●桑原謙太朗投手(32)が25日、鳴尾浜での自主トレを打ち上げ。26日からは横山雄哉投手(23)、島本浩也投手(24)らと兵庫県内の公園でキャッチボールなどを続けることを明かした。寒空のクリスマス。年内の鳴尾浜での自主トレを打ち上げた桑原が、自身初体験、仰天の公園自主トレ・プランを明かした。秋季キャンプの期間から、ほぼ無休で鳴尾浜で自主トレを続けてきた。しかし施設は、25日で閉鎖。26日以降の練習場所に頭を悩ませていた。とにかく投げたい。キャッチボールを続けたい。そこで、一緒にトレーニングをしてきた若手の横山、島本らをと相手に指名。話し合って“公園デビュー”を決めた。もちろん、硬球でキャッチボールができる公園を探し、周囲の安全を第一に。現在は兵庫県内で候補地をピックアップしているという。施設を借りたりしないところが、いかにも苦労人らしい。今季はプロ10年目で大ブレーク。自己最多67試合に登板し、「4勝2敗、39ホールド。43ホールドポイント」で、同僚のマルコス・マテオ投手(33)とともに最優秀中継ぎのタイトルを手にした。初心は決して忘れず、慢心は一切ない。来年 2月 1日のキャンプインから逆算し、ブルペンは 1月10日頃から入る予定。そのために、年末年始もほぼ無休で、キャッチボールは継続しておきたいわけ。公園から甲子園のマウンドへ-。 2年連続のタイトル、そして悲願の優勝をつかむべく、桑原が“アナタの町”から、動き出す。
●金本知憲監督(49)が25日、「4番」候補の新外国人、ウィリン・ロサリオ内野手(28=前韓国ハンファ)に対して“走れ走れ”指令を出した。打つだけではダメ。走塁の意識を持て!お手本になれ!そんな期待を抱かせる情報も、指揮官に届いているという。メジャー通算「71発」を誇る強打の助っ人の「足」にも注目だ。
●坂井信也オーナー(69=阪神電鉄相談役)のロングインタビュー第 2弾。就任 2年目を「2位」で終えた金本知憲監督の手腕を高く評価し、近い将来の優勝に期待を寄せた。
●阪神が毎年、春季キャンプを行う沖縄・宜野座村野球場の内野グラウンドが“甲子園仕様”に改修されたことが25日、分かった。外野の芝生の一部を刈り取り、内野部分を拡大。今年 6月に甲子園球場に施された改修に合わせ、同じ広さとなった。来春、沖縄で繰り広げられる 2遊間争いへ向け、ハード面の下地を整えた。本番と同じ環境でなければ意味がない。来春の沖縄・宜野座キャンプ。バチバチと火花散る 2遊間争いに備え、戦うリングも“甲子園仕様”へと進化していた。宜野座村野球場の関係者が明かした。同球場は長年の経年劣化によって土の内野と芝の外野の境目部分の段差が大きくなっており、修繕を施したが、同時に甲子園の内野の広さ(投手プレートから半径33.5メートル)に合わせるべく、約 2メートルの拡大に着手。総工費約 500万円で10月中旬に着工し、先月に完成した。元々、甲子園より内野部分が少し広かった宜野座村野球場。今回は阪神園芸もサポートし、芝生や土も含め、本拠地とまったく同じグラウンドに生まれ変わった。工事完了の報に、久慈内野守備走塁コーチは感謝。 2遊間の選手にとっては、土と芝の境界線はもっとも注意すべき点。距離感を肌で覚えるためには、キャンプ地と本拠地がまったく同じである意味は、非常に大きい。特に阪神の 2遊間は、いまだ決まっていない激戦区だ。その最初の戦いの舞台となる“琉球の甲子園”-。下がって守ってもよし。前に出てもよし。それぞれのプレースタイルでレギュラーをつかみにいく。記事をまとめてみました。
えっ、タイトルホルダーが“公園デビュー”!? 桑原謙太朗投手が25日、鳴尾浜での自主トレを打ち上げ。26日からは横山雄哉投手、島本浩也投手らと兵庫県内の公園でキャッチボールなどを続けることを明かした。ふと見れば、アナタの近所で投げているかも?
