和田虎、学習能力なし! 4回一死からゴロを好捕した 3塁のアニヤン・新井貴浩内野手(35)が 1塁へ悪送球し、打者走者に 3進を許した。右翼のマートンが 1塁後方をカバーしておらず、 2塁で止められなかった。
先発岩田稔投手(28)は、 7回 4安打 2失点(自責 1)で 7敗目( 5勝)を喫した。
小宮山慎二捕手(26)が 4回一死 3塁で岩田のフォークを後逸(記録は暴投)して失点。悪夢の逆転負けを喫したプレーバックを見るかのような連夜のバッテリーミスで、広島に<阪神 1- 3広島>で敗れた。 3連敗で借金はワーストを更新する「6」となり、和田豊監督(49)は就任 1年目の前半戦折り返しの節目で「5位」に転落した。記事をまとめてみました。
3塁のアニヤン・新井が痛恨の失策を反省した。 1点をリードされた 4回一死からゴロを好捕したが 1塁への送球が高くそれて悪送球し、打者走者に 3進を許した。右翼のマートンが 1塁後方をカバーしておらず、 2塁で止められずに一気に 3塁まで進まれ、これをきっかけに 2点目を奪われた。この守備に、山脇守備走塁総合コーチは「そらあかんよ。下が芝でボールが止まるけど、 3つ行かれたらね」とあきれ顔だった。
続く石原への岩田の 5球目。ワンバウンドした変化球を、前夜に続いて小宮山が止められず、暴投となって 3走が悠々とホームを踏んだ。
今季最多だった借金は「6」に膨らみ、昨年 6月14日以来の「5位」に転落。
試合後アニヤン・新井は、「しっかり投げないといけない」と厳しい表情で話した。
4回表、好捕するも悪送球し一気に 3塁進塁を許したアニヤン・新井
与えずに済んだ 1点だった。せっかくの好捕も水泡に帰した。新井が痛恨の悪送球。ミスを取り返そうとした必死さをバットで示したが、守備での“つまずき”が痛すぎた。
「負けはね…。しっかり投げないといけなかった。雨? それは関係ない」
負けに直結したミスに責任を強く感じていた。打撃のことを聞かれると、 2、 3度うなずき、自ら反省の言葉を吐き出した。振り返ったのは、 1点を追う 4回の守り。一死走者なしで、広島・菊池の放った 3遊間への鋭い打球に飛びついた。ダイビングキャッチに坊っちゃんスタジアムが沸く。だが、次の瞬間、歓声が悲鳴に変わった。
起き上がったアニヤン・新井の 1塁送球が、高くそれた。ブラゼルがジャンプして手を伸ばしても届かない。白球が 1塁側のファウルグラウンドを転々。右翼・マートンのカバーも遅く、一気に 3塁を奪われた。
4回一死、広島・菊池の当たりをキャッチしたアニヤン・新井の送球はブラゼルがジャンプしても届かなかった
二死走者なしになるはずが、一死 3塁に。一瞬にしてピンチを招くと、直後に岩田が暴投。痛い追加点を献上した。
「( 1失点目のブラゼルが打球を弾いたことより)新井の 3塁にいかれた、あっちの(悪送球の)ミスが痛い。低いワンバンを投げろっていっているんだけど、高く浮いたらどうしようもない」 無駄な失点を招いたことを、久慈内野守備走塁コーチは厳しい口調で振り返った。野球にミスはつきものだが、流れを悪くしたワンプレー。背番号「25」もそれを痛いほど理解していたから、直後の攻撃で汚名返上の姿勢を示した。
4回先頭で、深々と右中間を破った。無死二塁とチャンスを作ると、続く金本の右飛でタッチアップ。積極走塁で 3塁を陥れると、続くブラゼルの遊ゴロの間に追撃のホームを踏んだ。
交流戦終了後の11試合で42打数15安打の打率 0.357、 5打点。投打がかみ合わず、チームが苦戦する中、打ち続けている 4番の存在は頼もしいが、自らのミスで敗れ、 5位転落。この屈辱を晴らすのは、新井自身にしかできない。反骨心を見せるときだ。
先発岩田が、 7回 4安打 2失点(自責 1)で 7敗目( 5勝)を喫した。 3回、広島岩本にタイムリーを浴びて先制を許すと 4回の 2失点目は新井の 3ゴロ悪送球という味方の失策と、自らの暴投で 2点目を失った。その後は、踏ん張って追加点を許さず 7回 2失点も、打線の援護に恵まれず、 7回で無念の降板となった。
7回 2失点と好投した先発の岩田
