●阪神は初回、福留孝介外野手(40)の適時 2塁打で先制。その裏に先発青柳晃洋投手(23)が阿部慎之助内野手(38)に同点適時打を浴びるが、 2回に青柳の適時打などで 2点加えた。巨人が 5回に 5得点。宇佐見真吾捕手(24)の「2号2ラン」に阿部、村田修一内野手(36)、亀井義行外野手(35)の適時打で阪神を逆転した。先発田口麗斗投手(21)は 6回 3失点で救援に託した。巨人は 7回以降西村健太朗投手(32)、スコット・マシソン投手(33)、アルキメデス・カミネロ投手(30)とつないで無失点に抑えた。田口が「11勝」目。カミネロは「21セーブ」目。阪神は青柳が 5回途中 5失点で「4敗」目。
●阪神は巨人に 3- 6で完敗。難敵・田口を攻略しきれず、前日24日に復活した自力優勝の可能性が一夜で消滅した。糸井嘉男外野手(36)は重要な一戦を落として、珍しく悔しさをあらわにし、26日のリベンジを誓った。主将の福留孝介外野手も「必死こいてやる」と自身とチームにハッパをかけた。絶対に落とせない試合だった。タテジマにやってきた記念すべき2017年に悔いを残さないためにも。追い詰められた超人・糸井が叫んだ。勝てる展開だった。先発・田口には昨季から 6連敗中。今季も 4月22日(東京ドーム)に 7回 4安打 1点に抑えられていた難敵を、序盤に揺さぶった。 1回に福留の左中間 2塁打で先制し、 2回には青柳のまさかの適時打に、俊介外野手(30)も続いた。 2回までに 3点を奪った。糸井は得点にこそ絡まなかったが、 3、 5回に必死に走って内野安打。 3回には 2盗も決めて、プレッシャーをかけた。試合前の時点で首位広島と「6.5」差だった。勝ちさえすれば、優勝マジックの再点灯は阻止できていた。 3試合連続サヨナラ負けで、鯉はちょっとあわてている。伝統の一戦に勝って追撃に勢いを-。そんなムードが漂っていた。まさかの暗転。 5回、イッキ 5失点で逆転負け。おまけに広島が勝ち、自力Vが消滅してマジック「21」をまた点灯させてしまった。 3位DeNAが勝ち、その差はジワリ「2.5」となった。FA宣言してやってきた阪神。新天地での初年度「V」しか見ていなかった超人に、いつも鯉の尾ひれは見えていた。どんなにゲーム差が離れていても…。この 1敗でも、それは変わらない。絶対にあきらめない。だから、心の底から叫ぶ。
●福留孝介外野手がベテランの真骨頂だ。 1回二死 2塁。左腕田口の外角低めスライダーに逆らわず完璧にとらえ、左中間を破る先制適時 2塁打になった。長期ロードの最終カード。その初戦に幸先よく発進した。福留もファイティングポーズを取った。 1回二死 2塁から左中間へ先制の 2塁打。チームが苦手としていた田口から快音を響かせ、打線に勢いをもたらした。それでも敗れ、広島に優勝マジックが再点灯。気合をむき出しにした。
●鳥谷敬内野手(36)がついに「2000安打」まで残り「10本」のカウントダウンに入った。 2回、先頭で打席に入り、田口のスライダーをとらえると、痛烈なゴロで中前に運んだ。 6試合連続安打にのばした。 8月は試合前の時点で打率「3割8分2厘」と絶好調。この日もバットから快音を発した。両手で数えられるところまで、たぐり寄せた。1990-。14年間、いつも虎のために積み上げてきた。敗戦の中でも、鳥谷の快音は立ち止まらない。通算「2000安打」へのカウントダウンはついに佳境だ。残り「10」になった。第 1打席から「H」ランプを見せつけた。 1回に福留の左中間 2塁打で先制したが、 1- 1の同点とされた。 2回先頭。カウント 1- 1から田口の 122キロ変化球をジャストミート。投手の脇を抜けてマウンドの土をえぐった打球は、軽やかに中前へ抜けた。 2打席目以降は捉えた当たりだったが、いずれも外野フライに終わり 4打数 1安打。だが、まだまだアツく、鯉と大記録を追う夏を駆け抜けるつもりだ。偉業へ向け止まらないバットが、虎を何度でも立ち上がらせる。
