●17日に予定されていた広島-ヤクルト(マツダスタジアム)が雨のため中止となった。「台風18号」の影響で西日本地方は大荒れの天気となった。また、同日に予定されていた阪神-中日(甲子園)も雨のため中止が発表された。広島優勝のマジック対象となっている阪神戦も中止になったことで、17日の広島のリーグ優勝はなくなり、最短で18日に持ち越された。
●阪神は17日、「台風18号」の影響で中日戦(甲子園)が中止。残り13試合、「2位」が確定するまで福留孝介外野手(40)が全試合スタメン出場する見通しとなった。この日、金本知憲監督(49)が明かした。目標は2008年以来の「80勝」到達。クライマックスシリーズ(CS)に向けて、上昇カーブを描く!木々が揺れる。嵐の前の静けさを感じながら、中日戦は午前 9時45分に中止が発表された。残り13試合。広島の胴上げ阻止はもちろんだが、早く「2位」を決めたい。福留が「2位」が確定するまで、休養日なしで臨む。この日は甲子園でランニングやフリー打撃で汗を流した。40歳。最高のパフォーマンスを発揮できるように、チーム首脳はこれまで配慮を重ねてきた。週に 1、 2度、特に相手先発が左のときに積極的休養をもらってきた。欠場15試合のかいあって福留は今季、「打率0.62、17本塁打、72打点」。持ち前の勝負強さで「2位」躍進をけん引してきた。あと 9勝で2008年以来となる「80勝」に到達。そこまでいけば「2位」はほぼ確定だ。そのために「オジサン」がラストスパートをかける。安藤が現役を引退し来季、単独でチーム最年長となる主将が、使命を果たす。
●中谷将大外野手(24)室内練習場で打撃練習などで汗を流した。自身初、球団でも日本人の生え抜き右打者となれば2006年の濱中治(現 2軍打撃コーチ)以来となる「20本塁打」まで、あと「1」本。 7試合連続で本塁打からは遠ざかっているが自然体を貫いた。勝利につながる一打を放ちたい。
●阪神が来季のコーチ人事について、金本知憲監督に全権委任することが17日、分かった。今季限りで退任する掛布雅之 2軍監督(62)の後任も矢野燿大1軍作戦兼バッテリーコーチ(48)らを中心に人選に着手。28日の 2軍最終戦をメドに結論を出す方向で、「金本政権3年目」の布陣が誕生する。 ポスト掛布も金本監督に任せる。「2位」をほぼ安全圏に入れている阪神が来季のコーチ人事について、指揮官の意向を最優先させる考えをもっていることが分かった。FAやドラフトなど補強面で金本監督が陣頭指揮をとってきたが、普段は球団主導で行う 2軍の人事も一任する。今季で 2年契約が切れる金本監督の来季続投は確実。球団は単年契約でなく長期契約を視野に、引き続き抜本的な改革を進めてもらう意向を持っている。コーチ人事を任せるのも、その一環だ。当面の目玉は新 2軍監督の選定。10日に掛布2軍監督の今季限りでの退任を発表した。後任について四藤慶一郎球団社長(56)は「まだ決まっていない」とした上でフレッシュな人材を条件に掲げていた。候補として名前が挙がっているのは矢野 1軍作戦兼バッテリーコーチ、片岡篤史 1軍打撃コーチ(48)、今岡誠 2軍打撃兼野手総合コーチ(43)らとみられる。いずれも金本監督と現役時代もともに戦い、多くを語らずとも意思疎通が可能な仲。徹底した練習量を選手に課すという方針でも、一致する。本来ならフロントが主導権を握るコーチ人事も指揮官が青写真を描く。虎を強くするため、あらゆる面でかじを取る。
●台風接近により、17日の中日戦(甲子園)が中止となったため、鳥谷敬内野手(36)の通算「2000安打」連盟表彰式及び名球会ブレザー授与式は18日に延期となった。ブレザーのプレゼンターは日本プロ野球名球会の山本浩二理事長、阪神OBの小山正明氏が務める。このセレモニーとは別に、20日の巨人戦(甲子園)で「鳥谷敬デー」を実施する。記事をまとめてみました。
<阪神-中日=降雨中止>◇24回戦◇阪神14勝 9敗◇17日◇阪神甲子園球場
17日に予定されていた広島-ヤクルト(マツダスタジアム)が雨のため中止となった。
「台風18号」の影響で西日本地方は大荒れの天気となった。
また、同日に予定されていた阪神-中日(甲子園)も雨のため中止が発表された。広島優勝のマジック対象となっている阪神戦も中止になったことで、17日の広島のリーグ優勝はなくなり、最短で18日に持ち越された。
広島は前日16日のヤクルト戦で逆転負けを喫していた。地元広島での優勝は1991年以来でファンの期待も大きかったが、18日から敵地・甲子園に乗り込んで阪神と直接対決する。
福留孝介外野手が「2位」確定まで休養日なしで出る。主将、頼もしい!=阪神甲子園球場室内練習場
主将、頼んまっせ! 阪神は17日、「台風18号」の影響で中日戦(甲子園)が中止。残り13試合、「2位」が確定するまで福留孝介外野手が全試合スタメン出場する見通しとなった。この日、金本知憲監督が明かした。目標は2008年以来の「80勝」到達。クライマックスシリーズ(CS)に向けて、上昇カーブを描く!
