｢マツダオールスターゲーム2012｣ファン投票結果が発表！鳥谷、セ最多得票で 6年ぶり球宴へ！

2012年6月25日 最終結果
有効得票数(総選手得票)累計：22,481,508
※6月17日までの成績で、以下の規定を満たしている選手をランキングしています。
投手：5試合以上登板または投球回10以上
野手：10試合以上出場または20打席以上

　球宴ファン投票の結果が25日発表、鳥谷敬内野手(31)が25日、セ・リーグ最多得票となる29万3825票で、セ・リーグ遊撃手部門で 6年ぶりに選出された。巨人・坂本勇人内野手(23)を逆転し、阪神で11人目、15回目のリーグ最多得票での選出となった。
　 2塁手部門で阪神・平野恵一(33)が選ばれ、 3年連続 4度目の球宴出場を決めた。ファン投票では初めて。
　藤川球児投手(31)がセ・リーグ投手抑え部門に 3年連続で選出された(球宴出場は 8年連続 8度目、ファン選出は 7度目)。右ひざを負傷しリハビリ中の守護神は、球宴前の 7月10日の中日戦(甲子園)から始まる 9連戦中の 1軍復帰を誓った。記事をまとめてみました。

　プロ野球の｢マツダオールスターゲーム2012｣のファン投票最終結果が25日に発表され、パ・リーグの先発投手に日本ハムの斎藤が 2年目で初めてファン投票で選出された。両リーグ最多得票は42万6066票を集めたパ 1塁手の稲葉(日本ハム)で、セの最多は遊撃手の鳥谷(阪神)の29万3825票だった。
　日本ハムからは抑え投手の武田久、外野手の糸井、中田ら 8選手が選ばれた。 1球団から 8人選ばれるのは2007年の楽天以来でパでは最多タイ。セでは2003年に阪神から 9人選出されている。


　オールスターのファン投票で選出され意気込む日本ハムの 7選手(前列左から)武田久、斎藤、鶴岡(後列左から)中田、陽、稲葉、糸井

　セでは捕手の阿部、外野手の長野ら巨人から 4人が入った。先発投手は前田健(広島)が選ばれ、 3塁手で41歳の宮本(ヤクルト)が18年目で初めてのファン選出となった。中日、楽天からは選ばれなかった。


　オールスターにファン投票で選出され、ポーズをとる前田健

　選手間投票の結果は28日、監督推薦選手は 7月 2日に発表され、同11日に特別枠｢最後の一人｣が決定。各リーグ32選手の全陣容が決まる。
　第 1戦は 7月20日に京セラドーム大阪で行われ、第 2戦は21日に松山中央公園野球場、第 3戦は東日本大震災の復興支援として23日に岩手県営野球場で開催される。

　阪神・坂井信也オーナー(64)は25日、大阪市内の電鉄本社で、球宴に 3選手が選出されたことに笑顔をみせた。｢ 1人でもたくさんいれば、と思ってました。(球児は)あんまりムリをしてほしくないですが…。他(の球団)にもいい選手がいっぱいいる中での話ですしね。喜んでいます｣。勝率 5割からの進撃については｢そうやね、ハイ｣と力を込めていた。

　球宴ファン投票の結果が２５日発表、鳥谷敬内野手(31)が25日、セ・リーグ最多得票となる29万3825票で、遊撃手部門でファン投票に選出され、2006年以来の球宴出場を決めた。｢ファン投票で選ばれるというのは、野球選手として本当にうれしいです。いつも通りいいプレーを見せられるように全力でやっていきたいと思います｣と話した。
　藤村富美男、吉田義男、田宮謙次郎、そして掛布、バース、亀山、新庄、今岡、赤星…。ファンの熱い後押しを得た鳥谷が、伝説の先輩たちの仲間入りをした。野手キャプテンが虎党への恩返しとなる打棒復活を誓った。
　31度目の誕生日を祝う朗報が届いた。2006年以来自身 6年ぶり 3度目のファン投票による選出は、その2006年の藤川球児以来虎史上11人目、15回目のセ・リーグ最多得票。今季は打率 0.254、 2本塁打と打撃成績が低迷する鳥谷も、自然に笑顔が浮かんだ。
　｢関西での試合(第 1戦、 7月20日、京セラＤ)もありますし、阪神の代表として行くわけですから、一生懸命プレーしたい。(今季の成績では)選ばれると思っていなかったんで、うれしく思います｣


　外角球を鮮やかに流し打つ鳥谷

　一報を聞いたときは、喜びより驚きが先にきた。 6月18日の時点では、巨人・坂本に 2万票以上の差をつけられて 2位。しかしそこから鳥谷への投票はグングン伸びて、逆に 2万8000票以上の差をつける大逆転劇となった。
　そこには、多くのファンの後押しがあった。ＦＡの権利を獲得し、今オフの他チームへの移籍も心配されるなか、打撃不振でも集まった29万以上の票には、残留を願う阪神ファンの気持ちもこもっていたのかも知れない。そうした期待は十分に理解している。
　同時選出となった平野との 2遊間のコンビプレーにも注目が集まるが、まずは打撃で調子を取り戻したい。22日にリーグ戦が再開され、チームはＤｅＮＡに 2勝 1敗と勝ち越した。借金を完済し勢いをつけたが、肝心の野手キャプテンは“蚊帳の外”。 3試合 8打数でノーヒット。
5四死球で出塁率の高さは示しているが、観衆の心が躍るような快音は響いていない。
　誕生日の26日から再スタートだ。 1位・中日、 3位・ヤクルトと続くビジター 6連戦が、“最多得票御礼”の場になる。
　データも後押しする。中日戦は今季 6試合で24打数 8安打、打率 0.333と好相性だ。
　和田監督は前日24日の試合後、｢(遠征から)戻ってくるまでにいくつか貯金して、(甲子園での) 9連戦を前半戦のラストスパートの気持ちでがんばりたい。貯金は 1つでも多い方がいい｣と意気込んだ。
　チームの上昇とファンへの恩返しが重なる。ファンに届ける快音が、猛虎の上昇を導くノロシになる。