セ・リーグの最優秀中継ぎ右腕が、フツ~の公園でキャッチボール!? らしいといえば、いかにも桑原らしい。寒空のクリスマス。年内の鳴尾浜での自主トレを打ち上げた桑原が、自身初体験、仰天の公園自主トレ・プランを明かした。
「キャッチボールができる場所を探して、やりますよ。公園でやったこと? ないですね」
秋季キャンプの期間から、ほぼ無休で鳴尾浜で自主トレを続けてきた。しかし施設は、25日で閉鎖。26日以降の練習場所に頭を悩ませていた。とにかく投げたい。キャッチボールを続けたい。そこで、一緒にトレーニングをしてきた若手の横山、島本らを「(一緒に)やろうか」と相手に指名。話し合って“公園デビュー”を決めた。
もちろん、硬球でキャッチボールができる公園を探し、周囲の安全を第一に。現在は兵庫県内で候補地をピックアップしているという。
鳴尾浜での練習を打ち上げた桑原謙太朗投手。26日からは“公園デビュー”だ=阪神鳴尾浜球場
施設を借りたりしないところが、いかにも苦労人らしい。今季はプロ10年目で大ブレーク。自己最多67試合に登板し、「4勝2敗、39ホールド。43ホールドポイント」で、同僚のマテオとともに最優秀中継ぎのタイトルを手にした。年俸も一気に3700万円増の45000万円に。「ヤナセMVP賞」ではメルセデス・ベンツも贈られた。それでも、 1年目から乗る中古の愛車も併用して乗り続けると宣言した男だ。
初心は決して忘れず、慢心は一切ない。来年 2月 1日のキャンプインから逆算し、ブルペンは 1月10日頃から入る予定。そのために、年末年始もほぼ無休で、キャッチボールは継続しておきたいわけ。「(正月は)飲み食いすることもあると思うので、太らないように気をつけます」と節制を誓った。
「キャンプに入る時には投げられないといけないので。ある程度、しっかり体を動かしていきたいと思います」
公園から甲子園のマウンドへ-。 2年連続のタイトル、そして悲願の優勝をつかむべく、桑原が“アナタの町”から、動き出す。
公園でキャッチボール…といってもちゃんと硬球可、周囲の安全は第一に考えます!
★広場で素振りも
阪神では、2002、2003年の星野仙一監督時代に行われていた公園練習。福井遠征時には宿舎近くの公園まで野手が徒歩で向かい、田淵チーフ打撃コーチ(当時)らが見守るなかで、輪になって素振りを行った。また米子駅前の広場で素振りを行ったことも。
また広島の本拠地が旧市民球場時代、球場には室内練習場がなく、雨模様の日は三篠の合宿所そばの練習場で試合前練習を行った。ただ、ここもアップする場所はなく、広島の対戦相手球団は阪神も巨人も、全選手が隣接する児童公園でランニング、キャッチボールを行っていた。
☆プロ野球、珍自主トレ
★山本和範:1982年に近鉄を自由契約となった後、大阪でバッティングセンターで働きながら練習。1983年に南海に入団し、実働19年で「175本塁打」を放った。
★大和:阪神時代の2015年 1月、熊本・合志市内のバッティングセンターで自主トレ。前年までは西岡らと合同自主トレをしていたが、同年から独り立ち。 1回 200円を払って打ち込み、雨の際は施設内のビニールハウスの中でノックなどを受けた。
★川崎宗則:2016年 2月21日(現地時間)、カブスとマイナー契約し、招待選手としてキャンプに参加することになったが、前日に受けた身体検査の結果が出ず、規則により施設が使用できず。近くの公園でキャッチボール、守備練習など約 2時間、精力的に動き「ハプニングこそ僕の人生」と笑顔。
大砲ウィリン・ロサリオ内野手に、金本監督は“走る意欲”も求める
金本知憲監督が25日、「4番」候補の新外国人、ウィリン・ロサリオ内野手(前韓国ハンファ)に対して“走れ走れ”指令を出した。
「やっぱり(右前打や中前打で) 1塁から 3塁に行って欲しいし、鈍足でも走塁に対する意識があれば自然とスタートを切るし、相手のポジショニングを見て判断して行ける。そういう意味で必死に走塁をやってくれれば、外国人選手とベテランがやってくれればチームは良くなる」
打つだけではダメ。走塁の意識を持て! お手本になれ! そんな期待を抱かせる情報も、指揮官に届いているという。「走塁も必死にやるタイプらしいから。足もまあまあ速くて」とニヤリ。だからこそ、注文した。「ランニングして体重を減らしてほしいけどね」。メジャー通算「71発」を誇る強打の助っ人の「足」にも注目だ。
坂井信也オーナー(阪神電鉄相談役)のロングインタビュー第 2弾。就任 2年目を「2位」で終えた金本知憲監督の手腕を高く評価し、近い将来の優勝に期待を寄せた。(聞き手、阪神担当キャップ阿部祐亮、運動部デスク大沢謙一郎)
--昨季の「4位」から今季は「2位」に躍進。金本監督は「『2位』は敗者」と反省のコメントを残しましたが、 2年間でのステップアップを感じていますか
