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Channel: 阪神ファンの障碍(害)者アスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記
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阪神CS出場決定!糸井が幻の先制弾!福留が先制2点打!掛布2軍監督ラスト采配5回で14得点リード

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阪神は 3回に打線が爆発。二死満塁から福留孝介外野手(40)の 2点タイムリーで先制。さらに中谷将大内野手(24)、鳥谷敬内野手(36)、大和内野手(29)の連打で 5点を奪った。阪神は 3回から 4イニング連続得点で 6回までに11点。DeNAは 6回、倉本寿彦内野手(26)が出塁し無死 3塁から、桑原将志内野手(24)の 3ゴロで 1点返す。阪神が圧勝劇で 2年ぶりのCS出場を決めた。能見篤史投手(38)は今季初完投で「6勝」目。DeNAは 6試合ぶりの黒星で「4位」巨人とゲーム差なし。金本知憲監督(49)は、福留、鳥谷、糸井のベテラントリオの活躍にご満悦だった。阪神が 2年ぶり 7度目のクライマックスシリーズ出場を決めた。福留孝介外野手が 4打点など、今季 2度目の先発全員安打&最多タイの16安打で11得点で、DeNAに大勝。就任 2年目で初CSとなる金本知憲監督は「いち早く『2位』を決めたい」。29日のDeNA戦(横浜)に勝つか引き分けで「2位」も確定や!「超変革」を掲げた就任 1年目に高山や北條、原口が台頭し、今季は開幕スタメンで起用。しかし、打撃不振で 2軍へ。打順について、最後まで固定できないまま。若手が育ち、連覇を達成した広島との差を痛感するばかりだった。過去 6度のCS進出も、突破は2014年だけ。1985年以来、31年間も日本一から遠ざかる。今季もう一度、鯉と、日本一に挑むため-。キャプテンと指揮官の心は、すでに一つ。快進撃へ、準備は整った。

糸井嘉男外野手(36)の先制アーチと思われた打球は“幻の本塁打”となった。 1回二死走者なし。DeNA先発井納翔一投手(31)から放った一撃は右翼ポール際の大飛球。いったん本塁打と判定された井納は血相変えてファウルのジェスチャー。アレックス・ラミレス監督(42)もベンチを飛び出し抗議した。審判団が集まり、リプレー検証した結果、ボールは右翼ポールの外側を通過したと判定されファウルとなった。打ち直しとなった糸井は 1塁ゴロに倒れた。糸井嘉男外野手が“幻弾”のち適時打を放てば、鳥谷敬内野手は 3安打猛打ショーの大活躍。投げても能見篤史投手が今季初完投勝利。クライマックスシリーズ進出も決まり、虎の勢いが再加速や!

福留孝介外野手が先制 2点適時打を放った。 3回二死満塁の場面でDeNA井納のフォークをレフト前に運んだ。

岡崎太一捕手(34)が「2号2ラン」を放った。 6点リードの 5回。一死 2塁からDeNA平田のスライダーをフルスイング。左翼スタンドに運んだ。 7月 9日巨人戦以来となるスタメンマスクをかぶった岡崎は 1打席目から 2打席連続三振。 3打席目に飛び出したアーチに、本人もビックリだった。金本監督は、極端すぎる成績をうれしそうにイジっていた。

苦しいチームを救った。代打・高城の飛球が中谷のグラブに収まると、能見は少し表情を和らげた。今季初完投勝利で「6勝目(6敗)」。激戦の疲れが残るリリーフ陣を、ベテランが救った。 1回からアクセル全開だった。 3回までパーフェクト。自慢のクロスファイアと変化球を駆使し、 5回の先頭・宮崎敏郎内野手(28)の「左中間2塁打」までノーヒットピッチだった。 6回に味方の失策絡みで 1失点。 7回に梶谷隆幸外野手(29)の「ソロ」で 2点目を奪われたが、 9回を93球で 4安打 2失点(自責 1)。香田勲男投手コーチ(52)も最敬礼。虎戦士の一員として、まずはチームのために。それを昨年 7月27日のヤクルト戦(甲子園)以来、 428日ぶりの完投という形で応えた。日本一への入り口には立った。下克上へ。頼りになる能見が、光を見せてくれた。

