●阪神が 3回に「4番」に抜てきされた大山悠輔内野手(22=白鴎大學)の左前適時 2塁打で 1点を先制した。先発青柳晃洋投手(23)は 3回を 1安打無失点に抑えた。阪神が 4回に投手青柳の中前適時打で 1点を追加した。プロ初先発の中日笠原祥太郎投手(22)は 4回 4安打 2失点で降板した。中日は 7回に 1点を勝ち越す。阪神は 1点を追う 8回一死 1塁から中谷将大外野手(24)が「逆転2ラン」。鳥谷敬内野手(36)にも「4号ソロ」が出て「4連勝」を飾った。阪神岩崎優投手(26)は「3勝」。ラファエル・ドリス投手(29)「34セーブ」目。阪神は金本知憲監督(49)の勝負手がはまり、「4連勝」で貯金を今季最多の「16」とした。ドラフト 1位大山を「4番」起用。阪神では1965年のドラフト制後では初となるルーキー「4番」を決断すると、その大山が 3回に先制打。 1点を追う 8回一死からも四球を選んで逆転劇に導いた。 1点を追う 8回は不振に苦しんでいた「5番」中谷をそのまま打席に向かわせると、結果は「逆転2ラン」。指揮官は最後、若虎の成長を最大限に褒めたたえた。
●「4番・1塁」に抜てきされた大山悠輔内野手が 3回二死 1、 2塁の第 2打席で、先制点をたたき出した。中日の相手先発は、白鴎大時代に関甲新学生野球連盟でしのぎを削った新潟医療福祉大學のエースだった笠原。カウント 3- 0からの 4球目のカットボールをとらえ、左翼線への「適時2塁打」にした。まずは「4番」の務めを果たした。試合前のスタメン発表で「4番ファースト、大山」とコールされると、甲子園はざわついた。阪神の新人が「4番」で起用されるのは1964年(昭39)の外野手、富恵一(とみえ・はじめ)以来だった。金本監督は片岡打撃コーチの進言もあったとし、22歳のドラフト 1位ルーキーが、阪神の「第101代4番」として堂々とした振る舞いをみせた。
●中谷将大外野手に救われたけど、実は危なかった…。 2点リードの 7回にミスを連発。無死 2塁で工藤隆人内野手(36)の捕前犠打を処理した坂本誠志郎捕手は 3塁に送球し、野選。その後、同点とされ、二死 1、 2塁から藤井淳志外野手(36)のゴロを遊撃・北條史也内野手(23)がファンブル。一時勝ち越しを許した。中堅まで球を転がしてしまった北條はと猛省した。
●中谷将大外野手が敗戦危機を救う「17号逆転2ラン」を放った。 1点を追う 8回一死 1塁で打席へ。フルカウントから振り抜いた打球は左翼ポールの内側を通過した。この日は首位広島が勝利したため、優勝争いに食らいつくには“勝利”の 2文字が欲しかった。そんな中、中谷が起死回生の「逆転2ラン」で、虎を救った。若虎の一振りで、甲子園が沸いた。 首位広島とは「5.5ゲーム」差のままながら、貯金は今季最多を更新して「16」に。左翼ポール際への着弾を見届けると、中谷は笑った。足早にダイヤモンドを一周。割れんばかりの歓声のなか、仲間とハイタッチをかわした。逆転の「17号2ラン」で「4連勝」をたぐり寄せた。苦しい日々を乗り越えた。 8月24日のヤクルト戦(神宮)で「16号3ラン」を放って以降、この試合前まで 5試合で19打数 1安打、打率 0.053。同30日のヤクルト戦(甲子園)では 3三振し、前日31日にはスタメン落ちした。今季、こんなことは何度もあった。打てずに指揮官から名指しで糾弾されたこともある。それでも何度もここぞで一発を放ってきた。原点は福岡工業大學附属城東高校時代にある。同校のバント練習は、 1人でもファウルになると部員全員がグラウンドを罰走する。“ここぞ”で決めるスキルは、体に叩き込まれている。今季の中日戦勝ち越しを決め、今季「7度目の4連勝」で貯金は今季最多、2013年 8月27日以来の「16」に達した。 9月初日を強い内容で白星スタート。さあ、ラストスパートが始まる。