「悪天候は気にならなかった。(暴投となった球は)力が入ったというより、意味を持って投げた球。反省しないといけないことではある」と下は向かなかった。山口投手コーチは「はじめにポンポンとリズムに乗れんかったな」と話した。
小宮山が 4回一死 3塁で岩田のフォークを後逸(記録は暴投)して失点。悪夢の逆転負けを喫したプレーバックを見るかのような連夜のバッテリーミスで、広島に<阪神 1- 3広島>で敗れた。3連敗で借金はワーストを更新する6となり、和田豊監督は就任 1年目の前半戦折り返しの節目で「5位」に転落した。
まるでVTRを見るかのような、守備のほころびだった。前夜は 9回二死、空振り三振でゲームセットのはずが、後逸による振り逃げで逆転負け。その悪夢から一夜明け、またも同じミスが繰り返された。
0- 1の 4回一死 3塁。カウント 2- 2からの 5球目、岩田のフォークはワンバウンドし、捕手・小宮山は止めることができずに 3塁ベンチ前までボールが転がった。公式記録は暴投。和田監督は試合後、反省を促すように言葉を続けた。
「うーん。防げる、(ブラゼルの拙守による 3回の 1失点目を含め)最初の 2点はね。何とか防げる点。毎日何とか悪い流れを断ち切りたいとやっているけど、なかなかね」
手痛いミスを繰り返した若手捕手をこの日も先発起用。挽回してほしい、殻を破ってほしいという思いもあった。指揮官は試合前、ダッシュする小宮山に近寄り言葉をかけた。内容について「まぁ、それは本人に聞いてよ」とはぐらかし、当人も「何もないですよ」というだけだった。
メンタルケアは施したが、最良の準備ができたのか。午後 1時すぎに、早出組は球場に到着。小宮山はなぜか特打でバットを振り込んだが、ショートバウンドを止める特守はしなかった。同じ過ちを繰り返さないためには、学習能力が不可欠だが…。
試合前、前夜痛恨の後逸をした小宮山(右)と話し合った和田監督
「いつものようにゲームに入っていつものようにゲームをしてでは、ね。絶対いけないんで何かを変えていかないといけないな、このままでは」
指揮官はミスは防がねばならないという思いを口にした。そう思っているならば、それを防ぐために練習をさせ、学習させることが必要なはず。バッテリーミスによる連敗に、捕手出身の有田ヘッドは問いかけに無言だった。
3連敗。シーズンの折り返しとなる72試合目で、借金は和田政権ワーストを更新する「6」となった。昨年 6月14日の日本ハム戦(甲子園)以来の 5位転落。今季総年俸が12球団 2位の約33億円もの戦力を誇る虎だが、新たに正捕手・藤井彰人が負傷で再び 2軍降格することが判明した。相次ぐ故障者…。それでも、シーズンは半分残っている。
「そう思ってやっていかないといけないし、まずはひとつ勝って、流れを止めていかないと。いまは歯車がかみ合わないんで、選手も苦しいだろうけど、そういう意味では今度東京ドームいって、いつもと違う気持ちが出てくるだろうから、そういうところにも期待したい」と和田監督。 6日からは敵地での巨人戦が待つ。勝つためには、苦く、痛い経験をどう生かすか。そこで、未来は違ってくるはずだ。
4番打者ばっかり集めて守備に穴が有っても、上位にいる関東のどこかの球団とは異なり、試合前に小宮山と和田監督が話し合ったと言っても草野球以下の試合をしていてはどうしようも無いのが今の阪神野球だ。完全に牙を抜かれた虎状態…。
今季総年俸が12球団 2位というのは、アニキがいるから高くなっているだけでは無いのか?他の選手にその価値が有るのだろうか?来年はアニキを除いて、全員減給は確実となるだろう。
昨日知人に「阪神は今何位だい?」と聞かれたので、「今日の試合が終わって 5位でしょうね」と答えたが、まさか本当にそうなるとは思っていなかった。しかし、現在の状況を見れば10番目の野手ならそう答えるしかなかっただろう。
前半開始時にはAクラス真ん中…。終わってみたらBクラス真ん中…。誰もそんな虎を見たいとは思っていなかっただろう。実際にはまだ前半戦は残っているが、後半戦にはAクラス復帰を願っている。
ガンバレ!阪神!我らのタイガース!
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