木々が揺れる。嵐の前の静けさを感じながら、中日戦は午前 9時45分に中止が発表された。残り13試合。広島の胴上げ阻止はもちろんだが、早く「2位」を決めたい。福留が「2位」が確定するまで、休養日なしで臨む。
この日は甲子園でランニングやフリー打撃で汗を流した。広島の胴上げを阻止するか? と問われると「そうじゃない?」と短い言葉に気合をにじませた。
40歳。最高のパフォーマンスを発揮できるように、チーム首脳はこれまで配慮を重ねてきた。週に 1、 2度、特に相手先発が左のときに積極的休養をもらってきた。欠場15試合のかいあって福留は今季、「打率0.62、17本塁打、72打点」。持ち前の勝負強さで「2位」躍進をけん引してきた。
福留孝介外野手は今季、主軸として打線をけん引した=阪神甲子園球場
だが、これからはしばらく頑張ってもらう。金本監督は「(福留は)フル回転で。オジサン、頑張ってもらいましょう」と明言した。
無理をさせる理由がある。「3位」巨人とは「5.5ゲーム」差。残り試合数を考えると安泰ではあるが「『2位』確保に向けて戦いを…。早く(『2位』を)決めたい。早く決めて、早くCSに向けての態勢をとりたいしね」。CSファーストステージの主催権をゲットできれば次なる戦いの準備に移れる。若手のテストや打順の練り直し…。「順位が決まればいろいろやりやすい」。だから 1日でも早く…というワケなのだ。
指揮官は「『80勝』ぐらいを目指してね。『80』ぐらい勝てればいいなというのはあります」と具体的な数字を掲げた。あと 9勝で2008年以来となる「80勝」に到達。そこまでいけば「2位」はほぼ確定だ。そのために「オジサン」がラストスパートをかける。安藤が現役を引退し来季、単独でチーム最年長となる主将が、使命を果たす。
フリー打撃をする中谷将大外野手=阪神甲子園球場室内練習場
中谷は室内練習場で打撃練習などで汗を流した。自身初、球団でも日本人の生え抜き右打者となれば2006年の濱中治(現 2軍打撃コーチ)以来となる「20本塁打」まで、あと「1」本。 7試合連続で本塁打からは遠ざかっているが「数字はあまり考えないようにしています。頑張ります」と自然体を貫いた。今季、広島戦は「打率0.180( 1本塁打)」。勝利につながる一打を放ちたい。
阪神が来季のコーチ人事について、金本知憲監督に全権委任することが17日、分かった。今季限りで退任する掛布雅之 2軍監督の後任も矢野燿大1軍作戦兼バッテリーコーチらを中心に人選に着手。28日の 2軍最終戦をメドに結論を出す方向で、「金本政権3年目」の布陣が誕生する。
ポスト掛布も金本監督に任せる。「2位」をほぼ安全圏に入れている阪神が来季のコーチ人事について、指揮官の意向を最優先させる考えをもっていることが分かった。
「金本監督に全権という形でやってきました。新しい 2軍監督の選定も金本監督の腹ひとつだと思っています」
球団首脳が明かした。FAやドラフトなど補強面で金本監督が陣頭指揮をとってきたが、普段は球団主導で行う 2軍の人事も一任する。
今季で 2年契約が切れる金本監督の来季続投は確実。球団は単年契約でなく長期契約を視野に、引き続き抜本的な改革を進めてもらう意向を持っている。コーチ人事を任せるのも、その一環だ。
当面の目玉は新 2軍監督の選定。10日に掛布2軍監督の今季限りでの退任を発表した。後任について四藤球団社長は「まだ決まっていない」とした上で「世代交代も考えていく必要があるのでは」とフレッシュな人材を条件に掲げていた。