●俊介外野手がまた「1番」で輝いた。 2回、 1点を勝ち越し、なおも一死 2、 3塁。巨人バッテリーは執ように内角を攻めてきたが、詰まりながらも右前へ運び、加点タイムリーになった。この日の試合前まで「1番」で先発すると打率「3割5分3厘、2本塁打」。22日ヤクルト戦(神宮)も左翼へ本塁打を放っていた。
●阪神先発の青柳晃洋投手が 5回、巨人打線につかまり、KOされた。 2点リードの無死 1塁で、宇佐見に内角速球をとらえられ、右翼に同点「2ラン」を被弾。二死までこぎつけたがケーシー・マギー内野手(34)に中前打を浴び、坂本勇人内野手(28)に四球を与え、阿部を迎えたところで降板した。 2番手岩崎優投手(26)が不用意な速球勝負で打たれ、右前に勝ち越し適時打を許すなど、 3者連続タイムリーを浴びた。打席ではプロ初適時打を放ったが、送りバントを決められないシーンもあり、課題が浮き彫りになった。青柳が貴重なプロ初タイムリーを放った。同点の 2回一死 1、 3塁で打席へ。送りバントに 2度失敗し、ヒッティングに切り替えたのが奏功。外角速球を強振すると右中間を破る、勝ち越しの適時 2塁打になった。今季初安打で、 1年目だった昨季も安打は 2本だけ。うれしいプロ初打点を挙げた。投打にノリノリだった。 1- 1の 2回一死 1、 3塁から右中間 2塁打。ベンチで金本知憲監督(49)らも驚くプロ初打点初適時打で勝ち越し、 1回に 1失点した以降は立ち直ったように見えたのだが…。今季の登板11試合で 6回以内での降板が 7度。中盤に乱れるケースも多く、香田勲男投手コーチ(52)も期待した。
●原口文仁捕手(25)が26日、出場選手登録を抹消されることが分かった。今季は打撃の調子が上がらず、73試合の出場で打率 0.226、 6本塁打、25打点。先発出場の機会も減り、鳴尾浜から再出発することが決まった。“超変革”の申し子・原口が、ついに 2軍降格することになった。昨年 4月27日に育成から支配下登録されると、同日の巨人戦(甲子園)で途中出場して初安打。29日のDeNA戦(甲子園)では「7番・捕手」でスタメン初出場し、 5月 4日の中日戦(ナゴヤドーム)では「プロ1号」とシンデレラストーリーをつむいだ。若手を積極起用し、競い合わせることで大きく開花させる-。金本監督の方針を、誰よりも体現した。途中加入したジェイソン・ロジャース内野手(29)やD 1位・大山悠輔内野手(22=白鴎大學)が結果を出したこともあり、 7月12日の中日戦(甲子園)を最後に先発を外れる日々が続いた。打撃も 7月以降は打率 0.130(23打数 3安打)と低迷した。北條史也内野手(23)は 2軍落ちして再び戻ってきたものの、高山俊外野手(24)は18日に登録抹消され、ファームで調整中。金本チルドレン 3人衆最後のひとりといえる原口をも 1軍から外したことは、指揮官の愛のムチに他ならない。首の皮一枚で残るチャンスを追い求め、秘蔵っ子すら“千尋の谷”に突き落としてチームを活性化させる。指揮官の覚悟は原口にも伝わるはずだ。代わりに狩野恵輔外野手(34)らの昇格が検討されている。