掛布雅之 2軍監督(62)のラスト采配試合で、前半を終えて阪神が広島を大きく突き放した。 5回までに11安打14得点で14- 1と大きくリードした。 5回には、 6月に育成から支配下登録された西田直斗内野手(24)が、「2点適時3塁打」を放つなど打者一巡の攻撃で 5得点。球場に阪神ファンの大拍手が鳴り響いた。この日は平日の昼間にもかかわらず、7131人の観客が集まった。試合前には雨が降るなどどんよりしていた空も、若虎達の活躍につられて? じょじょに晴れ間を見せ始めた。掛布雅之 2軍監督が指揮を執るラストゲームで、打線が13安打16得点と大爆発、掛布体制の最多得点で“ミスタータイガース”のフィナーレを飾った。 1回に広島先発加藤拓也投手(22)の乱調につけ込み 5点。 2、 3回にも 2点ずつを追加し、 5回にも 5点、 6回に 2点と攻撃の手をゆるめなかった。投げては先発藤浪晋太郎投手(23)が 5回 1失点の好投で完勝した。セレモニー後は、選手たちが胴上げをしようとしたが固辞。スタンドに何度も手を振って背番号「31」はグラウンドを去った。

北條史也内野手(23)が、退任する掛布雅之 2軍監督へ恩返しの活躍を誓った。この日、掛布 2軍監督のラスト采配試合が行われた。試合後のセレモニーで掛布 2軍監督は、インタビュー中に 1軍に選手達を送ってきたことを問われると名前を出して“エール”を送られた。ベンチ前で聞いていた北條は感謝の言葉を口にした。この日は「1番・遊撃」でスタメン出場し 4打数 1安打。

阪神は28日、今季新加入したエリック・キャンベル内野手(30)が近日中に帰国すると発表した。21試合に出場して「打率1割9分1厘、1本塁打」で 6月 7日に出場選手登録を外れ、 2軍で調整していた。

2軍調整中の藤浪晋太郎投手(23)が掛布雅之 2軍監督のラスト采配試合に先発した。 5回 4安打 1四球 1失点。 6三振を奪い、要した球数は72球だった。出した四球は 1つで大きく制球を乱すことはなく、終始落ち着いた様子で登板を終えた。記事をまとめてみました。

 

 

 <DeNA 2-11阪神>◇24回戦◇阪神14勝 9敗 1分◇28日◇横浜スタジアム

 阪神は 3回に打線が爆発。二死満塁から福留の 2点タイムリーで先制。さらに中谷、鳥谷、大和の連打で 5点を奪った。

  阪神は 3回から 4イニング連続得点で 6回までに11点。DeNAは 6回、倉本が出塁し無死 3塁から、桑原の 3ゴロで 1点返す。

 阪神が圧勝劇で 2年ぶりのCS出場を決めた。能見は今季初完投で「6勝」目。DeNAは 6試合ぶりの黒星で「4位」巨人とゲーム差なし。井納は「10敗」目。

 阪神先発能見篤史投手=横浜スタジアム

 阪神がクライマックスシリーズ出場を決めた。 3回に「4番」福留孝介外野手が先制 2点適時打を放つなど、今季チーム最多タイの16安打で11得点。

 金本知憲監督は「突破口を孝介がやってくれた。トリも 3本打ったし、嘉男もいい追加点をあげてくれた。 3人が中心になって、グイグイとプレーでも背中でも引っ張ってくれるとチームも締まるし、勝ちに近づける。あの 3人ですね、ウチは」と、福留、鳥谷、糸井のベテラントリオの活躍にご満悦だった。

 選手交代を告げ、笑顔を見せる金本知憲監督=横浜スタジアム

 阪神が 2年ぶり 7度目のクライマックスシリーズ出場を決めた。福留孝介外野手が 4打点など、今季 2度目の先発全員安打&最多タイの16安打で11得点で、DeNAに大勝。就任 2年目で初CSとなる金本知憲監督は「いち早く『2位』を決めたい」。29日のDeNA戦(横浜)に勝つか引き分けで「2位」も確定や!

