れたため、「6.5ゲーム」差に縮まった。貯金は今季最多を更新する「13」。
金本監督は「月間で(貯金) 3つを目標にして、今月もまだ残っているが、最低、それは守るようにやっていきます」と表情を引き締めた。
連勝を祝う、左から金本知憲監督、中谷将大外野手、秋山拓巳投手、原口文仁内野手、糸井嘉男外野手=明治神宮球場
ジェイソン・ロジャース内野手が先制打を放った。 1回二死 2塁、たたきつけて 2遊間を割った。
「打ったのはストレート。力を抜いてセンター返しを心掛けていたよ。初回で先行だったし、点を取れればゲームの流れを先につかめると思っていた。ランナーをかえすバッティングができて良かったね」と振り返った。
1回表阪神二死 2塁、ジェイソン・ロジャース内野手は先制の中前適時打を放った。捕手中村悠平=明治神宮球場
「4番」復帰 2試合目のロジャースのバットから先制点が生まれた。 1回二死 2塁、打球はしぶとく中前に転がった。 2塁から上本が一気にホームイン。「力を抜いてセンター返しを心掛けたよ。点を取れればゲームの流れを先につかめると思って、走者を返す打撃ができたね」。打点は17日の犠飛で挙げて以来。適時打での打点となると、 9日以来。25日からは巨人戦。対戦打率は 0.083と群を抜いて悪い。名誉挽回となるか。
1回、適時打を放ったロジャース内野手=明治神宮球場
鳥谷敬内野手が 2カ月半ぶりの 1発を放った。
同点の 2回、先頭でドラフト 2位右腕星の内角 143キロ直球を右翼ポール際中段席まで届かせた。勝ち越しの「3号ソロ」は推定飛距離 130メートルに届こうかという特大弾となり、「まぐれ、まぐれ!」と照れ笑い。 6月 6日オリックス戦以来の 1発を決め、通算「2000安打」まで残り「11本」とした。
2回、鳥谷敬内野手が勝ち越しアーチ。右翼席に3号ソロを放った=明治神宮球場
イヤ~な空気を、そのひと振りで吹き飛ばした。鳥谷のフルスイングが生み出した打球がツバメファンで埋まった右翼スタンドに突き刺さる。 1回裏に守備の乱れで同点にされた直後の攻撃。先頭打者として放った勝ち越し弾が、猛虎打線に火をつけた。
「マグレ、マグレ」
笑って繰り返した。報道陣から「狙ったように見えたが?」と問われると…。
「狙って打てたら、もっと打ってます。先頭打者だったから塁に出ることを考えてました」
確かに、2009年シーズンにキャリアハイ「20本塁打」した背番号「1」が、今季はまだ「3号」。ちょっと少ない。いや、かなり少ない。 6月 6日のオリックス戦(京セラ)以来の“ごぶさたアーチ”だった。
2回表阪神無死、「右本塁打」を放った鳥谷敬内野手=明治神宮球場
22日の打球もあと一歩。中谷、大山の連弾の直後にフェンス直撃の二塁打で“3連発”を逃し、「力不足です」と苦笑いしていた。でも、この夜描いた軌跡は、どう見てもパワー不足の打球じゃない。
本塁打は、もちろん「安打」。通算安打を 1本上積みして、大目標である「2000安打」まで、いよいよあと「11」に迫った。
絶好調の夏は依然、続いている。 8月の打率は 0.382。驚異のハイアベレージで、チームを押し上げ、自身の記録へも一気に突き進む。あと 1本出れば残り「10」。そして…。全国虎党のみなさん、カウントダウンの準備はできていますか?
