●小野泰己投手(23)がCSではロングリリーフ要員として待機することになった。この日は宮崎で行われたロッテ戦(KIRISHIMAサンマリン)で先発登板。 2回無安打無失点で好調な様子だった。投球を見つめた金村曉投手コーチ(41)はCSではリリーフ待機を示唆した。CSではブルペン待機することが濃厚になった。小野はこの日帰阪した。
●マルコス・マテオ投手(33)、高橋聡文投手(34)、桑原謙太朗投手(31)の 3人が、ロッテ戦で調整登板を行った。CSでの登板を見据えたもので 1イニングに限定して登板。 3投手とも無失点に抑えた。投球を見守った金村投手コーチは期待を寄せた。 3人が 1回ずつを投げ、圧巻の 9人斬り。 3人で 3回を計28球で料理し、万全な状態をアピールした。先発で 2回を投げた小野から、マテオ→高橋と無安打無失点でつないだリレー。最後は桑原がたすきを受け取り、 3人で打ち取った。頼もしい女房役のアシストもあって、 1軍リリーフ陣がそろって 3人斬り。CSに向けて、最終チェックを完了だ。宮崎に派遣されていた金村 1軍投手コーチは納得顔の完璧な内容。 3投手はそのまま帰阪した。短期決戦は状況によっては桑原らを 5回から投入することも想定している。南国宮崎でも好調をキープしている鉄壁リリーフ陣が鍵になるのは間違いない。
●12日のフェニックス・リーグ、西武戦(南郷)に先発予定の藤浪晋太郎投手(23)は11日、鳴尾浜で調整後、宮崎入りした。ショートダッシュなどで汗を流した。福原忍育成コーチ(40)も期待。去りゆく先輩のためにも、好投を披露する。
●金本知憲監督(49)は11日、14日から始まるDeNA戦(甲子園)に向けてベテランに期待を込めた。ちょうど打線が低迷していた 9月末にも同じようにハッパをかけ、チームは上昇気流を描いた。主力がムードをつくり、それに若手、中堅がついて行く。2014年以来となる日本シリーズ進出へ-。12日から、全体練習を再開する。
●今季限りの現役引退を決意した新井良太内野手(34)が11日、西宮市内の球団事務所で引退会見を行った。スーツ姿で会見場に現れた新井は爽やかな表情で話した。現役ラストゲームとなった前日10日中日戦では、試合終了後に福留孝介外野手(40)らに促される形で、球場の中心からスタンドに向けて頭を下げた。引退についてはしみじみと話した。気持ちを前面に押し出すスタイルで誰からも愛された元気印は「下手くそで不器用で、それだけでやってきた。そのプレースタイルは貫けた」と、最後まで爽やかだった。新井良太内野手が11日、西宮市内の球団事務所で会見し、現役引退を発表した。12年間のプロ野球人生を振り返りファンや首脳陣、チームメートへの感謝を述べた。最後まで良太らしい笑顔を浮かべながら、虎の元気印が現役生活にピリオドを打った。今後については「まだ何も決まっていないので、ゆっくり考えたい」というが、周囲を笑顔にする明るさは大きな魅力。いつの日かまた、素敵な良太スマイルを見せてほしい。
●野球の独立リーグ、BCリーグ滋賀の監督を今季限りで退任した阪神OB、上園啓史氏(33)が、来季から阪神球団の営業スタッフとして“古巣”に復帰することが11日、明らかになった。上園氏は東福岡高校から武蔵大學を経て、2007年大学・社会人ドラフト 3巡目で阪神に指名され入団。 1年目からローテーション入りを果たし、「8勝(5敗)」を挙げて同年のセ・リーグ新人王、サンスポMVP新人王に輝いた。しかし、 2年目以降は成績が伸び悩み、2011年暮れには交換トレードで楽天に移籍。しかし、 4年間過ごした新天地でも「1勝」も挙げられず、2015年限りで引退した。阪神へは 7年ぶりの復帰。職務は正式には決まってないが、球団営業部が推進している野球振興、タイガースジュニアベースボールスクール(仮称)部門のサポートなどが有力視されている。記事をまとめてみました。
みやざきフェニックスリーグ<阪神 3- 0ロッテ>◇11日◇KIRISHIMAサンマリンスタジアム宮崎
小野泰己投手がCSではロングリリーフ要員として待機することになった。