●阪神は25日、東京都内の選手宿舎で、四藤慶一郎球団社長(56)、高野栄一球団本部長(54)、金本知憲監督らが出席して拡大編成会議を行った。北海道日本ハムからウエーバー公示をかけられたルイス・メンドーサ投手(33)について、獲得可能な状況になれば検討する可能性がある。四藤球団社長は、右足骨折で帰国したランディ・メッセンジャー投手(36)の代役として、日本通算「27勝」右腕に熱視線を送る。また、今秋のドラフトについて、進学かプロ入りかで注目を集める 1位指名候補の早稲田大学系属早稲田実業学校高等部・清宮幸太郎内野手( 3年)の最新の現状報告が行われたもよう。夏の甲子園で歴代最多となる「6本塁打」を放った広陵学園広陵高校・中村奨成捕手( 3年)にも時間が割かれた。国内補強では、今シーズン中にFA権を獲得した北海道日本ハム・中田翔内野手(28)の現状なども話し合われた。記事をまとめてみました。
<巨人 6- 3阪神>◇17回戦◇阪神 7勝10敗◇25日◇東京ドーム
阪神は初回、福留の適時 2塁打で先制。その裏に先発青柳が阿部に同点適時打を浴びるが、 2回に青柳の適時打などで 2点加えた。
巨人が 5回に 5得点。宇佐見の「2号2ラン」に阿部、村田、亀井の適時打で阪神を逆転した。先発田口は 6回 3失点で救援に託した。
巨人は 7回以降、西村、マシソン、カミネロとつないで無失点に抑えた。田口が「11勝」目。カミネロは「21セーブ」目。阪神は青柳が 5回途中 5失点で「4敗」目。
く、悔しい! 阪神は巨人に 3- 6で完敗。難敵・田口を攻略しきれず、前日24日に復活した自力優勝の可能性が一夜で消滅した。糸井嘉男外野手は重要な一戦を落として、珍しく悔しさをあらわにし、26日のリベンジを誓った。主将の福留孝介外野手も「必死こいてやる」と自身とチームにハッパをかけた。
絶対に落とせない試合だった。タテジマにやってきた記念すべき2017年に悔いを残さないためにも。追い詰められた超人・糸井が叫んだ。
「悔しい。あした(26日)、絶対、取るという気持ちで…」
東京ドームのベンチ裏から伸びる通路。背番号「7」は敗戦後としては珍しく、感情をそのまま言葉にした。しばし絶句し、そして、付け加えた。
糸井嘉男外野手は内野安打 2本でチャンスメークも勝てず。試合後、珍しく感情をはき出した=東京ドーム
「取ります!」
必ず勝ちます…。 2戦目こそ。
勝てる展開だった。先発・田口には昨季から 6連敗中。今季も 4月22日(東京ドーム)に 7回 4安打 1点に抑えられていた難敵を、序盤に揺さぶった。 1回に福留の左中間 2塁打で先制し、 2回には青柳のまさかの適時打に、俊介も続いた。 2回までに 3点を奪った。糸井は得点にこそ絡まなかったが、 3、 5回に必死に走って内野安打。 3回には 2盗も決めて、プレッシャーをかけた。
右脇腹の筋挫傷で 1カ月戦列を離れた。復帰初戦の17日の広島戦(京セラ)こそ代打出場で三振に終わったが、スタメン復帰した翌18日の中日戦(ナゴヤドーム)からは 7試合連続安打。この間は打率 0.419。勢いに乗って…。本人が一番、思っていたはずだ。
3回、内野安打を放った糸井嘉男外野手=東京ドーム
しかも、試合前の時点で首位広島と「6.5」差だった。勝ちさえすれば、優勝マジックの再点灯は阻止できていた。 3試合連続サヨナラ負けで、鯉はちょっとあわてている。伝統の一戦に勝って追撃に勢いを-。そんなムードが漂っていた。
さらに好条件は並んでいた。きょう 2戦目の巨人の予告先発はD 3位・谷岡。エース菅野がアクシデントで回避した。 3戦目はD 2位・畠。キャリアの浅いルーキーが続き、初戦の田口さえクリアすれば、 3連勝だって夢ではなかったのに…もったいない。
