●阪神のドラフト1位大山悠輔内野手(22=白鴎大学)らが特打を実施した。予定されていた巨人戦は悪天候が予想されるため早々に中止が決定。阪神ナインは室内練習場で打撃練習をするなどして汗を流した。22日以降も「台風21号」の影響で試合が中止になる可能性が高く、練習量を維持するための工夫だった。
●金本知憲監督(49)が21日、今季不振で 2軍落ちも経験した高山俊外野手(24)にハッパをかけた。打撃復活へ、自分で課題を乗り越える必要性を訴えた。金本監督が、フェニックス・リーグで鍛錬を積む高山に、温かくも厳しいエールを送った。大卒 2年目の今季は「打率0.250、6本塁打、24打点」。 2度の 2軍落ちを経験するなど新人王に輝いた昨季(打率0.275、8本塁打、65打点)から大きく落ち込んだ。前日20日の西武戦(南郷)で先頭打者アーチを放った高山はこの日、室内で居残り特打。浜中治 2軍打撃コーチ(39)から「どれぐらい振った?」と聞かれ「1000ぐらい振りました」と答えた。“金言”を生かすも殺すも高山本人にかかっている。
●走りに走って、完全復活や! 今季、不振だった藤浪晋太郎投手(23)について、 1軍首脳陣が復活に向けて11月の高知・安芸秋季キャンプで走り込ませるプランを温めていることが21日、判明した。この日、みやざきフェニックス・リーグの巨人戦(アイビー)が雨天中止となり、室内練習場などで調整。25日のヤクルト戦(西都)が今季最終登板となる見通しとなった。金本監督ら 1軍首脳陣の間で、新たな藤浪の再生プランが浮上していることが分かった。フェニックス・リーグが終わったあと、安芸秋季キャンプで徹底的に走らせる。今季は制球に苦しみ、11試合で「3勝5敗、防御率4.12」。プロ 5年目にして初めて不振による 2軍落ちを経験した。リリースポイントが安定せず、死球から崩れるという課題も発生した。不振の原因はさまざまに推測されるが、 1軍首脳陣が出した復活への策の 1つは“原点回帰”だった。走る。プロ、アマ問わず野球選手、特に投手がもっとも時間を割くといわれるトレーニングを、安芸秋季キャンプでビッシリとやる。17日のDeNAとのクライマックスシリーズ・ファーストステージ(甲子園)にリリーフ登板し、 2回 1安打無失点と明るい見通しは立てた。最終チェックでも好投し、走りに走って2018年に向かう。
●阪神が国内FA権を保持する西武・野上亮磨投手(30)の調査を開始していたことが21日、分かった。野上は昨季初取得した国内FA権を保持しており、今オフの権利行使も視野に入れているとみられる。虎は今オフの補強ポイントとして先発投手を挙げており、働き盛りの今季11勝右腕はターゲットとして申し分ない存在。記事をまとめてみました。
みやざきフェニックス・リーグ<阪神-巨人=雨天中止>◇21日◇宮崎市生目の杜運動公園アイビースタジアム
阪神のドラフト1位大山悠輔内野手らが特打を実施した。
予定されていた巨人戦は悪天候が予想されるため早々に中止が決定。阪神ナインは室内練習場で打撃練習をするなどして汗を流した。
室内練習場で板山祐太郎外野手(左)とともに打撃練習をする大山悠輔内野手=宮崎市生目の杜運動公園アイビースタジアム室内練習場
全体練習後も大山、中谷、高山の 3人は居残りでフリー打撃を“おかわり”。浜中 2軍打撃コーチは「雨で中止になってますから」と説明。22日以降も「台風21号」の影響で試合が中止になる可能性が高く、練習量を維持するための工夫だった。
金本知憲監督が21日、今季不振で 2軍落ちも経験した高山俊外野手にハッパをかけた。打撃復活へ、自分で課題を乗り越える必要性を訴えた。
金本監督が、フェニックス・リーグで鍛錬を積む高山に、温かくも厳しいエールを送った。
「彼次第でしょ。僕が思うのはそれだけ。僕と片岡打撃コーチが(不調の原因と)思うのはタイミングが遅い、バットが遠回りする。タイミングは教えようがないからね。自分の頭でタイミングをとるわけだから」
高山俊外野手はトス打撃でしごかれ、へろへろになって四つんばいになる=宮崎市・生目の杜運動公園アイビースタジアム室内練習場
大卒 2年目の今季は「打率0.250、6本塁打、24打点」。 2度の 2軍落ちを経験するなど新人王に輝いた昨季(打率0.275、8本塁打、65打点)から大きく落ち込んだ。
速球に対応できず、追い込まれてボール球に手を出してしまう悪循環。「早くタイミング取ることと、インパクトまで最短距離でスイングが波打たないように。その 2つだけ」。矯正ポイントは明らか。だからこそ、あとは自分で乗り越えろ-とハッパをかけた。
