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Channel: 阪神ファンの障碍(害)者アスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記
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杉内から 5点取って逆転負け、自力優勝消滅寸前…今季 3度目の 5連敗…

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 先発の能見篤史投手(33)が、巨人の一発攻勢に沈んだ。能見は打線が 3得点した 2回には自身も適時 2塁打を放ったが、直後にソロ 2発を浴びるなど 5回 6失点で降板。<巨人7-5阪神>で今季 3度目の悪夢の 5連敗。
 今成亮太捕手(24)が同点とした直後の 2回二死 3塁から右前適時打、勝ち越し打を放った。
  1点を追う 2回押せ押せムードの中で、見ている方が辛くなるようなマートンの“乱”
 新井良太内野手(28)が 2回の 3塁線を襲う内野安打に始まり、 3回は左翼線 2塁打、 8回は右前にはじき返しプロ入り初の 3安打猛打賞。
 関本賢太郎内野手(33)が 3- 3の同点で迎えた 3回二死 2、 3塁、杉内の低めチェンジアップに食らいついて勝ち越し打を放った。
 平野恵一内野手(33)が、敗戦に直結する痛恨の失策を犯した。

 安藤優也投手(34)が 8日の巨人戦に先発する。記事をまとめてみました。

$阪神ファンのアスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記-2012.07.07 試合結果

 序盤から両チームの打線が活発で点の奪い合いとなった。 3回まで巨人杉内は被安打 8、 5失点。阪神能見は被安打 4、 3失点。
 杉内は 4回 5失点でKO。能見は 5回 6失点でKO。 2点を追う巨人は 5回、相手悪送球で追いつき、高橋由の犠飛で勝ち越した。
 巨人は 7回、高橋由の適時打で追加点を挙げ逃げ切った。 2番手で 1回無失点のルーキー高木京がプロ初勝利を飾った。

 苦手の巨人・杉内から 3回までに 5点を奪いながら勝てなかった。今季 3度目の 5連敗を喫した。
  5回無死 2、 3塁で巨人の 4番・村田を迎えた場面。阪神内野陣は 5― 3でリードしているため内野は前進守備を敷かず、本塁でのアウトを狙わないシフトだった。しかし、村田の 2ゴロを平野が本塁へ送球。しかも悪送球となって一気に 2者がかえった。平野は「何とかしてあげたかった。でも、現にアウトにできなかったので…」とうつむいた。さらに犠飛で 1点を失い、ひっくり返された。このシーンをターニングポイントに上げた和田監督は「勝てない焦りかな…。ポジショニングと違うプレーをしている。何かこう、勝てないことに焦って…」と苦悩の色を浮かべた。その後逆転のホームを村田が踏んだだけに、 1つの判断ミスが命取りとなった。


$阪神ファンのアスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記-平野の悪送球で谷が生還
  5回無死 2、 3塁、村田の 2ゴロを平野の悪送球で谷が生還(捕手・今成)

 久慈内野守備走塁コーチは「 1点オーケーと言ってるのに。今までいいプレーをしてくれているのが台無し」と厳しく断じた。 8日も敗れれば、自力優勝の可能性が消滅する。
 指揮官は「ここ一番で一本が出れば。あす( 8日)は絶対に勝ちたい。(巨人戦で) 3連敗はできない」と必勝を期した。

 先発の能見が、巨人の一発攻勢に沈んだ。悔やみきれないのは 2回だ。打線が 3得点した 2回には自身らの適時 2塁打などで 2点リードに転じた展開。直後、先頭寺内へのスライダーは高めに浮き、強振されて左翼席に運ばれた。一死後、長野には高めチェンジアップをとらえられ、再び左翼席に被弾。ソロアーチ 2本を許して、同点に追いつかれた。この日は 5回 6失点で降板。「自分がせっかく打ったのに…。変化球は、ほとんどすべて打たれました」と悔やんだ。
 「真っすぐも良かったし、指にもかかっていた」と言うほどの調子でも、序盤の 5点を守りきれなかった。帰り際には「どうやって抑えんのやろ…」とぽつり。開幕投手の悩みの深さをうかがわせた。ローテーションの大黒柱でも悪い流れを食い止められず、これで悪夢の 5連敗。能見は巨人に 3連敗となった。


