●ソフトバンクは 2回に長谷川勇の「適時2塁打」で先制。 3回にデスパイネの左越えソロで 2点目を追加した。楽天は 3回まで無得点。楽天は 4回に同点に追いつき、 5回にゼローズ・ウィーラー内野手(30)の適時打で勝ち越し。ソフトバンクは 6回、内川聖一外野手(35)、中村晃外野手(27)の「連続ソロ」で逆転した。ソフトバンクは終盤、リバン・モイネロ投手(21)、デニス・サファテ投手(36)の助っ人リレーで楽天の反撃を封じ、逃げ切り勝ち。日本シリーズ進出に王手をかけた。ソフトバンク石川柊太投手(25)が「白星」、サファテが「セーブ」を記録。楽天は宋家豪(ソン・チャーホウ)投手(25)が「黒星」。 1点を追うソフトバンクは 6回、内川聖一外野手が同点ソロ。内川の本塁打は「4試合連続」で、日本シリーズ、プレーオフを含むポストシーズン最長タイ記録で、同一カードでは史上初の記録となった。続く中村晃外野手も「2試合連続となる本塁打」で、この回逆転に成功した。先発したバンデンハークは 5回途中 3失点で降板したが、以降を引き継いだリリーフ陣が好投。 8回二死走者なしから守護神のサファテを投入し、盤石のリレーで逃げ切った。楽天は先発岸が 5回 2失点と踏ん張ったが、リリーフした宋家豪が逆転を許し、誤算だった。主将の「4日連続アーチ」で勝利への、日本シリーズへの道がはっきり見えた。「2者連続本塁打」で逆転したソフトバンクが連勝でCS突破に王手。またまた内川が爆発した。先発の岸孝之投手(32)から、第 2戦で空振り三振を喫した右腕に代わった直後の「同点ソロ」は歴史に刻まれた。CSの同一ステージでの「4試合連発」は史上初。「1シリーズ4本」も最多タイとなった。アドバンテージを含めて「3勝2敗」として、突破まであと「1分け」以上。王者の「4番・主将」は誰よりもたくましい。
●ソフトバンクの長谷川勇也外野手(32)が先制打を放った。 2回二死 2塁のチャンスで左翼線への「適時2塁打」。前日20日から登場曲を「決戦は金曜日」に変更。この日は土曜日だったが、同じ登場曲で打席に入り、前日に続く安打を放った。満足そうだった。2013年に首位打者と最多安打を獲得した実力者だが、今季は若手の上林誠知外野手(22)の台頭もあり、レギュラーシーズンの先発出場はわずか 9試合。 7月下旬から 2軍暮らしが続いていたが今CS 2試合目の先発で好結果を出した。
●アルフレド・デスパイネ外野手(31)がCS「3年連続となる本塁打」を放った。 1- 0で迎えた 3回二死から「左越えソロ」。フルカウントからの 6球目、真ん中に甘く入ったカーブを逃さなかった。前日20日に続き、この日も「3番」を任された助っ人が序盤からベンチの期待に応えた。
●「レギュラーシーズン1位」のソフトバンクが、日本シリーズ進出に王手をかけた。「4戦連発」となる同点の「ソロ本塁打」を放った内川聖一外野手は「何とかしたいなという思いで打席に入りましたし。今日は本当にビックリしました。芯でいい当たりを打とうと思って打席に入ったんですけど、うまいこと角度がついていいホームランになってくれました。打った瞬間に完璧だと思いましたし、ベース回りながら、王会長はいつもこんな気分でホームラン打ってたんだろうなと思って。こんな気分で野球やるの楽しいだろうなと思いましたね。今日勝てたので、もうひとつ勝つまで全力で頑張ります」と話した。 1点を追う 6回、内川が「4試合連続」となる「同点ソロ」を左越えに運び続く中村の「勝ち越しソロ」を呼び込んだ。