が、まさかの暗転。 5回、イッキ 5失点で逆転負け。おまけに広島が勝ち、自力Vが消滅してマジック「21」をまた点灯させてしまった。 3位DeNAが勝ち、その差はジワリ「2.5」となった。
5回、内野安打を放った糸井嘉男外野手=東京ドーム
FA宣言してやってきた阪神。新天地での初年度「V」しか見ていなかった超人に、いつも鯉の尾ひれは見えていた。どんなにゲーム差が離れていても…。この 1敗でも、それは変わらない。絶対にあきらめない。だから、心の底から叫ぶ。
金本監督も言った。
「言い出したらキリがない。いつもいつも打てるわけでもないしね。あした、頑張りましょう」
そう、あした。立ち止まっている時間がもったいない。燃える超人・糸井が、猛虎を引っ張る。
◇データBOX◇
◎…阪神は自力「V」が再び消滅した。広島が阪神戦以外に全勝すると、「91勝48敗4分け」、勝率 0.655。阪神は残り30試合に全勝しても、「92勝50敗1分け」、勝率 0.648となり、勝率で広島を上回れない。
福留孝介外野手も悔しい敗戦に気合を入れ直した=東京ドーム
福留孝介外野手がベテランの真骨頂だ。 1回二死 2塁。左腕田口の外角低めスライダーに逆らわず完璧にとらえ、左中間を破る先制適時 2塁打になった。長期ロードの最終カード。その初戦に幸先よく発進した。
1回表阪神、福留孝介外野手は先制の左適時二塁打を放った。手前は田口麗斗投手=東京ドーム
阪神は巨人に 3- 6で完敗。難敵・田口を攻略しきれず、前日24日に復活した自力優勝の可能性が一夜で消滅した。
福留もファイティングポーズを取った。 1回二死 2塁から左中間へ先制の 2塁打。チームが苦手としていた田口から快音を響かせ、打線に勢いをもたらした。「誰が嫌とか思っているわけじゃない。こっちはそういうことを気にしていない」。それでも敗れ、広島に優勝マジックが再点灯。目の前の一戦に集中か? と問われ「それ以外ないでしょ。そんなに先のことを考える余裕はない。必死こいてやるだけ」と気合をむき出しにした。
2回表阪神無死、中前安打を放った鳥谷敬内野手=東京ドーム
鳥谷敬内野手がついに「2000安打」まで残り「10本」のカウントダウンに入った。 2回、先頭で打席に入り、田口のスライダーをとらえると、痛烈なゴロで中前に運んだ。
6試合連続安打にのばした。 8月は試合前の時点で打率「3割8分2厘」と絶好調。この日もバットから快音を発した。
鳥谷敬内野手は 2回に中前打を放った。ついに「2000安打」にあと「10」となった=東京ドーム
両手で数えられるところまで、たぐり寄せた。1990-。14年間、いつも虎のために積み上げてきた。敗戦の中でも、鳥谷の快音は立ち止まらない。通算「2000安打」へのカウントダウンはついに佳境だ。残り「10」になった。
「先頭だったので塁に出ようと思った。(内容も)いい打席と悪い打席がありますけどね。(あと「10本」だが)意識したくはないけど、勝手に意識させられるのでね」
スターティングメンバーで名前がコールされるだけでも、敵地がわく。真っ黄色に染まった左翼席では、安打数をカウントする手作りのボードがいくつも躍った。日に日に騒がしくなる周囲へ、第 1打席から「H」ランプを見せつけた。
1回に福留の左中間 2塁打で先制したが、 1- 1の同点とされた。 2回先頭。カウント 1- 1から田口の 122キロ変化球をジャストミート。投手の脇を抜けてマウンドの土をえぐった打球は、軽やかに中前へ抜けた。
2回、安打を放った鳥谷敬内野手=東京ドーム