$阪神ファンのアスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記-先発の能見
 先発の能見。後ろ姿は、アニヤン・新井

 連敗ストッパーを託したが、またしてもエースらしさを見せられなかった。守乱があったとはいえ、 7安打を浴び、今季ワーストの 6失点(自責 3)。 5回でKOされ、 6敗目( 5勝)を喫した。能見は試合後の薄暗い通路を歩きながら、ポツリとつぶやいた。
 「どうやったら、抑えられんねんやろ…」
 視線を宙に泳がせ、発したその言葉が偽らざる本音だった。 1回は一死満塁のピンチを最少失点でしのいだが、猛虎打線が 3点を奪い、逆転した直後の 2回。先頭の寺内にスライダーを振り抜かれ、左越え弾を食らった。一死からは長野に高めに抜けたチェンジアップを左翼 2階席まで運ばれた。


$阪神ファンのアスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記-5回で降板した能見
 今季ワースト 6失点で 5回で降板した能見

 「真っすぐは指にかかってよかったけど、変化球をほとんど打たれた」。あっという間にソロ 2発で同点に。再び 2点リードとなった 5回も連打で無死 2、 3塁のピンチを背負い、平野の本塁悪送球などが絡んで、勝ち越し点を献上。粘り強い本来の姿はなかった。
 Gの主戦投手・杉内との投げ合い。味方打線は難敵から 5点をもぎとってくれた。「自分がせっかく打ったのに」と 2回二死 1塁では自らプロ初の長打となる適時 2塁打も放っていた。それなのに…。球団タイ記録の巨人戦8連勝をマークした男が宿敵相手にまさかの 3連敗。通算 6度目( 0勝 3敗)の杉内とのエース対決にも勝てず、大事な一戦でチームを勝利に導けなかった。
 山口投手コーチも「先発が踏ん張ってもらわないと後ろ(救援投手)が機能しない」と顔をしかめた。
 タテジマ軍団が苦境にあえぐ。だからこそ、大黒柱に頼る。能見の快投なくして、虎の浮上はない。


$阪神ファンのアスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記-杉内から右前適時打を放った今成
  2回表阪神二死 3塁、杉内から右前適時打を放った今成

 今成がタイムリー勝ち越し打を放って反省。 1- 1の同点とした直後の 2回二死 3塁から右前適時打。「能見さんを含め迷惑をかけているので打ちたいと思っていた。昨日、今日と初回に失点してしまったので、このチャンスの場面で何とか取り返そうという気持ちでした。ただ、後半になると 1点が大事になってくるので、そこで 1本打てるようにしたい」と話した。
  6回一死 1、 3塁で 2ゴロ併殺。守りでも味方の失策が絡んだものの 7失点に悔しさをにじませた。

 ここまできたらクレーマー? 退場寸前のクレームが、せっかくの好ムードに水を差した。打席にかける思いは理解できるが、その後の態度はいかがなものか。見ている方が辛くなるようなマートンの“乱”だった。
  1点を追う 2回だ。二死 2塁から 3連打で 2点を勝ち越し、なおも二死 2塁。押せ押せムードの中で打席に向かったM砲が、一瞬にしてキレた。
 カウント 1ボール 2ストライクからの 4球目。外角へのスライダーを見送るが、判定はストライク。三振。このジャッジに不満を露わにした。
 球審の友寄正人審判員(54)に詰めより、早口でまくし立てる。遠目で見ても分かるほどの猛抗議。片岡打撃コーチが慌ててベンチから飛び出して両者の間に割って入る光景に、球場はどよめいた。


$阪神ファンのアスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記-マートンを阻止した片岡打撃コーチ
  2回、友寄球審に詰め寄るマートン。片岡打撃コーチ(右)はベンチから飛び出し“ご乱行”を阻止した