坂井オーナー「不本意な成績に終わったり、故障した選手がいた中で、よくまとめて、『2位』になり、よくやってくれたと思います。広島とは10ゲーム差がつきましたが、十分に評価できるシーズンでした。『4位』に終わった昨シーズンは首脳陣にとって慣れない部分もありましたが、今シーズンは経験を積んで、リーダーシップを発揮できたのではないかと思います。来シーズンに向けて大いに期待が持てるのではないでしょうか」
--今季は得点力が低い中、リリーフ陣で逃げ切る勝ちパターンを確立できたのが大きかった
「勝つためには、どうしなければいけないか、ということから、後ろの 3枚(桑原、マテオ、ドリス)をいち早く固めることがよかったと思います。打力が多少劣る中でどう点をとっていくかの工夫も随所で見られた。首脳陣が昨シーズンの経験を活かしたと思うが、これを自信にして、選手のさらなるレベルアップができれば来シーズンは十分優勝を争えるのではないでしょうか」
--金本監督は若手に対してのハードルが高い
「甘くはないですね。一生懸命やっているようでも、首脳陣がみていないところで、ちょっと息を抜くというようなことは、どの選手にもありがちなものです。そういうことをしていてはいい選手になれないということを、金本監督はよく言っています。そういうところに目がいくところが、金本監督の一番良い点だと思います。片岡ヘッド、矢野 2軍監督もよく理解しています。今までのタイガースはそういったところに甘さがあったかもしれない。これまで外部からタイガースは練習をしないとよくいわれていた。こういったことをいわれていたかもしれない、反省して、取り組んでいこうというのが方針です」
金本監督について、熱く語る阪神・坂井信也オーナー
-- 2年契約が終了し、2018年からも金本監督に中長期的視野でチームの指揮を託すことを明らかにされています(注1)。来季は就任 3年目で、ファンからは優勝も期待される
「やはり 3、 4年目は成果を出さなければいけません。客観的にみると広島の戦力水準は非常に高い。DeNAも伸びしろがあり、巨人はもともと戦力がある。その中で『2、3ゲーム』差ぐらいの間で争っていく厳しい優勝争いを勝ち抜いていかなければいけません。星野さん(楽天副会長)が先日のパーティー(注2)で『あと2年で…』とおっしゃっていた。よくチームの状況をみていらっしゃるなあと思いました。来シーズン、優勝を狙わないということではなく、狙っていく、そして翌シーズンはより、確実に優勝を手にするというように解釈している」
(続けて)
「そういう意味でも2018年は非常に重要なシーズンになります。そのためには藤浪君や高山君が調子を取り戻して、中堅選手、ベテラン選手が引き続き活躍し、外国人選手も期待通り頑張ってもらうというのが大前提です。期待が確信になってくれたらいいと思います。当然不安もありますが、大いに楽しみにしています」
--カギを握るのはロサリオになりそう
「最低『30本塁打』ぐらい期待できる打者と聞いています。昨シーズン、今シーズンは補強の狙いが 3塁を守れるところからスタートしていて、さらに狙っている選手が獲得できず、結果として『二番手』の選手を獲得してしまった(注3)のが事実です。今回は打てる選手、中軸で、守備位置は度外視してということで獲得に動いた。右打者で本塁打を『30発』打てる打者は数少ない。そういった事情の中、大リーグでも韓国でも実績があるのがロサリオでした。(担当者は)本当に難しい交渉をよくまとめてくれたと感謝しています」(27日付に続く)
サンケイスポーツのインタビューに応じた阪神・坂井信也オーナー
(注1)球宴休みに坂井オーナーが続投を要請し、金本監督が受諾。11月25日に金本監督が契約書にサインし、複数年契約(年数は非公表)で来季以降も指揮を執ることが正式に決まった。(注2)野球殿堂入りした楽天・星野仙一副会長を祝うパーティーが12月 1日に開かれ、2003年の阪神優勝メンバーが集結。壇上で星野氏が「このメンバーが軸になって新しいタイガースを作ってほしい。あと 2年、待ってね。あと 2年だよ」と近い将来の優勝奪回を予言した。(注3)2016年オフには 3塁手に限定して外国人補強がスタート。狙っていた選手を大リーグ球団が手放さず、キャンベルを獲得。「21試合出場、打率・191、1本塁打、5打点」に終わった。
★坂井オーナーインタビュー、第1回は…
セ・リーグで導入の本格検討が始まったDH制度について、賛成する立場を明らかにした。セの球団オーナーが意見を表明したのは初めてで、あくまで持論とした上で「選手育成のために非常に良いと思う」と球団トップとしてのスタンスを明確にした。
◇坂井 信也(さかい・しんや)