 頂点へと続く扉を、やっとこじ開けた。就任 2年目で初のCS進出が決定。背中で語る男たちと、そこに必死で食らいつく中堅若手。理想とする戦いがよみがえり、金本監督は大きくうなずいた。

 「突破口を孝介が開いてくれましたね。やってくれました。トリ(鳥谷)も 3本打ったし(糸井)嘉男もいい追加点をあげてくれたし。やっぱり 3人が中心になってくれて、プレーでも背中でも引っ張ってくれれば、チームは引き締まるし、勝ちに近づけますね」

 福留孝介外野手は 3回、 2点打を放った。CS出場決定に貢献した=横浜スタジアム

 褒めるしかない。これこそ求めていた姿だったから-。 0- 0の 3回二死満塁。すべてを託されたキャプテンが、「4番」らしく決めた。井納の 146キロ真っすぐを狙い澄ましたように左前へ 2点打。そこから 4連打、打者10人の猛攻で一気に 5- 0だ。今季最多タイの16安打で、今季 2度目の先発全員安打。福留は 8- 0の 6回にも左翼フェンス直撃の 2点 2塁打を放ち今季初の 4打点。猛爆の主役も「粘って(前日)引き分けたのがね、つながったんじゃないかな」と胸を張った。

 「超変革」を掲げた就任 1年目に高山や北條、原口が台頭し、今季は開幕スタメンで起用。しかし、打撃不振で 2軍へ。打順について、最後まで固定できないまま。若手が育ち、連覇を達成した広島との差を痛感するばかりだった。

  6回、 2点適時 2塁打を放った福留孝介外野手=横浜スタジアム

 24、25日には全勝を期して挑んできたDeNAに、甲子園で 2戦連続零封負け。26日の移動日、金本監督は思わず「そういう消化試合のような雰囲気を作るのもベテランやと思う。よくも悪くも」と苦言を呈した。チームを変える、変えてしまう、何をしても影響力がある男たちへ。ここ一番での“問いかけ”だった。翌27日は、糸井の 9回一死からの同点打でドロー。そして、福留がCS決定打だ。「超変革」を継続しつつ「挑む」と決めた就任 2年目、百戦錬磨のベテランに支えられ、堂々「Aクラス」に座る。

 「あと 1つ勝てば…。まあ、あした勝っていち早く『2位』を決めて、休ませられる選手は休ませられるように。とにかく 1日も早く決めたいですね。甲子園で開催できるように」

 そう金本監督がファイティングポーズを取れば、福留も「まだここで緩めるんじゃなくて、しっかり『2位』というのを獲って、戦っていく。自分の状態うんぬんじゃなくチームが勝てるように」と誓った。

  6回 福留孝介外野手が左適時二塁打を放ち、手を叩く金本知憲監督(左は、片岡篤史コーチ)=横浜スタジアム

 過去 6度のCS進出も、突破は2014年だけ。1985年以来、31年間も日本一から遠ざかる。今季もう一度、鯉と、日本一に挑むため-。キャプテンと指揮官の心は、すでに一つ。快進撃へ、準備は整った。

◇データBOX◇

◎…29日にも阪神の「2位」が確定する。阪神がDeNAに勝つか引き分けが条件。阪神が勝てば残り 4試合全敗でも、勝率 0.540、DeNAが残り全勝すると 0.529。引き分けの場合、阪神は勝率 0.536。DeNAは、勝率 0.533となり、勝率で阪神が上回る。

◎…阪神の16安打は 3月31日の広島戦(マツダ、○10- 6)、 7月 6日のDeNA戦(横浜、○10- 5)に続き、今季 3度目で最多タイ。

 

  1回表阪神二死、糸井嘉男外野手の右越え本塁打かと思われた打球はリプレー検証の結果ファウルと判定される。投手井納翔一=横浜スタジアム

 糸井嘉男外野手の先制アーチと思われた打球は“幻の本塁打”となった。 1回二死走者なし。DeNA先発井納から放った一撃は右翼ポール際の大飛球。いったん本塁打と判定された井納は血相変えてファウルのジェスチャー。ラミレス監督もベンチを飛び出し抗議した。

 審判団が集まり、リプレー検証した結果、ボールは右翼ポールの外側を通過したと判定されファウルとなった。

 打ち直しとなった糸井は 1塁ゴロに倒れた。

  1回 糸井嘉男外野手の本塁打に、リプレイ検証を要求され集まる審判団=横浜スタジアム

 頼もしいベテランや! 糸井嘉男外野手が“幻弾”のち適時打を放てば、鳥谷敬内野手は 3安打猛打ショーの大活躍。投げても能見篤史投手が今季初完投勝利。クライマックスシリーズ進出も決まり、虎の勢いが再加速や!