●鳥谷敬内野手が 8回、右中間へ「4号ソロ」を放ち、「2000安打」まで残り「7」本とした。 1点を追ったこの回、一死から大山が四球を選び、中谷が逆転の「2ラン」。中谷に続いて点差を 2点に広げる一発を鳥谷が放った。トドメの「4号ソロ」を突き刺し、通算「2000安打」まであと「7」本とした。「4連勝」に貢献した連続アーチの 2人が、甲子園の大歓声に包まれた。
●完封ペースの青柳が 7回、 2塁打、捕手の野選で招いた無死 1、 3塁から、この日 3つ目の死球を松井雅人捕手(29)に。満塁の大ピンチを残して降板。直後に同点打が出て、自身の白星も消えてしまった。勝利に沸くタテジマ戦士の行列の中、青柳の表情だけはしぶかった。とはいえ、 6回までゼロを並べる快投。適当に荒れる球で的を絞らせず、凡打の山を築いた。先発としては合格。 4回二死 2塁では 2試合連続となる適時打を放ち、バットでも貢献した。もちろん、三死球は大いに反省しなければいけない。香田勲男投手コーチ(52)も平謝り。いい意味でも、悪い意味でも、青柳らしさがちりばめられた試合だった。記事をまとめてみました。
<阪神 5- 3中日>◇21回戦◇阪神13勝 8敗◇ 1日◇阪神甲子園球場
阪神が 3回に「4番」に抜てきされた大山の左前適時 2塁打で 1点を先制した。先発青柳は 3回を 1安打無失点に抑えた。
阪神が 4回に投手青柳の中前適時打で 1点を追加した。プロ初先発の中日笠原は 4回 4安打 2失点で降板した。
中日は 7回に 1点を勝ち越す。阪神は 1点を追う 8回一死 1塁から中谷が「逆転2ラン」。鳥谷にも「4号ソロ」が出て「4連勝」を飾った。
阪神岩崎は「3勝」。ドリス「34セーブ」目。中日又吉は「2敗」目。
8回裏阪神一死 1塁、左越え「2点本塁打」を放ちガッツポーズする中谷将大外野手=阪神甲子園球場
阪神は金本知憲監督の勝負手がはまり、「4連勝」で貯金を今季最多の「16」とした。
ドラフト 1位大山を「4番」起用。阪神では1965年のドラフト制後では初となるルーキー「4番」を決断すると、その大山が 3回に先制打。 1点を追う 8回一死からも四球を選んで逆転劇に導いた。
指揮官は大山「4番」については「そこ(新人「4番」)は片岡(打撃)コーチが勇気をもって来たから、こっちも勇気をもたないと。本来なら中谷『4番』もあったんだけど、大山の状態もいいし、そこで変に新人だからとか、いきなりとか、僕はそれはなかったですね」と振り返る。
8回裏阪神1死一塁、左越え逆転2点本塁打を放った中谷将大外野手とともに生還した大山悠輔内野手を出迎える金本知憲監督=阪神甲子園球場
1点を追う 8回は不振に苦しんでいた「5番」中谷をそのまま打席に向かわせると、結果は「逆転2ラン」。「あそこはちょっとね…確かに(代打も)チラつきましたけどね。今日の内容とメンタルではちょっと無理かな、というね。顔にはっきり出る子ですから。本人はおそらく『まぐれで打った』とコメントするんじゃないかと思いますけど、まぐれであろうが何だろうが、当たってあそこまで運べるというのが素晴らしい」。指揮官は最後、若虎の成長を最大限に褒めたたえた。