1948(昭和23)年 2月 9日、神戸市生まれ、69歳。神戸大學から1970年阪神電鉄入社。経理部長など管理部門を歩み、2005年常務取締役。2006年 6月代表取締役社長、2006年10月-2017年 6月阪急阪神ホールディングス代表取締役。2008年 6月から阪神球団オーナー。2011年 4月阪神電鉄代表取締役会長。2017年 4月阪神電鉄取締役相談役。
阪神が毎年、春季キャンプを行う沖縄・宜野座村野球場の内野グラウンドが“甲子園仕様”に改修されたことが25日、分かった。外野の芝生の一部を刈り取り、内野部分を拡大。今年 6月に甲子園球場に施された改修に合わせ、同じ広さとなった。来春、沖縄で繰り広げられる 2遊間争いへ向け、ハード面の下地を整えた。
本番と同じ環境でなければ意味がない。来春の沖縄・宜野座キャンプ。バチバチと火花散る 2遊間争いに備え、戦うリングも“甲子園仕様”へと進化していた。
「球団からの要望もあり、内野と外野の境目の芝生を一部刈り取り、内野の土部分を広げています」
宜野座村野球場の関係者が明かした。同球場は長年の経年劣化によって土の内野と芝の外野の境目部分の段差が大きくなっており、修繕を施したが、同時に甲子園の内野の広さ(投手プレートから半径33.5メートル)に合わせるべく、約 2メートルの拡大に着手。総工費約 500万円で10月中旬に着工し、先月に完成した。
甲子園は昨年 1月に約 1メートル、今年 6月にさらに約 2メートル、内野部分を広げる工事を行っている。芝の切れ目でのイレギュラーや選手の故障を防ぐためだ。元々、甲子園より内野部分が少し広かった宜野座村野球場。今回は阪神園芸もサポートし、芝生や土も含め、本拠地とまったく同じグラウンドに生まれ変わった。
「同じ環境を作ってくれた球団に感謝しています。ありがたい」
今年 1月時点の宜野座村野球場。ここから 2メートル、内野が広がり、甲子園と同じになった
工事完了の報に、久慈内野守備走塁コーチは感謝。そして「あとは選手ががんばるだけ」とナインの尻をたたいた。
2遊間の選手にとっては、土と芝の境界線はもっとも注意すべき点。距離感を肌で覚えるためには、キャンプ地と本拠地がまったく同じである意味は、非常に大きい。
特に阪神の 2遊間は、いまだ決まっていない激戦区だ。名手、大和がDeNAへFA移籍。上本は右足関節の鏡視下手術からのリハビリ中。西岡や北條に大山、糸原、植田…。さらに「D3位」・熊谷敬宥内野手(立教大學)らがひしめいている。
その最初の戦いの舞台となる“琉球の甲子園”-。下がって守ってもよし。前に出てもよし。それぞれのプレースタイルでレギュラーをつかみにいく。
★命名権決まった
今月22日には、年間 500万円以上の契約で募集していた宜野座村野球場の命名権を、沖縄でホテルを運営する株式会社かりゆしが獲得したことが判明。球場名が決まり次第、正式発表されるが、宜野座村関係者は「これから(さらに)球場の設備、維持などの充実化は図れると思います」と力を込めていた。
★境界線ポイント
人工芝の球場と違い、内野が土、外野が芝の甲子園。内野手にとっては“境界線”が大きなポイントで、昨年までの内野の広さでは、左の強打者が打席の際に、 2塁手が芝の上で守ることもあった。今年 5月 5日の広島戦では、 2塁・上本が 1、 2塁間のゴロを捕球する際、境目に足をひっかけ、転倒。右足首をねんざし、途中交代していた。
2月には、虎ちゃんも宜野座に乗り込んで来る予定にしています!そこで、昔の知り合いだった高代延博一軍作戦兼総合コーチや片岡篤史一軍ヘッド兼打撃コーチに会えたらと思っています。場合によっては、選手にも会えるのでは無いかと思っています。
既に2018年度の準備は始まっている!2017年度の成績を糧にして、2018年に向かって、全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め! ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
2017年日本シリーズ 日程
2017年 公式戦 順位表
2018年 公式戦 日程と結果(03月)
2018年 公式戦 日程と結果(04月)
概要
"執念"を持って優勝をめざす金本タイガース
変革し続ける1年が沖縄キャンプから始まります!
選手との記念撮影(団体撮影)や記念グッズのプレゼント などの特典もございます!
各地から参加頂けるよう新コース 「那覇空港集合プラン」を設定いたしました!
最小催行人数 各出発日20名
※詳細は、阪神タイガース公式ホームページサイトにて!
どんな相手にも立ち向かう。どんな局面でも己の限界にトライする。
その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。
そうした強い思いをスローガンとして表現しています。
※このスローガン・デザインは、2017年のシーズンロゴとしても展開して参ります。