 「良かったです」

 CS進出決定を素直に喜んだのは糸井。 4回に右越えのタイムリー 2塁打を放ち、 3、 6回には四球を選んで、いずれもホームイン。さすがの 1打点& 2得点だ。

 ただし、その前段階は“嵐を呼ぶ超人”らしく予想外にして、波瀾万丈だった。

 糸井嘉男外野手は 4回、フルスイングで追撃のタイムリー=横浜スタジアム

 プレーボール間もない 1回二死。井納の初球を振り抜くと、打球は右翼ポール際へ。打席のそばで打球の行方を見守っていた背番号「7]は、柳田一塁塁審が右手をグルグル回すのを見届けて、悠然とダイヤモンドを 1周した。“2試合連続の先制16号”の感触を満喫しながら。ベンチ前では大歓迎を受けた。

 ところが…。DeNAナインは猛然と抗議。「ファウル!」と叫びながら。審判団が集まり、リプレー検証へ。結果、判定は覆り、本塁打はパーに。顔色は変えず、打席に戻ったが、複雑だったはず。その打席は 1ゴロに終わった。

 が、 2打席目以降は燃えに燃えた。その結果が大量得点だ。

 糸井嘉男外野手は 4回、適時打を放った。頼もしい~!=横浜スタジアム

 打点こそなかったが、鳥谷もバットでチームを引っ張った。 3回は二死 2塁から中前打でつないで大和のタイムリーを呼び、 5回は右前打で岡崎のまさかの一発を誘発。 6回も左前打でつなぐと、再び大和がタイムリー。身上の“つなぎ”のお手本のような活躍だった。

 「いつも(つなぐことを)意識しているし」

 クールなベテランはCS進出決定にも淡々。

 「CSを目指してやっているわけじゃないし」 目指すところはもっと上! 満足もなければ、納得もない。

 言葉少なだった 2人。でも、そのプレーは間違いなく雄弁だった。

 鳥谷敬内野手は 6回の左前打でこの日、 3安打猛打賞=横浜スタジアム

◇データBOX◇

◎…鳥谷の猛打賞( 3安打以上)は 8月20日の中日戦(ナゴヤドーム)の 3安打以来、今季 6度目(通算 134度目)。阪神では和田豊と並ぶ「3位」タイ。球団最多は藤田平の 150度、「2位」は真弓明信 139度。プロ野球最多は張本勲(東映など)の 251度。セ・リーグ最多は長嶋茂雄(巨人)の 186度。

 

 3回表阪神二死満塁、「左2点適時打」を放った福留孝介外野手=横浜スタジアム

 福留孝介外野手が先制 2点適時打を放った。 3回二死満塁の場面でDeNA井納のフォークをレフト前に運んだ。

 福留は「後ろにつなぐことを考えて打席に入りました。先制することができて良かったです」とコメントした。

 

  5回、「2点本塁打」を放った岡崎太一捕手=横浜スタジアム

 岡崎太一捕手が「2号2ラン」を放った。 6点リードの 5回。一死 2塁からDeNA平田のスライダーをフルスイング。左翼スタンドに運んだ。

  7月 9日巨人戦以来となるスタメンマスクをかぶった岡崎は 1打席目から 2打席連続三振。 3打席目に飛び出したアーチに「ここまでの 2打席で結果を出せていませんでしたし、なんとか取り返そうという気持ちはありましたが、ホームランという結果に自分でも驚いています」と、本人もビックリだった。

  5回表阪神一死 2塁、「左越え2点本塁打」を放った岡崎太一捕手。投手平田真吾=横浜スタジアム

 岡崎が 7月 9日の巨人戦(甲子園)以来となるスタメンで、躍動。能見を好リードすると、 6点リードの 5回一死 2塁で左中間への「2号2ラン」。「たまたま、点は何点あってもいいので」。金本監督は「 1本塁打に 4三振。ポーカーでいえばフォーカードやね。最後、本塁打が出ればフルハウスかと思ってたけれど。まあ、フォーカードのほうが強いけれどね」と、極端すぎる成績をうれしそうにイジっていた。