 「ボールだっていったんでしょう。まくし立てていましたね。何であの球をまくし立てるのか分からない。暴言になりかけたんですが、『もう一度いってみろ』といったら、言葉が出てこなかった。何もいわなかったので、退場にしませんでした」
 2009年のワールド・ベースボール・クラシックの 2次ラウンドで審判を務めた経験を持つ友寄球審は、完全なストライクであることを強調した上で、退場寸前だったと説明。だが、M砲のイライラは収らなかったようだ。
 この判定で気持ちが切れたのか、 4回の 3打席目は、審判にうながされるまで打席に入らず、空振り三振するとその場でバットを放り投げた。守備でも 5回の高橋由の右犠飛で、最初から諦めたような山なりの送球。チームに士気に影響しかねない行動だった。
 今季は、こんな抗議のシーンが目につく。ストライクゾーンの問題はシーズン序盤からいわれているが、レギュラーシーズン再開後、この試合前まで52打数16安打の打率 0.308、 2本塁打で 4打点と復調気配にあった。それが…。
 試合後、モチベーションの低下について問われた和田監督は、「いやいや、そんなことはないよ」と話した。片岡コーチも「野球(プレー)の話しをしよう」と多くを語らなかったが、腰の張りで金本がベンチスタートを強いられる中、奮闘すべき主力がこの姿勢を続けるようでは、浮上は見えてこない。


$阪神ファンのアスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記-3安打を放った新井良太
  3回の 2塁打など 3安打を放った新井良太

 兄貴のアニヤン・新井の背中を追いかけてきた弟に、いよいよホンモノのムードが漂ってきた。28歳の新井良太がプロ入り初の 3安打猛打賞。 2回の 3塁線を襲う内野安打に始まり、 3回は左翼線 2塁打、 8回は右前にはじき返した。
 「 1球 1球集中してやっているだけ。積極的にいったのが、たまたまうまくいった感じです」
 いつものように生真面目な受け答え。笑顔はない。敗戦の中では喜べないのは当然か。ただ、 3本がすべて、 4番の兄・貴浩が打った直後だった。つまり、兄弟の猛打ショー競演だ。
 「僕は前後の打者は関係ありません」
 兄の後ろも、今季 2度目の 5番も意識しないらしい。とはいえ、打率 0.329はすがりたくなる数字。数少ない“明日に希望が持てる男”のバットが地獄からの浮上のカギを握る。


$阪神ファンのアスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記-勝ち越し打を放った関本
  3回表阪神二死 2、 3塁、勝ち越し打を放った関本

 関本が勝ち越し打を放ったが、雪辱の一打も勝利が遠かった。 2回無死 1、 2塁では空振り三振に倒れたが、同点に追いつかれた直後の 3- 3で迎えた 3回二死 2、 3塁、杉内の低めチェンジアップに食らいついて左前 2点打。 2回無死 1、 2塁では空振り三振していただけに「 1打席目のチャンスでは打てなかったので、この打席は絶対に打ってやろうという気持ちで打席に入りました」と振り返った。 5月23日のオリックス戦(京セラD)以来となる適時打で一時勝ち越し。逆転負けを喫したが、久しぶりに存在感を示した。

 平野が、敗戦に直結する痛恨の失策を犯した。 2点リードの 5回無死 2、 3塁で村田の 2塁へのゴロを本塁へ悪送球。 2者が生還し、同点に追いつかれ、高橋由の勝ち越し犠飛につなげてしまった。平野は「指示はファーストでも良かった。何とかしてあげたかった」とうつむいた。
 虎ベンチの誰もが首を傾げた。平野が将の指示を“無視”だ。負の連鎖を解けぬ象徴が、伝統の一戦で浮き彫りにされた。今季ワーストタイの 5連敗で借金「 8」。首脳陣は憤りをあらわにし、平野を“戦犯”と位置づけた。
 「 1点やっていいところ。間に合うと思ってホームに投げたんだろうけど、だったらストライクを投げないと。ベンチの指示通りできないんだったら、采配いらないじゃん!  2点差でしょ!?。一番の敗因だよ。今までいいプレーをいっぱいしているけど、何にもならないじゃん」
 久慈内野守備走塁コーチは、厳しい口調で断罪したものの、その表情はどこか寂しそうだった。
 衝撃のシーンは 2点リードしていた 5回無死 2、 3塁。内野陣は中間守備だった。ベンチは内野ゴロの場合、 1塁送球を指示。 5- 4と詰め寄られても一死 3塁となってから前進守備を敷く考えだった。しかし…。


