●阪神で大活躍したマット・マートン外野手(36)が現役引退することが13日、分かった。今後はかつて所属したカブスの編成部門に入る。マートンは来日 1年目の2010年に当時の日本プロ野球記録となるシーズン 214安打を達成。2011年、2013年にもリーグ最多安打を記録。2014年は打率 3割 3分 8厘で「首位打者」も獲得した。2015年シーズン終了後に阪神を退団した後、2016年はカブスとマイナー契約を結び、2017年はタイガースとマイナー契約。米球界復帰後はメジャーに復帰できていなかった。メジャーの壁の高さを感じた。日本在籍 6年で「832試合、1020安打、77本塁打、417打点、打率3割1分」。今後は古巣カブスの競技運営部門補佐に就任する。阪神での経験を「幸運」だったと振り返り、バットを置いた。目をつむれば、浮かんでくるのはタテジマを着て、カクテル光線を浴びた日々…。あの大歓声。素晴らしい甲子園球場。猛虎の歴史に残る名助っ人マートンがユニホームを脱ぐ決断をした。最後は日本語で締めた。持ち前のアグレッシブな姿勢で、人生の次のステージに進んでいく。
●高橋聡文投手(34)が13日、鳥取市のトレーニング施設「ワールドウイング」で中日・岩瀬仁紀投手(43)と合同自主トレを行った。プロ17年目を迎えた高橋聡は、同20年目で球界最年長43歳の岩瀬のように長くプロで活躍したいかと問われて今季に懸ける思いを語った。合同自主トレを行う中日・岩瀬仁紀投手の投げ方やボールの軌道を参考に完全習得を目指す。大寒波に見舞われた鳥取市内は銀世界だった。屋外での練習は中止となり、施設に隣接するビニールで覆われたブルペンにベテラン左腕 2人が入っていった。高橋聡は、岩瀬が捕手を座らせて投げる様子を食い入るように見つめた。これまでは直球、フォーク、スライダーが中心だった。ターゲットは岩瀬が投球の幅を広げるべく挑戦しているチェンジアップだった。自分よりも 9歳年上の岩瀬から刺激を受けて、さらなる高みを目指していく。
●今季 3年目の板山祐太郎外野手(23)は13日、大阪市内で開かれた「亜細亜大學青々会近畿連合会」の激励会に出席。母校のOBに応援された。今月中旬には亜細亜大學の先輩、松田宣浩内野手(34=ソフトバンク)と自主トレを行う予定。体作りも徹底しながらキャンプインに照準を合わせていく。記事をまとめてみました。
マット・マートン外野手
阪神で大活躍したマット・マートン外野手が現役引退することが13日、分かった。今後はかつて所属したカブスの編成部門に入る。
マートンは来日 1年目の2010年に当時の日本プロ野球記録となるシーズン 214安打を達成。2011年、2013年にもリーグ最多安打を記録。2014年は打率 3割 3分 8厘で「首位打者」も獲得した。2015年シーズン終了後に阪神を退団した後、2016年はカブスとマイナー契約を結び、2017年はタイガースとマイナー契約。米球界復帰後はメジャーに復帰できていなかった。
日本在籍 6年で「832試合、1020安打、77本塁打、417打点、打率3割1分」。
現役引退を決断したマット・マートン外野手。阪神での 6年間のプレーに感謝
虎党のみなさん、ありがとう! 2010年から 6年間、阪神でプレーしたマット・マートン外野手が現役引退を決断したことが13日、分かった。今後は古巣カブスの競技運営部門補佐に就任する。M砲はサンケイスポーツの取材にメールで返答し、阪神での経験を「幸運」だったと振り返り、メッセージを送ってくれた。
バットを置いた。目をつむれば、浮かんでくるのはタテジマを着て、カクテル光線を浴びた日々…。あの大歓声。素晴らしい甲子園球場。猛虎の歴史に残る名助っ人マートンがユニホームを脱ぐ決断をした。
「阪神での 6年間は本当に素晴らしい時間だった。現役のことを思い出すとき、いつも真っ先に蘇ってくるのは、阪神でプレーしているときのことだ」
2010年10月 7日 シーズン最多安打の日本記録(※当時)を 214安打まで伸ばしたマートン外野手
阪神を2015年に退団し、2016年はカブスとマイナー契約を結び、3Aで「76試合、打率0.314」をマークしたが、メジャーには昇格できず…。昨季はタイガースとマイナー契約も、 4月にリリースされた。メジャーの壁の高さを感じた。
「体はまだ動くし、闘志もあるが、総合的に考えて次に進むとき。カブスの編成アシスタントの仕事を受けることにした。(現役の)機会は、もうないようだ」
自問自答を繰り返す中、ここが引き際だと決断。古巣カブスの競技運営部門補佐に就任することになった。
2010年に阪神入団。いきなりシーズン 214安打を放ち、1994年にイチロー(オリックス)がマークしたシーズン 210安打のプロ野球記録(当時、現在は西武・秋山の 216安打=2016年)を塗り替えた。「首位打者1度、最多安打3度」。グラウンドでの数字だけではなく、日本語の習得にも熱心で、お立ち台での「カミサマハ、ワタシノチカラデス」のセリフは虎党の合い言葉に。ファンの心をつかんだ。
2013年 6月 6日 歓喜のサヨナラ本塁打を放ったマートン外野手
「いろんな人と、いい関係を築くことができた。ファンからのサポートを受けることもできた。そして、将来にいかせるような、いろんなことを学ぶことができた。そういう意味でも、阪神でプレーできたのは私にとって幸運でもあった。また、どこかで会えるといいね。そのときを楽しみにしています。ガンバリマショウ」