この日は宮崎で行われたロッテ戦(KIRISHIMAサンマリン)で先発登板。 2回無安打無失点で「いい内容だったかなと思います」と好調な様子だった。
投球を見つめた金村投手コーチは「今いる(救援の) 7人だけでは厳しいので、延長とかになれば任せたい」とCSではリリーフ待機を示唆した。
先発し 2回無失点の小野泰己投手=KIRISHIMAサンマリンスタジアム宮崎
先発したD 2位・小野は 2回を投げて、無安打無失点。CSではブルペン待機することが濃厚になった。
「変化球でストライクを取れたのは良かった。毎試合投げられるチャンスがあればそこに向かって調整していきたいです。CS前にいい内容だったかなと思います」と振り返った。金村投手コーチは「ブルペン陣の一員としてリリーフ待機してもらう予定。 7人では足りない部分もあるだろうから」と説明。小野はこの日帰阪した。
試合前、キャッチボールする小野泰己投手=KIRISHIMAサンマリンスタジアム宮崎
マルコス・マテオ投手、高橋聡文投手、桑原謙太朗投手の 3人が、ロッテ戦で調整登板を行った。
CSでの登板を見据えたもので 1イニングに限定して登板。 3投手とも無失点に抑えた。
投球を見守った金村投手コーチは「文句ないです。予定通りでひと安心。CSに万全な状態で臨めるようにしてほしい」と期待を寄せた。
「2番手」で登板したマルコス・アウレリオ・マテオ投手=KIRISHIMAサンマリンスタジアム宮崎
阪神の桑原謙太朗投手、マルコス・マテオ投手、高橋聡文投手が11日、みやざきフェニックス・リーグ、ロッテ戦(サンマリン宮崎)に、リリーフで登板。 3人が 1回ずつを投げ、圧巻の 9人斬り。 3人で 3回を計28球で料理し、万全な状態をアピールした。
盤石の無失点リレーで、若手のロッテ打線を封じ込んだ。 5回、伊志嶺が打ち上げた右飛を板山が捕球すると、 9人斬りが完成した。先発で 2回を投げた小野から、マテオ→高橋と無安打無失点でつないだリレー。最後は桑原がたすきを受け取り、 3人で打ち取った。
5回から「4番手」で登板し、打者 3人で抑えた桑原謙太朗投手。CSに向けて万全だ=KIRISHIMAサンマリンスタジアム宮崎
「とにかくゼロで抑えられたことはよかったです。ヒットを打たれた後に抑えることができてよかったです」
5回に「4番手」で登板した桑原は、 1回を 1安打無失点。「4番」から始まる好打順も 3人で終わらせた。唯一の安打は一死から。細谷に、 3塁ベースに当たって左翼線へ落ちるアンラッキーな当たりを浴びて記録は 2塁打に。しかしその直後の打席の 2球目で、坂本が 3盗を刺した。頼もしい女房役のアシストもあって、 1軍リリーフ陣がそろって 3人斬り。CS向けて、最終チェックを完了だ。
「2番手」マルコス・マテオ投手は 3回を 3人斬り=KIRISHIMAサンマリンスタジアム宮崎
「2番手」マテオは 3回から登板し、 8球で 3人で打ち取り、下位打線を封じた。
「シーズンが終わってから全然投げられていなかったので、とにかく投げたいという気持ちでした。14日に向けていい調整ができたと思います」
4回から「3番手」で投げた高橋は、左打者 2人を含む打者 3人を 9球で料理。 3人目の香月を外角 138キロで見逃し三振に仕留めた。「狙って三振を取れたのでよかったです。(CSも)毎試合でも準備しています。全部投げるつもりでいます」と力を込めた。
「3番手」高橋聡文投手も 4回を無失点=KIRISHIMAサンマリンスタジアム宮崎
宮崎に派遣されていた金村 1軍投手コーチは「文句ないです。打者に対する感覚をやしなってほしいという目的で宮崎にきてもらってそれなりに投げられた。一安心ですね」と納得顔の完璧な内容。 3投手はそのまま帰阪した。
短期決戦は状況によっては桑原らを 5回から投入することも想定している。南国宮崎でも好調をキープしている鉄壁リリーフ陣が鍵になるのは間違いない。
キャッチボールする藤浪晋太郎投手=阪神鳴尾浜球場