$阪神ファンのアスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記-ゲームセットの瞬間悔しそうな表情の和田監督
 和田監督はゲームセットの瞬間、悔しそうな表情。視線のむこうには平野の姿が…

 村田のゴロは 2塁手・平野の前に転がった。 3走・谷の本塁突入のスタートは若干遅れた。処理をした平野はそれを見て、本塁へ。ところが送球は右へと大きくそれた。白球は谷に当たって 1塁ベンチ前を転々…。能見がアタフタとそれを追いかけている間に、 2走・坂本まで生還してしまった。
 その後、一死 3塁から高橋由に勝ち越し犠飛を許し、和田監督は「何かこう、勝てないことで焦ってしまっているというかね。完全に 1点はどうぞ、というポジショニングだったから。何とかしたいという気持ちはあるんだろうけど意図とは違うプレーだった」と嘆いた。
 「指示は 1塁で、だったんですが、何とかしてあげたかったんで…でも…現にアウトにできなかった。明日、アウトにできるプレーをしたい」
 平野は猛省を繰り返した。一昨季から 2年連続でゴールデングラブ賞に輝いている名手だが、ここにきて勝負どころでのミスが目立つ。今季 5個目の失策はチーム内の微妙な空気を象徴していた。
 平野だけじゃない。 9回に代打登場したブラゼルも覇気なく三球三振。マートンにいたっては不振のイライラを審判にぶつけ続ける異常事態。指揮官がいくら「目標を下げるつもりはない。何回でも初心にかえる気持ちで」と言っても、笛吹けど、踊らず…。首脳陣と選手との間にある温度差が気になるところだ。
 昨季から東京ドームで 6連敗。 8日の第 3戦で引き分け以下ならば自力優勝が消滅する。将は就任当時、「センターラインを中心とした守りの野球」を目標に掲げた。が、シーズンの折り返し地点で崩壊寸前。負け慣れ-。それが今、一番怖い。

 安藤が 8日の巨人戦に先発する。2010年 8月 5日以来となる東京ドームのマウンドで今季初対戦の宿敵をねじ伏せる。「(東京ドームは)嫌なイメージはないけど、狭いからね」。キャッチボールや短距離ダッシュで臨戦態勢を整えた右腕。2008年 4月 4日から遠ざかる1556日ぶりのG戦白星を目指す。


$阪神ファンのアスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記-2012.07.07 勝敗表

 マートンの“乱”が起こるし、弟・新井良太が猛打賞を取るしで良かったり悪かったりの一日だった。
 “戦犯”と位置づけられた平野は可愛そうかも知れないが、敗戦に直結する痛恨の失策を犯したのだから仕方無いかも知れない…。
 安藤が 8日の巨人戦に先発するが、このゲームだってどうなるか分からないのが現状だ。
 これをどう立て直していくか、これから先の問題はそこに有るのだろう。
 しっかりと足を着けて、しっかりとしたゲームをしていかないと、どこかの球団とは理由が違うけれどもどこかの球団と同じ様にファンが逃げていってしまう。逃げていったファンは、監督が替わってから戻って来ていると聞いている。しかし、牙を抜かれた虎のファンはどうなるのだろうか。何が何でも応援してきたファンと、Aクラスを守ってきてからファンになった人達の二つに分かれてしまい、半分程度に減ってしまってそのままになってしまうかも知れない。そう言う人達をつなぎ止めておくためにも、頑張って行って欲しい。

$阪神ファンのアスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記-2012.07 阪神日程表
 2012.07 阪神日程表


 ガンバレ!阪神!我らのタイガース!












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