 

 今季初完投の能見篤史投手。登板過多のリリーフ陣を休ませた=横浜スタジアム

 苦しいチームを救った。代打・高城の飛球が中谷のグラブに収まると、能見は少し表情を和らげた。今季初完投勝利で「6勝目(6敗)」。激戦の疲れが残るリリーフ陣を、ベテランが救った。

 「とりあえず飛ばしていこうと思っていて、初回からいい感じで投げられたので、出だしがよかったです。本当にね、昨日のこともあって、まあでも序盤に取られるよりは、なんとか粘っていこうと思っていたので」

 言葉通り 1回からアクセル全開だった。 3回までパーフェクト。自慢のクロスファイアと変化球を駆使し、 5回の先頭・宮崎の「左中間2塁打」までノーヒットピッチだった。

  5回、雨のなか投球する能見篤史投手=横浜スタジアム

  6回に味方の失策絡みで 1失点。 7回に梶谷の「ソロ」で 2点目を奪われたが、 9回を93球で 4安打 2失点(自責 1)。香田投手コーチも「最高の試合展開。ありがたい。リリーフも休めた。少ない球数で完投は助かる」と最敬礼。進出決定のクライマックスシリーズ(CS)での登板にも「もちろん(つながる)」と話した。

 38歳のシーズンながら、秋山とともに開幕からローテを守り、左腕が登板した試合はチーム「8連勝」中だ。そのフル回転の“代償”か。子供が夏休みの 8月。「休み、なかったよ」と家族でどこかに外出することはできなかったという。その分、普段から自宅でゴムボールを使ったキャッチボールなどでふれあっている。虎戦士の一員として、まずはチームのために。それを昨年 7月27日のヤクルト戦(甲子園)以来、 428日ぶりの完投という形で応えた。

 完投した能見篤史投手(右)はナインと歓喜のハイタッチ=横浜スタジアム

 「目の前の一試合を勝ちに行くだけなので、そこに向けてみんな頑張ると思うので。僕は登板するのかわかんないですけど、勝利を祈っています」  日本一への入り口には立った。下克上へ。頼りになる能見が、光を見せてくれた。

◇データBOX◇

◎…阪神投手の完投は 8月 4日のヤクルト戦(京セラ)でメッセンジャーが完封して以来、今季 4度目(秋山 2度、メッセンジャー 1度、能見 1度)。ちなみに昨年は 8度(メッセンジャー、藤浪、岩貞、能見が 2度ずつ)。

◎…能見の完投は2016年 7月27日のヤクルト戦(甲子園)で完封して以来 428日ぶり。通算24度目。最も多く完投しているのは2013年の 6度。

 

 ウエスタン・リーグ<阪神16- 4広島>◇28日◇阪神甲子園球場

 掛布雅之 2軍監督のラスト采配試合で、前半を終えて阪神が広島を大きく突き放した。 5回までに11安打14得点で14- 1と大きくリードした。

  5回には、 6月に育成から支配下登録された西田直斗内野手が、「2点適時3塁打」を放つなど打者一巡の攻撃で 5得点。球場に阪神ファンの大拍手が鳴り響いた。この日は平日の昼間にもかかわらず、7131人の観客が集まった。試合前には雨が降るなどどんよりしていた空も、若虎達の活躍につられて? じょじょに晴れ間を見せ始めた。

 ベンチで笑顔をみせる掛布雅之 2軍監督=阪神甲子園球場

 掛布雅之 2軍監督が指揮を執るラストゲームで、打線が13安打16得点と大爆発、掛布体制の最多得点で“ミスタータイガース”のフィナーレを飾った。

  1回に広島先発加藤の乱調につけ込み 5点。 2、 3回にも 2点ずつを追加し、 5回にも 5点、 6回に 2点と攻撃の手をゆるめなかった。投げては先発藤浪晋太郎投手が 5回 1失点の好投で完勝した。