3回裏阪神二死 1、 2塁、左翼線へ適時 2塁打を放った大山悠輔内野手=阪神甲子園球場
「4番・1塁」に抜てきされた大山悠輔内野手が 3回二死 1、 2塁の第 2打席で、先制点をたたき出した。
中日の相手先発は、白鴎大時代に関甲新学生野球連盟でしのぎを削った新潟医療福祉大のエースだった笠原。カウント 3- 0からの 4球目のカットボールをとらえ、左翼線への「適時2塁打」にした。「みんながつないでくれて回ってきた打席だったので、ランナーをかえすことを考えて、 3ボールでしたが積極的に打ちに行きました。先制点を取ることができてよかったです」とまずは「4番」の務めを果たした。
3回裏阪神二死 1、 2塁、左翼線へ先制適時 2塁打を放った大山悠輔内野手=阪神甲子園球場
「4番」に初めて抜てきされた大山悠輔内野手が、起用に応える先制 2塁打を放った。
3回二死 1、 2塁の第 2打席。カウント 3- 0から中日先発笠原の内角低めのカットボールを左翼線へはじき返した。 2塁走者を生還させた。「思い切っていった結果だと思います。でも一番はチームが勝ったことに貢献できてよかったです」と冷静に振り返った。
試合前のスタメン発表で「4番ファースト、大山」とコールされると、甲子園はざわついた。阪神の新人が「4番」で起用されるのは1964年(昭39)の外野手、富恵一(とみえ・はじめ)以来だった。
金本監督は片岡打撃コーチの進言もあったとし「本来なら中谷『4番』もあったんだけど、今の状態で大山の状態もいいし、そこで変に新人だからとか、いきなりとか、僕はそれはなかったですね」。22歳のドラフト 1位ルーキーが、阪神の「第101代4番」として堂々とした振る舞いをみせた。
北條史也内野手は 7回、藤井淳志外野手の打球をはじいてしまう=阪神甲子園球場
中谷に救われたけど、実は危なかった…。 2点リードの 7回にミスを連発。無死 2塁で工藤の捕前犠打を処理した坂本は 3塁に送球し、野選。「投手に申し訳ないことをしました。ああいうプレーの精度を高めていきたい」。
その後、同点とされ、二死 1、 2塁から藤井のゴロを遊撃・北條がファンブル。一時勝ち越しを許した。中堅まで球を転がしてしまった北條は「前に落としていれば問題なかった。申し訳ないです」と猛省した。
8回裏阪神一死 1塁、中谷将大外野手は「左越え2点本塁打」を放った=阪神甲子園球場
中谷将大外野手が敗戦危機を救う「17号逆転2ラン」を放った。
1点を追う 8回一死 1塁で打席へ。フルカウントから振り抜いた打球は左翼ポールの内側を通過した。
「ホント最高でしたし、入ってくれ、切れないでくれと思って走ってました」
この日は首位広島が勝利したため、優勝争いに食らいつくには“勝利”の 2文字が欲しかった。そんな中、中谷が起死回生の「逆転2ラン」で、虎を救った。
「負けられない試合が続くので、 1日でも勝てるようにチームの勝利に貢献できるようなバッティングをしたいと思います」。若虎の一振りで、甲子園が沸いた。
中谷将大外野手は 8回、逆転の「17号2ラン」を放った=阪神甲子園球場
9月もまだまだ加速していくで! 阪神は中日に 5- 3で勝ち、連勝を「4」に伸ばした。 8回に中谷将大外野手が逆転の「17号2ラン」を放った。首位広島とは「5.5ゲーム」差のままながら、貯金は今季最多を更新して「16」に。毎年のように失速してきた 9月だが、今年は違う。最後の最後まで追いすがり、食らいつく!