2回に「3号ソロ」を放った鳥谷敬内野手。大台へ一気に加速だ=明治神宮球場
◇データBOX◇
◎…鳥谷の 8月(24日現在)の打率は 0.382(76打数29安打)と月別で最もよい。今季通算の 1試合平均安打数は「1.04」。 8月の 1試合平均安打数は「1.38」で、このペースでいけば「2000安打達成(あと11安打)」は、 9月 2日の中日戦(甲子園)となる。
中谷将大外野手が 3試合連続本塁打を決めた。
1点リードの 3回二死 1、 3塁で右腕星から「16号左越え3ラン」。「打ったのはスライダー。甘いボールを一発で仕留められました。まだ序盤なので、しっかり気を引き締めて次の打席以降も頑張ります」。
3回表阪神二死 1、 3塁、中谷将大外野手は左越え「3点本塁打」を放ち、北條史也の拳にアゴタッチ=明治神宮球場
奇跡が見えた! 中谷将大外野手が 3戦連発となる「16号3ラン」を放ち、ヤクルトに「2連勝」。金本政権初の貯金「13」に到達した。首位・広島が敗れ、14日以来となる自力優勝が復活。最大「11ゲーム」差だった鯉と「6.5」差に。逆転Vが現実味を帯びてきた!
リプレーじゃない。夢でもない。黄色い熱狂の中心へ向かって、中谷がまた希望のアーチを再現した。 1戦、一球に食らいつく気持ちが大器からあふれ出て、 3戦連続弾となる「3ラン」で勝負ありだ。時を同じくして、鯉は 3戦連続サヨナラ負けし虎の自力Vも復活。もしも奇跡が起こるなら、こんな日から起こる。
「甘いボールを一発で仕留められました。真っすぐのタイミングでいって、あの球はうまく反応できました」
3回、「16号3ラン」を放った中谷将大外野手。初の 3試合連発、本物や!!=明治神宮球場
2- 1の 3回だった。一死 1、 3塁で「4番」のロジャースが空振り三振に倒れ、追加点奪取は24歳に託された。 1ボールからの 2球目。星の真ん中に入ったスライダーを、グンッと振り抜く。バットを投げ飛ばしながら夜空を見つめた。左翼のバレンティンが打球を追わずに頭を抱え、悔しがる。打球は左翼席中段に舞い落ちた。一気に 5- 1。大勢が決した。再び福留を引き離してチーム単独トップに立つ「16号」。22日のカード初戦から、ドドドッと「3戦連発」だ。
貯金は金本政権 2年目にして最多の「13」にふくらんだ。広島が 3戦連続サヨナラ負けとつまずく真夏の夜に、虎待望の大砲が大輪の花を咲かせ、14日以来10日ぶりに自力「V」が復活。鯉の優勝へのマジックナンバーが消えた。ゲーム差は「6.5」。残りは31試合。 3戦連発でシーズン換算で「20.4本塁打ペース」に乗せた中谷だが、チームのためにも打ち続けなくてはならない。壁を突き破りながら、そのバットで奇跡を起こす。鯉の尻尾も必ずつかむ。
3回、「3点本塁打」を放った中谷将大外野手=明治神宮球場
若虎の中でもこれまでは弟分だった。「プリズン・ブレイク」など米国ドラマがはやれば、先輩のDVDを何日も借りっぱなしにした。原口ら先輩が退寮し一人暮らしを始めれば、真っ先に新居にお邪魔。新品のソファで遠慮なく寝転がった。だが頼りなさは日に日に消え、競争も抜け出し、チームの柱となろうともがいている。
種をまき、水をやり、ときに踏みつけて成長をうながしてきた金本監督は、もっとできると信じて疑わない。 5打数 1安打に「その後の速い球を打たなあかん。あれを仕留めんと…。インサイド 3つ放られて 3球で終わったでしょ。その次の打席、両方放られて、もうまったくダメだったでしょ?」と厳しい目を向ける。そこさえ克服すれば-。「そりゃもう、将来的に『3割』もみえてきますし。
3回、「3点本塁打」を放った中谷将大外野手=明治神宮球場
『3割30本』、あいつなら『3割40本』を目指してほしいと思う。彼ならそこを克服すれば絶対にできると思う。あの3球、インサイドをやられたのを悔しいと思わないとダメですよ」。大きな花を咲かせられると思うからこそ、苦々しく見つめる。
「(本塁打の)あの打席はいい感覚だったと思います」