金本知憲監督(右)と矢野燿大(左)、片岡篤史(中央)(左から 2人目は高代延博コーチ)。 3年目の布陣を熟慮中だ=阪神甲子園球場室内練習場
球団関係者の話を総合すると、候補として名前が挙がっているのは矢野 1軍作戦兼バッテリーコーチ、片岡 1軍打撃コーチ、今岡 2軍打撃兼野手総合コーチらとみられる。いずれも金本監督と現役時代もともに戦い、多くを語らずとも意思疎通が可能な仲。徹底した練習量を選手に課すという方針でも、一致する。
ただ、仮に矢野コーチを 2軍監督に起用した場合、 1軍の作戦系やバッテリー系の代役を探す必要がある。片岡コーチならば打撃コーチの配置転換を考えなければならない。今岡コーチならば 2軍の総合面を誰が見るのか。中長期的な視野でどのパターンがもっともチームを強くするのか-。そのシミュレーションを重ねていくことになる。
来季の布陣の完成について、先の球団首脳は「 2軍のシーズン終了あたりまでに固めるということでしょう」と見通しを語った。 2軍の最終戦は28日のウエスタン・広島戦(甲子園)。その頃には 1軍も「2位」が確定しているとみられ、新布陣が発表されても、大きな影響はない。
本来ならフロントが主導権を握るコーチ人事も指揮官が青写真を描く。虎を強くするため、あらゆる面でかじを取る。
★戦力補強など将の意向反映
金本監督はこれまでも戦力補強などで意向を反映させてきた。就任直後の2015年のドラフト会議では「 1軍で活躍している生え抜きの野手が少ない」と同年のNo.1野手だった高山を「1位」指名。昨秋も「右の大砲候補が必要」と大山をサプライズ指名した。 3年目はコーチの布陣もより練り込んだものにリニューアルして、常勝軍団の礎を築いていく。
台風接近により、17日の中日戦(甲子園)が中止となったため、鳥谷敬内野手の通算「2000安打」連盟表彰式及び名球会ブレザー授与式は18日に延期となった。
広島戦(甲子園)の試合前に行われる。
中谷将大外野手(左)と話す阪神鳥谷敬内野手=阪神甲子園球場室内練習場
阪神は17日、この日の中日戦(甲子園)前に予定していた鳥谷の通算「2000安打」達成の連盟表彰式と名球会ブレザー授与式を順延すると発表した。18日の広島戦(甲子園)前に行う。ブレザーのプレゼンターは日本プロ野球名球会の山本浩二理事長、阪神OBの小山正明氏が務める。このセレモニーとは別に、20日の巨人戦(甲子園)で「鳥谷敬デー」を実施する。
☆阪神・近年の「2000安打」達成とブレザー授与VTR
★藤田 平:1983年 5月 3日の巨人戦(後楽園)で達成。ブレザーは村山実氏から受け取った。
★金本知憲:2008年 4月12日の横浜(現DeNA)戦(横浜)で達成。同30日(甲子園)に名球会会長 (当時)の金田正一氏から授与された。
★福留孝介:2016年 6月25日の広島戦(マツダ)で「日米通算2000安打」を達成。 7月 8日(甲子園) に現名球会理事長の山本浩二氏に袖を通してもらった。
広島の鯉のぼりを止めて、「2位」キープに向けて前を向いて進め!
全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め! ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
2017年 公式戦 順位表
2017年 公式戦 日程と結果(09月)
2017年 公式戦 日程と結果(10月)
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