内川は、日本シリーズ、プレーオフを含むポストシーズン最長タイ記録となり、同一カードでは史上初、打点も「通算22打点」となり、「24打点」の和田一浩にあと「2」と迫った。工藤監督は称賛の声を惜しまなかった。第 4戦が行われ、 2年ぶりにリーグを制したソフトバンクが、「3位」から勝ち上がった楽天を 4- 3で下して「2連勝」。 6回に内川聖一外野手の「4試合連続本塁打」となる同点ソロ、中村晃外野手の「勝ち越しソロ」と「2者連続アーチ」が飛び出し、逃げ切った。これで対戦成績を「3勝2敗(アドバンテージの1勝を含む)」とし、22日の第 5戦に勝つか引き分けると日本シリーズ進出が決まる。内川の父・一寛さん(60)も大活躍を見届けた。多忙で、観戦はこの日だけ。息子が故障に泣いた今季は電話での会話も多かったようで「こぼしていたという。悔しさを晴らす姿に感激していた。
● 2試合連続で決勝本塁打を放った中村晃外野手は「どんどんいってしまえと思っていきました。今日は本当にうれしかったです。あとはみんなで力を合わせて、一体となって、あと『1勝』つかみたいと思います」と話した。
● 8回二死から救援し、 2試合連続でセーブを挙げたデニス・サファテ投手は「自分が名前をコールされたときの大歓声でアドレナリンが出ましたし、何物にも代え難い快感の中で投げることができました。今日は一番下の子の誕生日だったので、勝ちたかった。いいプレゼントになったと思います。あと 1つなので、みんないいピッチングしていますし、本当に誇れる中継ぎの仲間たちだと思っている。この 4年間みんなとプレーできて誇りに思っている」と話した。今季 3度目のイニングまたぎ。 8回、モイネロが 2球で二死を奪った後での出番だったが、焦ることはなかった。 2人の中継ぎを休ませての勝利。工藤監督は今CSで 1点も失っていないリリーフ陣をたたえた。記事をまとめてみました。
<ソフトバンク 4- 3楽天>◇CSファイナルステージ第 4戦◇ソフトバンク 3勝 2敗◇21日◇福岡ヤフオクドーム
ソフトバンクは 2回に長谷川勇の「適時2塁打」で先制。 3回にデスパイネの左越えソロで 2点目を追加した。楽天は 3回まで無得点。
楽天は 4回に同点に追いつき、 5回にウィーラーの適時打で勝ち越し。ソフトバンクは 6回、内川、中村晃の「連続ソロ」で逆転した。
ソフトバンクは終盤、モイネロ、サファテの助っ人リレーで楽天の反撃を封じ、逃げ切り勝ち。日本シリーズ進出に王手をかけた。
ソフトバンク石川が「白星」、サファテが「セーブ」を記録。楽天は宋家豪が「黒星」。
6回裏ソフトバンク無死、内川聖一外野手は「左越えに同点ソロ本塁打」を放ちベンチ前でナインの出迎えを受ける=福岡ヤフオクドーム
「レギュラーシーズン1位」のソフトバンクが、「同3位」の楽天に連勝し、日本シリーズ進出に王手をかけた。
ソフトバンクは 2回、長谷川勇の適時打で先制。 3回にはデスパイネのソロ本塁打でリードを広げた。楽天も 4回、銀次のソロと、高谷のパスボールで同点。さらに 5回、ウィーラーの適時打で勝ち越した。
6回裏ソフトバンク無死、内川聖一外野手は「左越え同点ソロ本塁打」を放ちベンチ前でナインの出迎えを受ける=福岡ヤフオクドーム
1点を追うソフトバンクは 6回、内川聖一外野手が同点ソロ。内川の本塁打は「4試合連続」で、日本シリーズ、プレーオフを含むポストシーズン最長タイ記録で、同一カードでは史上初の記録となった。続く中村晃外野手も「2試合連続となる本塁打」で、この回逆転に成功した。
