ランディ・メッセンジャー投手(30)が 2回 6失点で降板。<巨人6-3阪神>で自身 3連敗。
2010年にドラフト 1位で法大から入団した、二神一人投手(25)が 1軍デビューを果たした。
鳥谷、 1人気を吐いた!今季 4度目の猛打賞!
アニキ・金本知憲外野手(44)が巨人戦(東京D)の試合中に腰の張りを訴え、途中交代した。
右膝を痛めて 2軍調整中だった藤川球児投手(31)、岡崎太一捕手(29)を出場選手登録した。和田豊監督(49)も藤川球児復帰について期待し、藤川球児を加え、不調だった救援陣の再建を図る。記事をまとめてみました。
巨人は 1回、阿部、高橋由、エドガーの適時打などで 4点を先制。 2回は谷のソロ、高橋由の適時打で 2点を追加した。
阪神は 4回、巨人坂本の 1塁への悪送球の間に 1点。沢村は中盤制球に苦しむも、 6回まで被安打 7、 1失点に抑えた。
巨人は山口、西村、マシソンの継投で逃げ切った。2010年シーズン以来となる貯金15。両リーグ40勝一番乗りした。
哀しいぐらい狙いが外れた。がっぷり四つに組んで、上回れると判断したのだろう。和田監督がスタメンを超攻撃型に変更したが、無残な結果が待っていた。
「それが狙いではあったんだけど、攻撃する前にとられてしまったな」
試合後、打力重視のオーダーが空転したことを認めた。
「中堅・マートン、右翼・新井良、捕手・今成」-。 2年ぶりにM砲を中堅で先発させ、右翼に新井良太を使った。扇の要も打撃センスをもつ男を選んだ。
これまでは起用していた大和や柴田、小宮山をあえてベンチスタートにさせての試合開始。狭い東京ドームで打ち勝とうというプランだったが、先発・メッセンジャーは何度も今成のサインに首を振り、 1回に 3安打 4四球で 4失点。 2回も谷にソロを許すなど、バッテリーの呼吸が合わず、 2点を追加された。プレーボールから 1時間もたたないうちに 0- 6と悲惨な状況。
和田監督は攻撃型オーダーを組んだが…
今成がスタメンマスクをかぶった 3試合はすべて 6点以上を失っている( 5月20日の楽天戦で 6-10。 6月 6日の同戦でも 3- 8)。 2安打を放ったが、リードで投手を支えられない背番号「49」は「ランディ(メッセンジャー)の意図するところに投げさせることができませんでした。(巨人打線は)甘くなったら打たれる。そういうところを警戒するべきでした」と猛省するしかなかった。
今季 4度目の 4連敗で昨年 6月19日(対楽天、甲子園)以来の借金「 7」となった。東京ドームは昨季から 5連敗。巨人との残り 2試合で 1敗 1分以下ならば 8日に自力Vが消滅する。
「ちょっと最初の 6点が重かったな」
第 2戦は過去17試合(日本シリーズ含む)で 2勝 9敗と苦戦している杉内が先発してくる。首位巨人とは、ついに11差がついた。絶望的な状況を打開する光は見えない。
メッセンジャーが自己ワーストタイの 6失点で自身 3連敗。来日 3年目でこれもワーストとなる 8敗目( 4勝)を喫した。 2回 7安打 4四球と乱れ、今季最短の降板となった。「中継ぎ陣のみんなに負担をかけることになり申し訳ない」。 1回に打者一巡の猛攻を受け、 4点を失い、ゲームを作れなかった。今季巨人戦は 2試合で14回自責ゼロと安定感を誇っていたが、昨年 9月25日の甲子園からG戦 4連敗。助っ人が苦しんでいる。
1回から先発・メッセンジャー(右から 2人目)のもとへ駆け寄った藪コーチ
メッセンジャーが不安定な投球で試合をぶち壊した。「一番大きなライバルを相手に持てるもの全てを出せればいい」と気合十分で臨んだが、制球が定まらず 1回にいきなり 4失点。 2回にも谷のソロなどで 2点を失う散々な結果で、 3回に代打を送られて今季最短の 2回 6失点で降板した。初回に 3安打 4四球で 4失点し、 2回にも追加点を献上。計 7安打を浴び、 2イニングだけで71球を費やした。「早い回での降板で、中継ぎ陣のみんなに負担をかけることになり申し訳ないです」とうなだれ振り返った。
2回裏、頭をかきながらベンチに戻るメッセンジャー
二神が 1軍デビュー、 3年目でプロ初登板を果たした。ようやく 1軍戦に登板。ノックアウトされたメッセンジャーの後を受け、 6点を追う 3回から登板。一死 2塁のピンチを招いたが谷、坂本をフライアウトに打ち取り、 2回を 1安打無失点で試合を立て直し「まだ回も浅かったので無失点で良かった。結果をしっかり出せた。次回も頑張るだけ」とうなずいた。
2010年にドラフト 1位で法大から入団した右腕は「思い切って自分の投球をしようと思って投げた。次回も頑張るだけ」と言う。山口投手コーチは「持ち味を出してくれた。全体的にコントロールが良かった」と評価した。
3回から登板した二神
鳥谷が 1人気を吐いた。 4回先頭で中前打を放ち、敵失での得点を呼び込むと、 6回には右前へ。 7回一死満塁で押し出しの四球を選び、 9回一死 2塁では意地の中前適時打。 1日のヤクルト戦(神宮)以来今季 4度目の猛打賞で打線をけん引したが、チームの敗戦に「勝つためにやっていますから。 1点 1点の積み重ねなのでね」と悔しさをにじませた。