12日のフェニックス・リーグ、西武戦(南郷)に先発予定の藤浪は11日、鳴尾浜で調整後、宮崎入りした。ショートダッシュなどで汗を流し「(状態は)悪くないので」と話した。前日10日の中日戦(甲子園)で現役を引退した安藤について「自分が 1年目のときから、すごくお世話になりました。ロッカーも近くて、いろんな話をしてもらいました」としみじみ。福原育成コーチも「自分のボールに集中してくれれば」と期待。去りゆく先輩のためにも、好投を披露する。
CS突破へ、キーマンは、やはりベテラントリオ-。
金本知憲監督は11日、14日から始まるDeNA戦(甲子園)に向けて「キーマンといえば、野手でいえば、あの 3人(福留、糸井、鳥谷)ですよ。あの 3人が、しっかりとした姿で背中でプレーで結果で全部で引っ張ってくれて」とベテランに期待を込めた。
ちょうど打線が低迷していた 9月末にも同じようにハッパをかけ、チームは上昇気流を描いた。
主力がムードをつくり、それに若手、中堅がついて行く。「うまいこと、みんなが助けあえれば、補えれば。そうやっていくしかないでしょう」。2014年以来となる日本シリーズ進出へ-。12日から、全体練習を再開する。
今季限りの現役引退を決意した新井良太内野手(34)が11日、西宮市内の球団事務所で引退会見を行った。
スーツ姿で会見場に現れた新井は「私、新井良太は今シーズンを持ちまして引退させていただきます」と爽やかな表情で話した。
現役ラストゲームとなった前日10日中日戦では、試合終了後に福留らに促される形で、球場の中心からスタンドに向けて頭を下げた。一夜明けたこの日、「泣くのを我慢するのに必死でした。いろんなこと、思いが走馬灯のように駆けめぐった」と、笑った。
さわやかな笑顔を見せた新井良太内野手=兵庫県西宮市の阪神球団事務所
引退については「今年は一番強い覚悟で臨んだ。そういうシーズンでしたので。腹をくくった。数字のケジメをとらないといけない」と説明。広島の兄貴浩には早い段階で相談していたようで「お前が決めたらいいと親身になってくれた。自分の一番の味方であり、兄の一番の味方は僕だと思っている」としみじみと話した。
気持ちを前面に押し出すスタイルで誰からも愛された元気印は「下手くそで不器用で、それだけでやってきた。そのプレースタイルは貫けた」と、最後まで爽やかだった。
引退会見ですがすがしい表情を見せた新井良太内野手。今後は未定だという=兵庫県西宮市の阪神球団事務所
新井良太内野手が11日、西宮市内の球団事務所で会見し、現役引退を発表した。12年間のプロ野球人生を振り返り「最高の12年間を皆様のおかげで送れました。感謝しています」とファンや首脳陣、チームメートへの感謝を述べた。最後まで良太らしい笑顔を浮かべながら、虎の元気印が現役生活にピリオドを打った。
笑いの絶えない、引退会見だった。前夜とは違い、その目に涙はない。良太スマイルで、現役生活に別れを告げた。感謝、感謝、感謝-。律義な男は、監督、コーチ、チームメート、ファンに対する熱い思いを口にした。
「中日で 5年間、阪神では 7年間、こんな僕をたくさん応援していただいて、励ましていただいて、本当にありがとうございました。最高の12年間を皆様のおかげで送れました。感謝しています」
感傷に浸ることなく「スッキリ」した様子。前日10日の中日戦(甲子園)では引退セレモニーに臨んだ安藤や福留、鳥谷の計らいで 5度の胴上げ。場内も一周した。ファンにも直接感謝を伝え「本当に感謝しかないですね」と頭を下げた。
引退会見に臨む新井良太内野手=兵庫県西宮市の阪神球団事務所
左翼席では古巣の中日ファンも「良太」というプラカードを掲げ、大きな拍手。みんなに愛されていたことを実感した。
「野球をやらせてもらった」と振り返った現役生活。山あり谷ありだった。死球を受けてベンチ裏で治療中、知らぬ間に代走を送られた中日時代。「戻ってきたら『あれ? 代走?って』。あれから痛いかゆいは言わないように決めた」と試合に出続ける重要性を知った。阪神では片岡打撃コーチと「二人三脚」で打撃フォームを作り上げ、2013年は「開幕4番」にまで成長。「そこから奪い取る、つかみ取るというところまでいけなかった。自分の未熟さ」と悔やんだが、あの豪快なアーチにファンは何度も夢を見させてもらった。