前日24日のヤクルト戦(神宮)で13年連続の規定打席に到達した。左腕も苦にしないからこそ、新人だった2004年からこの日まで「歴代単独2位」の「1865試合連続出場」を続けられている。そして、お手本のような左腕撃ちで 6試合連続安打とし、打線に火を付けた。北條も右前打で続き 1、 3塁。青柳も俊介も逆方向へ打ち返して、この回 2点。序盤の鮮やかな攻撃は、間違いなく鳥谷の「1990本」目が生み出したものだった。
2打席目以降は捉えた当たりだったが、いずれも外野フライに終わり 4打数 1安打。だが、まだまだアツく、鯉と大記録を追う夏を駆け抜けるつもりだ。 8月は打率 0.375(80打数30安打)、 1本塁打、 7打点と猛烈なペースで打っている。
「(夏に強いのは)暑いから。(今年は涼しい)ドームが多いけどね。あした、頑張ります」とクールに結んだ。偉業へ向け止まらないバットが、虎を何度でも立ち上がらせる。
2回表阪神一死 2、 3塁、俊介外野手は右前適時打を放った=東京ドーム
俊介外野手がまた「1番」で輝いた。
2回、 1点を勝ち越し、なおも一死 2、 3塁。巨人バッテリーは執ように内角を攻めてきたが、詰まりながらも右前へ運び、加点タイムリーになった。「とにかく次の打者につなげることを考えて打席に入りました。先に追い込まれてしまいましたが、逆らわずに逆方向へ打ち返すことができて良かったです」。
この日の試合前まで「1番」で先発すると打率「3割5分3厘、2本塁打」。22日ヤクルト戦(神宮)も左翼へ本塁打を放っていた。
5回裏巨人二死 1、 2塁、青柳晃洋投手(左から 4人目)は降板となり落胆の表情を浮かべる=東京ドーム
阪神先発の青柳晃洋投手が 5回、巨人打線につかまり、KOされた。
2点リードの無死 1塁で、宇佐見に内角速球をとらえられ、右翼に同点「2ラン」を被弾。二死までこぎつけたがマギーに中前打を浴び、坂本勇に四球を与え、阿部を迎えたところで降板した。 2番手岩崎が不用意な速球勝負で打たれ、右前に勝ち越し適時打を許すなど、 3者連続タイムリーを浴びた。
5回途中 5失点で降板した青柳は「長打を打たれてはいけないところで打たれてしまい、自分の役割を果たすことができませんでした」と振り返る。打席ではプロ初適時打を放ったが、送りバントを決められないシーンもあり、課題が浮き彫りになった。
2回表阪神一死 1、 3塁、青柳晃洋投手は巨人先発の田口麗斗投手(左)から勝ち越しの適時 2塁打を放った=東京ドーム
青柳晃洋投手が貴重なプロ初タイムリーを放った。
同点の 2回一死 1、 3塁で打席へ。送りバントに 2度失敗し、ヒッティングに切り替えたのが奏功。外角速球を強振すると右中間を破る、勝ち越しの適時 2塁打になった。
今季初安打で、 1年目だった昨季も安打は 2本だけ。うれしいプロ初打点を挙げた。
青柳晃洋投手は 5回、宇佐見真吾捕手に「2ラン」を浴びた。ここから一気に崩れた=東京ドーム
5回、マウンドの青柳はボウ然としていた。宇佐見の同点「2ラン」から一気に崩れ落ちた。 4回 2/3を 5失点。悔しい「4敗」目を喫した。
「 3ボールにしてしまったので、その時点で相手も真っすぐを狙っていたと思います。そこを打たれてしまいました」
3- 1の 5回。先頭の橋本到に右前打を許し、続く宇佐見には 3球続けてボール。内角直球で 1ストライクを奪うも、 5球目。内角低めの直球を右翼席まで運ばれた。
そこまでは投打にノリノリだった。 1- 1の 2回一死 1、 3塁から右中間 2塁打。ベンチで金本監督らも驚くプロ初打点初適時打で勝ち越し、 1回に 1失点した以降は立ち直ったように見えたのだが…。今季の登板11試合で 6回以内での降板が 7度。中盤に乱れるケースも多く、香田投手コーチも「そこを乗り越えてほしい」と期待した。
