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Channel: 阪神ファンの障碍(害)者アスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記
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スタンリッジの白星ブッ飛んだ…榎田、 9回二死から逆転許す…小宮山が世紀の“捕逸”

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 先発ジェイソン・スタンリッジ投手(33)は、 3回二死 3塁、 5回二死 2、 3塁と再三のピンチを粘りの投球でしのいだ。しかし 7回に四球と連打で 1点を失い、一死を取ったところでリリーフを仰いだ。抑えの榎田大樹投手(25)が 9回に逆転を許し敗戦。スタンリッジは力投報われず、<阪神3-4広島>で 5勝目とはならなかった。
  7回二死 2、 3塁で先発スタンリッジからスイッチした筒井和也投手(31)が圧巻の凱旋登板でピンチを切り抜けた。
 アニヤン・新井貴浩内野手(35)が先制タイムリーを放った。初回一死 1、 2塁。広島先発大竹から、中前に運んだ。 3回にはアニキ・金本知憲外野手(44)のタイムリーで追加点を挙げた。
 広島戦の 1点リードの 9回二死 2、 3塁、三振ゲームセット…と思われたが、暴投振り逃げで 2者が生還し、逆転負け。無様な黒星で今季ワーストの借金「5」となり、 4日の広島戦(松山)で敗れれば、 5位転落となる。記事をまとめてみました。

$阪神ファンのアスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記-2012.07.03 試合結果

 阪神は 1回、新井貴の適時打で 1点を先制すると、 3回に金本の適時打で 2点目を挙げた。広島は 3回まで 1安打無得点。
 阪神は 4回にもマートンの適時打で追加点を挙げ、 3- 0とリード。広島は 5回一死 1、 2塁の好機も得点できず。
 広島は 1- 3の 9回二死から 3連打で 1点差。二死 2、 3塁で梵の三振が暴投となり、振り逃げの間に 2者が生還し逆転勝ちした。

 先発スタンリッジは、 3回二死 3塁、 5回二死 2、 3塁と再三のピンチを粘りの投球でしのいだ。しかし 7回に四球と連打で 1点を失い、一死を取ったところでリリーフを仰いだ。 6回 1/3を 1失点で、勝利投手の権利を得てマウンドを降り「今日はチェンジアップ、カットボールを織り交ぜてしっかりと投球できたと思います」と振り返った。
 試合は抑えの榎田が 9回に逆転を許し敗戦。スタンリッジは力投報われず、 5勝目とはならなかった。


$阪神ファンのアスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記-スタンリッジに謝罪する榎田
 スタンリッジ(右に謝罪する榎田(左)

 筒井が圧巻の凱旋登板でピンチを切り抜けた。 7回二死 2、 3塁で先発スタンリッジからスイッチ。代打前田智をハーフスイングの空振り三振に封じ、天谷も内角直球で 2者連続空振り三振に切り、ピンチを脱した。「最近ピリッとしていなかったので、抑えられて良かった」と振り返った。

$阪神ファンのアスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記-連続三振でピンチを切り抜けた筒井
 連続三振でピンチを切り抜けた筒井

 試合を背負っている意識が、かえってそうさせたのかもしれない。榎田は一瞬もうつむかず、いつも通りの表情で話し始めた。 9回二死から「暴投」で試合をひっくり返された。守護神の不在がチームにのしかかった。
 「いつも通りです。二死から、自分の焦りというか、真ん中に集まってしまった。落ち着いて投げられれば良かった」
  2点リードの 9回にマウンドへ。 2人で二死を奪い、誰もが虎の勝利を確信したが…。代打・迎の左前打から 3連打で 1失点。なおも 1、 2塁で梵を迎え、重盗を許して 2、 3塁。悪夢は 2- 2からの 6球目だった-。
 「仕方ない。 2、 3塁にした結果、ああなってしまったので」


$阪神ファンのアスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記-暴投で逆転された榎田はガックリ
 暴投で逆転されガックリする榎田

 空振り三振を奪った球を小宮山が捕球できず、一挙 2者が生還。ノーバウンドに見えたが記録は「暴投」だった。それでも一切の言い訳をせず、引き金となった自らの投球を、ひたすら悔いた。
 藤川の離脱後、セーブの付く場面での登板は 3度目。 6月24日の中日戦(甲子園)で 3点差の 9回を締め、今季初セーブを挙げると、同30日のヤクルト戦(神宮)でも無安打締め。 2戦連続セーブ中だった。この日ももちろん、誰もが榎田を信頼してマウンドへ送り出した。しかし待っていた結末は、あまりにも厳しいものだった。山口投手コーチは「焦ってはいないと思うんやけど…。(向こうの流れだったかと問われ)なんて説明していいかわからない…」と呆然。藪投手コーチは「これが野球やな。怖い。またあした」としぼりだすのが精一杯だった。
 榎田はつとめて前を向いていたが、球児の抜けた穴を埋めるには、2年目左腕には荷があまりにも重い。借金は今季ワーストの「5」までふくらんだ。 4日も、最後のイニングを託される球児はいない。空いた穴は大きい…。背番号「22」の復帰が一日も早く待たれる。