最後は日本語で締めた。持ち前のアグレッシブな姿勢で、人生の次のステージに進んでいく。
◇マット・マートン(Matt Murton)
外野手。1981年10月 3日生まれ、36歳。米フロリダ州出身。ジョージア工科大學から2003年「ドラフト1巡目」でレッドソックス入団。カブスなどを経て2010年から阪神でプレーし、「首位打者1度、最多安打を3度」獲得した。昨季は「タイガース3A」に所属したが、 4月に戦力外。日本通算成績は 832試合で「打率0.310、77本塁打、417打点、通算1020安打」は阪神在籍外国人最多。 1メートル85、99キロ。右投げ右打ち。
高橋聡文投手が13日、鳥取市のトレーニング施設「ワールドウイング」で中日岩瀬と合同自主トレを行った。
プロ17年目を迎えた高橋聡は、同20年目で球界最年長43歳の岩瀬のように長くプロで活躍したいかと問われて「 1年でも長くというよりも、去年より良くなりたい。良くなる要素はある。まだ通過点なので」と今季に懸ける思いを語った。
キャッチボールする高橋聡文投手
岩瀬先生に学んでいます! 高橋聡文投手が13日、自主トレ中の鳥取市のトレーニング研究施設「ワールドウイング」で取材に応じた。投球の幅を広めるべく、新たにチェンジアップ習得を目指す考えを示した。合同自主トレを行う中日・岩瀬仁紀投手の投げ方やボールの軌道を参考に完全習得を目指す。
大寒波に見舞われた鳥取市内は銀世界だった。屋外での練習は中止となり、施設に隣接するビニールで覆われたブルペンにベテラン左腕 2人が入っていった。高橋聡は、岩瀬が捕手を座らせて投げる様子を食い入るように見つめた。
鳥取市内のトレーニング施設でウエート練習を行う高橋聡文投手(左)と岩瀬仁紀投手(右)=鳥取市内のトレーニング研究施設「ワールドウイング」
「びっくりした。(直球と)スピード差もあるし、ボールもコントロールされていた。岩瀬さんのチェンジアップの軌道を見て勉強させてもらいます」
2015年まで所属した中日時代の先輩、岩瀬ら竜投手陣と鳥取で恒例の合同自主トレ。毎年新しい発見がある。スライダーが武器の球界最年長選手(43歳)がチェンジアップに取り組んでいた。
「あの年齢で、新しい挑戦していることに驚かされています。僕なんて、岩瀬さんに比べたら若手ですからね」
昨季はリリーフで61試合に登板して「6勝0敗1セーブ、20ホールドで防御率1.70」。左のセットアッパーとして右の桑原、ドリスらとともに虎のブルペンを支えた功労者だが、現状に満足していない。
高橋聡文投手
これまでは直球、フォーク、スライダーが中心だった。「僕も新しいボールを習得したい」。ターゲットは岩瀬が投球の幅を広げるべく挑戦しているチェンジアップだった。
中日からフリーエージェント(FA)権を行使して阪神に移籍した2016年は54試合、翌2017年も61試合とフル回転。「自分はアピールする立場ではないし、体調を考えて去年よりも少しペースを遅らせている」。捕手を座らせてブルペン投球で本格的に投げるのはしばらく先になりそうだが、イメージは固まりつつある。岩瀬と鳥取で寝食をともにしてチェンジアップの投げ方や腕の振り方などの講義を受けた。
34歳左腕は「今年の目標は、昨年よりも(数字で)上回ることと( 1軍で)シーズンを完走すること。それとチームの優勝」と力を込めた。自分よりも 9歳年上の岩瀬から刺激を受けて、さらなる高みを目指していく。
阪神・板山祐太郎外野手とソフトバンク・松田宣浩内野手
今季 3年目の阪神・板山は13日、大阪市内で開かれた「亜大青々会近畿連合会」の激励会に出席。母校のOBに応援され「うれしいですね。期待に応えたいという気持ちは常にあります」と話した。今月中旬には亜大の先輩、松田(ソフトバンク)と自主トレを行う予定。「ことしは去年よりも体重の増やし方の質を上げて、食事の質も上げながら去年よりも時間をかけて増やしています」と体作りも徹底しながらキャンプインに照準を合わせていく。
2017年度の成績を糧にして、2018年に向かって、全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め! ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
全身全霊を懸けて不屈の精神で立ち向かう。たとえ、どんなに苦しい局面になろうとも、最後の最後まで絶対に勝負を諦めない。
その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。そうした強い決意をスローガンとして表現しています。
※このスローガン・デザインは、2018年のシーズンロゴとしても展開して参ります。
2018年 オープン戦 日程と結果(02月)
2018年 オープン戦・公式戦 日程と結果(03月)
2018年 公式戦 日程と結果(04月)
概要
"執念"を持って優勝をめざす金本タイガース
変革し続ける1年が沖縄キャンプから始まります!
選手との記念撮影(団体撮影)や記念グッズのプレゼント などの特典もございます!
各地から参加頂けるよう新コース 「那覇空港集合プラン」を設定いたしました!
最小催行人数 各出発日20名
※詳細は、阪神タイガース公式ホームページサイトにて!