原口文仁捕手が26日、出場選手登録を抹消されることが分かった。昨季 4月に育成から支配下登録されると、金本監督の掲げる“超変革”の象徴として活躍。しかし、今季は打撃の調子が上がらず、73試合の出場で打率 0.226、 6本塁打、25打点。先発出場の機会も減り、鳴尾浜から再出発することが決まった。
“超変革”の申し子・原口が、ついに 2軍降格することになった。
昨年 4月27日に育成から支配下登録されると、同日の巨人戦(甲子園)で途中出場して初安打。29日のDeNA戦(甲子園)では「7番・捕手」でスタメン初出場し、 5月 4日の中日戦(ナゴヤドーム)では「プロ1号」とシンデレラストーリーをつむいだ。若手を積極起用し、競い合わせることで大きく開花させる-。金本監督の方針を、誰よりも体現した。
原口文仁捕手が 2軍降格。もっと強くなって必ずはい上がってみせる
今季は春季キャンプから、古傷を抱える右肩などの状態を考慮されて 1塁にコンバート。「5番・1塁」で開幕スタメンもつかんだが、徐々に打撃の状態が下降。途中加入したロジャースやD 1位・大山が結果を出したこともあり、 7月12日の中日戦(甲子園)を最後に先発を外れる日々が続いた。打撃も 7月以降は打率 0.130(23打数 3安打)と低迷した。
金本監督も「開幕スタメンにいた高山、北條、原口が誰もいなくなって。彼らがどう感じているのか」とハッパをかけていたが…。北條は 2軍落ちして再び戻ってきたものの、高山は18日に登録抹消され、ファームで調整中。金本チルドレン 3人衆最後のひとりといえる原口をも 1軍から外したことは、指揮官の愛のムチに他ならない。
この日、チームは巨人に敗れて、広島が勝ったことで再び自力Vの可能性が消滅した。首の皮一枚で残るチャンスを追い求め、秘蔵っ子すら“千尋の谷”に突き落としてチームを活性化させる。指揮官の覚悟は原口にも伝わるはずだ。代わりに狩野らの昇格が検討されている。
阪神は25日、東京都内の選手宿舎で、四藤慶一郎球団社長、高野栄一球団本部長、金本知憲監督らが出席して拡大編成会議を行った。
北海道日本ハムからウエーバー公示をかけられたルイス・メンドーサ投手について、獲得可能な状況になれば検討する可能性がある。四藤球団社長は「現有戦力で戦ってもらいたいと思っている」としつつも、右足骨折で帰国したメッセンジャーの代役として、日本通算「27勝」右腕に熱視線を送る。
また、今秋のドラフトについて、進学かプロ入りかで注目を集める 1位指名候補の早実・清宮幸太郎内野手( 3年)の最新の現状報告が行われたもよう。夏の甲子園で歴代最多となる「6本塁打」を放った広陵・中村奨成捕手( 3年)にも時間が割かれた。国内補強では、今シーズン中にFA権を獲得した北海道日本ハム・中田翔内野手の現状なども話し合われた。
全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め! ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
2017年 公式戦 順位表
2017年 公式戦 日程と結果(08月)
2017年 公式戦 日程と結果(09月)
◇公式戦全試合実況速報 公式戦全試合をテキスト速報!タイガース迂遠実況で応援気分を盛り上げます。ほかにも対戦中の選手の成績が」一目で分かる「観戦モード」も必見!
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※このスローガン・デザインは、2017年のシーズンロゴとしても展開して参ります。