手応えと、課題ももって進む。一本立ちした中谷が何本もアーチをかければ、奇跡は向こうから歩いてくる。
試合に勝利し、中谷将大外野手を迎える金本知憲監督=明治神宮球場
★中谷について阪神・片岡篤史打撃コーチ
「神宮でよう打つね。甘い変化球を逃さずホームランにできる。中谷の大きな魅力やね」
◇データBOX◇
◎…阪神が24日のヤクルト戦で勝利し、広島がDeNAに敗戦。阪神は残り全31試合に勝利(93勝49敗11分け)すると、勝率 0.6549。広島は阪神との直接対決 5試合を除く全試合で勝利(91勝4848敗4分け)しても、勝率 0.6546と阪神が勝率を上回るため、阪神の自力優勝が復活した。
◎…中谷が自身初の 3試合連続本塁打。阪神では糸井が 4月に記録しており、今季 2人目。
◎…中谷はシーズン「20本」ペース。阪神での「20本塁打」以上は昨年のゴメス(22本塁打)以来。日本人では2015年の福留(20本塁打)以来で、生え抜きでは2009年の鳥谷(20本塁打)以来となる。
汗を飛ばしながら、力投した秋山拓巳投手。 8回 3失点で「11勝」目を手にした=明治神宮球場
本来の秋山はそこにいなかった。自慢の制球は乱れ、逆球が目立つ。いつもの球威もない。それでも勝った。 8回を 5安打 3失点で今季「11勝」目。自身最長の「5連勝」で負傷離脱中のメッセンジャーに並ぶ、チームトップの勝ち星を手にした。
「立ち上がり本当、どうなるのかなというような内容でした。野手の方から早めに援護してもらったので、ここで頑張らないと、という気持ちで、強く投げることができました」
ヒーローの登場に神宮の虎党が沸くなか、少し不満そうな表情で振り返った。言葉通り、不安定だった。 1- 0の 1回、先頭の坂口に中前打。一死後、バレンティンには左前打で 1、 2塁と得点圏に走者を背負った。山田は平凡な内野ゴロで 6- 4- 3の併殺となるはずが、 2塁手・上本が 1塁へ悪送球。味方の適時失策で同点とされたが、ボール自体も甘かった。
1回、味方エラーで失点を許し肩を落とす秋山拓巳投手=明治神宮球場
そこで工夫を見せた。「今年 1番状態が悪かったので、何かしないと」と、 2回からセットポジションでの投球に変更。右腕がより体の近くを通り、コンパクトに振るイメージに修正した。 5- 1の 3回二死 1塁からバレンティンに「2ラン」を被弾するが、「バレンティンの一発以外は(坂本)誠志郎のリードに応えられた」と、その後はゼロを並べた。
悪いなりの投球でゲームを作る。今年、秋山が成長したポイントだ。香田投手コーチも「彼の強み」評価する。身につけた修正能力。勢いだけじゃない。本当の意味で 1軍のローテーション投手に仲間入りだ。
「メッセの存在は大きいので背負えないですけど、昨日、一昨日と中継ぎの方が多く投げていたので、(負担を減らす)長いイニングを投げるということはできた」 エースの代わりにはなれない。だが、自分なりの投球でチームを引っ張ることはできる。秋山らしさを忘れず、虎投の先頭に立つ。
6回、ヤクルト・リベロ内野手から三振を奪った秋山拓巳投手=明治神宮球場
秋山拓巳投手が、 8回 3失点で今季「11勝」目を挙げた。神宮でのヒーローインタビューは次の通り。
-「11勝」目。今の気持ち
秋山 立ち上がり、どうなるかなというような内容してしまってたんですけど、野手の方が、早めに援護してもらったんで、ここで頑張らないとという気持ちで、すごく、投げることができました。
-どんなことを考えてマウンドへ
秋山 1戦目、 2戦目と、中継ぎの人に頑張ってもらってたんで、とにかく、ほんとは 1人で投げ抜きたかったですけど、 1つでも多くのアウトを取ることを意識して、試合に臨みました。
力投する阪神先発の秋山拓巳投手=明治神宮球場
- 5回から 8回までパーフェクト
秋山 尻上がりに調子も上がってきましたし、この時期頑張るために、春から頑張ってきたんで。踏ん張れてよかったです。
-自ら貯金「7」。チームは最多貯金「13」