先発したバンデンハークは 5回途中 3失点で降板したが、以降を引き継いだリリーフ陣が好投。 8回二死走者なしから守護神のサファテを投入し、盤石のリレーで逃げ切った。楽天は先発岸が 5回 2失点と踏ん張ったが、リリーフした宋家豪が逆転を許し、誤算だった。
内川聖一外野手(左)は自らの同点ソロに続いて、勝ち越しソロを放った中村晃外野手(右)を会心の笑みで迎えた=福岡ヤフオクドーム
第 4戦が行われ、 2年ぶりにリーグを制したソフトバンクが、「3位」から勝ち上がった楽天を 4- 3で下して「2連勝」。 6回に内川聖一外野手の「4試合連続本塁打となる同点ソロ」、中村晃外野手の「勝ち越しソロ」と「2者連続アーチ」が飛び出し、逃げ切った。これで対戦成績を「3勝2敗(アドバンテージの1勝を含む)」とし、22日の第 5戦に勝つか引き分けると日本シリーズ進出が決まる。
主将の「4日連続アーチ」で勝利への、日本シリーズへの道がはっきり見えた。「2者連続本塁打」で逆転したソフトバンクが連勝でCS突破に王手。またまた内川が爆発した。
「きょうは本当にびっくりした。確信して歩いたというより、びっくりして歩いたという感じ」
1点を追う 6回先頭で宋家豪のカウント 1- 1-からの 151キロを振り抜き、走るのをやめた。打球は左翼席中段へ。先発の岸から、第 2戦で空振り三振を喫した右腕に代わった直後の「同点ソロ」は歴史に刻まれた。CSの同一ステージでの「4試合連発」は史上初。「1シリーズ4本」も最多タイとなった。
6回、本塁打を放ったソフトバンク・内川聖一外野手=福岡ヤフオクドーム
「本塁打で記録なんて考えたことないし、これからも考えない。欲がないからいいのかな」
CS通算「42安打、22打点」もリーグ記録を更新中の「4番」に、中村晃が続いた。初球を右越えに「勝ち越しソロ」。こちらは「2試合連続」の決勝弾で、またお立ち台に並んだ。
「きのうは(気持ちが)追い込まれていたけど、きょうは内川さんが流れを作ってくれて、うまく乗れました」
前夜は土壇場での不振脱出に目が潤んだ。そんな重圧は絶好調の内川ですら感じている。布団に入っても、 3時間近く寝つけないという。「打っても打たなくても、これだけ興奮する試合だと。みんなそうだと思う」。練習後に15分の仮眠を取って試合に臨んでいる。
「優勝まで頑張ってくれた選手がいる中で戻る以上は責任があるので」
「リーグ1位」で迎えるCSは「4度目」だが、左手親指骨折で優勝争いから離脱した今回、責任感は今まで以上に重い。ここまで「15打数7安打の打率0.467、6打点」の大暴れに、工藤監督は「何と表現したらいいか。神がかっているというか、集中力がすごい」と仰天。2011、2015年に続く 3度目のMVPにも近づく主砲は、さらに前を向いた。
6回、本塁打を放ったソフトバンク・中村晃外野手=福岡ヤフオクドーム
「日本シリーズに一歩近づいたのは事実だけど、あと『1つ』勝たないと意味がない」 アドバンテージを含めて「3勝2敗」として、突破まであと「1分け」以上。王者の「4番・主将」は誰よりもたくましい。
☆内川の本塁打にソフトバンク・藤本打撃コーチ
「スライダー、スライダーの後に『どーん』だからな。なかなか難しいことだよ」
◇データBOX◇
〔1〕ソフトバンク・内川聖一外野手が第 1戦から「4試合連続本塁打」。日本シリーズを含めたポストシーズンで「4戦連発」は最多タイで、2014年の北海道日本ハム・中田翔内野手(ファーストステージ第 3戦-ファイナルステージ第 3戦)、2016年の広島・エルドレッド(ファイナルステージ第 4戦-シリーズ第 3戦)に次いで「3人目」。同一ステージで「4戦連発」は史上初。