左翼ポール際への着弾を見届けると、中谷は笑った。足早にダイヤモンドを一周。割れんばかりの歓声のなか、仲間とハイタッチをかわした。逆転の「17号2ラン」で「4連勝」をたぐり寄せた。
「何も意識せず、つなごうと思って打席に入りました。感触はホント、最高でしたし、切れないでくれと思って(打球を)見ていました」
2回、安打を放った中谷将大外野手=阪神甲子園球場
7回、青柳が死球に味方のミスもからんで降板し、中継ぎエースの桑原も打たれて逆転を許す。一気に相手に傾いた嫌な流れを、引き戻した。
8回一死、プロ入り初の「4番」に座った大山が、16試合連続無失点中だった又吉から冷静に四球を選ぶ。難敵相手にあわてなかった。フルカウントまで粘った 6球目。甘いスライダーを一閃し、左翼席へ放り込んだ。
苦しい日々を乗り越えた。 8月24日のヤクルト戦(神宮)で「16号3ラン」を放って以降、この試合前まで 5試合で19打数 1安打、打率 0.053。同30日のヤクルト戦(甲子園)では 3三振し、前日31日にはスタメン落ちした。「バットも持ちたくないし、野球もしたくなかった」と落ち込んだ。
中谷将大外野手の「2ラン」が飛び出した瞬間、金本知憲監督(左)らはバンザイして大喜び=阪神甲子園球場
今季、こんなことは何度もあった。打てずに指揮官から名指しで糾弾されたこともある。それでも何度もここぞで一発を放ってきた。原点は福岡工大城東高時代にある。同校のバント練習は、 1人でもファウルになると部員全員がグラウンドを罰走する。先輩の梅野が「プレッシャーがすごかった。あの練習が今も生きている」と言うほど。“ここぞ”で決めるスキルは、体に叩き込まれている。「きょうの一本ですべて報われました」と胸をなで下ろした。
福留の休養日に大山に「4番」を奪われても、意地で主役は譲らなかった。金本監督は「きょうの内容とメンタルでは無理かな…と」と代打策すら頭をよぎったことを明かしつつ「最近、当たってなかった。そのなかであの場面で(打った)というところがね。自信にしてほしいね」とたたえた。
ヒップタッチする阪神・中谷、糸井嘉男、俊介外野手(左から)=阪神甲子園球場
阪神は2009年に「15勝12敗」として以来、 9月に勝ち越していない。いつも最後に取りこぼし、優勝から遠ざかってきた。だが、今年は違う。指揮官は「きょうみたいな勝ち方もできるようになった。最後まであきらめず、あしたも勢いをそのままにいきたい」と意気込む。首位広島とはまだ「5.5」ゲーム差。首根っこをつかまえるまで、もっともっと加速する。
「負けられない試合が続く。チームに貢献するバッティングがしたい」
中谷も鼻息を荒くした。今季の中日戦勝ち越しを決め、今季「7度目の4連勝」で貯金は今季最多、2013年 8月27日以来の「16」に達した。 9月初日を強い内容で白星スタート。さあ、ラストスパートが始まる。
ヒーローインタビューで笑顔を見せる中谷将大外野手と鳥谷敬内野手=阪神甲子園球場
☆中谷について片岡篤史打撃コーチ
「本来つかまえられる球をつかまえられていなかったけど、あの打席は踏み込んで、ひと振りで仕 留めてくれた」
◇データBOX◇
◎…中谷が「17号2ラン」を放ち、シーズン「20本」まであと「3」とした。達成すれば阪神の右打者では昨年、ゴメスが「22発」を放って以来。日本人選手では2010年城島健司の「28発」までさかのぼる。生え抜きでは2006年浜中治(現 2軍打撃コーチ)の「20発」以来となる。
8回裏阪神一死、右越え本塁打を放った鳥谷敬内野手。投手又吉克樹=阪神甲子園球場
鳥谷敬内野手が 8回、右中間へ「4号ソロ」を放ち、「2000安打」まで残り「7」本とした。
1点を追ったこの回、一死から大山が四球を選び、中谷が逆転の「2ラン」。中谷に続いて点差を 2点に広げる一発を鳥谷が放った。
お立ち台で笑顔を見せる中谷将大外野手(左)と鳥谷敬内野手=阪神甲子園球場
鳥谷敬内野手がトドメの「4号ソロ」を突き刺し、通算「2000安打」まであと「7」本とした。
8回、中谷の「逆転2ラン」が飛び出した直後。フルカウントから中日又吉の 6球目、 145キロをフルスイング。風にも乗った打球は右中間フェンスを越えた。
鳥谷は「中谷のホームランでイケイケだったので、何とか塁に出たいという感じだった。(本塁打は)風ですね」と冷静に話した。
2者連続本塁打を放ちお立ち台でヒーローインタビューを受ける鳥谷敬内野手(右)と中谷将大外野手=阪神甲子園球場
中谷と鳥谷がお立ち台にあがった。 1点を追う 8回、中谷が左越えに「17号逆転2ラン」。続く鳥谷は「4号ソロ」を右中間へ運んで突き放した。「4連勝」に貢献した連続アーチの 2人が、甲子園の大歓声に包まれた。