 試合後のセレモニーで、掛布 2軍監督があいさつ。この 2年間については「ちょっと短かったかな。ただ、若い選手たちが着実に力はつけてきてると思いますし、また 1軍での活躍もかなりしてくれましたので、ある程度の成果はあったのかなと。そういう意味では、非常に濃い 2年間だったと思います」」と手応えを口にした。

 インタビューにこたえる掛布雅之 2軍監督=阪神甲子園球場

 また選手たちには「 1軍で活躍してくれる姿を見たときの感動というのは忘れられません。一番の感動は、狩野がユニホームを脱ぐというような気持ちになっていた時期に、僕は(2013年10月から)DCという形で 2軍のお手伝いするようになりまして、狩野が(2014年 8月29日の) 1軍で、ホームラン含む 3安打したんですね。そのときに狩野が『掛布さんに恥をかかせられない。絶対打ってきます』と、そう言ってくれたホームランと、原口が育成で 3桁の背番号をつけて、残留でひとり黙々とバットを振る姿。僕にいろいろなことを貪欲に聞いてくる原口。その原口が(昨年 5月19日の中日戦で)山田コーチの背番号をつけて(ユニホームを借りて)、右打席に立って打ったあのサヨナラヒット。ああいうところは忘れられませんね」と振り返った。

 花束を手にファンに応える掛布雅之 2軍監督。笑顔で甲子園を後にした=阪神甲子園球場

 一方で、 1軍に昇格した選手が 2軍落ちしてくるケースも多かったことに「ほとんどの選手が落ちてきましたのでね。これがちょっと寂しいかな、と。もうちょっと力をつけなさい、と言ってあげたいですね」と指摘。「でも、 1軍で経験したことってのは、無駄にはならないと思いますので、自分が何が足りないのか、これから何をすべきなのかということを、当然北條たちも、分かってると思うんですね。そういう意味では、これからの北條ってのは非常に期待していいと思いますね」と続けた。

 セレモニー後は、選手たちが胴上げをしようとしたが固辞。スタンドに何度も手を振って背番号「31」はグラウンドを去った。

 

  2回裏、エリック・キャンベル内野手の適時打で生還の北條史也内野手=阪神甲子園球場

 北條史也内野手が、退任する掛布雅之 2軍監督へ恩返しの活躍を誓った。

 この日、掛布 2軍監督のラスト采配試合が行われた。試合後のセレモニーで掛布 2軍監督は、インタビュー中に 1軍に選手達を送ってきたことを問われると「ほとんどの選手が落ちてきましたからね。もっと力をつけないと。何が足りないか北條たちも分かっていると思うので」。名前を出して“エール”を送られた。ベンチ前で聞いていた北條は「気にかけて見てくれたと思うんで、本当に感謝しています」と感謝の言葉を口にした。

 この日は「1番・遊撃」でスタメン出場し 4打数 1安打。「僕が 1軍で活躍して恩返ししたいです」と誓った。

 

  2回裏阪神無死満塁、左へ「2点適時打」を放ったエリック・キャンベル内野手=阪神甲子園球場

 阪神は28日、今季新加入したキャンベルが近日中に帰国すると発表した。  21試合に出場して「打率1割9分1厘、1本塁打」で 6月 7日に出場選手登録を外れ、 2軍で調整していた。  キャンベルは「球場での皆さんの声援がいつも支えになっていた。ありがとうございました」とコメントした。

 

 力投を見せた藤浪晋太郎投手=阪神甲子園球場

  2軍調整中の藤浪晋太郎投手が掛布雅之 2軍監督のラスト采配試合に先発した。 5回 4安打 1四球 1失点。 6三振を奪い、要した球数は72球だった。

 初回は 3者凡退でスタート。 2回と 3回は安打を許すも要所で三振を奪い、得点を許さず。 3回二死 1、 3塁で「4番」エルドレッドを迎えたが、この日最速の 155キロを出すなど 4球で見逃し三振に仕留めた。

 出した四球は 1つで大きく制球を乱すことはなく、終始落ち着いた様子で登板を終えた。

 

 全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(09月)

 

 2017年 公式戦 日程と結果(10月)

 

んな相手にも立ち向かう。どんな局面でも己の限界にトライする。

その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。

そうした強い思いをスローガンとして表現しています。

※このスローガン・デザインは、2017年のシーズンロゴとしても展開して参ります。  

 

 

 

 

   

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