〔2〕プレーオフ、CSで同一ステージに「4本塁打」は2014年ファイナルステージの中田(第 1- 3、 5戦)と並ぶ最多。日本シリーズでも「1シリーズ4本」が最多(10人12度)。
北海道日本ハム・中田翔内野手
〔3〕 6回に内川聖一外野手が同点、中村晃外野手が勝ち越しの2者連続本塁打。プレーオフ、CSでの「2者連発」は、2015年ファーストステージ第 2戦の阪神( 1回にゴメス→マートン)以来 2年ぶり「12度目」。ホークスでは2006年第 1ステージ第 2戦( 9回に松中信彦→ズレータ)以来11年ぶり「5度目」。「2者連発」が同点弾と決勝弾だったのは2004年第 2ステージ第 3戦の西武( 6回に中島裕之→野田浩輔)以来13年ぶり「2度目」。
★北海道日本ハム・中田翔内野手の2014年CS「4戦連発」VTR
オリックスとのファーストステージ第 3戦、同点で迎えた延長10回先頭でステージ突破を決める「決勝ソロ」。ソフトバンクとのファイナルステージ第 1戦は 7回先頭で一時同点となるソロを放った。第 2戦は 1点リードの 6回に「2ラン」を放ち、パ・リーグの選手では初めてCSで「3試合連続本塁打」。第 3戦は 6回に駄目押しとなる「3ラン」。日本シリーズを含めたポストシーズンでは同一年に「4戦連発」は史上初めてとなり、「うまく打てたわぁ」と満足げに笑みを浮かべた。
2回裏ソフトバンク二死 2塁、長谷川勇也外野手は左翼線に先制の「適時2塁打」を放ちガッツポーズ=福岡ヤフオクドーム
ソフトバンクの長谷川勇也外野手が先制打を放った。
2回二死 2塁のチャンスで左翼線への「適時2塁打」。「打ったのはストレート。追い込まれていたが、何が何でも返そうと食らいついていった。まず先制できてよかったです」。前日20日から登場曲を「決戦は金曜日」に変更。この日は土曜日だったが、同じ登場曲で打席に入り、前日に続く安打を放った。
2回、適時打を放ちガッツポーズをするソフトバンク・長谷川勇也外野手=福岡ヤフオクドーム
ソフトバンクの長谷川勇が 2回二死 2塁で岸から「左翼線2塁打」を放ち、チームに今CS初の先制点をもたらした。 4回にも右前打と活躍し「純粋に投手との勝負に集中した。結果的に先制点になった」と満足そうだった。
2013年に首位打者と最多安打を獲得した実力者だが、今季は若手の上林の台頭もあり、レギュラーシーズンの先発出場はわずか 9試合。 7月下旬から 2軍暮らしが続いていたが「レギュラーを奪うという気持ちでいけば、すっと試合に入れる」と今CS 2試合目の先発で好結果を出した。
2回、「適時2塁打」放ちガッツポーズをするソフトバンク・長谷川勇也外野手=福岡ヤフオクドーム
★リック・バンデンハーク投手( 5回途中 3失点)
「粘られて四球を出してしまった。チームが勝って良かった」
★ソフトバンク・藤本博史打撃コーチ(内川聖一外野手の本塁打に)
「スライダー、スライダーの後に『どーん』だからな。なかなか難しいことだよ」
★ソフトバンク・佐藤義則投手コーチ
「岩崎、森の両方を休ませられたのは良かった」
3回裏ソフトバンク二死、アルフレド・デスパイネ外野手は「左越えソロ本塁打」を放ち中村晃外野手に迎えられる=福岡ヤフオクドーム
ソフトバンクのアルフレド・デスパイネ外野手がCS「3年連続となる本塁打」を放った。
1- 0で迎えた 3回二死から「左越えソロ」。フルカウントからの 6球目、真ん中に甘く入ったカーブを逃さなかった。「 2- 3でしたが、しっかり強くボールをたたくことができました」。前日20日に続き、この日も「3番」を任された助っ人が序盤からベンチの期待に応えた。