-中谷さん、逆転ホームランの場面。打席に入る前にどんなことを
中谷 つなごうと思って入ってました
-フルカウントで頭の中どう整理しました
中谷 何も考えてませんでした
-そんな中フルスイング、感触は
中谷 ホント最高でしたし、入ってくれ、切れないでくれと思って走ってました。
-鳥谷さん、ネクストで打球を見ていたと思いますが
鳥谷 いやもう、打った瞬間、いったと思いました
4回、中日アレックス・ゲレーロ外野手の安打に飛びつく鳥谷敬内野手=阪神甲子園球場
-中谷さんは 3試合連続本塁打のあと、しばらくヒットから遠ざかる時期もありました。悔しい思いもあったのでは
中谷 バットも持ちたくなかったですし、野球したくないとも思ったんですけど、ほんと今日この 1本を打てたことによって、すべてが報われたかなと思います
-鳥谷さんの打球をどうみてました
中谷 かっこよかったです
-と、後輩がたたえる素晴らしい 1本。あのホームランを振り返って
鳥谷 自分のホームランもいい 1点になったんですけど、中谷のホームランでチームは逆転してたんで、気楽に打席に立てました
-今季「4号」ですが、甲子園では初めてのホームラン 鳥谷 ホームランバッターじゃないので、ほんとまぐれで打ったようなホームランですけど、まあ、打ててよかったと思います
-「2000安打」まであと「7」本。ファンの視線はどう感じてますか
鳥谷 早く達成して楽になりたいなと思います。
8回、本塁打を放ちナインに迎えられる鳥谷敬内野手=阪神甲子園球場
-楽になりたい
鳥谷 基本的にはあまり、個人的な本数とか気にしてないんですけど、周りの方が気にするようなことをいろいろしてくれるので、少し気にするようになってきまして。
-甲子園であと 2試合あります。「7」本ですからファンには甲子園でという思いもあるんですが、これはプレッシャーになりますかね
鳥谷 いやまあ、来週も甲子園であるんで、ハイ、なんとか甲子園で決められるように頑張ります。
-広島が勝って「5.5ゲーム」差は変わらず
中谷 負けられない試合が続くので、 1日でも勝てるようにチームの勝利に貢献できるようなバッティングをしたいと思います。
-2005年の優勝を知る鳥谷選手、明日以降に向けて
鳥谷 目の前の 1試合 1試合を勝っていくしかないので、周りを気にせず 1試合 1試合勝っていきたいと思います。
阪神先発の青柳晃洋投手=阪神甲子園球場
まさかの暗転だった。完封ペースの青柳が 7回、 2塁打、捕手の野選で招いた無死 1、 3塁から、この日 3つ目の死球を松井雅に。満塁の大ピンチを残して降板。直後に同点打が出て、自身の白星も消えてしまった。
「反省ですよね。難しい場面で中継ぎにつないでしまって…」
勝利に沸くタテジマ戦士の行列の中、青柳の表情だけはしぶかった。
とはいえ、 6回までゼロを並べる快投。適当に荒れる球で的を絞らせず、凡打の山を築いた。先発としては合格。 4回二死 2塁では 2試合連続となる適時打を放ち、バットでも貢献した。
もちろん、三死球は大いに反省しなければいけない。香田投手コーチも「ぶつけた人に申し訳ない」と平謝り。いい意味でも、悪い意味でも、青柳らしさがちりばめられた試合だった。 8回を投げた岩崎が「3勝」目を挙げた。
☆阪神・香田勲男投手コーチ
「救援陣が登板過多なので、青柳にはもう少し、 1人で乗り切ってほしかった」
9回、投球するラファエル・ドリス投手=阪神甲子園球場
怒とうの大逆転直後の 9回を締めたのはドリス。京田、亀沢をフォークで連続三振に仕留めると、最後は藤井を左飛に打ち取って「34セーブ」目。 2位とは「4差」で独走状態に入ってきた。 4連投は過去にあるが、 4日連続登板は来日 2年目で初めて。それでも「試合に集中しているから問題はない。 1試合 1試合頑張るだけ」。猛追の 9月に、より頼もしさを増す。
全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め! ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
2017年 公式戦 順位表
2017年 公式戦 日程と結果(09月)
2017年 公式戦 日程と結果(10月)
◇公式戦全試合実況速報 公式戦全試合をテキスト速報!タイガース迂遠実況で応援気分を盛り上げます。ほかにも対戦中の選手の成績が」一目で分かる「観戦モード」も必見!
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※このスローガン・デザインは、2017年のシーズンロゴとしても展開して参ります。