前日20日の西武戦(南郷)で先頭打者アーチを放った高山はこの日、室内で居残り特打。浜中 2軍打撃コーチから「どれぐらい振った?」と聞かれ「1000ぐらい振りました」と答えた。“金言”を生かすも殺すも高山本人にかかっている。
藤浪晋太郎投手は室内練習場で走る。秋季キャンプで走って復活だ!=宮崎市・生目の杜運動公園アイビースタジアム室内練習場
走りに走って、完全復活や! 今季、不振だった藤浪晋太郎投手について、 1軍首脳陣が復活に向けて11月の高知・安芸秋季キャンプで走り込ませるプランを温めていることが21日、判明した。この日、みやざきフェニックス・リーグの巨人戦(アイビー)が雨天中止となり、室内練習場などで調整。25日のヤクルト戦(西都)が今季最終登板となる見通しとなった。
金本監督ら 1軍首脳陣の間で、新たな藤浪の再生プランが浮上していることが分かった。フェニックス・リーグが終わったあと、安芸秋季キャンプで徹底的に走らせる。球団関係者は「(走り込みが)下半身強化のためのプランの 1つになってくる」と説明した。
今季は制球に苦しみ、11試合で「3勝5敗、防御率4.12」。プロ 5年目にして初めて不振による 2軍落ちを経験した。リリースポイントが安定せず、死球から崩れるという課題も発生した。
11月に入れば安芸秋季キャンプ。鍛錬の時期が始まる
不振の原因はさまざまに推測されるが、 1軍首脳陣が出した復活への策の 1つは“原点回帰”だった。走る。プロ、アマ問わず野球選手、特に投手がもっとも時間を割くといわれるトレーニングを、安芸秋季キャンプでビッシリとやる。
「走る」と言っても、さまざまなメニューがある。短距離ダッシュは瞬発力を向上させ、体のキレを作る。長時間のランニングはスタミナをつける以外に強度を調整すれば疲労回復や、体のバランスを整える効果もある。「400勝投手」の金田正一氏(国鉄など)も、走ることをもっとも重要なトレーニングと位置づけていたほどだ。
藤浪自身、大阪桐蔭高時代には生駒山の山道ダッシュなどの走り込みで甲子園制覇やプロ入りの土台を作った。原点回帰で完全復活を目指す。
金本知憲監督は藤浪をガンガン走らせるつもりだ=宮崎市・生目の杜運動公園アイビースタジアム室内練習場
この日、フェニックス・リーグは巨人戦の予定だったが、雨天中止。藤浪は雨が降るグラウンドでキャッチボールを終えると室内でゴロ捕などで汗を流した。次回の25日のヤクルト戦(西都)が今季、対外試合最終登板となる見通しとなった。
「自分のなかでフォームのバランス、リリースの感触を意識して、そこが安定してくれたら投球の幅とか、いろいろとできると思うので。やるべきことと、改めてできることがあると思います」
17日のDeNAとのクライマックスシリーズ・ファーストステージ(甲子園)にリリーフ登板し、 2回 1安打無失点と明るい見通しは立てた。最終チェックでも好投し、走りに走って2018年に向かう。
雨天中止練習の藤浪晋太郎投手=宮崎市・生目の杜運動公園アイビースタジアム室内練習場
☆25日に先発する藤浪晋太郎投手について阪神・高橋建 2軍投手コーチ
「四死球を出さない。投手全体にもいってきたけれど、それが彼にとっては重要なこと」
★今季の藤浪
開幕から不安定な投球が続き、 5月27日にプロ入り後、初めて不振を理由に 2軍落ち。 8月16日の広島戦(京セラ)で昇格即先発も、 7四死球 3失点で 5回途中降板。再び 2軍落ちした。制球難はシーズン終盤に徐々に解消したが結局、 4度の抹消を経験した。
西武・野上亮磨投手
阪神が国内FA権を保持する西武・野上亮磨投手の調査を開始していたことが21日、分かった。
野上は昨季初取得した国内FA権を保持しており、今オフの権利行使も視野に入れているとみられる。虎は今オフの補強ポイントとして先発投手を挙げており、働き盛りの今季11勝右腕はターゲットとして申し分ない存在。FA権を行使した場合に備え、慎重に調査を進める。
今年の試合は終了してしまったが、来年に向かって再度全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め! ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
2017年 公式戦 順位表
2017年 公式戦 日程と結果(10月)
2017年クライマックスシリーズ 日程
どんな相手にも立ち向かう。どんな局面でも己の限界にトライする。
その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。
そうした強い思いをスローガンとして表現しています。
※このスローガン・デザインは、2017年のシーズンロゴとしても展開して参ります。