 信じられん。こんなことがあってええんかい!! あと 1球。 3- 2の 9回二死 2、 3塁でカウントは 2- 2。代役クローザーを務める榎田のスライダーが、梵のひざ元に決まった。バットが空を切る。空振り三振、ゲームセットのはずだった…。
 だが、ノーバウンドの投球を小宮山がミットで弾き、ボールは 1塁ファウルゾーンを転々…。 2者が生還し、あっという間に 3- 4と逆転されてしまった。ファンも何が起こったか、一瞬分からない。つかみかけた勝利が目前でポロリ。会見場の和田監督は、痛恨の表情で言葉を絞り出した。
 「うーん…。考えられないことが起きているんだけど、いまチームはこういうことを乗り越えていかないといけないところににきている」
 記録は榎田の暴投だが、ワンバウンドしなかっただけに、小宮山のパスボールと記録されても仕方ないケースだ。“戦犯”は沈痛な表情でバスへの道を歩きながら「ノーバンです。僕が捕れなかっただけです」と、うつむきながら言葉をつないだ。吉田バッテリーコーチも「あそこは止めてほしかった」と猛省を促した。捕手も指導する有田ヘッドコーチは、バッテリーミスに関する問いかけに終始、無言を貫いた。


$阪神ファンのアスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記-空振り三振のボールを弾いた小宮山
  1点リードの 9回二死 2、 3塁で、空振り三振のボールを小宮山(左から 2人目)が弾く(記録は暴投)

 直接的にミスを犯したのは投手と捕手。だが、 2人だけが責められるべきではない。“抑え捕手”として藤井彰人を起用する選択肢はなかったか。 1日のヤクルト戦(神宮)で、ホームクロスプレーの際にバレンティンと激突し右脇腹を負傷した。この日も、軽いキャッチボールのみで打撃練習などは回避していた。後の祭りだが、藤井彰だったなら…。試合終了まで正捕手がベンチにいる以上、ベンチワークにも疑問が残る。
 上り調子の攻撃陣は今季初の 4試合連続 2けた安打をマークした。しかし、 8回。先頭・柴田が左中間 2塁打も小宮山がバントシフトにかかり、送ることができない。後続も倒れ、無得点に。指揮官は「そういうとこだろうね。取れるとこで取っておかないと、こういうことが起こり得るという典型的なゲームになってしまった」と敗因のひとつに上げた。
 借金「5」は和田政権のワーストを更新。 5位の広島とは 0.5差となった。きょう 4日に負ければ、順位は入れ替わってしまう。
 「これで、チームがガタッといかないように、もう一回、何度でも気を引き締め直してやっていかないといけない」
 指揮官は自らを諭すように締めた。こんな草野球のような試合を繰り返していれば、あすは見えてこない。


 アニヤン・新井が先制タイムリーを放った。 1回一死 1、 2塁。広島先発大竹から、中前適時打。先制タイムリーを放つと、 3回二死 1塁では 3遊間を破り、続く金本の適時打を呼び込んだ。 2試合連続タイムリーを放つなど、レギュラーシーズン再開後は、これで38打数14安打の打率 0.368、 5打点。のぼり調子の 4番は、「初回のチャンスで先に点を取ることができて良かったです。継続していきたい」と、次戦を見据えた。

 アニキ・金本が存在感を示した。 2試合ぶりに『 5番・左翼』でスタメン復帰し、 3回二死 1、 2塁で中前適時打を放つと、 7回には右翼フェンス直撃の 2打追加点を挙げた。序盤の優勢を加速させた。最後は逆転負けを喫したが、10安打を放った打線について片岡打撃コーチは、「主力には打点もついたし、思い切りというか、気持ちの面で前向きに、思い切っていけている」と前向きに話した。


$阪神ファンのアスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記-2012.07.03 勝敗表

 どうしても歯車が噛み合わない…。
 折角リードしていたのに、最後には逆転負け。スタート時点ではAクラスの良い所にいたのに、前半が終わる頃になってBクラスも下手すればどん底まで落ちる様な滑空状態。いったい、いつになったら元に戻るのだろうか…。
 前から行っている様に上層部の総入れ替えからスタートして、元に戻していくしかないのかもしれない。

 ガンバレ!阪神!我らのタイガース!












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