6回裏ソフトバンク無死、内川聖一外野手は「4試合連続の同点ソロ本塁打」を放ち鳥越裕介コーチに迎えられる=福岡ヤフオクドーム
「レギュラーシーズン1位」のソフトバンクが、「同3位」の楽天に連勝し、日本シリーズ進出に王手をかけた。
「4戦連発」となる同点の「ソロ本塁打」を放った内川聖一外野手は「何とかしたいなという思いで打席に入りましたし。今日は本当にビックリしました。先頭バッターでしたし、なんとか芯でいい当たりを打とうと思って打席に入ったんですけど、うまいこと角度がついていいホームランになってくれました。打った瞬間に完璧だと思いましたし、ベース回りながら、王会長はいつもこんな気分でホームラン打ってたんだろうなと思って。こんな気分で野球やるの楽しいだろうなと思いましたね。打てる理由が本当にわかっていれば、シーズン中ももう少し打っているはずなので、どこかにヒントがないか必死で探しています。昨日の流れを今日にしっかりつなげないといけないと思っていましたし、今日勝てたので、もうひとつ勝つまで全力で頑張ります」と話した。
「4試合連続本塁打」を放った内川聖一外野手は笑顔でナインと勝利のタッチをする=福岡ヤフオクドーム
日本シリーズ進出で王手をかけたソフトバンク工藤公康監督(54)も、内川の「4戦連発打撃アーチ」に舌を巻いた。
1点を追う 6回、内川が「4試合連続」となる「同点ソロ」を左越えに運び続く中村の「勝ち越しソロ」を呼び込んだ。
内川は、日本シリーズ、プレーオフを含むポストシーズン最長タイ記録となり、同一カードでは史上初、打点も「通算22打点」となり、「24打点」の和田一浩にあと「2」と迫った。
工藤監督は「神懸かっている打席内での集中力はすごいなと感じるし、ベンチでも声を出している。キャプテンとして素晴らしい働き」と称賛の声を惜しまなかった。
第 4戦が行われ、 2年ぶりにリーグを制したソフトバンクが、「3位」から勝ち上がった楽天を 4- 3で下して「2連勝」。 6回に内川聖一外野手の「4試合連続本塁打」となる同点ソロ、中村晃外野手の「勝ち越しソロ」と「2者連続アーチ」が飛び出し、逃げ切った。これで対戦成績を「3勝2敗(アドバンテージの1勝を含む)」とし、22日の第 5戦に勝つか引き分けると日本シリーズ進出が決まる。
6回、本塁打を放ったソフトバンク・内川聖一外野手=福岡ヤフオクドーム
第 4戦が行われ、 2年ぶりにリーグを制したソフトバンクが、「3位」から勝ち上がった楽天を 4- 3で下して「2連勝」。 6回に内川聖一外野手の「4試合連続本塁打」となる「同点ソロ」、中村晃外野手の「勝ち越しソロ」と「2者連続アーチ」が飛び出し、逃げ切った。
内川の父・一寛さんも大活躍を見届けた。多忙で、観戦はこの日だけ。息子が故障に泣いた今季は電話での会話も多かったようで「若い頃はもっと元気で練習できていたのにな」と、こぼしていたという。悔しさを晴らす姿に「本人も期する思いがあってCSに合わせていたと思う。いちファンとして、見事だと思う」と感激していた。
6回裏ソフトバンク無死、中村晃外野手は右越えに「勝ち越しソロ本塁打」を放ち鳥越裕介コーチ(左)の出迎えを受ける=福岡ヤフオクドーム
「レギュラーシーズン1位」のソフトバンクが、「同3位」の楽天に連勝し、日本シリーズ進出に王手をかけた。
2試合連続で決勝本塁打を放った中村晃外野手は「どんどんいってしまえと思っていきました。このシリーズで三振が多いので、なるべく積極的に行こうかなというのがいい結果になったと思います。入ると思いました。本当にホッとしました。本当は泣きたいくらいですけど。昨日はいろいろ重なりまして。今日は本当にうれしかったです。あとはみんなで力を合わせて、一体となって、あと『1勝』つかみたいと思います」と話した。