アニキ・金本が巨人戦(東京D)の試合中に腰の張りを訴え、途中交代した。代打を送られるのは、 5月25日のソフトバンク戦(ヤフーD)で右ひざに自打球を当てて以来。今季 4度目の 4連敗で借金が今季ワーストの「7」まで膨らんだ虎に暗雲が立ちこめた。
チャンステーマが鳴り響く中、スタンドが少しずつ騒ぎだした。 3点差に迫り、なおも 7回一死満塁。打席に 4番のアニヤン・新井が入るとき、ネクストバッターズサークルにアニキ・金本の姿はなかった。代わりに控えるのは桧山…。鉄人がアクシデントに見舞われていた。
「行こうと思えば行けたんだけど、ちょっとヤバイというのもあったから」
試合後の雑踏。アニキ・金本は腰をかばうようにぎこちなく歩き、バスに向かった。アニヤン・新井がすべて見逃しの 3球三振に倒れた後の 7回二死満塁。 2番手の左腕山口に対して、アニキ・金本でなく、代打関本をコールした和田監督が険しい表情で明かした。
6回、中前打を放った金本。この前の打席でファウルを打った際に腰に強い張りを訴えた
「かなり強い腰の張りということ。カネ(金本)がいうぐらいだから、相当だろう。守備で? いや、前の打席といっていたけどね」
4回無死 1、 2塁での第 2打席。追い込まれてから 4球ファウルで粘り、10球を投げさせて三振した際に、腰を痛めた。そのまま守備につき、 6回には中前打を放ったが、そこが我慢の限界だった。交代後はベンチ裏で治療を受けたもようだ。
アニキ・金本は「今はすごく(状態が)いいので。( 7日の試合に9俺は行くつもりだけど、状態次第。すべてがプラスになるように治療する」と話してバスに乗り込んだ。
右ひざを痛めていた藤川球児が 1軍に戻ってきた矢先に主力にまた異変。藤井彰人は 3度目の離脱中で、福原ら主力にけが人が続出。和田監督は「明日になってみないと」と明言を避けると、山脇守備走塁総合コーチも「ゲーム中のことだから、程度がどのくらいか分からない」と話すに留めた。
関係者によると、登録抹消という最悪の事態は避けられそうだが、痛手には違いない。今季は不安を抱えていた右肩の状態もよく、 4番に返り咲くなど、中軸として打線を支え、2500安打も到達した。これまで何度も不測の事態を乗り越えてきたアニキ・金本に試練が訪れた。
球児よ、救世主になってくれ! 右膝を痛めて 2軍調整中だった藤川球児が 5日、都内のチーム宿舎で 1軍本隊に合流した。 6月14日の西武戦(西武ドーム)で同箇所の異変を訴え、同20日に登録抹消されていた。 6日の巨人戦(東京ドーム)から出場選手登録され、戦列に復帰。
守護神の復帰は戦略的にも好影響を及ぼす。和田監督も復帰について「それは全然違うわ。(残った救援投手は)あたふたじゃないけど、居心地の悪いポジションで投げる投手もいた。そういう意味では、球児が戻ると、(救援投手の) 1枚、 2枚とは言わないけど(配置でイニングの)かなり前にずらせる。そういう意味では(腰痛の福原とともに) 2枚抜けていたんでね。また元のポジションで『今年、これでいこう』というところで働けるような状態になってくる」と期待した。
守護神不在の11試合で 3勝 8敗と大苦戦し、 5位に転落。ボロボロに傷ついた虎を再浮上させる使命がある。シーズンを折り返した73試合目からの復帰に備えて、この日は松山から移動する本隊よりも早く、昼すぎに都内へ。「今日は休みだから」と多くを語らなかったが、前日 4日にシート打撃登板も終え、マウンドで躍動する準備を整えた。
3日広島戦(松山)では 2点リードした 9回に登板した榎田が救援に失敗し、痛恨の逆転負けを喫した。だが、藤川球児が戻り、開幕当初のように筒井→榎田→藤川球児とつなぐ「TEQ」継投も可能になる。生命線の必勝リレーを再建し、V字回復を目指す。
和田監督が攻撃型オーダーを組んだが、先発投手がメッセンジャーならね…。また、ゲーム前から敗戦は決まっていたと同じではないですか。
いくら、打線が攻撃型でも先発投手がメッセンジャーなら仕方無いかも知れないが、試合前に「自分らしい投球で行く」と言っていたいうことだが、自分らしい投球で行ってはダメだという事が分かっていない。そんな投手に攻撃型オーダー。完全にチグハグ状態でのオーダーだからこそ、G軍に勝利を与えてしまった様なものだ。
そう言う事も考えて、オーダー組み直しは必要だろう。それ以上に組み替えが必要なのは、首脳陣だと10番目の野手達は皆怒っている!
しっかりとしたオーダーで、キチンとしたゲームができる様にしないと「二文字」は完全に遠くにいってしまう。阪神ファンの為にも今後頑張って欲しい。
ガンバレ!阪神!我らのタイガース!
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やはり、メッセンジャーで 4失点…自身 3連敗…二神、プロ初登板で 2回ピシャ!
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