「ファンの方があってのプロ野球だとずっと思ってきましたし、改めて野球をやらせてもらったという感謝しかないですね」
今後については「まだ何も決まっていないので、ゆっくり考えたい」というが、周囲を笑顔にする明るさは大きな魅力。いつの日かまた、素敵な良太スマイルを見せてほしい。
引退会見に臨む新井良太内野手=兵庫県西宮市の阪神球団事務所
★兄は一番の味方
新井は引退に揺れる思いを、兄の新井貴浩(広島)に 7月中旬から相談していたことを明かした。兄には「お前が決めたらいい。やる、やらん、どちらにしても、お前が決めたらいい」と言われたという。約 2週間前には決断を告げ、前日の試合後には電話で連絡。「お疲れ様」とねぎらいの言葉をもらった。貴浩が阪神在籍時にはアベック弾も経験。「自分の一番の味方であり、兄の一番の味方は自分だと思っています」。41歳になる来季も現役を続ける兄をこれからも弟として応援していく。
◇新井 良太(あらい・りょうた)
内野手。1983(昭和58)年 8月16日生まれ、34歳。広島県出身。広陵高校、駒澤大學を経て2006年大学生・社会人D 4巡目で中日入団。2010年 6月 9日の楽天戦(Kスタ)でプロ初本塁打。2010年オフにトレードで阪神移籍。兄・貴浩と同一チーム所属になった。「通算630試合、打率0.238、40本塁打、151打点」。 1メートル88、99キロ。右投げ右打ち。年俸2100万円。背番号「32」。
新人王が帰ってくる!! 野球の独立リーグ、BCリーグ滋賀の監督を今季限りで退任した阪神OB、上園啓史氏が、来季から阪神球団の営業スタッフとして“古巣”に復帰することが11日、明らかになった。
上園氏は東福岡高から武蔵大を経て、2007年大学・社会人ドラフト 3巡目で阪神に指名され入団。 1年目からローテーション入りを果たし、「8勝(5敗)」を挙げて同年のセ・リーグ新人王、サンスポMVP新人王に輝いた。
しかし、 2年目以降は成績が伸び悩み、2011年暮れには交換トレードで楽天に移籍。しかし、 4年間過ごした新天地でも「1勝」も挙げられず、2015年限りで引退した。NPB通算成績は「67試合登板、15勝14敗、防御率3.88」。
阪神時代の上園啓史氏。入団した2007年、「8勝」を挙げて、新人王に輝いた
2017年は独立リーグの監督として後進の指導に携わり、今季は選手登録して登板する機会もあった。
阪神へは 7年ぶりの復帰。職務は正式には決まってないが、球団営業部が推進している野球振興、タイガースジュニアベースボールスクール(仮称)部門のサポートなどが有力視されている。
◇上園 啓史(うえぞの・けいじ)
元投手。1984(昭和59)年 6月30日生まれ、33歳。福岡県出身。東福岡高校から武蔵大學を経て、2007年大学・社会人ドラフト 3巡目で阪神に入団。2007年 6月20日の楽天戦(甲子園)で初勝利。「8勝」を挙げ、新人王獲得。2011年に楽天に移籍。2015年に戦力外通告を受け、現役引退。2017年は独立リーグ、滋賀の監督に就任したが、退任した。 1メートル84、84キロ。右投げ右打ち。
今年も「去る人・来る人」の時期になってきましたね。安藤投手といい、良太内野手といい本当にお疲れ様でした。上園が戻って来ると言うが、フロントのどこに入るかはまだ決まっていないようだ。どこになっても頑張って欲しいですね。
全員野球でファン皆が待ち望む「三文字」に向かって、全員で力を合わせて進め! ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
2017年 公式戦 順位表
2017年 公式戦 日程と結果(10月)
2017年クライマックスシリーズ 日程
◇公式戦全試合実況速報 公式戦全試合をテキスト速報!タイガース迂遠実況で応援気分を盛り上げます。ほかにも対戦中の選手の成績が」一目で分かる「観戦モード」も必見!
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※このスローガン・デザインは、2017年のシーズンロゴとしても展開して参ります。