秋山 これから 1つ 1つ、貯金増やしていって、広島に追いつけるように、必死に頑張っていきたいと思います。 -次に向けて 秋山 ほんとに、とても大事な時期なんで、そこで力を出せるように、これから 1週間しっかり過ごしたいと思います。
9回、投球するラファエル・ドリス投手=明治神宮球場
3点リードの 9回に 2番手でマウンドに上がったのは守護神ドリス。武内を左飛、山田を空振り三振、リベロを遊ゴロであっさり 3人で片付け、31セーブ目。 2位に「4差」をつけて、単独トップをひた走っている。「いつも通りの投球を心掛けた。何か起こったら起きた時のこと。起こってしまえばしょうがないんだから」。開き直りの心境が、快投につながっている。
23日のヤクルト戦の 5回、ベンチに戻る際に痛そうな表情を見せる西岡剛内野手=明治神宮球場
西岡剛内野手が24日、出場選手登録を抹消された。前日23日のヤクルト戦(神宮)で左かかとに軽い打撲を負ったためで、代わって板山祐太郎外野手(23)が出場選手登録された。
西岡は前日のゲームで本塁に突入した際に足を痛め、直後の守備から退いていた。病院へは行っておらず、球団広報によると程度は軽傷で、西岡自身の24日以降の出場意欲も強かったという。だが左足は昨季、アキレス腱を断裂し手術を受けた側ということもあり、大事を取る形になった。
24日中に帰阪し、25日にも鳴尾浜でリハビリを開始する予定。金本監督は「アキレス腱のところに炎症がある。痛みもあるみたい。最短(10日で戻れる)かどうかはちょっと分からん」と語った。
西岡は今季、完全復活を期して 7月17日に 1軍復帰し26試合に出場、打率 0.253、 0本塁打、 4打点。前日にも今季 2盗塁目を決めるなど、調子を上げていたところだった。
全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め! ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
2017年 公式戦 順位表
2017年 公式戦 日程と結果(08月)
2017年 公式戦 日程と結果(09月)
◇公式戦全試合実況速報 公式戦全試合をテキスト速報!タイガース迂遠実況で応援気分を盛り上げます。ほかにも対戦中の選手の成績が」一目で分かる「観戦モード」も必見!
◇現場からお届け!トラ番LIVEニュース 主催試合時は、現場から直接ニュースを配信! タイガース情報をどこよりもはやく、そうして細やかに。「生」の情報もお届けします!!
※阪神戦を見るなら「虎テレ TORATELE 」だ!交流戦全24試合放送します!
阪神タイガース主催試合をスマートフォンでご覧いただける公式動画配信サービスです。 プレイボール(※)からヒーローインタビューまで見ることができる「ライブ中継」や、見たいシーンを検索することができる「シーン検索」、ファンのみなさんの感情が反映される「熱狂メーター!!」など、様々なコンテンツを搭載した新感覚の動画配信サービスです。
※実際の試合から5分程度遅れての放送となります。
決済方法は、クレジットカードのほか、各キャリア決済にも対応。テレビ中継をなかなか見ることができない方、中継を何度も見直して勝利試合の余韻に浸りたい方、野球技術の勉強をしたい方、ヒイキの選手の笑顔をたくさん見たい方、タイガースファン必見です!!
球団公式動画配信サービス「虎テレ」に会員登録してください。
視聴価格:月額会員 630円、 1試合視聴 210円
虎テレは、Andoroid2.3.4以降、iOS5以降に対応しております。バージョンが上記未満の方はバージョンアップを実施してください。
※らくらくスマートフォンには対応しておりません。
どんな相手にも立ち向かう。どんな局面でも己の限界にトライする。
その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。
そうした強い思いをスローガンとして表現しています。
※このスローガン・デザインは、2017年のシーズンロゴとしても展開して参ります。