「レギュラーシーズン1位」のソフトバンクが、「同3位」の楽天に連勝し、日本シリーズ進出に王手をかけた。
8回二死から救援し、 2試合連続でセーブを挙げたデニス・サファテ投手は「自分が名前をコールされたときの大歓声でアドレナリンが出ましたし、何物にも代え難い快感の中で投げることができました。とにかく点を取られないで、 1点差でしたので四つのアウトを何とか取ろうと考えていました、今日は一番下の子の誕生日だったので、勝ちたかった。いいプレゼントになったと思います。あと 1つなので、明日は武田が投げますし、打つ方も調子が上がっていますし、明日決めて日本シリーズに行きたいと思います。みんないいピッチングしていますし、本当に誇れる中継ぎの仲間たちだと思っている。この 4年間みんなとプレーできて誇りに思っている」と話した。
楽天に勝利し、ベンチを指さして喜ぶデニス・サファテ投手=福岡ヤフオクドーム
ソフトバンクの守護神デニス・サファテ投手が 8回二死から登板し、楽天打線の反撃を封じた。
今CSで「2本塁打」を放っているアマダーを迎えた場面での登場。メキシコの大砲を空振り三振に仕留めると、 9回は 1四球を与えたが、 3つのアウトをすべて空振り三振で奪い、試合を締めくくった。
「名前がコールされた時の大歓声でアドレナリンが出た。何事にも替え難い快感の中で投げることができた」
今季 3度目のイニングまたぎ。「CS前から言われていたし、岩崎と森が3連投していたから準備はしていた」。 8回、モイネロが 2球で二死を奪った後での出番だったが、焦ることはなかった。
2人の中継ぎを休ませての勝利。工藤監督は「厳しい展開の中でリリーフ陣が踏ん張って勝ったのは大きい」と、今CSで 1点も失っていないリリーフ陣をたたえた。
投球するソフトバンク・デニス・サファテ投手=福岡ヤフオクドーム
第 4戦が行われ、 2年ぶりにリーグを制したソフトバンクが「3位」から勝ち上がった楽天に 4- 3で勝利。守護神のデニス・サファテ投手が 8回からイニングまたぎで無失点締めするなど、自慢の救援陣が実力を発揮。
サファテは家族の写真がプリントされたTシャツを着て、 3人の子供と一緒にお立ち台に登場。三女・ジェイドちゃんの 4歳のバースデーの快投を喜んだ。「いいプレゼントになったよ。家族あっての自分。家族の支えなしにはできないよ」。ゲーム前にはパンケーキに「4」の数字をデコレーションして、お祝い。試合後もディナーに向かった。
ソフトバンク武田翔太投手(左)と楽天美馬学投手
22日のプロ野球予告先発は、ソフトバンク武田翔太投手-楽天美馬学投手(ヤフオクドーム=午後 1時)
今年の試合は終了してしまったが、来年に向かって再度全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め! ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
2017年 公式戦 順位表
2017年 公式戦 日程と結果(10月)
2017年クライマックスシリーズ 日程
どんな相手にも立ち向かう。どんな局面でも己の限界にトライする。
その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。
そうした強い思いをスローガンとして表現しています。
※このスローガン・デザインは、2017年のシーズンロゴとしても展開して参ります。