　 2塁手部門で阪神・平野が選ばれ、 3年連続 4度目の球宴出場を決めた。ファン投票では初めてとあって、｢プロ野球選手であれば、誰でもあこがれるもの。そこへファン投票という形は自身初めてで、うれしい｣と笑顔をみせた。鳥谷と昨年のゴールデングラブ賞受賞コンビでの選出については｢意識しすぎるとミスしてしまうので、いつも通りしたい｣と話しつつも、｢いいプレーを見せれるように全力でプレーしたい｣と意気込みを語った。

　右膝故障で出場選手登録を外れている藤川球児投手(31)は｢自分より成績が上の人もいるし、自分でいいのかという思いもある。一日も早く 1軍に合流しないと｣と戸惑いもみせた。 8年連続となる球宴の前に、戦列復帰を果たすことが目標だ。
　 1日も早くチームに貢献したい。そして真夏の祭典を盛り上げたい。 2軍選手寮での異例のオールスター会見。右ひざ外側の大腿骨骨挫傷からリハビリ中の藤川の目がギラついた。無数のフラッシュを浴びながら、球宴前復帰への強い気持ちをはき出した。
　出場辞退となれば、後半戦開始から10試合出場停止となるため、｢もちろん、(復帰の)イメージではそう(球宴前に)なりますね。そうじゃないと、一番悪いので 8月 5日、オールスターから10試合後になるんで。そこになってしまうと、大きくチームに迷惑がかかることになる。そこまでならないようにと思いながら、やっています｣
　 3年連続 7度目のファン投票での選出。｢ファン投票のときは胸を張れます｣と素直に喜んだが、ハードルがあることも理解している。


　オールスターにファン投票で選出され、笑顔で会見する藤川球児

　多くの票を投じたファンのためにも｢全力でプレーできる状態に整えて、いい投球をして恩返ししたい｣と誓った。
　20日に右大腿骨骨挫傷と診断されて、現在、選手登録を抹消中。今週中に捕手を立たせた状態での軽めのブルペン投球を再開できる見通しだが、まだ慎重に事を進めている段階だ。
　ファン投票で選ばれた場合、ゲームに出られなければ、球宴後の公式戦10試合に出場できない。つまり、復帰が 8月 5日の広島戦(マツダ)以降になってしまう。ひとつの選択肢としてオールスターでいきなり復帰する手もあるのだが…。球児にはその考えは毛頭なかった。
　｢いいものを見せれないのにオールスターに出るのはどうかなと思いますし、チームにプレーを還元できてない状態でっていうのはあまり、僕は好きじゃない｣
　阪神の藤川である以上、まずはチームの勝利が最優先。その上で全国の野球ファンに全力投球を披露したい－。 7月10日の中日戦(甲子園)から始まる 9連戦を“デッドライン”に設定し、晴れ舞台への返り咲きを図っていく。
　｢オールスターは特別な時間だと思う。ファンの方には、僕も特別な選手だという風には思ってもらっていると思うので、やはり違うところを見せなければという思いはありますね。いいプレーを見せることが、ファン投票で選んでいただいた方への恩返しだと思うので頑張りたい｣
　球宴第 3戦( 7月23日)は東日本大震災の被災地・盛岡で行われる。虎の守護神は幾多の思いを背負って、全身全霊の“火の玉ストレート”を届けるつもりだ。

　｢マツダオールスターゲーム2012｣ファン投票結果が決まったが、北海道日本ハムファイターズから多くの選手が選ばれましたね。
　今から30数年前の事になりますが、日本ハム球団(現 北海道日本ハムファイターズ)から多くの選手が選出された事が有りました。その時には組織票が騒ぎとなり、まだ新人の古屋英夫 3塁手(現オリックス・編成部国内グループ長(スカウト担当)=スカウト部長相当)が、｢まだ新人ですし、そこまで力がいっていないと思っています｣という理由から出場を辞退したと言う事件が有りました。(日本ハムファン投票組織票事件)
　今年選ばれた選手には、そう言う選手はいないと思いますが、阪神においては球児クンが選出されたけれどチャンと復帰できるのだろうか？という心配が残っています。
　とにかくセ・リーグにおいては、最高得点で選出された鳥谷や宮本(ヤクルト)がいるし、投手ではマエケン(広島)がいるし、頑張ってパ・リーグに勝ってくれると信じています。


　｢マツダオールスターゲーム2012｣ファン投票結果は、次のサイトでご覧ください。
　http://allstargame.npb.or.jp/index.html














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